AirPods Pro 2 レビュー|ノイズキャンセリングは最強クラス。音質は他社比較するとまずまずだが、初代から確実に進化している

AirPods Pro 2を発売日購入してしばらく使ってみましたので、レビューをお届けします。

私は、身の回りの製品はApple製品で固めており、Apple製品との連携とノイズキャンセリング・外音取り込みの優秀さから、メイン使いしているワイヤレスイヤホンだったので、期待して購入しました。

今作の特徴は以下の通り。

特徴
  • 2倍のアクティブノイズキャンセリング(ANC)
  • より進化した外音取り込み(適応型環境音除去)
  • 肌検出センサーの搭載(より正確な装着検知)
  • タッチコントロール(音量調節)
  • 音楽の連続再生:最大6時間、充電ケースとの併用で最大30時間へと向上
Apple発表会で解説されていた性能進化(Apple Events

と、様々ですが、気になるのは先述のANC周りと音質の進化です。

AirPods Pro(初代)は、フラット傾向で聴きやすいのですが、音質面はというとどこか特徴のない、やや微妙な音質でした。

元々2019年とやや古いタイミングで発売された製品であり、最近ではAirPods Proに勝る音質とも言える音質の良い製品が多く出ている現状、AirPods Pro 2はそれらを上回るものになっているのか?ということ。

というわけで、様々なワイヤレスイヤホンと比較してみましたので、レビューを通じてその詳細を解説します。

https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2019/05/Kou1600.jpg

AirPods Pro(第2世代) レビュー

AirPods Pro 2は、Apple純正の最新TWS。特にANCと外音取り込みの性能は素晴らしく、これまで以上のノイズカットと外音取り込みを実現している。音質は、他社製品の方がコスパが良いと感じた部分もあったが、これまで通りフラット傾向で、全ての音域で音の厚みが増し、全般的な進化を感じた。本体での音量変更など地味に使い勝手も向上しており、Apple製品を複数利用している方へ、かなりおすすめのできる一品。

メリット

  • 装着感が軽快
  • ステムによる各種コントロールがしやすい
  • ANC・外音取り込みの性能が最高峰
  • フラット傾向でオールジャンル聴きやすい音質
  • イヤホンにしては空間オーディオの定位感がある

デメリット

  • ANCが効きすぎて耳が詰まる感じもする
  • 価格が高い(値段が安く音質の良い他社製品もある)
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外観と装着感について

まずは、筐体そのものについてチェックをしていきます。

外観チェック

ぱっと見では初代と変わらないサイズ感です。

左が第2世代、右が第一世代。

そのコンパクトさは相変わらず。

よく見ると、第2世代は、側面に「ストラップ装着用の穴」、底面に「スピーカー」がついています。

スピーカーとストラップ用の穴

このスピーカーは、Appleの探す機能を使って音を鳴らしたり、ワイヤレス充電の検知の音に用いられます。

今作もワイヤレス充電に対応しており、置くと「ピコーン」と音が鳴り、充電開始される

このAirPods Pro 2のケースはMagSafe充電にも対応しているので、雑においてもピタッとくっつくことで充電しやすく、MagSafe充電スタンドでも利用できるといった感じで使い勝手が向上しています。

続いて、イヤホン本体をさまざまな角度からチェックしてみました。

その特徴としては、マイク(黒い部分の通気口)の配置が変更し、その領域が若干小さくなったことくらい。

これは、外から入ってくる音を検知し、外からの雑音を防ぐといった構造にもなっているようです。

実際の装着感について、次の章で確認してきます。

装着感はカナル型にしては軽快

AirPods Pro 2は、カナル型にしては装着感が軽快です。

シェルが全体的に滑らかに丸みを帯びているので、耳にすっぽりハマります。

長時間つけていても痛くならず、軽快な装着感

先述の通り通気口があり、これが耳の内部の気圧変化を均圧化することによって、耳への圧迫感も軽減しているようです。

通気口で耳の内部の気圧変化を逃す構造となっている

これらのことから、他のカナル型イヤホンと比較して、ずっとつけていても疲れにくいです。

本体をWF-1000XM4とも比較してみましたが、そのサイズ感の違いがよくわかります。

密閉感は普通ですが、AirPods Pro 2は非常に人気の製品なので、合わない場合はサードパーティ製のイヤーピースを購入しやすいのも良い所だと思います。

このへんの軽快さと、後述するApple製品とのシームレスな連携による使い勝手の良さが、AirPods Pro 2を普段使いしたくなる理由です。

イヤホン本体で音量調節が可能に!

