【レビュー】ゲーミングチェア「AKRacing Nitro」をデスクワーク用途で購入。快適すぎる!

これまで椅子は5000円程度のチープなものを利用してきましたが、このブログをやり始め、1記事平均4000〜5000文字くらいを打っていると、肉体的な疲労感がかなりあり、椅子を新調することにしました。

特に椅子は、デスクワークをする上で身体に接している時間が最も長いため、良いものを選びたい。

様々な検討を経て、最終的にゲーミングチェアの「AKRacing Nitro」を購入しましたので、レビューしたいと思います。

この記事は、2017年9月に書いたものです。その後4年以上利用しましたが、未だに壊れず快適に利用できています!一時期別の椅子を買いましたが、その座り心地の良さから結局この製品に戻ってきました。最近では在宅勤務にも活躍しており、その意味でも本当に買ってよかった椅子。

椅子への要望と選定

まず新規購入するにあたり、自分の要望を整理しました。以下に箇条書きしていきます。

  • リクライニング式(休憩用途も兼ねたかったので。)
  • 肘掛けあり(作業時というより、休憩時のTV鑑賞用にほしい)
  • ゆったりと座れる(前に座面が狭いオフィスチェアを使っていたが、窮屈だったので。)
  • あぐらをかける(ずっと同じ姿勢だとソワソワしてしまう性分なので。)
  • 素材はレザー
  • 予算は3万円〜4万円

通常のオフィスチェアでも、数は少ないものの上記に当てはまるものは何点か存在していたのですが、色々調べていてふと目にしたのが、YouTubeのゲーミングチェアのレビュー動画。

かなり快適そうで、かつ自分の要望にもすべてマッチしていたので、これだと思いゲーミングチェアを中心に調べていきました。

最終的に2万円台とゲーミングチェアにしてはかなり安価で、Amazonでも評価の高かったE-Winの 「CL-BR1CA」 と最後まで悩みましたが、AKRacingの180°まで背もたれを倒せることや、カラーリングに欲しかったホワイト版があることで、せっかくなので奮発してAKRacing Nitroを購入するに至りました。

なお、AKRacingのゲーミングチェアとしては、他に「WOLF」や「Pro-X」、「Premium」というモデルもありましたが、好みのレザー製でなかったWOLFは却下。
Pro-XとPremiumは予算オーバーなので今回は選択肢から外しました。

そんなわけで「AKRacing Nitro」をAmazonでポチりましたので、まずは開封の儀からやっていきたいと思います。

開封の儀

到着して、箱のサイズにまずビビりました。箱の寸法は88×68×38cm、重量28kgとかなりでかい。
室内に持ち込むだけでも大変でした。。。

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▲幅がウチにある40インチテレビとほぼ同等。

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▲蓋をあけると、こんな感じで梱包されています。

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▲中身をすべて取り出してみました。座面には肘掛けが予め装着されています。

なお組み立てについては、基本公式サイトにすべてが掲載されているので割愛しますが、1人でも30分〜1時間あれば十分に完成できる内容です。
まず始める前に、ざっと公式の組み立て動画を見て、全体像を把握しておくと楽になります。

また、公式サイトは、付属の説明書よりやや丁寧に記載されています。

ただし、最初の座面と背もたれを装着する部分は結構疲れましたので、できれば支える役と取り付けをする役で2人いるのがベストかなと思います。

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▲背もたれが他の椅子と比較し重たいことから、両サイドのネジ穴に合わせつつ留めるのにやや苦労しました。

第一印象は「車のシート」という感じ。買ってよかった点を述べて行きます。

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完成して早速座ってみた所、最初に感じた印象は「車のシート」に近い印象です。

ゆったりしている割に反発力のあるPUレザーが、心地よく体を包み込んでくれますし、まるで椅子に吸い込まれるかのようなフィット感がありました。

腰もランバーサポートのおかげで疲れにくそうな印象。
以下に特筆すべきポイントを掲載していきたいと思います。

座面が腰に向かって沈んでいる構造なので背筋が伸びやすい

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座面部分の大きな特徴は、通常の椅子と比較し座面部分が腰に向かって沈んでいる構造であることです。

形容し難いのですが、通常の椅子と比較し、まるで腰が椅子に吸い込まれるようにして座ることができます。
(座る姿勢になると、もも裏よりもお尻の方が下に膨らんでいるため、フィット感が出やすい。)

この構造が、腰を背もたれ部分に密着させることができるため、骨盤を立て、背筋を伸ばすことに繋がっています。

しかもランバーサポートがあるため、より密着度が高まり、腰への負担軽減にもつながっています。

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あぐらも余裕でかける

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一定の姿勢を長時間キープするのが苦手な私は、ストレッチ的な要素も兼ねて椅子の上でもあぐらを書くのが大好き。

