Apple Watch Series 9 レビュー|スポーツや決済・家電操作など色々使えて便利!スマートウォッチとして完成の域に

Apple Watch Series 9のGPSモデルを購入しました。

元々、私はApple好きであるものの、以前はバッテリー持ちの悪さでApple Watchの購入は止めていました。

Kou

Kou

バッテリー持ちが悪いので、(常時つける必要のある)アクティビティトラッカーとして使いにくいんですよね。機能は最高なんですけど。。

しかし、その後Series 7で高速充電に対応したり、Watch OS 9で「低電力モード」が搭載されたりと、その問題は徐々に改善され、メインのスマートウォッチとして重宝しています。

そして、常に最新を買い揃えたかったので、今作のApple Watch Series 9も購入してみました。

メインの用途は以下のとおりですので、今回はこれらを実際に行いながら、性能・機能面の特徴についてレビューしていきます。

Apple Watch 9 私の用途
  • ジム(週3回)
  • ランニング(ジムに行かない日は毎日)
  • ゴルフ(ラウンドを月1-2回)
  • スマートホーム(家電操作)
  • 決済(Suica・QuickPay・PayPay)
  • Apple製品間連携(iPhone・iPad・AirPods Pro・Mac)
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Apple Watch Series 9 レビュー

Apple Watch Series 9は、おなじみAppleのスマートウォッチ。できることがとても多く、個人的にはスポーツ・決済・家電操作で重宝。画面輝度が向上し、直射日光下でも見やすくなった。Apple Watchはバッテリー持ちが悪いのが欠点だが、S9搭載でわずかに向上しており、Watch OS 9から対応した低電力モードによって、そこまでの利用制限なくバッテリーを長持ちさせられる。前回からの変化点は少ないが、その分スマートウォッチとして完成の域に達している製品だった。

メリット

  • 2,000ニト表示で屋外のスポーツ利用時でも見やすくなった
  • 低電力モード×高速充電でバッテリー問題も何とかなる
  • 他社スマートウォッチと比べて決済の手段が豊富
  • スマートホーム操作がしやすい
  • Apple製品との親和性が高い

デメリット

  • 前作からの変化は少ない(逆に言えば完成の域に達している)

この記事は、製品を購入の上、その利用感を執筆しています。

Apple Watchの外観と仕様

まず初めに、Apple Watch Series 9の特徴、これまでのモデルとの違いなどを整理していきます。

項目Apple Watch Ultra 2Apple Watch Series 9Apple Watch SE
サイズ49mm41mm・45mm40mm・44mm
素材チタニウム
(カスタマイズできるアクションボタン)
アルミニウム
ステンレススチール
アルミニウム
ディスプレイOLED常時表示Retinaディスプレイ、最大3,000ニトOLED常時表示Retinaディスプレイ、最大2,000ニトRetinaディスプレイ、最大1,000ニト
常時表示
カラーナチュラル【アルミニウム
ミッドナイト
スターライト
シルバー
ピンク
グラファイト
(PRODUCT)RED

【ステンレススチール
ゴールド
シルバー
グラファイト
シルバー
スペースグレイ
ゴールド
血中酸素濃度測定
心電図測定
皮膚温センサー
衝突事故検出緊急SOS
緊急通報
転倒検出
衝突事故検出
サイレン
緊急SOS
緊急通報
転倒検出
衝突事故検出
緊急SOS
緊急通報
転倒検出
衝突事故検出
コントロールダブルタップのジェスチャー
デバイス上のSiri
Digital Crown
サイドボタン
アクションボタン
ダブルタップのジェスチャー
デバイス上のSiri
Digital Crown
サイドボタン
Siri
モデルGPS+CellularモデルGPSモデル
GPS+Cellularモデル
GPSモデル
GPS+Cellularモデル
Apple Watch Nike
耐水/防塵50m/IP6X50m/IP6X50m/IP6X
耐亀裂性能前面クリスタル
(MIL-STD 810H準拠 )
前面クリスタル
容量32GB32GB32GB
搭載チップS9S9S8
バッテリー・最大36時間
・低電力時72時間
・高速充電対応
・最大18時間
・低電力時36時間
・高速充電対応
・最大18時間
価格(税込)124,800円59,800円〜32,800円〜

