【レビュー】Amazon純正スマートプラグの使い方|アレクサでお安く簡単にスマートホーム化

Amazonスマートプラグのパッケージ画像

Amazonの純正スマートプラグが発売されました。もちろんアレクサ対応。

海外では元々「Amazon Smart Plug」としてすでに発売されていましたが、2020年7月、ついに日本でも発売開始!

そんなAmazon純正スマートプラグを実際に利用し、その使い方・この製品のメリット&デメリットについてお伝えします。

Amazon純正スマートプラグの同梱品
▲同梱品
左から、Meross・SwitchBot Plug・+Style・ePlug・TPLink・Amazon Plugの実機画像
▲他社品とほぼ変わらないフォルム。色んなの使ってきたので、その比較もしていきますよ〜
Amazon純正スマートプラグの初期設定
▲すでにEchoを利用している(簡単セットアップに登録)している人なら、コンセントに挿すだけでアレクサアプリに登録可能!

現在は10月14日23:59までにアレクサに話しかけて注文をすると「980円」となるようです。
話しかけ方:「アレクサ、アマゾンスマートプラグを注文して」

Amazon純正スマートプラグの使い方

スマートプラグは、コンセントの主電源を中継させて、遠隔で操作することを可能とする製品です。

そんな、Amazonスマートプラグの使い方を解説します。

今回は、「間接照明」と「サーキュレーター」での利用について掲載します。

アプリの同意事項にもありますが、電熱器類、電気ストーブでの利用はしないでください。

アレクサアプリの遠隔操作開始同意文

まずはEchoがなくてもOK!アレクサハンズフリーで試してみる

アレクサは、元々スマートスピーカー:Echoを持っていなくても使えます。スマホのアプリで音声操作が可能です。

さらに直近では、スマートフォンが「Alexaハンズフリー」に対応したことで、スマホだけでもEchoのようにハンズフリー操作が可能となっています。(アプリを開いているとき限定)

よって、Amazon Echoをお持ちでなく本製品に興味のある方は、まずスマートプラグだけ買って、Alexaハンズフリーでの操作を試しスマートホーム体験をしてみましょう。

プラグを挿してみた
▲このように照明との中継機に挿し…
アレクサアプリで、タップ操作することでAmazonスマートプラグをオンオフできる
▲スマホのアレクサアプリからオンオフできます。中央のアレクサマークを押せば音声起動も。

コンセントに挿すだけで、あとはスマホをリモコン代わりにして操作・音声操作ができるようになります。

とっても簡単にスマートホーム化。しかもお値段はクーポンがついて1,000円未満で実現!w

Echoと連携させてハンズフリーで家電の音声操作・自動操作する

上記の通り、スマホだけでもそれなりの操作が可能ですが、やはりAmazon Echoを設置しておいたほうが、生活する上ではよりラクに操作ができます。

Echo Showならタッチパネルでスマートプラグの操作が可能
▲ちなみにEcho Showならタッチパネルで操作も可能です。

(上記画像の補足)プラグは、アレクサアプリで「照明扱い」として設定することができます。これでより直感的に操作できますね。

組み合わせる上でおすすめのEchoは、「Echo Flex」です。

Echo Flexに人感センサーを取り付けて利用
▲このタイプのEchoです。下の青いランプがついているのは、後付けできる人感センサー。

Echo Flexは、スマートプラグと同じくコンセント設置なので、省スペースでスマートホーム化ができます。

しかもEcho Flexは格安なので、5,000円程度で難なくスマートホーム化。

加えて、「人感センサー」キットを用いれば、人感センサーの反応に応じて家電の自動操作をすることが可能です。

定型アクションで人感照明の仕組みを作ってみた
▲照明だったら、人感照明のような仕組みをつくれますし…(センサーの検出と未検出をそれぞれ設定)
サーキュレーターをAmazonプラグ経由で運転
▲サーキュレーターとの間を中継させることで…
人感センサーでサーキュレーターの仕組みをつくる
▲サーキュレーターも自宅に一定時間以上いない時には、消すなんてことも可能ですね。

この定型アクション機能では、時刻やアラームの停止に応じて動作させることもできるので、目覚まし照明などといった自動操作にも活用できるのが嬉しいですね。

スマートリモコンと組み合わせてさらに便利な仕組みを!

