Amazonマスターカードは、プライム会員ならAmazonの買い物でのポイント還元率が、最大2%になるクレジットカードです。
しかし、実はAmazonマスターカード以外にも、ポイント還元率が上がるカードは存在します。
実際の所、Amazonマスターカードは、Amazonの買い物で使うとお得になるのでしょうか?
私は、Amazonマスターカードを実際に利用しているので、そのメリットやデメリットなどの特徴を詳しく解説します。
また、Amazonマスターカードをおすすめする人•おすすめしない人も説明するので、ぜひご参考ください。
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もくじ
Amazonマスターカードとは

Amazonマスターカードとは、アマゾンとマスターカードが提携して発行されるクレジットカードのことです。
Amazonマスターカードは、通常のクレジットカードと同様の機能を持ちます。
カード所有者は、Amazonでの買い物やその他の場所での支払いにカードを使用できます。
このカードの最大の特徴は、Amazonでの利用に対してポイントが高く付与されたり、Amazonでの買い物に特化した特典や割引が提供されることがあります。
つまり、Amazonで買い物をする際にお得になるカードです。
下記の表は、Amazonマスターカードのスペック表です。
項目 | 内容・スペック |
---|---|
クレジットカード | Amazonマスターカード※1 |
年会費 | 永年無料 |
通常利用時のポイント還元率 | 1% |
Amazon利用時のポイント還元率 | プライム会員:2% プライム会員以外:1.5% |
コンビニ利用時のポイント還元率 | 1.5% |
ポイント種類 | Amazonポイント |
発行スピード | 最短5分 |
申込条件 | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
追加カード | ETC/家族カード |
付帯保険 | 海外旅行保険:最大2,000万円 ショッピング補償:最大200万円 |
スマホ決済 | Apple Pay/Google Pay |
国際ブランド | Mastercard |
発行会社 | 三井住友カード |
申込み | 公式サイト |
年会費が無料で、保険もついており、ポイント還元率も1〜2%と、目立って悪いスペックはありません。
なお、以前は「クラシック会員」と「ゴールド会員」に分かれていましたが、2021年11月1日より、新MasterCardのサービスに移行し、「プライム会員」と「プライム会員以外」という軸に分かれています。

この詳細について、解説していきます。
年会費は永年無料
Amazonマスターカードの年会費は、永年無料です。
また、ETCカードやご家族カードも永年無料です。
一般的なクレジットカードは、年会費が必要になることも多いので、これはありがたい。
「永年」とついているので、長い間ずっと無料となるでしょう。
ポイント還元率は最大2%
Amazonマスターカードのポイント還元率は、最大2%です。
通常利用時のポイント還元率は1%と、決して低くありません。
プライム会員がAmazonマスターカードを使って、Amazonで買い物すると、ポイント還元率は2%と高いです。
プライム会員でない場合は、ポイント還元率が1.5%に下がります。
さらに、セブンイレブンとファミリーマート、ローソンといったコンビニでは、ポイント還元率が1.5%となりお得です。

Amazonマスターカードを最大限活用するには、プライム会員になる必要があります。
プライム会員でないと、Amazon利用時のポイント還元率が下がるためです。
プライム会員は月額500円と有料ですが、動画視聴サービスや音楽視聴サービスなどが使えるため、かなりコスパは良いといえます。
Amazonのサービスを多用するなら、加入しておくべきサービスです。
プライム会員については、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
旅行保険・ショッピング保険が付帯

Amazonマスターカードには、海外旅行保険が最大2,000万円、ショッピング保険が年間200万円まで付帯しています。

海外旅行時でも、安心して買い物や観光ができます。
ただし、保険は自動付帯されているわけではなく、事前に旅行にかかる費用をAmazonマスターカードで決済していただくことが必要です。
ETCカードや家族カードは無料で発行可能
Amazonマスターカードでは、ETCカードや家族カードなどの追加カードが発行できます。