まず、一番の比較対象となる「Series 9」と「Series 8」の違いについては、以下の通りです。

Apple Watch Series 9と8の違い・進化点
  • ディスプレイが最大2,000ニトに(Series 8は1,000ニト)
  • ダブルタップのジェスチャー機能(現状非対応)
  • カラーにピンクが追加
  • ファインウーブンバンドの追加
2,000ニトに向上したため、明るい環境でも少し見やすく
左が「9(45mm)」で右が「8(41mm)」。わずかに9の方が明るくなっているが、屋内ではパッと見そこまで変わらない。
左が8、右が9。屋外だと2000ニトの恩恵を受け、かなり見やすくなっていた。
「9」と「8」の見た目上の違いはない

「8」→「9」に進化したことで、チップもS9に向上していますが、触った感じ特に挙動も変わらずでした。

という形で、「9」と「8」は正直そこまで違いはないので、新しい機能が特に必要なければ、型落ちの「8」を購入するでも十分かもしれません。

実は、趣味でApple Watch Ultra 2についても購入していますので、簡単にサイズ比較をしてみます。

Apple Watch Ultra 2(49mm)とSeries 9(45mm)との比較

Apple Watch Ultraの方が、画面が圧倒的に見やすく、また操作もしやすいのですが、厚みがかなりありゴツい感じです。

これはこれで気に入っているのですが、私の手首だとApple Watch 9の方が身軽さがあり、またさりげなく装着できています。

左がSeries 9で、右がUltra 2。装着する上では、この厚みが問題ないか否か

ちなみに、「Apple Watch Ultra 2」と比較して、「Series 9にないもの」(性能が劣るもの)は以下の通りです。

Ultra 2にあって9にないもの
  • 画面サイズが小さい
  • ディスプレイの輝度が低い(Ultra:3,000ニト、9:2,000ニト)
  • 耐亀裂性能に劣る(UltraはMIL-STD 810H準拠
  • バッテリー持ちが劣る(Ultraは最大36時間、8は最大18時間)

ただし、Series 9は、GPSモデルやカラーが6色揃っていたり、何より価格が倍以上安いです。

とはいっても、Series 9でも十分な性能を有しますし、画面表示は初代Ultraと同様2,000ニトまでアップしました。

軽快な装着感、そして何より価格が倍以上安いので、特段の用途やこだわりがなければApple Watch Series 9を買うで十分です。

Apple Watch Series 9を使った感想

Apple Watch Series 9を早速使ってみました。

スポーツ用途にかなり使える(ジム・屋外ランニング・ゴルフ)

個人的には、スポーツ用途メインで利用していますので、どのように使えるかをご紹介します。

私は、ジムを週に3〜4回、ゴルフのラウンドを月に2〜3回(打ちっぱなしを週3回)程度行きますので、Apple Watchの利用がかなり捗ってます。

まずジムでの利用ですが、何より便利なのはApple MusicとAudible(オーディオブック)の再生です。

ジムなど運動する場所では、スマホを持ち歩くのすら邪魔になりますし、ここはApple Watchに任せるのがベスト。

ランニング中に音楽再生

Cellularモデルだと、直接ストリーミング再生できますが、GPSモデルでもライブラリに保存しておけば、iPhoneなしの単体で音楽再生が可能です。

他にも、英語学習やビジネス本を読む(聴く)にもAudibleを利用しているので、運動中に勉強もできてかなり便利です。

▲Audibleも保存できるので、単体で再生可能

iPhoneを持ち歩かないのは不安に思うこともありますが、Celluarタイプは電話を単独で受けることができたり、メッセージのやり取りも可能です。

ふとしたタイミングでここからコミュニケーションが取れ、安心感があるのが、セルラータイプの良い点です。

また、スマートウォッチならでは、ワークアウト計測ももちろん可能。

ということで、試しにランニングをしてみました。

ワークアウトが自動検知される

このワークアウトの自動計測は、アクティビティを検知のメッセージが出るより前の運動も計測してくれるので、運動データとして正確に記録できるのが良い点。(他社製品はメッセージの後から計測されるものがあるので。)

