作業環境を改善中のKouです。
デスク回りは様々な製品が多いのですが、デスクライトはその中でも特に重要な製品。
最も重要な「視界」に影響があるもので、デスクライトがあると、手元の資料が見やすくなったり、メモを取る際にも便利です。
ただ、デスクライトは、設置スペースが必要だったり、満遍なく手元を照らすのが難しかったりして、導入を躊躇していました。
作業環境改善の中で何を導入すれば良いか、悩みの事項の一つだったのですが、BenQさんから「Screen Bar Plus」という製品をご提供いただけるとの機会をいただいたので、レビューをしていきます。

Kou
お話いただいて何となく使ってみた製品なのですが、お世辞抜きにして想像以上に良くて驚きました!
BenQ Screen Bar Plusのどこがよかったのか、レビューを通じてその魅力やメリット・デメリットまで含め、明らかにしていきます。


もくじ
製品の設置
まずは、BenQ Screen Bar Plusを開封し、モニターへ設置していきます。

各々のパーツをみていきましょう。



これらを組み立てて設置していきます。
独自開発のクリップスタンドで、円形部分とひっかけ部分で挟むことで設置できます。


ウチのモニターは、LGの「27UK850-W」というモデルで、これはディスプレイの背面がラウンド型のようになっており、取り付けられるか若干心配でした。
しかし、このクリップスタンドの支えられ方が思ったよりもしっかりしていて、ピッタリとはめることができました!

ただし、その仕様上Webカメラの設置スペースがなくなることには注意してください。

取り付けて、電源ケーブルへ接続し、点灯させてみます。


これには、かなり感動しました。次の章では、早速製品を使ってみたレビュー記事を掲載していきます。
BenQ Screen Bar Plus レビュー
BenQ Screen Bar Plusを早速利用してみました。
省スペースで手元を照らせる!
BenQ Screen Bar Plusを調べていて一番気になっていたのは、モニター上に設置されることで、本当にデスク部分にしっかり光が当たるのかと言う点。
自宅のデスクは横幅140cmとなっており、対してBenQ ScreenBar Plusは、45cmの横幅となっています。
しかし、デスクにしっかりと満遍なく明かりを照らすことができており、作業が捗ります。

仕様上、500lxの明かりを横幅74cm×縦幅35cmの範囲で照らすことができるようですが、実際には光の広がりで机全体が満遍なく明るくなっていて、よかったです。
画面への映り込みがない
続いて気になっていたのは、モニターに直接引っ掛けるタイプなので、画面の反射で見えなくなることはないのかという部分。
これについても、実際に試した結果、画面上に光の反射などはありませんでした。ここが一番驚いた部分です。

以下の図の通り、従来のデスクライトと比較して、豆電球のように光が拡散することなく、デスク周りに直射します。
これは、独自開発されたLED技術で、非対称な工学設計を実現したことにより反射を抑えたとされています。


これにより、光の反射によって見えにくくなることにより、目の疲れが少ないのが何より嬉しい部分です。

本体のデザイン・質感が良い
BenQ ScreenBar Plusが気に入っている点は、アルミニウム合金のスタイリッシュなデザインである点です。
中央部分(スタンド部分)は樹脂素材にもなっており、品質が高いと感じます。
マットでシルバーな外観は、モニター上部に設置されていても圧迫感を感じず、モニターをよりスタイリッシュに見せてくれます。
この風貌がとても好きで、かつデスクライトとしても機能するので、とても気に入っています。

この記事の随所で掲載していますが、このカラーと素材感が、MacBook Proのスペースグレーとほぼ同じで、その点でも良いんですよね。
私はクラムシェルモードでMacBook Proをデスク横に設置して作業しているので、インテリア的に色統一感があって良いです。
リモコンつきで調光・調色も可能
BenQ ScreenBar Plusは、ダイヤル式のリモコンが付いているのが便利です。
無印であれば、本体に手を伸ばし操作するしかないところ、Plusの場合は手元で調光・調色ができるのでラクに使えます。