しかし肘置きのあるイスであぐらをかけるものはかなり限られています。

この椅子は座面が広いこともありますが、肘掛けの高さ調節可能及び横にかなり広がったスタンスに設置してあるので、十分にあぐらをかくことが可能です。

またあぐらをした時に、膝が出っ張る状態となりますが、座面が下に沈んでいることと、両サイドのサポートにより、かなりフィット感があって心地よいです。

本来の用途ではないとは思いますが、このような構造により、椅子上にしてはかなり快適にあぐらをかけるのが高ポイントです。

実は、これが私にとって今回買って最もよかった点なのかもしれない…

180°まで倒せるので寝られる

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他のオフィスチェアにないこの製品の大きな特徴は、180°まで背もたれ部分を倒せることです。
つまり、椅子上で寝ることができます。ヘッドレストは姿勢を保つというよりも、この用途に利用することが多いです。

ランバーサポートは多少邪魔と思う方もいるかと思いますが、取り外し可能なのでそこまで問題にはなりません。

なお、個人的には170°くらいのほうが、体勢が安定し、最も寝心地良いです。

ちょっと休憩を取りたいとき、これなら席を離れる必要がないため、休憩後でもすぐに作業開始することができるようになりました。

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なお、このゲーミングチェアを買ったならスツールは絶対必須です。

寝る用途ではあるのとないのでは雲泥の差です。足を降ろさず伸ばせるというのは非常に重要なポイント。

純正品の質感がよさそうでキャスターもついており、使い勝手がよさそうでしたが、価格が¥15,000前後もしてしまいます。

さすがに高いと思いましたので、AmazonベストセラーNo.1のアイリスオーヤマのものを購入。格安な上に収納もできるのでオススメです。

デメリットは?

さてここまで良い点ばかりを上げて行きましたが、デメリット部分や注意点、ここはちょっと…といった点も以下に記載します。

サイズがかなり大きく部屋に圧迫感を与えてしまうかも。

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▲一部私物だらけで黒塗りしている箇所があるが、背もたれがモニタよりもかなり高いことがお分かり頂けるだろうか。なお、椅子は中間くらいの高さで固定。

買う前に製品画像を見てもだいたい想像つきますが、この製品は外観が非常に大きく、デザインも通常のオフィスチェアに比べゴツい印象です。

特に存在感があるのが、背もたれ部分。これの高さは実際に部屋に置いてみると、結構びっくりします。

私の作業環境では、液晶モニター部分よりも高くかなり圧迫感がありました。

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▲覗きこむように撮影したが、机部分が完全に隠れてしまっているほど。

買う前に公式サイトの情報を元にだいたいのサイズ感を測っていたので、ある程度認識はしていたものの、やはり実際に目にすると想像以上に大きいです。

インテリアの基本として、空間をより広く見せるために家具は低くという統一するというものがあります。

この椅子は背もたれがかなり高いため、デザインのゴツさもあいまって室内の家具周りや設置場所により、部屋にかなりの圧迫感が出てしまう可能性があるため、注意しましょう。

また、このサイズの大きさは机への収納という観点にも注意したほうが良いです。

肘掛け部分もかなり幅広に取られており、座面も大きいので机のサイズにより、収納できない場合があると思います。

もし机に入らないと想定される場合は、買わないほうがよいです。

机にしっかり入らない場合、上述の通り本体サイズが大きいことが影響し、相当邪魔になることでしょう。

公式サイトの寸法情報を以下に引用しますので、参考にしてください。

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Image:ゲーミングチェア/オフィスチェアのAKRacing Nitro シリーズ|テックウインド株式会社

レザーの匂いがキツイ

この製品の組み立てが完了してから1日程度置いておいたところ、革の匂いが部屋に充満していることに気づきました。

レザー好きな私からしても、かなり気になるほどキツイ匂いです。

しばらくしてからある程度消えましたが、匂いを紛らわすものは予め準備しておくなどしたほうがよいかと思います。

肘掛は左右可動できてほしかった

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AKRacingのゲーミングチェアは計4種のラインナップですが、肘掛けが左右可動ができないのは、今回レビューしているAKRacing Nitroのみです。

個人的にはそんなに困らないのですが、キーボードを打つ際に、腕が「ハの字」となったりするため、左右可動できた方がありがたかったです。

これよりも安価なWOLFシリーズは左右可動が可能であるため、ちょっと減点ポイント。肘掛けにこだわる人は、他のラインナップを購入するようにしましょう。

ややゴツい印象はあるが、デスクワーク用途としてかなり快適!

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この椅子を購入して最も良かったのは、様々な姿勢でフィット感を維持しつつ快適に利用できるという点です。

この椅子であれば、普通に座ることに加え、胡座・ちょっとした休憩・仮眠など様々なことが椅子上で完結できるため、作業スペースに留まり続けられることが大きなメリット。

椅子上に暮らしているような感覚になる錯覚さえ覚えます。

ゲーミングチェアというコンセプトが、デスクワークでの利用となると敬遠されるかもしれませんが、快適さは段違いであり作業効率もあがるため、オフィスチェアに悩んでいる方はこれも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

Kou

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