BenQ PD2705U レビュー|デザイナー向けのコスパの良い4Kモニター!MacBookの外部ディスプレイにも相性が良い

デスク作業に欠かせないのがPCモニター。

私も在宅勤務やこのブログ作業の関係でとても重宝しています。

モニターは、ピンからキリまでありますが、特に写真編集やWebデザインをしていて思うのが、iPhoneやiPadのRetinaディスプレイのような高品質なものと比較すると、色味が不自然に感じるものも多いです。

また、動画編集やDTPなど制作業務で色精度の高いモニターを求める方も多いと思います。

その際に、おすすめなのが「BenQ PD2705U」。この製品の特徴は以下の通りです。

特徴
  • 27型、4K UHD(3840×2160)+HDR・IPSパネル・3辺フレームレス
  • 高いカラーパフォーマンスで高水準の色精度を実現(sRGB・Rec.709カバー率99%・Pantone/CALMAN・AQCOLOR対象・出荷時の個別キャリブレーション)
  • 専用デュアルモード、カラーモード、アイケア技術搭載
  • PIP/PBP機能が搭載し、画面を2分割可能
  • USB Type-C接続でMacBookとケーブル一本で給電+映像出力が可能

特に、正確な色表現や様々なカラーモード・機能があり、デザイナー向けのモニターとなっています。

そんなBenQ PD2705Uについて、レビューをしていきたいと思います。

https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2019/05/Kou1600.jpg

BenQ PD2705U レビュー

BenQ PD2705Uは、デザイナー向けの4Kモニター。写真編集やWebデザイン時に、その自然な色味を実感できた。10-bitカラー対応の発色の良さが特徴的で、sRGB Rec.709 カバー率99%のみならず、Pantone/CALMAN認証取得・AQCOLOR保証対象、色域変更やPBPなど業務向けに気の利いた機能も搭載。高精細ディスプレイに加え、M-book設定、USB-Cケーブル1本で映像出力+給電できることから、MacBookの外付けモニターとしても相性が良い。

メリット

  • 10-bit対応の発色、色の再現性も高く、カラーマネジメントが可能
  • MacBookと相性が良い(高精細・M-bookモード・USB-Cケーブル一本で映像出力+65W給電)
  • 高さ調節・ピボット可能
  • スペック・機能に比して値段が安くコスパが良い

デメリット

  • 給電性能が65Wまで(足りない場合PD3205U)
  • Adobe RGBのカバー率は及第点(それを重視したい場合、SW271C等)

この製品は、メーカーであるBenQ様より製品を提供いただき、記事執筆をおこなっております。

BenQ PD2705U レビュー

早速、BenQ PD2705Uを使ってみましたので、レビューしていきます。

▲同梱品です。ケーブルの付属が多く、Hotkey Puck G2というコントローラーも付属しています。

3辺フレームレスのデザイン・側面のポートが便利

この章では、本体外観についてチェックしていきます。

全体的に剛性感のある作りで、どのデスクにも合うような無骨なデザイン。

▲本体正面です。

3辺フレームレスでベゼルはかなり細くなっており、スタイリッシュに感じます。下部にロゴがないのもシンプルで良いですね。

▲ベゼルは実測8.7mm。下部のみ19mmです。

奥行きは普通のモニターより少し厚めで、「256.8mm」となっています。

▲上から覗き込んだ感じ

背面は以下の通り。

▲後ろにポートや操作ボタンがあります。

背面のポートです。

▲USB-A×2、USB-B×2、HDMI×1、DisplayPort×1、USB-C×1

このモニターが良いのは、側面にもポートがあることです。

▲フラッシュメモリやヘッドフォンなど、頻繁に抜き差しするものでも挿しやすい。

USB-type AポートとUSB Type-Cポートは、全てハブ(Downstream)となっており、ファイル転送に対応しているので、ここにフラッシュメモリを差してPCにファイル転送をすることができます。