これは、AirPods Proとしては待望の機能。

AirPods Pro 2では、イヤホン本体で音量調節が可能となりました。

従来は、この音量調節ができなかったので、iPhoneやApple Watch、Siriに任せるしかなかったのですが、今作ではイヤホン単体でできるようになっています。

タッチコントロールをスワイプして音量調節できる

他にも以下のような操作が可能です。

タッチコントロールの機能

操作方法できること
上下にスワイプ音楽の再生と一時停止
1回押す音楽の再生と一時停止
電話への応答と通話の終了
2回押す次の曲にスキップ
3回押す前の曲にスキップ
長押しANCと外音取り込みの切り替え
話しかける(Hey Siri)曲の再生、電話の発信、経路のチェック等
表:AirPods Pro(第2世代)のコントロール機能

AirPods Proシリーズは、ステムを搭載していることによって、安定して操作しやすいです。

ステムがあることによって、操作しやすい
音量調節の操作も滑らかにスワイプ操作できた

音質は初代からの進化を実感、他社比較すると普通

AirPods Proは、元々機能性や使い勝手の良さに優れた製品でしたが、音質は平均的な印象で値段のことを考えると少し微妙に感じる製品でした。

それが、第2世代になったことによってどのような進化を遂げているのか?実際に使った感想を述べていきます。

最初に音質評価をまとめます。

音質評価
高音域
中音域
低音域
解像感
総合評価

前作から全体的に音質向上!フラット傾向でさっぱりと聴きやすい

まずは、AirPods Pro初代と比較しつつ、AirPods Pro 2の音質を述べていきます。

AirPods Pro 2も同様に、フラット傾向の音質で、オールジャンル聴きやすく、万人受けすると思います。

初代と比較すると、特に音の分離感が優れているように感じます。

全ての音域がはっきりと聞き取れ、特にAirPods Pro初代と比べると、低音域がしっかり響き、ボーカルの息遣いも聞き取りやすく、ハイハットや金管楽器の音も繊細に感じ取れます。

H2チップ搭載による進化は大きい。

2を聞いてから初代を聞くと、少しシャリシャリとしたサウンドに感じますね。

初代を使っていた方は、音質の違いを感じ取れると思うので、この点での買い替えもアリです。

WF-1000XM4との比較ではあまり良く感じなかった

他社のイヤホンとも比較してみました。

その中でもやはり気になるのは、売れ筋系の中で特に音質の良いと感じるWF-1000XM4

発売から1年以上経っていますが、いまだに名作だと思っています。

AirPods Pro 2とWF-1000XM4

それと比較すると、WF-1000XM4の方が上に感じます。一言で言うと音の深みが違います。

特に低音の深みにかなりの差があるように感じました。音の輪郭がかなり濃く、ベース音などが艶やかに聞こえます。

解像感や音場の広さと言う点でも、WF-1000XM4の方が上に感じ、より臨場感のあるサウンドを楽しめます。

最近ヒップホップ・レゲエあたりの音源にハマっているのですが、イヤホンでその辺の音源を漁るときにはWF-1000XM4を使っちゃいますね。

ということもあり、初代から音質は上がっており、その総合力も含めるとAirPods Pro 2の方が使い勝手は良いものの、音質という観点で見ると、他社製品によりコスパの良いものがあるといった印象です。

