Fire TVリモコン第3世代・Alexa対応音声認識リモコンProの使い方と性能をチェックしてみた

テレビに取り付けて、プライムビデオを始めとした豊富な映像を楽しめる、Fire TV Stick。

そのFire TV Stickのリモコンが新調され、第3世代(2021年)となりました。

さらに、2022年には、Pro版となる「Alexa対応音声認識リモコン(Pro)」も登場!

今回は、新しくなったFire TVリモコンについて、変更点をチェックしつつその使い方などをまとめていきます。

Fire TVリモコン第3世代 同梱品
▲開封(単4乾電池も同梱しています)

Fire TVリモコン 各モデルの違い

新旧Fire TVリモコンをチェックしていきます。

第3世代と第2世代の違い

Fire TVリモコン第3世代と第2世代の比較
▲第2世代Fire TVリモコンとの比較。(Fire TVロゴが刻印されていますね)

第3世代は、第2世代と比べると縦の長さがやや短くなっています。

また、ボタンがボイスマークではなく水色の「アレクサ」ボタンとなっており、かなり目立ちます。

私はFire TVの検索やテレビ本体のコントロールも含めアレクサを多用するので、この変更は音声操作を意識しやすくなって嬉しいです。

また、大きな特徴は、「Prime Video」「NETFLIX」「DAZN」「Amazon Music」のボタンが新たに搭載されていること。

これにより、アプリを探すこと無く直接そのサービスに飛ぶことができるのも嬉しいです。

特に映画以外にもAmazon Musicをテレビで流すことが多いので、このボタンがあるのがありがたい。

このボタンについて、次の章で使い方を解説します。

Fire TVリモコン第3世代で操作してみた
▲実際に利用してみましたが、第3世代と第2世代での性能面の変更はありません。(応答速度などは一定)
Fire TVリモコン第3世代 裏面
▲ちなみに裏面はほぼ変わりませんが、電池を外す際に蓋を引き出すロゴが書かれています。Fire TVリモコンは電池の蓋の取り外しが分かりにくかったので、気遣いが感じられる点

Pro版と通常版の違い

Pro版は、さらに小型になっており、ボタン配置も少し変更(追加)しています。

左が無印(第3世代)、右がPro

通常版と性能面は変わりませんが、いくつかの機能が追加されています。

Pro版の特徴は、以下の通りです。

Pro版の特徴
  • Alexaに話かけてリモコンを探す機能を搭載
  • 2つのカスタムボタンを搭載
  • バックライトを搭載
  • ヘッドフォンボタンを搭載(Bluetooth接続を簡単に)

地味に便利なのは、1番目の話しかけてリモコンを探す機能。

リモコンが簡単に探せる

Fire TVリモコンに内蔵のスピーカーから、以下の動画のように音が鳴るので、すぐに探せます!

音が鳴るので、簡単に探せます!
Kou

Kou

結構なくすことが多いので、個人的にめちゃありがたい…w

また、リモコンに搭載のカスタムボタンは、よく操作するものを割り当てることができます。

こちらがカスタムボタン
ボタンを押すとセットアップできます。

直近でアレクサで操作した内容や、指定の操作を選択できます。

割り当てられる操作
  • アレクサのセリフ(直近で話しかけたもの)
  • 各コンテンツを開く
  • 番組表を開く
  • ウォッチリストを開く
  • 通知を開く
  • マイコンテンツを開く
  • プロフィールを開く
  • ミュージックを開く
  • 写真を開く

これ、「定型アクション」まで割り当てられるので、事実上なんでもできちゃいます!

「くつろぐ」は自分でつくったアレクサの定型アクション

他にも、バックライトを搭載していたり、Bluetooth接続設定にすぐ飛べるボタンがあるなど、Pro版はかゆいところに手が届く機能が充実しています。

これら機能を使いたい場合、Pro版を購入してください。

Fire TVリモコンの使い方(ボタン操作)

新しくなったFire TVリモコンは、以下の画像のとおりです。改めて掲載します。

左が無印(第3世代)、右がPro

リモコンの上から順に表に整理しておきます。

ボタン名リモコン操作
電源テレビの電源オンオフ(IRコントロール)
アレクサ音声アシスタント:アレクサが利用可能(映画・タイマー等)
ナビゲーション(リング)コンテンツを選択する
戻る/ホーム/メニュー(三本線)1つ前の画面に戻る/ホーム画面に行く/メニューを開く
早戻し/再生・停止/早送りコンテンツの、巻き戻し/再生・停止/早送り
ミュート/+ーテレビ本体の、ミュート/音量上げ下げ
番組表(テレビマーク)Fire TVのライブ映像が視聴可能
アプリボタンPrime Video/NETFLIX/DAZN/Amazon Musicアプリに直接飛ぶボタン
表:第3世代Fire TVリモコン
ライブ配信を見る
▲テレビマークを押すと、Fire TVリモコンのライブ映像が視聴できます。
Amazon Musicに飛ぶ
▲下部のサービスボタンを押して、Amazon Musicのアプリを直接開きます。

アレクサでは様々なことができますので、詳細は以下の記事などをご参考ください。

Echoで使える通常のアレクサと比較すると、例えば最上位モデルのFire TV Cubeでは以下の機能が利用できます。

できることセリフ
Fire TVコンテンツの再生・アレクサ、プライムビデオを見せて
・アレクサ、Amazon Musicを開いて
テレビの電源オンオフ・アレクサ、テレビをつけて/消して
テレビの音量変更・アレクサ、テレビの音量を10下げて/上げて
・アレクサ、テレビをミュートにして
テレビのチャンネル変更・アレクサ、テレビを8チャンネルにして
・アレクサ、フジテレビにして
入力切り替え・アレクサ、テレビをHDMI3にして
・アレクサ、Fire TVに切り替えて
・アレクサ、地デジにして
※Fire TV Cubeのアレクサでできること

Chromecast with Google TVリモコンとの違い

Fire TVリモコン第3世代発売の少し前に、Chromecast with Google TVも発売されています。

第3世代のFire TVリモコンは、このChromecast with Google TVをかなり意識して作られている印象で、それとの違いと利用した感想もまとめておきます。

Fire TVリモコン第3世代とChromeCast with Google TVリモコン
▲実機。

個人的な感想として、第3世代のFire TVリモコンは、アレクサのボタンがリモコンの上部に配置されていることと、プライムビデオ等各種サービスが他のボタンとは異なる形状で下部に集まっているため、使いやすいです。

また、一般的なテレビリモコンのボタンと同様に、テレビの電源ボタンが左上に配置されているため、より直感的に操作が可能です。

これはあくまで個人的な感想ですが、このような点からも第3世代Fire TVリモコンは使いやすく仕上がっているなと感じるところでした。

まとめ

上記のような点から、新しくなったFire TVリモコンは、以下の点に優れていて使いやすいなと感じました。

第3世代Fire TVの優れている点
  • 各種サービスへ飛ぶボタンが良い(下部にまとめて配置されているのでコントロールしやすい)
  • アレクサボタンが目立つので押しやすい(音声操作をよく使う方には良いかも)

Pro版は上記の通り、さらに充実していて使い勝手が良いです!

一方で、第2世代Fire TVリモコンとの性能面での違いは無かったため、上記が無くても良いという方は無理して買い換える必要はないかと思います。

各種ボタンの使い方など参考にしていただけますと幸いです。

Kou

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