これは、USBメモリやメモリカードリーダーを挿して、写真のデータ転送をするのにかなり使い勝手良いと思います。

また、ヘッドフォンジャックもあるため、動画編集の際にヘッドフォンを接続するのにも取り回しがしやすいです。

▲試しにHDDを接続したところ、ディスクドライブとしてきちんと認識した。

高さ調節は110mm(450.9mm〜560.9mm)の範囲で可能。ピボットにも対応しているのが嬉しい。

縦画面で表示できるので、スマホ向けのデザインやデュアルディスプレイとして縦置きできるのも便利な点です。

▲サイトのカスタマイズをする時とかに結構便利。スマホビューで見ながら確認。

解像度は4K(3840×2160)、IPS対応のディスプレイで視野角も広いです。

▲IPS液晶だけあって、側面からでも綺麗に映る

最後に本体スペックをまとめておきます。

項目仕様
画面27 インチ、IPS (3840×2160)、HDR10
視野角178°/178°
応答速度5 ms、60Hz
色域、表示色Rec.709 99% ,sRGB 99%,10.7 億色(10-bit)
アスペクト比16:9
画素密度163ppi
色温度5000K ,6500K ,9300K ,ユーザー設定
Gamma1.8 – 2.6, sRGB
接続・HDMI (v2.0)×1
・DisplayPort (v1.4)×1
・USB Type-C
(65W給電,DisplayPort Alt Mode,データ転送)×1
・USB Type-B×2
・USB Type-C×1
・USB 3.2×3
オーディオ・スピーカー2.5W×2
・ヘッドフォンジャック
寸法(HxWxD) 外形寸法(mm)(ベースあり):450.9 – 560.9 x614x256.8
外形寸法(mm)(ベースなし):614×365.7×86
重量ベースあり:9.3kg
ベースなし:6kg
VESAマウント‎100×100 mm
表:PD2705U スペック

色の再現性が高い、写真編集に使える

このモニターは、発色が良く、色の再現性が高いことが特徴です。

このPD2705Uは、特に10ビットカラー対応による表示できる色の数が多いのと階調の幅が広いのが特徴的なディスプレイです。

▲写真の色味が自然

僕はこのブログを通じて、写真の編集を大量におこなっていますが、iPhoneやiPadでの撮影+Retinaディスプレイ(DCI-P3をカバー)に慣れていると、モニターを利用する際に見た目が結構変わるなと思う場面が多くあります。

不自然な赤みなど彩度が少しギラついた感じになるのですが、PD2705Uは、より自然な印象を受けました。

▲階調の幅が広く、グラデーションも滑らかに映る

キャリブレーターのdatacolor Spyder Xで、色域を測定してみました。

datacolor Spyder Xで色域を計測
  • sRGB:99%
  • NTSC:68%
  • AdobeRGB:74%
  • P3:73%

仕様通り、sRGB(≒Rec.709)のカバー率は、99%となっています。それ以外の数字も、だいたい仕様通りです。

写真編集などでより再現性の高い、AdobeRGBは74%となっていますが、4Kモニターでこれのカバー率が90%以上を満たすものは、同社であれば「SW271C」が該当し、大体20万円前後します。

それに比べると、8万円台のPD2705Uは、4Kかつ10-bitカラーのことも踏まえると、コスパが良いなと感じます。

加えて、BenQ独自の「AQCOLOR」保証対象製品であり、外部機関である「CalMAN」「PANTONEカラー」の認証も取得しています。

AQCOLORとは?

