BLUETTI EB3A ポータブル電源 レビュー|小型・多機能で使い勝手が良い!アウトドアなど様々なシーンで使える

ポータブル電源は、キャンプや車中泊、家庭用の蓄電池的にも使えたりと、あると何かと便利です。

高額な製品も多いのですが、今回レビューするBLUETTIのポータブル電源は、268Whの容量で29,800円とお手頃価格になっています。

この製品の特徴は、以下の通りです。

特徴
  • 268.8Wh、定格出力600Wの高出力ポータブル充電器
  • 出力ポート9つ搭載で複数デバイスへの同時出力が可能
  • 電池残量を細かく確認できるスクリーン・LEDライトつき
  • 簡易UPS搭載で停電時にも機器に給電し続ける
  • BLUETTIアプリで入力電力や出力電力の確認も可能

出力ポートや機能は十分に思える仕様ですが、充電速度や動作の安定性も気になるところ。

その実際の利用感はどうか?早速チェックしていきたいと思います!

https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2019/05/Kou1600.jpg

BLUETTI EB3A レビュー

BLUETTIのポータブル電源は、大容量ながらコンパクトに持ち運べるのがお気に入り。ポートが複数あり、様々なデバイスを充電、家電を動作させることができた。USB-Cが100W出力できること、天面でワイヤレス充電が可能なこと、アプリやLEDランプがついていることなど、細かい点で使い勝手が良い。本体充電時にファンが強く回るのがデメリットだが、総じて使いやすいかった。

メリット

  • コンパクトで片手で持てる
  • ポートが9個もあり、うちUSB-Cは100W出力、ワイヤレス充電まで完備
  • 電力リフト機能付きのAC電源でたいていの家電を動作できる
  • アプリやLEDランプなど細かい点での使い勝手が良い

デメリット

  • 本体充電時のファン音がけっこうする
  • 防水に非対応
BLUETTI ポータブル電源 EB3A 268Wh/600W
BLUETTI

この記事は、メーカーであるBLUETTI様より製品を提供いただき、記事執筆をおこなっております。

BLUETTI EB3Aの外観

BLUETTI EB3Aの外観をチェックしていきます。

EB3Aの本体です。

本体の出力用ポートは、計8つ+ワイヤレス充電がついています。

AC(100V,Max 600W)、5521(12V/10A)、シガーソケット(12V/10A)、USB-A(5V/3A)、USB-C(最大100W)、ワイヤレス充電(最大15W)と一通り揃っています。

本体正面。ポートは画像の通りです。

特にコンパクトな外観で、AC出力が2個あること、USB-Cが最大100Wであること、ワイヤレス充電まであるのが良い感じです。

天面でワイヤレス充電ができます。これはありがたい

これの良い点は、上部にワイヤレス充電(最大15W)を備えていること。

上部に置いておくだけで良いので、とても使い勝手が良いです。

スマホを充電。これは使い勝手良かった。

左側のシガーソケットでも電源を取れます。

シガーソケットからも充電できます。

取っ手がついており、持ち運びもお手軽。

重量は4.6kgで、サイズは255×180×183mmです。蓄電池として考えると軽く、片手で持てました。

持ってみた。男性が片手で難なく持てる重量。女性だと少し重たく感じるかもです。

本体側面は、排熱口となっています。

本体側面

本体前面のINPUTから、専用の電源ケーブルで本体を充電して利用できます。

欠点として、この本体の充電をする際に、ファンが結構回ってそこそこ騒音がします。

これだけの容量の蓄電池なので仕方ない部分もありますが、他社のポータブル電源を使った時は、ここまで音はしなかったので、少し気になる部分でした。

その音は50db-60dbほどのもので、エアコンの室外機くらいの音の大きさ。

本体給電時に、50-60db程度の音がでます。

最後に、本体仕様をまとめておきます。

項目仕様
容量268.8Wh
定格出力電力 600W
バッテリータイプリン酸鉄リチウムイオン電池
重量4.6Kg、255*180*183mm
入力AC充電:100V,430W Max
PV充電:12V-28V,200W Max
カー充電:12V/24V
出力AC出力 100V,Max 600W(サージ1200W)×2
5521出力 12V/10A ×1
シガーソケット12V/10A ×1
USB-A出力 5V/3A ×2
USB-C Max 100W ×1
ワイヤレス充電 Max15W ×1
BLUETTI EB3A 仕様