ETCカードも年会費が永年無料なので、車をよく使う人なら嬉しいでしょう。
また、家族カードも同様に、年会費はかかりません。

ただし、家族カードの発行は、本会員1人あたり3枚までです。
家族の人数が5人以上だと、全員に家族カードを発行することはできません。
タッチ決済・スマホ決済に対応
Amazonマスターカードは、カードのタッチ決済やスマホ決済に対応しており、わざわざカードを店員に渡したり、財布から出したりしなくても支払いできます。
カードのタッチ決済は、マスターカードコンタクトレスに対応しており、電波のようなマークがあるお店で利用可能です。
端末にカードをかざすだけで、すぐに決済できます。
スマホ決済は、Apple PayとGoogle Payに登録して利用します。

ApplePayとGooglePayが使えるお店なら、端末にスマホをかざすだけで決済でき、カードを取り出すことすら必要ありません。
Amazonマスターカードは、多様な決済手段に対応しています。
Amazonマスターカードのメリット
Amazonマスターカードのメリットは、下記の通りです。
- Amazonでの買い物でポイント還元率が最大2.0%とお得
- 大手3つのコンビニでポイント還元率1.5%と高い
- 最短5分で審査が完了して利用できる
Amazonだけでなく、コンビニでの買い物もポイント還元率が上がります。
Amazonでの買い物でポイント還元率が最大2.0%とお得

Amazonマスターカードなら、Amazonでの買い物におけるポイント還元率が最大2%まで上がってお得です。
ただし、ポイント還元率が2%となるのは、プライム会員のみで、会員以外は1.5%となります。
そのためAmazonマスターカードをお得に使うなら、プライム会員になるのがおすすめです。
プライム会員は月額500円かかるものの、Amazonの配送特典や動画視聴サービスなど様々な特典があります。
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プライム会員については、下記の記事で詳しく解説しているので、よければ参考にしてください。
大手3つのコンビニでポイント還元率1.5%と高い

Amazonマスターカードは、セブンイレブンとローソン、ファミリーマートの大手3コンビニでポイント還元率が1.5%と、+0.5%となります。
コンビニをよく使う人は、ポイントが貯まりやすくてお得です。
最短5分で審査が完了して利用できる

Amazonマスターカードは、申込みから最短5分でカード番号が発行されるため、即日利用できます。
Amazonのようなオンラインショップで使ったり、Apple PayとGoogle Payに登録してスマホ決済したりすることが可能です。
物理的なカードを使った決済は、カードが手元に届いてからできます。
おおよそ申込みから1週間後に届くので、しばらく待ちましょう。
Amazonマスターカードのデメリット・注意点
Amazonマスターカードのデメリットや注意点は、下記の通りです。
- ポイントの使い道が少ない
- ポイントアップ対象のコンビニでの利用は200円ごとに1ポイントとポイントが貯まりづらい
ポイントの使い道や貯まりやすさに、やや難点があります。
ポイントの使い道が少ない

Amazonマスターカードで貯まるポイントは、Amazon関連のサービスにしか使えないので、使い道が限られています。
同様に、ポイントの換金などもできません。
他のポイントへの交換もできないため、Amazon関連のサービスですべて消費する必要があります。
ポイントアップ対象のコンビニでは利用金額が200円につきポイントで貯まりづらい

