Amazon Echoが正式発売されてからすでに2年経っており、そのラインナップも大幅に強化。
多くのデバイスが発売され、どれを選ぶのが最適なのか、悩む方も多いのではないでしょうか。
私はAmazon Echoシリーズを、発売初期から買い続けほぼ全台利用してきましたので、その知識と経験を活かし、実際どれがいいの?ということを見ていきたいと思います。

Kou
上の画像の通り、今では完全にコレクション化…w 実際に利用してきた中で、おすすめのエコーを解説します!
万人におすすめ
もくじ
Amazon Echoのラインナップ
まずは現在発売中の製品を見ていきましょう。
スピーカータイプのEchoデバイス
まずはベーシックなスピーカータイプのモデルです。
Echo Dot (第4世代) | Echo Dot (第3世代) | Echo (第4世代) | Echo Studio | Echo Flex | |
---|---|---|---|---|---|
サイズ | 100 x 100 x 89 mm 328 g | 43 x 99 x 99 mm、300 g | 144 x 144 x 133 mm 940 g | 206 x 175 x 175 mm 3.5kg | 72 x 67 x 52 mm 150 g |
スピーカーサイズ | 1.6インチ | 1.6インチ | 3.0インチウーファー、0.8ツイーター×2 | 5.25インチウーファー、2.0インチミッドレンジスピーカー、1.0インチツイーター | 0.6インチ |
ドルビー対応 | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ | ✕ |
スマートホームハブ | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ | ✕ |
価格(定価) | ¥5,980 | ¥5,980 | ¥11,980 | ¥24,980 | ¥2,980 |



画面付きのEchoデバイス
「Echo Show 5」「Echo Show 8」「Echo Show 10」の3つのラインナップがあります。
Echo Show 5 (第2世代) | Echo Show 8 (第2世代) | Echo Show 10 (第3世代) | Echo Show 15 | |
---|---|---|---|---|
画面 (解像度) | 5.0インチ (960×480) | 8.0インチ (1280×800) | 10.1インチスクリーン (1280 x 800) | 15.6インチ (1980 x 1080) |
サイズ | 148mm x 86mm x 73mm、410g | 200mm x 130mm x 99mm、1,037g | 251 mm x 230 mm x 172 mm、2560 g | 幅402mm x 高さ252mm x 奥行35mm、2.2kg |
スピーカー | 1.65インチ(42mm)フルレンジスピーカー | 2.0インチ 10Wスピーカー x 2、パッシブ低音ラジエーター | 2.1チャンネルシステム: 1インチツイーター x 2 (ステレオ)、 2.5インチウーファー | 1.6インチ x 2 |
カメラ | 200万画素 | 1300万画素 | 1300万画素 | 500万画素 |
首振り機能 | ー | ー | ◯ ※左右175度(350度)回転 | ー (単体での回転不可) |
外部出力 | Bluetooth | Bluetooth | Bluetooth | Bluetooth |
スマートホームハブ | ー | ー | ◯ | ー |
電源 | 15W | 30W | 30W | 30W |
定価 | ¥8,980 | ¥14,980 | ¥29,980 | ¥29,980 |


Echo 目的別の選び方
ここからは、Amazon Echoシリーズを選ぶ上で、実際に全て利用してみて重要だと感じたポイントを交えつつ、目的別の選び方を解説します。
音質を重視したい
Echoはそもそもスピーカーなので、音楽を楽しみたい方は多いのではないかなと思います。
自分は日本で発売されているEchoシリーズを第1世代から全て買い漁りましたが、過去レビューしてきた中で最も音質が良いと感じたのが「Echo Studio」です。
これは立体音響が特徴で、ドルビーアトモスや3Dミュージックを楽しむことができ、臨場感とともに迫力のある音質を楽しめます。
特に上方向に音が伸びることで、天井からも反響するかのような音像です。音楽だけでなく2台組み合わせてホームシアターのセットアップもおすすめ。

Echo Studioは、本体サイズが大きかったり低音がかなり迫力があるので、それが合わない人や予算の関係でもう少し安いものをチョイスしたい場合は、第4世代のEchoもおすすめです。

また、画面付きのEcho Show 8も単体でステレオ再生ができ、臨場感があって聞きやすい音質なのでこちらもおすすめ。

通話がしたい
Echoシリーズは、音楽を聴くだけでなく電話にも利用できちゃうんです。
アレクサユーザの中では結構人気の機能で、この機能を利用することによりEchoを固定電話のように利用することができます。
アレクサ間での通話は、IP電話と同じく無料(データ通信料はかかる)なので、家族間や親しい友人、彼氏彼女で利用するのに良いです。

Kou
私は、実家と祖母の通話を主に利用しています!
スピーカータイプのEchoの場合は、音声通話のみ可能ですが、画面付きタイプの場合は、ビデオ通話まで可能です。


