デスクワークをする上で椅子は本当に重要。
私は基本在宅勤務となり、かつブログもやっているので、長時間デスク作業をすることもあって、チェアにはかなりこだわっています。
椅子はピンからキリまでありますが、その中で一つコスパにかなり優れる製品があるので、ご紹介します。
それが、COFO Chair(コフォチェア)。オフィスチェア向けの多機能な椅子です。
この製品の特徴は以下の通り。
- 最大125度まで調節可能なリクライニングチェア(Premiumはフットレスト付き)
- 腰全体を安定して支える可動式ランバーサポート
- 大腿と下半身に優しいカーブ構造
- 高さと角度調節を備えたヘッドレストを搭載
- 前後左右に自由に調整できるアームレストを搭載
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かのエルゴヒューマンにも似たつくりとなっていますが、それだと10万円ゆうに超える所、COFO Chairであれば、最上級のPremiumでも、79,999円(ホワイトのみ84,999円)と手の取りやすいものとなっています。
それもあってか、このワークチェアは売れに売れているようで、23年4月には仕様変更版の発売、更に8月には新色ホワイトも登場し、アップデートを果たしています。
今回は、メーカーさんよりPremiumを提供いただきましたので、初期型のモデルと比較しつつ、実際の使い勝手はどうか、レビューしていきたいと思います。
COFOブランドには、デスクとして「COFO Desk」もあります。これも背面マグネットや電動昇降の使い勝手も抜群に良く、自室のデスクと椅子は、COFOシリーズで統一しています。このデスクとチェアのセットで、デスクの狭いスペースでも姿勢や作業スタイルを柔軟に変えられて、作業の持続力も上がりました。ぜひチェックしてみてください!
もくじ
COFO Chair Premium レビュー
COFO Chair Premiumを利用してみましたので、早速レビューしていきます。
ホワイトが圧倒的に美しい!
冒頭に示した通り、私はホワイトナチュラル好きで、家電や小物まで含め、ホワイトに統一しています。

Kou
一度こだわってしまうと、全部揃えたくなる性格でして、チェアも同様にホワイトにこだわっていました。。笑
そんなわけで、チェアについてもホワイト基調のチェアを探しており、これまではセイルチェアを利用していました。
セイルチェアも、デザインが美しく良いのですが、1年以上利用していると、在宅ワークやこのブログでの作業をする過程で、肩から首周りの疲れが気になっていました。
そこで、高さやヘッドレストがあり、かつホワイト基調のチェアをずっと探していたのですが、そのタイミングで新たに登場したのが、COFO Chair Premiumのホワイトだったのです。
買おうか迷っていた所、僭越ながら、ご提供いただけると伺った際には本当に嬉しかったです。
実際に組み立てて部屋に置いた様子は、以下の通り。

この白さには感動しました。特に午前中に太陽光が差し込むときに、光の反射でフレームのカーブの様式美が際立ち、一層美しく見えます。

Kou
この感覚をどう表現すればいいのか…初めてHHKBの雪モデルを触れたときの感動と似てる…w
以下の画像は、部屋に入った瞬間をそのまま撮影したものですが、自室との統一感が最高です!


フレームにアルミ合金が採用されているのが、高級感とともに自室のグレーものとも合い、一層その白さを引き立たせます。耐久性の高そうなつくりです。
しかもキャスターまでホワイト!この細かなこだわりも含め、最高に気に入っています。

背面ロゴプレートも、プラスチック製からステンレス製に変更となっており、一層その高級感を引き立たせます。

フレームやアームレストの素材には、ポリウレタン+エンプラが使われているようです。
実際触れてみても、耐久性の高そうなつくりで、かつアームレストのホワイトと、キーボードやマウスのホワイトとも最高にマッチ。

こうしてみると、座面は完全なホワイトではなく、わずかにクリーム色っぽくなっていますね。
座面も真っ白すぎると汚れも目立ちますし、ギラギラしすぎない柔らかなこの色も良い感じ。

メーカーさんへの忖度抜きにして、自室に置いて座ってみて、ここまでテンションの上がるチェアは初めてでした。
こういうインテリアにマッチするチェアだと、何となく座る気持ちになれて、PC作業にも取り掛かりやすくなるんですよね。結果的に仕事の効率も上がります。
一方、前回利用していたセイルチェアと比べると、大きな違いは本体に高さがあることです。
ただし、COFO Chair Premiumは、座面と背もたれにプレミアムメッシュが採用されており、通気性もよくかつホワイトカラーのため、インテリア的にそれほど圧迫感を感じさせないです。
また、本体の高さが気になる場合は、ヘッドレストを外すこともできるので、利用しない場合は外して部屋を広く見せることも可能。

