Amazon EchoはAmazonが発売するスマートスピーカーということもあり、Amazonでの買い物にも利用できたりします。
アレクサに話しかけて、注文することや買い物メモにも活用できちゃうんです。
ここでは、Amazon Echoを使って、Amazonの通販で買い物する際に、便利な活用法についてご紹介します。

Kou
アレクサはAmazonのAI音声アシスタント。なので、Amazonの注文ももちろんできます!
もくじ
初期設定と基本操作
まずはじめに、アレクサから買い物をするに際し、基本的な設定と命令ワードについて整理します。
初期設定
音声ショッピングを楽しむためには、アレクサアプリの以下の項目で設定が必要です。
設定項目
設定>アカウントの設定>音声ショッピング


項目については、以下の選択肢があります。
チェック項目 | 内容 |
---|---|
音声による商品の注文 | 音声ショッピングを行う上で必須の項目。別途「1-click」設定の必要あり |
確認コード | 決済をする際に、4桁の確認コードが要求される(誤注文防止のため) |
話者を識別 | 音声プロフィールに登録された場合に確認コードを要求しない |
子供向けスキルでの商品購入 | 子供向けスキルの利用時に決済できるか否かの機能制限をかける |
特に重要なのは、「確認コード」の登録です。稀に誤認識や家族でお子さんがアレクサを利用している際に、間違えて商品を注文してしまうといった事例もありますので、これは忘れないように設定しておきましょう。
こちらは、アレクサ端末を登録した時点でデフォルトでオンになっていますが、何かの拍子にオフにしているかもしれませんので、買い物できない場合はこちらで確認してみてください。
またこの機能はプライム会員であることが前提なので、 解約をしている場合は利用できないため注意です。
命令セリフ
以下のような形で話しかけます。

アレクサ、「水(商品名)」が欲しい
検索しています。。。水の検索結果を表示しています。1つ目の商品は〇〇です。

アレクサ
この検索結果は、注文履歴に基づくものを表示してくれたりと中々賢いです。
命令セリフは以下の通り。
できること | セリフ |
---|---|
商品の注文 | アレクサ、水(”商品名”)を注文して |
リピート注文 | アレクサ、水(”商品名”)をもう一度注文して |
カートに追加 | アレクサ、水(”商品名”)をカートに追加して |
注文のキャンセル | アレクサ、注文をキャンセルして |
配送状況の確認 | アレクサ、注文した商品はどこ? |

上記の命令セリフについて、次の章から実際に便利な使い方の紹介を交えつつ、解説していきます。
アレクサで買い物する際の便利な使い方
さて、ここからはアレクサで買い物する際の便利な使い道について、話しかけ方の解説を交えつつ述べていきます。
Alexaに話しかけて買い物かごに入れる
個人的に最も便利だと感じるのか、アレクサに話しかけて買い物カゴに商品を入れる機能です。
後述する通り、アレクサから直接注文することも可能ですが、買い物は大抵の場合他の商品とじっくり比較してから購入するものでしょう。
アレクサ上での買い物は、スマホアプリと違って他の商品のレビューを次々に見たりすることが難しいため、その際にお勧めの使い方は、買い物かごに入れると言う使い方です。

アレクサ、買い物かごに追加して
水を買い物かごに追加しました。

アレクサ

これで買い物かごに入れておき、後で商品を買う際にスマホでじっくり見てから購入すると言うのがオススメです。
ちなみに、アレクサに「〇〇を買いたい」と言って選択すれば、自動的に「買い物かごに追加しますか?」アレクサから質問あり、進めれば買い物かごに追加することができます。
話しかけて直接注文する
もちろん、話しかけて直接注文することも可能です。
個人的にこれを利用するのは、主に1,000円以下の小物や、いつも買っているもの、お菓子などの軽食が多いです。

(先に商品を検索の後、)アレクサ、「4番」を買って
確認コードを言ってください。(設定した暗証番号を読み上げる)

アレクサ

要は、あまり比較検討など購入する上で調べる必要がないものですね。
先述しましたが、この機能を利用する際には、確認コードの設定をしっかりやっておくと良いです。
Alexaのリスト機能を使って買い物リストをつくる
アレクサには「リストとメモ」と言う機能があります。
この機能は、一般的なタスクリストのように使うことがあり、買い物リストとして利用できます。