上記のように使い道を紹介してきましたが、スマートプラグは正直単体だけではあまり使い道がありません。。。

その理由は以下の通り。

スマートプラグの欠点
  • 主電源オンにしてもリモコンやスイッチをオンにしないと使えない家電が多い(テレビなど)
  • 電熱系の家電は、火事につながる可能性があるため、原則利用が禁止されている(コタツなど)

主電源を直接制御されるという仕様から、このように利用が制限されてしまうんですよね〜

ここであると便利なのが、スマートリモコンです。

スマートリモコンで、家電の音声操作の図解
▲真ん中の製品。音声アシスタントのハブとなり、家電の操作をする便利なやつです。

これで、赤外線リモコンで操作する、「エアコン・シーリングライト・テレビ」も音声操作することが可能です。

自分も実践してきた便利な活用法として、スマートプラグと組み合わせるなら、例えば以下。

スマートリモコン×スマートプラグ
  1. (アレクサに一声で)エアコンとサーキュレーターを同時オン
  2. 定型アクションで一定時刻になったら、シーリングライトを消し、間接照明をオン
スマートリモコンとスマートプラグを組み合わせてスマートホーム化
▲画像左が1.の仕組み、画像右が2.の仕組みの設定用例です。
(2.はエアコンのモード設定をするためIFTTT経由)

こういう一括操作を一声でできるので、できればスマートリモコンがあった方がアレクサライフを楽しめます!次の一手にいかがでしょ…

スマートプラグは、スマートホームを実現するための、補助的・スポット利用をするための製品と捉えると棲み分けがしやすいです。

という感じで、IoTな製品ならでは、「組み合わせてつなぐ」をすると、より有効活用できますよ!

Amazon純正スマートプラグのメリット

ここからは、実際に上記の通り使ってみて感じた、Amazon純正スマートプラグのメリットを述べていきます。

設定が超簡単!

スマートホームというと「家電の音声操作」が事例として多く言われますが、これをするためには、1.「スマートホーム製品のアプリ」で初期設定を済ませた後、2.「アレクサとの連携設定」を行わねばなりません。

このアプリ間の行き来というのが意外と手間で、サクッと音声操作できないのが欠点でした。

アレクサとの連携設定の例
▲サードパーティ製品だと、そのアプリ側で、アレクサの連携設定をする一手間がありました。

しかし、Amazonスマートプラグであれば、上記の通りアレクサアプリで初期設定をすると、自動的に2.の工程も完了しています。

基本的には、「デバイスの追加から」説明書にあるQRコードを読み取るだけでサクッと完了。

Amazonスマートプラグは、QRコードを読み取るだけで設定完了。Wi-Fi設定を転送する必要がない。
▲QRコード読み取りでスマホのWi-Fi設定を飛ばすため、Wi-Fi登録設定が不要なのが嬉しいです。

すでに自宅でEchoを利用(Wi-Fi情報を登録)しており、かつ購入時に「簡単セットアップ」にチェックを入れている場合、Wi-Fi設定が自動転送&アカウント紐付けもされた状態で届くので、このプラグを電源に差してアプリのグループ設定だけすればOKです。

スマートホームというと、便利な反面めんどくさそうと思われるかもしれませんが、Amazonスマートプラグにおいては全くそんなことはなく、スマートホームはじめの一歩におすすめです。

アレクサアプリにまとめることができる

これは、実際にスマートホームを利用してしばらく経たないとピンとこないかもしれませんが、スマートホーム化をするにつれて、問題になってくるのは、「設定アプリ」の管理です。

ある程度メーカーを統一しないと、そのアプリが断片化していき、わけのわからないことになります。

アプリがバラバラになると設定変更がしにくくなる
我が家です。これはやりすぎですが、設定を変えたりする際にどっちでその設定をしたかでアーーッ!!ってなるんです。。。

これまで、一般的なスマートホーム化するには、最低限「音声アシスタントのアプリ」と「スマートホームデバイスのアプリ」、最低2つが必要となっていました。

このAmazon純正プラグは、別途スマートスピーカーを利用していたとしても、アレクサアプリ1つで管理することができます。

しかも、アレクサアプリは単に音声操作の設定するだけでなく、スマートホーム製品の操作も可能となっているのです。

アレクサアプリはアレクサアイコンを押せば、操作可能
▲ここをタップすると、操作できます。(アレクサハンズフリーも利用可能に)