Amazonマスターカードを、ポイントアップ対象である三大コンビニで利用した場合、200円につきポイントが貯まるため、少し貯まりづらい仕組みをしています。
通常利用時やAmazonでの買い物時などは、100円につき貯まる仕組みです。
例えば、1,100円の買い物をした場合、100円につきポイントが貯まるなら、1,100円すべてに対してポイント還元率が適用されます。
しかし、200円につきポイントが貯まる場合、1,100円の100円部分にはポイント還元率が適用されず、1,000円の買い物として扱われてポイントが計算されるのです。
このようにポイントアップ対象の三大コンビニでは、ポイント還元率が高くても、少しポイントが貯まりづらい仕組みになっています。
Amazonマスターカードの審査は特別に厳しいわけではない
Amazonマスターカードの審査は、特段厳しいわけではありません。
なぜなら通常のクレジットカードと申込み資格は変わらず、高校生を除く満18歳以上の方だからです。
18歳を超えていれば、大学生でも申込めます。
加えて、申込みには安定収入が必要、とも書いてないので、収入がなくても審査に通る可能性があるのです。
高校生は審査に落ちる
Amazonマスターカードに高校生が申込んだ場合、審査には通りません。
そもそも申込み資格を満たしていないためです。
信用情報に傷があると審査に落ちる
その他の審査に落ちるケースは、信用情報に傷がある場合です。
信用情報とは、個人の今までのクレジットカードやローンの利用状況を記録したものをいいます。
クレジットカード会社は、信用情報を審査の判断基準の1つにしているのです。
「信用情報に傷がついている」とは、過去に起こしてしまったクレジットカードやローンの未払い•支払い遅延などが記録されている状態を指します。
もしクレジットカードに申込んできた人に、そのような過去があった場合、カード会社としてはまた同じことをされるのではとリスクを感じるのです。
結果、カードの審査に落ちてしまいます。
過去にクレジットカードやローンの未払い•支払い遅延の心当たりがある人は、審査に落ちるかもしれません。
Amazonマスターカードをおすすめしない人