この機能が良い点は、アレクサアプリの買い物リストがスマホのAmazonアプリにも同期されると言う点です。
ここから直接、Amazonアプリの商品検索に飛ぶことができ、スマホから購入することが可能です。

これが結構便利で、料理してる最中やテレビを見てて何か欲しいなと思った時に、取り急ぎアレクサに話しかけて登録しておけば、忘れずシームレスにその商品を購入できるのが便利です。
配送状況を確認する
実は商品を購入するだけでなく、購入した商品の配送状況を確認することもできます。
また、エコーでは購入した商品が到着する前に、商品の到着を予告する通知が流れます。(黄色のリングライトが点滅する)

命令フレーズは、以下の通りです。
セリフ | 内容 |
---|---|
注文した商品はどこ? | 配達日を確認することができる。 |
通知は何? | 荷物到着の通知を確認することができる。 |
ちなみにアマゾンの買い物だけではありませんが、アレクサスキルの「ヤマト運輸」ではクロネコヤマトが配達する荷物の確認や、受け取り日時の変更をすることも可能です。
商品価格のデータベースとして利用する
アマゾンは言わずと知れた世界最大の通販サイトで、取扱商品はどのECサイトよりも多いです。
そのため、商品を購入すると言うだけでなく、商品の価格がどれぐらいかを調べることにも使えます。


これ、予算を考える際や、なんとなく欲しいなと思った時にいくらぐらいするのかを確認するのにとても便利なので、このような使い方もありますよと言うご紹介でした。
スキルを導入してAmazon以外で買い物する
アレクサで買い物できるのは、アマゾンだけではありません。
スキルを導入することで、アマゾン以外で買い物することもできます。
これは、フード系のものが多く、代表的なのは、スキル「出前館」です。

他にもすき家の弁当を注文できるスキルなんてのもあります。
これ系のスキルはまだあまり数が少ないですが、どんどん増えてくれると注文するのが楽になるのでうれしいですね。
おわりに:買い物機能はEcho Showがおすすめ
今回は、アマゾンエコーの買い物系の機能をご紹介しましたが、さくっと注文できて地味に便利です。
この機能を活用したい場合は、画面付きのEcho Showをお勧めします。

Echo Showシリーズの場合、商品画像を見れたりレビューの星の数を確認できるので、安心してショッピングを楽しむことができます。
私は複数のEchoシリーズを持っていますが、買い物機能を利用する場合はEcho Showでしか利用してないくらいです。
Echo Showのラインナップは以下の通りです。
Echo Show 5 (第2世代) | Echo Show 8 (第2世代) | Echo Show 10 (第3世代) | Echo Show 15 | |
---|---|---|---|---|
画面 (解像度) | 5.0インチ (960×480) | 8.0インチ (1280×800) | 10.1インチスクリーン (1280 x 800) | 15.6インチ (1980 x 1080) |
サイズ | 148mm x 86mm x 73mm、410g | 200mm x 130mm x 99mm、1,037g | 251 mm x 230 mm x 172 mm、2560 g | 幅402mm x 高さ252mm x 奥行35mm、2.2kg |
スピーカー | 1.65インチ(42mm)フルレンジスピーカー | 2.0インチ 10Wスピーカー x 2、パッシブ低音ラジエーター | 2.1チャンネルシステム: 1インチツイーター x 2 (ステレオ)、 2.5インチウーファー | 1.6インチ x 2 |
カメラ | 200万画素 | 1300万画素 | 1300万画素 | 500万画素 |
首振り機能 | ー | ー | ◯ ※左右175度(350度)回転 | ー (単体での回転不可) |
外部出力 | Bluetooth | Bluetooth | Bluetooth | Bluetooth |
スマートホームハブ | ー | ー | ◯ | ー |
電源 | 15W | 30W | 30W | 30W |
定価 | ¥8,980 | ¥14,980 | ¥29,980 | ¥29,980 |
これ以外にも、通常のEchoや、ワイヤレスイヤホンであるEcho Budsからもアレクサに話しかけてショッピングが可能です。
今回の機能でショッピングライフを楽しむためのお役立ちになれば幸いです。