アレクサは色んなことができますが、その中でもおすすめな機能が「Alexaコール(通話・メッセージ)」。
私は、Echoを固定電話代わりにして、彼女の家にEcho置いてもらって電話をかけたり、実家(〜祖母宅)に電話をしたりしています。

Kou
無料なのがうれしい…!家庭用の内線電話としても利用もできるんです。

これ、アレクサの中ではかなり便利な機能の一つなので、その使い方についてシェアしたいと思います。
- STEP
Alexaアプリで電話番号登録をする
▲氏名入力・電話入力 最初のセットアップ時に案内に従い進めると、プロフィールと電話番号設定が出てくるので、それを入力し、SMSから確認番号を入力してアレクサに電話番号を登録します。
- STEP
連絡先をアップロード
▲連絡先のアップロードを許可 連絡先のアップロードを許可すると、アレクサアプリに携帯の電話帳データがアップロードされます。
- STEP
デバイス側で「コミュニケーション」設定を有効化
▲デバイス→対象Echoデバイスを選択→コミュニケーションの手順 コミュニケーションの中にあるコール・メッセージを有効化してください。アナウンスと呼びかけもオンにしておきましょう。
基本アプリの案内に従えば使えるようになるので、ポイントとなる部分を記載しています。
- アレクサ、電話して!
- アレクサ、電話切って!
- アレクサ、呼びかけて
- アレクサ、アナウンスして
この呼びかけで、アレクサで通話をすることができます。詳細・活用法について以下に掲載します。
もくじ
何が使いやすいのか(できること)
実際にどんなイメージで使えるのか、我が家での利用シーンを元に使い方をご説明します!
スマホから自宅へ無料通話できる(逆も可)
最も便利なのは、固定電話のように使うこと。
試しに、スマホから自宅のEchoへ電話するためには、以下のとおりです。
手順アレクサアプリ>連絡タブ>コールを選択。すると電話帳が出てきます。

逆に、自宅のEchoから、スマホ側に電話をかけることも可能です。

アレクサ、自宅に電話して
呼び出しています…


Echo Showであれば、ビデオ通話も可能です。


これは無料通話なので、長電話もOKです。
もちろんアレクサアプリに連絡先登録している同士なら、スマホースマホ間でもアレクサアプリで無料通話できますよ。
また、Echo Budsのような、アレクサ対応ワイヤレスイヤホンからも、話しかけて呼び出し電話をすることが可能です。
家庭用の内線として利用する
これは実家の家族も使っているのですが、一番便利なのは「呼びかけ」だと言ってました。
実家は3LDK(3人住まい)なのですが、それぞれの部屋に配置して、以下のように話しかけます。

アレクサ、〇〇(グループ名・端末名)に呼びかけて!
〇〇というデバイスが見つかりました。このデバイスに呼びかけますか?(「はい」といえば、そのEcho端末につながる)



こうすることで、その部屋からゴロゴロしてる状態でも、動かなくて済むというのが良いとのこと。(ものぐさw)
それ以外には、アナウンス機能です。
例えば、料理中にキッチンのEchoから以下のように話しかけると、各部屋のEchoに一斉アナウンスができます。

アレクサ、アナウンスして
何のアナウンスですか?


ごはんできたよ!
これで、各部屋のEchoから「ごはんできたよ」と音声で発信されます。
応用技:防犯カメラとして利用する(Echo Showシリーズ限定)
これは内蔵カメラ付きのEcho Showシリーズ(5・8・10)限定なのですが、防犯カメラとしても利用することができます。
どういうことかというと、外出時にスマホから自宅のEcho Showにビデオ通話して覗くんです。
家の様子がどうなってるかちょっと不安になったときでも、部屋を覗けるのがいいですね。

Kou
私は家をスマートホーム化してるので、(遠隔操作したテレビが)ちゃんと消えているかチェックするなんてことにもつかってます!
配置はかなり難しいけど、ペットカメラとしても使えるかも?
アレクサ通話のデータ通信量はどれくらいかかるか
ご自宅のネット回線を格安SIMにしている方、または通話先の実家や親戚宅にインターネット回線が引かれていない場合を想定し、Echo Showシリーズでテレビ電話した場合の通信量をご参考までに掲載します。
ここでは、市販のホームルーター:NEC HT100LNに、格安SIMのBIGLOBEの

テストでは、Echo Show 5とEcho Show 10の2パターンで、上記ホームルーターに接続した場合の通信量となります。
アレクサで通話のデータ通信量
通話時間 | Echo Show 10の通信量 | Echo Show 5の通信量 |
---|---|---|
1分後 | 4.6MB | 6.69MB |
5分後 | 23.04MB | 29.39MB |
10分後 | 44.72MB | 62.04MB |



なぜか画面の小さいEcho Show 5の方が通信量が多かったのですが、多い場合で1分につき6MB強のデータ通信量が発生していることとなります。
アレクサの通話機能は、インターネット回線は必須のため、より安く回線を選ぶ上でのご参考として頂ければと思います。
私は、祖母宅のネット環境を用意するために、月額2,728円で通信速度が最大3Mbpsながら、50GBもの容量を利用できるBIGLOBEのdonedone(ドネドネ)を契約しています。
donedoneは、料金の割に利用可能な容量が非常に大きいため、Echo Showのビデオ通話機能と相性の良いSIMとしておすすめですが、通信速度は最大3Mbpsなので、画質や通話品質は落ちます。
ギリギリビデオ通話できるというレベルなので、ahamoやこの点は、様々な格安SIMがあるので、想定の通話時間から合うものを選んでください。
アレクサコールの欠点
この機能、冒頭の設定で紹介した、コールメッセージを有効化(アレクサアプリを登録して、連絡先へのアクセスを許可している人)している人でないと、発信することができないんですよね。
なので、外線にかけたりとかはできないんです。
友人にもアレクサアプリが入っている人は少ないので、基本的には、家族・彼氏彼女とか近い関係の人で利用するとなるかなと思います。
ここで期待なのが、Skypeへの対応です。海外ではすでに対応済み。
日本でも対応予定(とは言え1年以上かかってますが…)となっているので、期待したいですね。
* Alexa での Skype 通話は現在、米国、英国、カナダ、インド、オーストラリア、ニュージーランド、フランスドイツ、イタリア、メキシコ、スペインで利用できます。この機能は、近日中に日本でも利用できるようになります。
Skype 通話が Alexa* で利用できるようになりました ーSkype