さらに言えば、アレクサは「定型アクション」機能がかなり発達しており、自動操作をすることも可能です。

実は、一般的なスマートホーム製品の機能を、アレクサアプリは内包しています。

そのため、このスマートホームデバイスの管理という、実用上一番面倒だったその欠点が解消されます。

しかもヘルプデスクも通販とかと一緒にAmazonへまとめられるのが良いですね。トラブルへの追及もしやすい。

これはスマートホーム化が進んだ後に私もようやく気づきましたが、安いというよりもこの点に魅力を感じるか否かで、Amazon純正プラグを選ぶべきかの分かれ道と考えます。

クーポンで最安クラス【コード:SMART】

現在は10月14日23:59までにアレクサに話しかけて注文をすると「980円」となるようです。
話しかけ方:「アレクサ、アマゾンスマートプラグを注文して」

本製品は「2020年7月15日(水)11時00分~2020年9月30日(水)23時59分(日本時間)」の期間でキャンペーンを実施しており、購入時に以下のクーポンを使えばなんと50%引きで購入することができます。

クーポン適用後は「990円」となり、なんと1,000円を切ります!!

Kou

Kou

スマートプラグの相場は2,000円前後なので、これは破格ですw

これは嘘偽りなく安いです。しかも、かのAmazonが発売する製品なので、一定の信頼性がおけます。(プラグは結構まがいものも多いので…笑)

上記の製品仕様からも、まさにスマートホームはじめの一歩にオススメ!

ただし、標準価格:1,980円で買うと、以下のデメリットの章で述べる通り若干コスパが悪いです…ので、買うならクーポンのある今のうちです。

Amazon純正スマートプラグのデメリット

ここまでこのスマートプラグの良い点を述べてきましたが、一応デメリットを紹介しておきます。

GoogleアシスタントやSiriでは使えない

これがAmazonスマートプラグを利用する上での大きな欠点の一つです。

つまり、Google Nest(Google Home)やHomePodからは利用できないんですよね。

GoogleアシスタントやSiriでは、Amazon純正プラグは使えません。。。
▲Amazon以外でもスマートホームしたいところではありますね〜

スマートプラグとして売れ筋な、TP-Linkスマートプラグ+StyleスマートプラグSwitchBotプラグは、いずれも利用できるので、それが使えないのはデメリットです。

Echoとそれを併用している方は多くいらっしゃると思いますので、その場合安いけど、コスパは悪いですね。

逆に言うと、Echoをメインに利用しているなら、困ることではありません。

単体としての機能が少し微妙

Amazonスマートプラグは、電源ON/OFFをするのみの製品です。

定型アクションの機能を借りて、自動操作を柔軟にすることはできますが、他社製品にある以下のようなことまではできません。

Amazonスマートプラグに無い機能
  • +StyleやSwitchBotにあるような、「電力測定」連動機能
  • TP-LinkやSwitchBotにあるような、「IFTTT」連携機能
  • ePlug&eSensor(LinkJapan)にあるような、気候や部屋の空気質に応じた自動操作

上記は、アレクサ対応製品として、定型アクションの実行条件におけるデバイスがないため、仕組みづくることができません。

上記のような少しコアな仕掛けが作りたい方(特に電力測定の使い勝手は良い)は、他のスマートプラグがおすすめです。

おわりに:Amazon純正スマートホーム製品が増えてほしい!

アレクサって、Echoとセットで使うものというイメージが定着していますが、今回紹介したように、「アレクサアプリ」だけ利用することでも、スマートホーム化ができちゃうんです。

私も、複数のスマートホーム製品を利用していますが、その時面倒と感じるのはセットアップ周り。

そういう意味で、初期設定が簡単で、実際に利用する上でもアプリがバラバラと増えていかない・ヘルプをAmazonにまとめられるというのは、その管理上とても大きなことです。

そういう意味で、この純正スマートプラグを契機に、Amazon純正スマートホーム製品がどんどん増えていってくれると嬉しいですね。

現在は10月14日23:59までにアレクサに話しかけて注文をすると「980円」となるようです。
話しかけ方:「アレクサ、アマゾンスマートプラグを注文して」

クーポンで50%OFF!

SMART

Kou

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