アレクサを使って気軽にビデオ通話ができるため、この場合には画面付きタイプのエコーをおすすめします。
画面付きの中でも、画面サイズが大きく通話音質の良い、Echo Show 8が最もオススメです。
また、予算や設置スペースが合えば、顔に合わせディスプレイごと回転する、Echo Show 10も良いです。

動画も見たい
この用途で利用したい場合、当然ですが画面付きのEcho Showシリーズを選びましょう。

Echoシリーズは、以下の動画配信サービスに対応しており、Prime Video以外にも多くのサービスを楽しむことができます。
- プライムビデオ
- YouTube
- NetFlix
- Paravi
- ひかりTV
Echo Showシリーズは、タブレットやスマホと違い、据え置きのデバイスなので、テレビのように視聴できるのが良い点。

Kou
ここだけの話、在宅勤務の時にYouTubeの動画を垂れ流しながら事務処理したりしてます笑 結構捗る笑
動画視聴メインの場合は、大画面で音質も良い「Echo Show 8」か「Echo Show 10」を選びましょう。

家電を操作したい
Echoを購入する醍醐味は、この家電操作にあるといえます。
アレクサに話しかけて、家電を音声操作することが可能です。
これの良いところは、ずばりハンズフリー操作にあります。
家事をしながらでも布団に入りながらでも、照明を消したりエアコンを操作したり、テレビのチャンネル変更等が可能です。
この機能を利用するためには、Echo以外に、アレクサ対応のスマートホームデバイスまたはスマート家電を別途購入する必要があります。

ではこれをするために、Echoシリーズはどれを選ぶのが最適かと言うと、どのEchoシリーズでもOKです。
Echoシリーズには、スマートホームハブに対応しているシリーズもありますが、これは必ずしも必須ではありません。
スマートホームハブはZigbeeという通信規格で操作されますが、スマートホーム製品は、大半がBluetooth+Wi-Fiによる通信で、Zigbeeによる通信がされるものは少ないためです。
唯一スマート電球はこの規格を採用する製品がありますので、これを導入する場合にスマートホームハブ対応の製品を検討すると良いかと思います。

一番安いのがほしい
現行ラインナップの中で最も安いのは、Echo Dotです。

1番安いEcho Dotですが、なかなか音質が良くコスパが良い製品といえます。
また、Echoシリーズは全体的に低音域が響くのですが、Echo Dotはロースペックな分、逆に程良い低音です。
日本の住環境で利用するには、多くの人にとってこれくらいの音質が丁度良いと言えるかもしれません。
画面付きEcho Showと比べると、できる事は少ないですが、アレクサが利用できるだけでも便利なので、とにかく安くて試してみたいという場合には、Echo Dotもおすすめです。
その他補足
上記が主な選び方ですが、一部Echoのように使えたり、特殊なEchoシリーズもあるので補足的に解説します。
Fireタブレットでもアレクサできる
アレクサといえばEchoシリーズですが、実はFireタブレットでも、ハンズフリーでアレクサを呼び出すことができ、Echo Showのように利用することができます。

画面付きで、タブレットとしても利用できるので、使い方次第ではFireタブレットの方がおすすめな場合があります。

この用途で購入したい場合、Fire HD 8 PlusまたはFire HD 10 Plusがおすすめです。

通常のエコーと比較したときのデメリットは以下の通り。
- 音質が悪い(Bluetoothスピーカー連携で対応)
- マイク感度が悪い
- スキルの呼び出しがしにくい
アレクサの機能自体は、Echoとほぼ変わりません。
このデメリットが気にならず、持ち運びもしたい場合は、Fire HDタブレットも選択肢として入ります。

特殊な用途で利用できるEcho
Echoの中でも、用途が特殊なものがあります。
例えば、車の中で利用できる「Echo Auto」

また、お手持ちのオーディオシステムにストリーミング再生機能を追加できる「Echo Linkシリーズ」
それ以外にも、Echoを電波時計代わりにして、タイマー表示なども可能な「Echo Wall Clock」

最近は、Echo Budsの登場によって、ワイヤレスイヤホンからもハンズフリーでアレクサができるようになりました。

こういったEchoシリーズもあり、用途次第ではおすすめですが、これらはアレクサを内蔵していない(Echoやスマホのアレクサ機能を呼び出して使う)タイプのもので、オプション製品的な位置づけのため注意です。
はじめに購入するなら、上記で掲載したスピーカータイプまたは画面付きタイプを購入しましょう。
Amazon Echoの選び方まとめ
冒頭にも示しましたが、ここまで述べてきた点から、おすすめについてまとめます。
個人的には、画面付きとなることによって用途や利便性が増える「Echo Showシリーズ」が特におすすめですが、予算や用途もあるかと思いますので、以下を参考にしていただけると幸いです。
- コスパ最高!万人におすすめ:「Echo Show 5」「Echo Show 8」「Echo Dot」
- タブレットとしても利用したい:「Fire HD 8 Plus」
- 音質を最重要視したい:「Echo Studio」
これをベースに、あとはご予算次第でその中間スペック…など選んで頂けたら幸いです。

管理人:Kou
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