実際に充電してみた

BLUETTI EB3Aを利用して、実際に充電してみました。

iPad Pro 12.9インチを充電した場合

最新のiPad Pro 12.9インチ(M2)を充電してみました。

残量が0%の状態から充電。

充電結果は、以下の通り。

時間充電量
0分0%
10分10%
20分20%
30分29%
40分40%
50分50%
60分60%
70分69%
80分77%
90分84%
100分91%
110分95%
120分98%
125分100%
表:BLUETTI EB3Aで充電

USB Type-Cポートを用いて充電しましたが、一般的な充電器と変わらない速度で安定していました。動作に特に問題はありません。

出力値も34〜36Wと実測上の最大数値が出ていました。

テレビ+PS5の電力として利用してみた

続いて、テレビとPS5として試してみました。

テレビは、パナソニックの55型ウォールフィットテレビ(定格消費電力:268W)を利用しています。

また、PS5の定格消費電力は、350Wです。

あくまで最大値では、618W。これらを繋いだ状態で、PS5経由で映画やゲームを常時やってみました。

この検証では、「40分」稼働しました。仕様から考えると若干短いようにも思いましたが、及第点。

このくらい稼働してくれれば、停電時など不意なデータ消失や故障を防げます。

しかも、このEB3A蓄電池は、簡易UPS機能を搭載しており、これに家電を接続しておけば、停電時でも自動的に給電開始するのが良い点です。


  簡易UPS(無停電電源装置)付き<br>
停電によるデータ消失も恐くない
簡易UPS機能(image:BLUETTI

このように、家庭用の非常用電源としても利用できるものになっています。

ドライヤーは使えるのか?

個人的に一番気になった点は、ドライヤーで使えるのか?という点でした。

自宅のドライヤーは、出力が最大1,200Wと小型家電の中でも電力を最も消費するものです。

実際に電力リフト機能(スマホアプリ)を利用して、動作させてみました。

電力リフト機能をオン
10分程度稼働させてみました。

セット(弱風)は問題なく稼働しましたが、さすがにドライ(やや強風)やターボ(強風)だと風量が安定しませんでした。(過電圧保護(OVP)が効いているかも)

このようなヒーター系での利用を検討する場合、あらかじめ最大出力値を確認してください。

基本的には瞬間電力が大きい電動ドライバーなどは避け、定格出力が600W以下の出力の電化製品での利用を推奨します。

様々なシーンで利用できる

ポータブル充電の良いところは、様々なシーンで利用できるところ。

EB3Aは、それらの中でもコンパクトなので、色々な場所に持ち運べます。

特に、キャンプに使うのに向いていますね。ワーケーションをするときとかに捗ります。

外にも簡単に持ち運べる
車で持ち運び

防水防塵タイプではありませんので、その点だけご注意ください。

キャンプやバーベキューでの非常用充電として最適!
(image:BLUETTI

本体には、LEDランプも搭載しているので、夜間での利用にも便利。

スマホアプリにも対応しており、スマホからリモートで給電中の状況を確認したり、電源のオンオフまでできちゃいます。

本体の近くに行かなくても良いので楽ちんです。

レビューまとめ

EB3Aは、ポータブル電源としてコンパクトでポート数も多く、使い勝手の良い製品でした。

様々な利用シーンで使え、容量はそこそこではあるものの簡易UPS機能を備えているので、非常用の電源としても使えます。

実際に利用してみたところ、本体充電時のファンの音は気になりましたが、端末充電時や家電の動作は安定していて、幅広い用途で利用できるポータブル電源と思いました。

BLUETTI ポータブル電源 EB3A 268Wh/600W
BLUETTI
Kou

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