▲30分(4km)走ってみた。有酸素運動に重要な心拍数などもひと目で確認できる。

雨の日でも、IP6X相当の防水仕様なので、問題ありません。

他にも、血中酸素濃度や心電図まで測定でき、運動しなくとも健康管理にも良い感じです。

また、Apple Watchはゴルフナビ系のアプリやスイング測定系のアプリが充実しています。

そのため、コースのナビ利用、打ちっぱなし時など、少しトリッキーな用途にも活用できます。

私は過去にユピテルのゴルフナビを利用していましたが、スマホと同じように持ち歩かねばならないのが欠点でした。

ボールやティー、その他色んなギアを持つプレー中は、できる限り持ち物を減らしたいのが正直なところ。そこでスマートウォッチが活躍するわけです。

ゴルフ系のスマートウォッチと言えばGarmin(ガーミン)が充実していますが、Apple Watchはこの記事に記載の通りその他様々なことにも利用できます。

以下の点で、メリットを得られました。

Apple Watch 9でゴルフした結果
  • 低電力モードでバッテリー消費を抑えてプレーできる
  • 高速充電で昼食休憩中にバッテリー復活できる
  • 直射日光でも見やすくゴルフナビを確認可能。
  • スワイプ操作のレスポンスが良く、画面の解像度が高くて使いやすい

以前にSeries 3を使ってきたのですが、その時と比べてもストレスなく利用できます。

 実は初代Apple Watch Ultraに匹敵する明るさで、そこまで見た目は変わらない

ナビ系アプリは「ゴルフな日Su」が、高低差表示や飛んだ距離を計測してくれるので、おすすめです。

また、Apple Watchはスマートウォッチにしては珍しく、ゴルフのワークアウト計測までできるのが嬉しい所。

▲ワークアウト計測の種類も豊富!

ということで、スポーツ用途に様々利用できるのが嬉しいです。

Kou

Kou

全然関係ないですが、私はベスグロが85・平均100前後です!そこそこ?笑

決済手段が豊富でかなり便利

Apple Watchが他のスマートウォッチと比較したときに優れた点は、この決済機能にあると感じます。

最近はFitbitやGarminに代表される、他のスマートウォッチでもSuica対応していたものが多くありますが、それでもApple Watchは以下の優位点があります。

Apple WatchのSuicaの特徴
  • Suica定期券が利用できる
  • 特急券やグリーン券も購入できる
  • SuicaだけでなくPASMOも利用できる
  • オートチャージを利用できる

他のスマートウォッチは、上記4つがまだできないものがほとんどです。

Apple Watchは、Series 2からSuica対応していたので、この点の優位点がありますね。

Suicaさえ使えれば、交通系だけでなく大半の店舗でも利用できるのが良い。

また、それ以外にも様々な決済に対応しています。

QuickPayやPayPayが使えるのは便利ですね
Apple Watch×決済
  • Apple Pay
  • Suica/PASMO
  • PayPay
  • QuickPay
  • iD
  • Tマネー
  • au PAY
  • WAON
  • nanaco

これだけ揃っているスマートウオッチは他にありません!

通勤から食事、普通の買い物まで何も手に持たず手首だけでできるのがとても便利です。

個人的には、上記の通りスポーツ利用が主ですが、それでも例えばジムの自販機で利用できたり、寄り道してコンビニや買い物の際にもこれだけで決済できるのが非常に便利。

また、ゴルフの道中のコンビニ・対応しているゴルフ場での決済にも使えています。

スマートウォッチの要の機能は、アクティビティ計測以外にも、決済ができるか否かで日常使いできるかどうかが変わってくるので、これがあるのは非常に嬉しいですね。

スマートホーム(家電操作)も可能で対応アプリも非常に多い

個人的にApple Watchが便利だなと思えるのが、この家電操作機能。

これがあると、自宅の家電をApple Watchからコントロールできてとても便利です。

我が家はガッツリとスマートホーム化しているので、これで様々なコントロールが可能。

その代表格は、SwitchBotシリーズとの連携。

これを今自宅にある家電に後付け・スマート家電として取り入れることにより、Apple Watchから家電や住設の操作をすることができます。

最近では、スマートホーム共通規格「Matter」に対応する製品も増えてきており、Appleホームに簡単登録・操作できるものも増えてきています。

Appleホームで操作
オートメーション機能は特に便利。一括で操作可能です!