自動調光機能もあるのですが、それを利用すると少し明るすぎるなとも感じることもあり、その場合はこのダイヤル式リモコンで微調節をする形で便利に使えています。


ただ、ここはできればリモコンがワイヤレスになってくれると嬉しかったですね。

手を伸ばすとコードもついてくるので、ワイヤレスになったらもっと柔軟かつ配線を気にせず配置できたのにとは思いました。
とはいえ、ダイヤル式リモコンの質感は高く、ダイヤル操作をするのも楽しく、気に入っています。
デスクライトがあることでこんなにも変わるのか!
ざっと利用してみましたが、実は私、これまでこういったデスクライトは置いていなかったのです。

正確にいうと、LEDリボンライトのような雰囲気重視のライトは設置していたのですが、これはデスク周りの雰囲気を整えるためのもので、デスク上を投影してくれるものではありません。
デスクライト周りは、室内のシーリングライトの明かりで十分だと思っていたのですが、このBenQ ScreenBar Plusを利用してみて、だいぶ変わりました。
BenQ ScreenBar Plusの利点は、スペースを取らずに机のみを照射できる点にあると考えています。
これにより、例えばモニター作業に集中したい場合、部屋の明かりを消せば、デスク以外の箇所を見えなくできる集中環境が出来上がります。
また、ムラなく明るくなるので、オンライン会議中にノートを取ったり手元で作業する場合にも捗ります。


一台設置しているだけで、室内の雰囲気まで変えることもできるので、とてもおすすめできます。
欠点という欠点は特にないですが、強いて言えば、最初は独特の配置から出される光に若干の慣れが必要です。
その仕様上、モニターの光とデスクライトの光の部分に隙間ができており、モニターの直下を照らすことができません。

そのため、デスク付近が明るいのに対し、モニター部分が若干暗く写るようにも見え、視野的にモニターが遠めに映るような、距離感が合わなくなるような錯覚もあります。
それも普通に利用していけば、目に馴染んできますし、何よりこの省スペース性で満遍なくデスクに光を照らしてくれるのが何よりも良い製品です。
BenQ Screen Bar Plusについて
このモニター掛け式のデスクライトとしては、ベストセラーにもなっており、デスク界隈の方でも導入されていることも多い非常に人気の製品となっています。
ラインナップとしては、「BenQ Screen Bar」と「BenQ Screen Bar Plus」の2種類が存在し、その違いを以下の表の通りまとめます。
項目 | BenQ Screen Bar Plus | BenQ Screen Bar |
---|---|---|
照明性能 | 500ルクス | 500ルクス |
操作 | ダイヤル式 | 本体パネル |
本体カラー | シルバー | ブラック |
価格 | 15,900円 | 11,900円 |
Plusとの大きな違いは、操作方法でリモコン式か本体のパネルで操作するかによって変わります。
パネル式だと、操作する際にモニター部分へ手を伸ばす必要がありますが、ダイヤル式の場合はどこにでも置いて操作ができ、配置も柔軟です。(リモコンは有線なことには注意。)
加えて、調光・調色を細かく調整したい場合は、Plusを選択するのがおすすめです。
これが特に不要であれば、無印のBenQ Screen Barを購入するでも問題ないかと思います。
レビューまとめ
今回、BenQ ScreenBar Plusを提供いただいて試してみましたが、デスク上に設置スペースを取らないのにもかかわらず、デスク全体をムラなく照らすことができ、とても満足できる製品でした。
さすがベストセラー製品と言ったところで、デスク界隈の人がこぞってこの類の製品を利用している理由がよくわかりましたw
最後にこの製品のメリットとデメリットをまとめます。
- Webカメラを設置する場所がなくなる
- 独特の照射範囲により、モニターとの距離感を感じ、慣れが必要かも
- 省スペース(実質設置スペースがない)
- デスク全体のみを明るくすることができる
- デスクの明るさにムラが出ない
- スタイリッシュなデザインでモニター周りのアクセントにもなる
- ダイヤルの質感・操作性が良い
以上です!お世辞抜きにとても素晴らしい製品で、作業環境改善がますます捗りそうです。