空間オーディオの音の広がりも良い

AirPods Proは、ダイナミックヘッドトラッキングに対応したイヤホンでえあり、Apple Musicの空間ミュージックをしっかりと体験することができます。

実際に視聴したところ、やはりドルビー感が増すというか、音が左右だけでなく上下にも伸びているような感覚で、より音に立体感を感じられ、スタジオ感が増すような感覚になりました。

映画館のドルビーほどではないですが、少し遠近(定位感)がつくような感覚です。

ただ、AirPods Maxとも聴き比べてみましたが、この辺はヘッドフォンの方が当然上ですね。

AirPods Pro 2とAirPods Maxで聴き比べ

音場が広く、音に包みこまれるかのような感覚といいますか、コンサートホールのような臨場感を味わうという意味だと、AirPods Maxの方が上に感じます。

同様に、H1チップを搭載しているAirPods ProやBeats Fit Proと比較しても、定位感にそこまで違いはなく、H2チップによる音質向上によって、それが引き立っているように聞こえるといった印象を受けました。

AirPods Pro 2とBeats Fit Proで空間オーディオを聴き比べ

と言う点もあるのですが、AirPods Pro 2でも空間オーディオを体験できるので、購入されたらぜひ試してみてください。

ノイズキャンセリング・外音取り込みは最強クラス

AirPods Proは、元々ノイズキャンセリング・外音取り込みに定評のある製品でした。

今作でもその作り込みは素晴らしく、以下に利用した感想をまとめます。

ノイズキャンセリング性能は最高峰

これは、AirPods Pro 2よりも明らかに強度が上がっていました。

公式では1世代前のモデルと比べて最大2倍の雑音を消すとされていますが、まさにそのままの感覚です。

最大2倍の雑音をキャンセルするとされている
(画像:Apple Event

電車の中や車中でテストしてみましたが、ロードノイズや騒音は完全にかき消され、ANC特有の低周波だけでなく中周波の手前くらいまでカットしている印象です。

今作では、Apple Watchのノイズアプリでチェックできるので、それで試してみました。

電車の中では、走行中65db-77dbで推移しましたが、AirPods Pro 2はノイズキャンセリングによって、39-45dbまで軽減してくれました。

その強度は、同じく最強クラスとされる、WF-1000XM4を上回るほどで、このノイズキャンセリング性能には満点をあげたいです。

その一方で、強度がかなりあるので、耳が詰まるような感覚もあります。(高層階のエレベーター乗った時に近いようなツーンとする感覚に似てる)

AirPods Pro 2は、Ankerのイヤホンのように、ノイズキャンセリングの強度を段階的に変更することができないので、その点が逆にデメリットともなり得ます。

ただ、この強度は素晴らしく、ANC性能を重視したい方に特におすすめできるワイヤレスイヤホンです。

外音取り込みもどのイヤホンより自然

外音取り込みも、かなり優秀です。

AirPods Pro 2は、どのイヤホンと比べても、最も自然に周囲の音が聞き取れると言っても過言ではないほどで、こもって聞き取りにくかったり、ホワイトノイズが乗ったりといったことがありません。

テストしてみましたが、コンビニのレジでのちょっとした会話、少し外の環境音を感じたくなった時、AirPods Pro 2は、イヤホンを装着していることを忘れさせるかのような自然さがあります。

さらに、今作では「適応型環境音除去」機能も搭載しています。

これによって、外音取り込みをしている状態でも、騒音がある場合はそれを最小限に抑えてくれます。

これも線路の高架線下でテストしてみました。

電車の走行中では100dbもの騒音がある場所ですが、AirPods Pro 2の外音取り込みをしている場所では、89-93dbとなっており、10db前後の騒音をカットしてくれています。