特に、SwitchBotロックとSwitchBotをマンションのオートロックに取り付けて操作することで、Apple Watchが家の鍵がわりとなり、キーレスな生活を送れているのがめちゃくちゃ便利。

他にも、以下のような製品を取り付けることで、家電コントロールができるようになります。

Apple Watch×スマートホーム製品(例)
  • Philips Hue:照明コントロールが可能。HomeKit対応なので管理がしやすい
  • ieCame(ラトックシステム):Apple Watchから検知映像が確認できる見守りカメラ、Siri対応
  • Nature Remo nano:Apple Watchアプリのデザインが優秀。Matter対応でAppleホーム登録可

HomeKit対応でなくとも、Siriに対応していれば操作可能です。これ以外にも様々な製品があるので、詳細については以下の記事をご参考ください!

さて、スマートホーム操作はAmazon Alexa対応のスマートウォッチがあったり、今では様々なものがあります。

その中で、Apple Watchが優れていると感じる理由は以下の通りです。

Apple Watchがスマートホーム利用で優れている理由
  • スマートホーム製品はApple Watchにしか無いアプリが多い
  • セルラー版ならLTE通信で単独で遠隔操作ができる(普通はスマホ必須)
  • 音声だけでなくタップ操作やコンプリケーションからの操作が便利
  • MatterでAppleホームに登録できるスマートホーム家電が増えてきた
  • もちろんSiriによる音声操作も可能

スマートホーム製品は、スマートウォッチとして対応しているアプリが大半Apple Watchのため、この操作がしやすいんです。

セルラー版の場合、モバイルLTEでスマートホームアプリの遠隔操作可能です。

今後、スマートホーム共通規格:「Matter」によって、AppleのHomeKitにも登録可能な家電が増えてくる見込みなので、Apple Watchでの操作がさらにしやすくなると思われます。

Apple Watchは、この点が使いやすいのでメイン利用していきたいですね。

Apple製品との親和性はやはり高い(特にAirPods)

これはApple Watchそのものの利点ですが、Apple Watchは他のApple製品との親和性に優れているのが何より大きな特徴です。

デバイス間で密接に連携しあって、シームレスに管理・操作ができます。

個人的に特に便利だと感じるのは、AirPodsとの連携時。

AirPods・iPhone・Apple Watch、この3点セットを揃えれば生活が便利になります!

例えば、AirPods ProをiPhoneとペアリングしているとします。

その際にApple Watchで電話を受けると、自動的にApple Watch側にペアリングが切り替わり、何の設定もしなくてもAirPods Proのイヤホンとマイクで通話ができます。(設定をしない分、一般的なマルチポイント機能より更にラク)

他にも、以下のようなことが可能です。

Apple WatchのApple製品間連携
  • 音楽や動画視聴にApple Watchで再生したものはApple WatchにAirPodsが切り替わる
  • Macを利用しているときに、ロック解除をApple Watchで行える
  • デスクに備え付けのHomePod miniへAirPlayで転送して音楽を聴く

このへんは挙げればキリがありませんが、とにかくシームレスで使いやすい!

僕はMacBook Proをクラムシェル運用しているので、自宅でこのロック解除ができるのはとても便利ですね。

MacBook Proをクラムシェル運用
▲自宅では、MacBook Proをクラムシェル運用しています

このへんは挙げればキリがないのですが、複数台のApple製品をもっている方は、特にその恩恵を受けられます。

低電力モード+高速充電によりバッテリー持ちの欠点が改善されている

従来、Apple Watchはバッテリー持続時間が最大18時間だったため、1日強しか持たない状況でした。

アクティビティ計測やGPSナビを利用すると、1日も持たなかったり、フルに使うと睡眠計測と兼ねることもできないような状況でした。

これは、FitbitXiaomiあたりのスマートウォッチ・スマートバンドを経験していると、特にストレスとなるポイントで、ずっとつけていれば良いという気楽さがなかったんですよね。