一方、街中のお店でもよくクレジットカードを使って買い物するなら、Amazonマスターカードはおすすめできません。
あくまでAmazonでの買い物がお得になるだけで、コンビニ以外の街中のお店での買い物はポイント還元率が上がらないので、特にお得ではないです。
であれば、他にポイント還元率が高いクレジットカードがあるので、そちらを作った方が良いといえます。
とはいえ、Amazonマスターカードは、Amazonでの買い物時のみに使用するサブカードとして利用するのも1つの手です。
Amazonマスターカード以外でAmazonの買い物がお得なクレジットカード
以下の2つがあります。
項目 | 三井住友カード(NL) | JCB カード W |
---|---|---|
クレジットカード | ||
年会費 | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~17.0% | 1.0%~5.5% |
Amazon利用時のポイント還元率 | ポイントアップモールというサイトを 経由すれば、 ポイント還元率が最大+ 4% | ポイントモールを経由すれば、 Amazonマスターカードと同様に ポイント還元率2% |
ポイント種類 | Vポイント | OkiDokiポイント |
発行スピード | 最短5分 | 通常1週間 |
申込条件 | 18歳以上 | ・18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定収入がある人 ・高校生を除く18歳以上39歳以下の学生 |
追加カード | ETCカード/家族カード | ETCカード/家族カード |
付帯保険 | 海外旅行/ショッピング | 海外旅行/ショッピング |
電子マネー | iD/WAON/PiTaPa | QUICPay |
スマホ決済 | Apple Pay/Google Pay | Apple Pay/Google Pay |
交換可能マイル | ANA | ANA/JAL/デルタ航空 |
国際ブランド | Visa/Mastercard | JCB |
発行会社 | 三井住友カード | JCB |
申込み | 公式サイト | 公式サイト |
上記のクレジットカードは、Amazonマスターカードと同様に、Amazonでの買い物時にお得なカードです。
それぞれ詳しく解説します。
三井住友カード(NL)|身近なお店でポイント還元率が最大7%
項目 | 内容 |
---|---|
クレジットカード | 三井住友カード(NL) |
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
学生向け特典 | ・LINE Payの利用でポイント最大3.0%還元 ・Amazonプライム会員やU-NEXTなどのサブスク利用で最大10.0%還元 ・大学生協店舗での支払いがポイント還元率1.0% |
お得な利用シーン | セブンイレブンやローソンなどの利用時に、 スマホのタッチ決済で最大7.0%ポイント還元 |
ポイント種類 | Vポイント |
発行スピード | 最短5分 |
申込条件 | 18歳以上 |
追加カード | ETCカード/家族カード |
付帯保険 | 海外旅行/ショッピング |
電子マネー | iD/WAON/PiTaPa |
スマホ決済 | Apple Pay/Google Pay |
交換可能マイル | ANA |
国際ブランド | Visa/Mastercard |
発行会社 | 三井住友カード |
申込み | 公式サイト |
三井住友カード(NL)は、ポイントアップモールというサイトを経由してamazonで買い物すると、ポイント還元率が最大+ 4%(※2023年6月時点)となるカードです。
アップするポイント還元率は、時期や商品カテゴリによって変わります。
また、他の魅力として、コンビニやファミリーレストラン、スーパーなどの対象店舗でスマホを使ったタッチ決済をすると、ポイント還元率が最大7.0%になります。
ポイント還元率が上がる対象店舗は、下記のように身近にある店舗が多いです。
- コンビニ:セブンイレブン、ローソン、セイコーマート など
- レストラン:ガスト、サイゼリヤ、バーミヤン など
- ファストフード:すき家、はま寿司、マクドナルド など
- カフェ:ドトール、エクセルシオール
三井住友カード(NL)はAmazonでの買い物も、身近なお店の買い物もお得になるので、どんな人にでもおすすめできます。
Amazonも街中のお店もよく使うなら、三井住友カード(NL)を申込むとよいでしょう。
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JCBカードW|Amazonでの買い物で20%キャッシュバック
項目 | 内容 |
---|---|
クレジットカード | JCB カード W |
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~5.5% |
学生向け特典 | いつでもポイント2倍 |
お得な利用シーン | スターバックスやAmazon、セブンイレブンなど パートナー店での利用で、ポイント最大21倍 |
ポイント種類 | OkiDokiポイント |
発行スピード | 通常1週間 |
申込条件 | ・18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定収入がある人 ・高校生を除く18歳以上39歳以下の学生 |
追加カード | ETCカード/家族カード |
付帯保険 | 海外旅行/ショッピング |
電子マネー | QUICPay |
スマホ決済 | Apple Pay/Google Pay |
交換可能マイル | ANA/JAL/デルタ航空 |
国際ブランド | JCB |
発行会社 | JCB |
申込み | 公式サイト |
JCBカードWは、Amazonで買い物すると、Amazonマスターカードと同様にポイント還元率が2%となるお得なカードです。
さらに、今ならAmazonでの買い物で、利用金額の20%がキャッシュバックされるキャンペーンが行われています。
JCBカードWの魅力はAmazonでの買い物時だけでなく、スターバックスやAmazon、セブンイレブンなどのパートナー店で利用するとポイントが最大21倍になる点もあります。
他にも、スーパーや家電量販店など身近なお店が、パートナー店の対象です。
JCBカードWは、Amazonでの買い物はAmazonマスターカードと同等、リアルなお店でもポイント還元率が高くてお得なカードといえます。
ただし、JCBカードWは18歳〜39歳までしか申込めません。
そのため18〜39歳で、Amazonも街中のお店もよく使う人なら、特におすすめできるクレジットカードです。
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おわりに
Amazonマスターカードは、プライム会員ならAmazonでの買い物のポイント還元率が2%まで上がるお得なクレジットカードです。
Amazonで頻繁に買い物するなら、作っておいて損はないでしょう。
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ただし、プライム会員でないと、ポイント還元率は1.5%となってしまいます。
Amazonマスターカードを最大限活用するためにも、プライム会員に加入しておくのがおすすめです。
月額500円かかるプライム会員ですが、Amazonサービスの様々な特典が追加費用なしで使えるので、コスパはかなり良いといえます。
まだプライム会員になっていないなら、今回を機に加入してみてはいかがでしょうか。
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プライム会員については、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。