AirPods Pro 2を装着していない場合、100db。うるさいw

思っていたよりわずかなノイズカットでしたが、外音取り込み中に突発的に騒音が入ってきてしまったときでも、それを確かに低減できていました。

Apple製品との親和性が最高

もはや説明不要かもしれませんが、AirPods Pro 2が何より使い勝手が良いのは、このApple製品との親和性です。

私は、身の回りのガジェットをApple製品で固めているので、その使い心地について改めてご紹介します。

Apple製品とのペアリングが簡単

AirPods ProはAppleデバイスを複数台利用している場合、接続性にかなり優れます。

まず、iPhoneへ初回ペアリングをする際の設定がものすごく簡単です。

AirPods Proのペアリング
▲フタを開けて、近づけるだけでペアリング。

更に良いのは、一度iCloud上のどれかとペアリングすれば、同じiCloudでリンクされている他のAppleデバイスにもペアリング情報が配信されること。

つまり、他のイヤホンのようにマルチペアリングの作業をしなくても、すぐに他のAppleデバイスで利用できるのがメリットです。

▲自動的にAirPods Proの情報が配信される
▲スマホ側の接続が切れ、Mac側へ接続が切り替わる

ワイヤレスイヤホンは、製品ごとに再ペアリングの方法が違い、説明書を確認しながら接続する必要があるので、それが不要なのはラクで良いですね。

Apple製品間のマルチポイントが可能

特に優れているのは、以下の自動切り替え機能。

これにより、他社で言う所のマルチポイント機能を、各Apple端末で利用することができます。

使い勝手の例としては、以下の通り。

自動切り替え機能(例)
  • iPhoneへ接続していても、iPadで動画を見た際にAirPods Proが自動で接続切り替えをし、iPadへ接続する
  • iPadとペアリングして音楽を聴いている際にiPhoneに電話がかかってきた時、iPhoneで電話を受ければ自動的にiPhoneに接続される

AirPods Proは今使っているデバイスを認識して、そのデバイスへ自動で接続してくれるんです!Appleデバイスを複数使っている自分にとっては、これがめちゃくちゃ便利。

手持ちのApple製品。これらで固めていると、めちゃくちゃ便利
(完全に信者ですが、便利なので仕方ないw)

これは、テレワークのように複数デバイスで利用する際に重宝します。

TEAMS会議用として、iPadを利用している際に、iPhoneに電話がかかってきた場合でも、AirPods Pro 2(をつけたまま)で応答することができます。

この機能は、同じApple IDにサインインしている場合のみ利用できるので、その点だけご注意ください。

各種設定がOSに紐づいている

iOSの中で各種設定でき、iPhoneユーザーであれば、他社製品のように別途アプリをダウンロードする必要もありません。

iOSのコントロールセンターと連動している
イヤホン接続していることがよりわかりやすい

AirPods Pro 2の設定も、慣れ親しんだ「設定アプリ」のトップから、変更することが可能です。

H2,H1対応の製品は、設定アプリから直接設定変更が可能
(別途専用アプリをダウンロードする必要なし)

こういった、設定面でのストレスがなく、デバイス間の接続も自然なので、ものすごくシームレスなんですよね。

このような、「面倒くささが無い」のがAirPods Proの最も良い点です。

また、今回のiOS16による「パーソナライズされた空間オーディオ」でもそうでしたが、OSのバージョンアップによって、AirPods Proの音質もアップしたりするので、そう言う面でも今後注目していきましょう。

レビューまとめ

AirPods Pro 2は、初代と比較して音質も向上しており、タッチコントロールによる音量変更など、細かい部分で使い勝手がさらに良くなっています。

何より驚きだったのが、ノイズキャンセリングの強化と従来と変わらない外音取り込みの自然さですね。この観点で選ぶなら、間違いなくAirPods Pro 2は選択肢に入ります。

他社と比べると、より安くて音質の良い製品もありますが、Apple製品間連携など、やはりAirPods Proにしかない良さがあります。

最後に、この製品をおすすめできる人とできない人をまとめます。

おすすめできない人
  • 音質を最重視したい方
  • 複数のApple製品を使っていない方
おすすめできる方
  • ノイキャン・外音取り込みを最重視する方
  • 複数のApple製品を使っている方
  • カナル型でも軽快な装着感を重視する方
  • フラット傾向の音質を求める方
  • 空間オーディオを体験してみたい方

以上です。初代から確実に進化しており、買い替えもアリだと思いますよ!

Kou

Kou

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