このような場合、日中どこかでバッテリー充電が必要となってしまいます。。。

しかし、Watch OS 9から「低電力モード」というものが追加され、このデメリットが軽減されました。

低電力モード

低電力モードにすると、以下の機能やセンサーを一時的に制限するとされています。

低電力モードで無効化される機能
  • 常時表示Retinaディスプレイ
  • ワークアウトの自動開始
  • 不規則な心拍の通知
  • 心拍数計測のバックグラウンド通知
  • 血中酸素濃度のバックグラウンド動作
  • ワークアウト開始の通知
低電力モードを有効化すると影響を受ける機能
  • 発信に時間がかかる可能性がある
  • アプリのバックグラウンド更新頻度が低下する
  • コンプリケーションの更新頻度が低下する
  • Siriの実行に時間がかかる可能性がある
  • アニメーションやスクロールなどの動作が遅くなる可能性がある

個人的に常時表示Retinaディスプレイの無効化と通知の制限は結構痛いですが、それ以外はそこまで影響ないと感じます。

実際に利用してみました結果、普通に使ってみても、大体2日間弱はバッテリーが保ちました。

実際に検証してみた結果を掲載します。

1日目

朝8:18にApple Watch Series 9を装着(充電100%)、時刻や電車に乗る際のSuicaを利用する程度。

13:42過ぎになっても89%で11%しか減っていません。

その後、ワークアウト計測をすると、やはり電池の減りが速くなりました。

▲ウォーキングとして30分間ワークアウトを実施(計測前は87%)
▲82%に。一気に5%減少

その後、音楽再生やスマート家電操作を3回するなどして、夜寝る前には68%に。

就寝前には、68%に(0:08)

2日目

2日目の朝は55%になっていました。睡眠計測でだいぶ減っています。

▲起床して少ししてからチェック。55%(8:12)

この日はワークアウトをする時間はなく、家電操作2-3回と電車での決済に利用する程度。最後は26%となっていました。

▲2日目のバッテリー残量は26%(23:56)

最終的に、3日目の昼までバッテリーが持ちました。

多い日にはもっとワークアウト計測や音楽再生をしたりするので、もう少し早く減ることを考えると、自分の使い方では2日持つといったところ。

これでも、ワークアウトや睡眠計測を兼ねるので、以前と比べてだいぶマシになりました。

また、Series 9は急速充電に対応しており、これでわずか45分で公称80%充電が可能です。(8分の充電で8時間充電できるとのこと)

以下は、外出を想定して、Belkinのモバイルバッテリーでテストした結果となります。

充電速度

時間充電量
0分経過0%
30分経過67%
45分経過84%
76分経過100%
表:Apple Watch Series 9 高速充電

公称値を超える、45分で84%の充電ができていました。これは早い!

45分経過:84%(11:25)

最終的には、76分で100%となりました。

76分で100%に(11:56)

高速充電に対応していない、Apple Watch Series 3と比較すると、その早さがわかります。

ということで、Watch OS 9ですでに備わっている低電力モードとApple Watch Series 7から搭載されている高速充電のおかげで、Apple Watchのバッテリー問題は軽減されています。

そのため、Series 6以前のApple Watchを利用している方は、Series 9に乗り換えると、その性能を実感できるかと思います。

さらにApple Watchのバッテリー持ちを長持ちさせたい場合、以下の記事も参考にしてみてください。

レビューまとめ

Apple Watch Series 9は、本体の基本性能に優れていて、かつてSeries 3を最後に購入をやめていた私からすると、相当に使い勝手が上がっています。

アクティビティ計測のことを考えると、バッテリー持ちは少ないような気もしますが、Watch OS 9によって、低電力モードに対応したのは大きかったです。

最後にメリット・デメリットをまとめます。

デメリット
  • 通常利用のバッテリー持ちが短い(最大18時間)
  • Series 8と比べて性能的な変化は少ない(ほぼない)
メリット
  • ミッドナイトのシックな色味が最高
  • 画面のレスポンスに優れ、操作性が高い
  • ワークアウト計測の種類が豊富
  • 他のスマートウォッチに比べできることが多い(特に決済・スマートホーム系)
  • Appleデバイスとの親和性が高い(特にAirPods)

以上です!

Apple Watch Series 9、Apple Watch Ultra 2の比較については、以下の記事もご参考ください!

Kou

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