正確な色再現、キャリブレーション、認証カラーのコンビネーションなどプロフェッショナル向けのカラー標準に対応するためのBenQ独自のシリーズ展開のこと。

また、この製品は出荷時にキャリブレーションがなされているようで、そのレポートも同梱されています。このような点も色の再現性に寄与しているものかと思います。

▲出荷時にキャリブレーションして色味を合わせている

業務に合わせた様々な機能を搭載

このディスプレイの良いところは、写真編集やDTP、アプリケーション開発など、様々な業務シーンが想定されたであろう機能が豊富なことです。

もちろん輝度やコントラストの設定といった基本的な機能は揃っていますが、よりデザイナー向けと思われる機能として、例えば以下のようなものがあります。

業務向け機能

機能概要
PIP2台のPCの画面を同時に出力
(ピクチャーインピクチャーで表示)
PBP2台のPCの画面を同時に出力(2分割)
アプリ開発やMac+iPadで作業する場合などに有効
デュアルビュー2つの異なる画面モードで並べて表示できる
カラーモードの分割も可能
CAD/CAM3Dのカラーラインをくっきりと表示させる。
暗室輝度が抑えめになる(写真編集向け)

このように、1枚のディスプレイで異なるホストマシンの画面出力や、カラーモードの表示ができるのが特徴的です。

見比べて色の調整をしたり、2人でのデザイン作業にも向いていることと思います。

▲2台のMacBookを接続したデモ。複数人での作業に良いです
▲MacBookとiPadという組み合わせも可能。これはアプリ開発に有用そうですね。

このため、写真編集や動画制作のみならず、アプリ開発・WebデザインにPBPやデュアルビューを利用したり、建築設計向けにCAD/CAMでグラフィック情報を細かく確認したりと、様々なデザイン業務向けに気の利いた機能があるのが、デザイナー向けモニターとしておすすめなポイントです。

MacBook向けの外付けモニターとして最適(4K・M-book・USB-C出力)

PD2705Uのもう一つの特徴は、4K(3840×2160、163ppi)対応であることです。

これと色表現のことを考えると、8万円台は中々お買い求めしやすいモニターに感じます。

解像度が高いことによって、印刷系のデザイン(DTP)向けとしてもおすすめの製品です。

ディスプレイの解像度設定をフルHD相当にすれば、MacBook ProのRetinaディスプレイに近い表示ができます。

このことから、MacBookを普段使いしている人でも、比較的違和感のない形で表示することができます。

また、MacBook向けとしておすすめな理由として、「M-book」と呼ばれる、MacBookの色味に合わせる設定もあるのも良い点です。

▲MacBook Airで比較

さらに、USB-C接続で映像出力+給電も兼ねるため、ケーブル一本でスッキリ簡単にモニター接続できるのも良いところ。

注意点として、本製品はUSB-Cの給電は65Wまでです。そのため、MacBook Pro 16インチ(96W)の出力には少し物足りません。この場合は、96W給電に対応する同社の「PD3205U」がおすすめです。

MacBookを利用している方は、デザイン系の業務やコンテンツ制作をおこなっている方も多いかと思いますので、この点からもMacBookの外付けモニターとして利用するのに、とても相性の良いディスプレイと感じました。

OSDコントローラーが便利

実はOSDコントローラーも付属していて、これで設定メニューを切り替えることもできます。

▲OSDコントローラーを利用

中央のダイヤルは、押し込むと「決定」、回すと輝度やコントラストなど割り当てて調節できます。

しかも、カスタムキーや、「1」「2」「3」となっている部分は、カラーモードの切り替えを割り当てたり、出力先を切り替えることができたりと、柔軟です。

▲全てのボタンでカスタマイズできる

モニターは、本体のボタンやジョイスティックを使って操作するものが多いですが、モニターに手を伸ばす必要があったり、ボタンの配置が見えにくかったりなど不便に感じることが多かったので、それが手元で直感的に操作できるのが嬉しいポイント。

このような、気の利いた機能や設定が多いなという印象でした。

おわりに

BenQ PD2705Uは、発色が良く自然な色味を出せるのが特徴的なディスプレイでした。

デザイナー向けに気の利いた機能が多いだけでなく、Mac向けの外付けモニターとしてもおすすめです。

このスペックと品質で8万円台というのは中々コスパが良く、おすすめのモニターの一つです。

Kou

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