プロジェクターは様々使ってきましたが、今回ご紹介する製品の性能はすごかったです。
Ankerの「Nebula Cosmos Laser 4K」を利用しましたので、レビューしていきます。
Ankerは、これまで様々なプロジェクターを発売してきましたが、その中でも最高峰の映像体験を楽しめます。
そんな、Nebula Cosmos Laser 4K(ネビュラコスモスレーザー4K)の特徴は、以下の通り。
- レーザー光源の圧倒的な明るさ
- 4Kの高クオリティ映像
- Dolbyオーディオ+Sound Dimensionを採用した迫力の3Dサラウンド音響
- Android TV 10.0搭載
その映像美はすごかった…!
4Kプロジェクターの中でも、かなりのスペックを誇るこの製品。早速レビューを通じてその魅力をお届けします。
項目 | 仕様 |
---|---|
解像度 | 3840 x 2160(4K) 16 : 9 |
輝度 | 2400 ISOルーメン |
スローレシオ | 150インチ@4.22m / 120インチ@3.37m / 100インチ@2.81m / 80インチ@2.25m / 60インチ@1.68m |
ディスプレイ | オートフォーカス、オート (垂直± 40° / 水平± 40°)、プロジェクションモード:前面 / 背面 |
インターフェース | HDMI:HDMI2.0 (最大4K入力) USB-A:USBフラッシュドライブ用 |
ソフトウエア | Android TV 10.0 対応 |
CPU/GPU | クアッドコア A55 Chipset/クアッドコア Mali G31 |
RAM/ROM | 2GB DDR/16GB eMMC |
スピーカー | 10W x 2 (20W) ツイーター5W x2 (10W) |
Wi-Fi | 802.11a / b / g / n / ac(2.4GHz・5GHz) |
サイズ | 約263 x 220 x 165mm |
重さ | 約4.9kg |
もくじ
外観チェック
早速、Anker Nebula Cosmos Laser 4Kの外観をチェックしていきます。

サイズは、「約263 x 220 x 165mm」重さは「約4.9kg」とホームプロジェクターとしては、少し大型。
ですが、上部にハンドルもついており、持ち運びがしやすい。室内で少し場所を変えやすいです。

本体は専用の電源ケーブルを用いて、起動します。


電源オンした直後にすぐに明るく綺麗に映像が投影されます。このへんが、レーザー光源式のプロジェクターの良さです。


本体は、リモコンを使って操作できます。一般的なAndroid TVのものと同様、動画配信サービスのボタンやGoogleアシスタントのボタンもついていて、使いやすいです。

本体をもう少し見ていきましょう。
側面には、スピーカー(バスレフポート)になっていて、ここからDolbyオーディオとSound Dimentionを採用した3Dサラウンド音響が提供されます。

底面は、三脚ネジ穴がついていて、三脚に取り付けて視聴することもできます。

リモコンがなくても、上部のタッチパネルで操作が可能です。

それでは、次の章で実際に映像やサウンドをチェックしてみましたので、レビューしていきます。
Nebula Cosmos Laser 4Kを利用した感想
Anker Nebula Cosmos Laser 4Kを利用してみましたので、その感想や使い方を掲載します。
レーザー光源プロジェクターの映像美がすごい
Anker Nebula Cosmos Laser 4Kは、光源にランプを用いるのではなく、レーザー光源を用いています。
そのため、色の再現性が非常に高く、広色域であること、電源ON後に規定の輝度に達する時間が短いこと、寿命が長いことが一般的に言われるメリットです。
実際に利用してみても、特にその発色と輝度には驚きました。
私は普段popIn Aladdinを使っていますが、それと比較しても雲泥の差でした。

稚拙な表現ですが、「液晶テレビが有機ELテレビになった」かのような発色の良さ・明るさでした。
YouTube動画などでも同様です。

解像度は最大3840 x 2160(4K)、輝度は2400 ISOルーメンとなっており、ちょっと眩しいくらいです。

テレビと比較しても遜色のない性能と言えるほどでした。プロジェクターでこれはすごい。
PS5にも接続してみました。



ただ、このプロジェクターは、60fpsとなっており、PS5のリフレッシュレート(144Hz)を生かすほどではありません。
また、対戦ゲームをプレーする際にも、若干遅延がありました。
スマホアプリで「低遅延モード」にも設定できますが、基本的には映画視聴メインとなるかと思います。
オートフォーカス・台形補正で位置合わせがラク
また、本製品はオートフォーカス・自動での台形補正に対応しています。

そのため、少し場所を変える場合でも、いちいち補正をせずに使い勝手が良い。これって結構手間なので。。。
この製品は、レーザー光源式であることによって、投影スピードも速いです。
こういった点の取り回しの良さが、Anker Nebula Cosmos Laser 4Kの良さであります。
高出力スピーカーも搭載でサラウンド感を味わえる
Anker Nebula Cosmos Laser 4Kは、10Wの高出力スピーカーを2基、5Wのツイーターを2基搭載しており、普通のプロジェクターとしてもかなりの高スペックです。
10Wスピーカーからの中低音は、迫力があり、ツイーターによって高音域までカバーします。

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Dolbyオーディオ(立体音響)とSound Dimentionを採用しており、その音場感はすごい。とてもプロジェクター本体から出る音とは思えません。
正直これほどの出力を誇るのであれば、そこそこのサウンドバーよりも満足感があり、これ一台で十分です。
ホームシアターに接続するには、少し出力ポート数が少ないかなと感じます。(HDMI・USB・AUXが一つずつのみ、光デジタルは欲しかったですね。)

特に映画を見るのにはおすすめで、映画館のドルビーほど音場感ではさすがになかったですが、自宅で視聴するにはこれだけでも十分なように感じます。
Android TV対応|地上波も視聴可能
本製品は、Android TV OS 10.0が採用されています。
そのため、スマートテレビと同様、様々なAndroid TV対応アプリを楽しめます。
Android TVに対応していることにより、Googleアシスタントによる音声操作も可能で、サクサクと動作します。
テレビのインターフェースは、リモコンだと文字打ちしにくいので、音声検索があると便利です。


対応アプリは豊富で、YouTubeやNetFlixはもちろんのこと、AmazonプライムビデオやDisney+など、基本的なものはカバーします。
また、Torneアプリにも対応しているので、nasneのようなDTCP-IP対応レコーダーを使って、地上波放送の視聴も可能です。

nasne側の仕様で高画質モードだと途切れ途切れになるので注意
もちろんTVerにも対応しているので、こういったテレビ視聴にも使えて色々なコンテンツを綺麗な映像で見られます。
おわりに
Anker Nebula Cosmos Laser 4Kは、レーザー光源プロジェクターであることによって、高画質・広色域で綺麗な映像視聴ができます。
スピーカーの出力もすごくて、映画なども迫力を伴って視聴できます。
高額な製品ではありますが、プロジェクターをこだわりたい方にとっては、満足のいく一品に仕上がっているかと思います。
以上です!
Anker Nebula Cosmos Laser 4K レビュー
Anker Nebula Cosmos Laser 4Kは、Ankerの中でも最上位の性能を誇る4Kプロジェクター。レーザー光源による映像美は圧倒的で、UHDの映画も鮮やかに映る。本体内蔵のスピーカーも中々良く、ドルビーサウンドで迫力のある音場を楽しめた。Android TVで様々なアプリも利用可能。ハイスペックなホームプロジェクターをお探しの方におすすめ!
メリット
デメリット