私はホワイトを全力で推していますが、あくまで自室の一番合うのでそう言っているだけで、前回レビューしたグレーモデルのデザインももちろん良いです。
他に、私は試していませんが、ブラックモデルもあります。

COFO Chair Premiumは、従来この「グレー」がホワイトモデルとして発売されていましたが、その後本記事でレビューしているホワイトモデルが発売されたことにより、以下の通り「グレー」モデルに変更となっています。購入の際にお間違えなく!
・変更前:COFO Chair Premium ホワイト FCC-XW
・変更後:COFO Chair Premium グレー FCC-XG
身体が包み込まれるかのような感覚が心地よい
COFO Chair Premiumに座ってみて何より良いと感じたところは、座ったときに身体を包み込んでくれるような感覚があることです。
これは、まず、座面が少し湾曲していることにあると感じます。

膝の部分も前方向に沈んでおり、適度なクッション感があるので、足が疲れにくい。

後述するランバーサポートなど、身体が設置する面が全てラウンドしているため、身体にフィットしやすい。
ヘッドレストもついているおかげで、身体全体をしっかりと包み込み、疲れにくくなりました。
ここが、冒頭で示した通り、セイルチェアから乗り換えて特によかった部分。

僕はモニターに対して前のめりになるクセがあり、最初はヘッドレストは意味がないかな?と思っていましたが、全くそんなことはありませんでしたね。
前のめりの際には、頭とヘッドレストの間にクッション等を挟むこともできるため、首の疲れは改善されました。
また、先述の通り、メッシュ素材が採用されており、通気性が良く弾力も感じます。
この人間工学に基づいたようなデザインが、身体をしっかりとサポートしてくれます。座っていてとても心地の良い椅子に感じました。
ランバーサポートに厚みがあり腰をしっかりとサポート
機能面で個人的に一番気に入っているのが、ランバーサポートの厚みと素材感です。
かなり厚めに取られており、これまで座ってきたどの椅子よりも、腰をしっかりとサポートしてくれました。


これは、腰背セパレート構造をとっていて、腰への負担部位にかかる力を適度に逃してくれているようで、これが座り心地に寄与していそうです。
かつ、本体のプレミアムメッシュによって、固くもなく・柔らかすぎることもない、弾力のある座り心地が抜群に良い。
メッシュのため、夏場でも蒸れることも暑苦しくなることもありません。
かなりしっかりとしたランバーサポートのため、あぐらをかいたりゆったりと座りたいときに却って邪魔になるようにも感じましたが、この椅子は「座面前後スライド機能」によって、広く座りたい時に座面のスペースを開けることができ、特に問題なしです。
このランバーサポート、弾力がある、可動域も多いことによって、座り心地が抜群に良いチェアでした。
フットレストとリクライニング機能で小休憩にも最適
この点の多機能オフィスチェアは、フットレストがあるだけでだいぶ疲れが変わります。
また、最大125度までのリクライニング機能もついているので、小休止する際にも最適です。

本来の用途ではないと思いますが、個人的には足を伸ばしながら作業できるのが気に入っています。
床に足を置いてずっと作業をしていると、疲れたり浮腫んだりするものですが、これで足を伸ばせるので、作業に集中しやすくなります。
スツールやオットマンだと、それを置く場所も必要で、少し嵩張りますが、これは椅子に内蔵されていて、収納もできるのが良いポイントです。
アームレストやヘッドレストなど柔軟に調節が可能
アームレストの良い点は、前後だけでなく、左右調節も可能なこと。
特に、PCのキーボードを利用しているときには、肘から手にかけて「ハノ字」になるので、その場合でも腕を置きやすく、疲れにくいと感じました。



ヘッドレストも同様に、前後方向に調節が可能です。
ヘッドレストがあると、首が疲れにくくて良いですね。
僕は、これまでヘッドレストのないセイルチェアを利用していましたが、やっぱりそれがあると、首回りの疲れにくさが違いました。

このヘッドレストは、一応着脱可能となっているので、チェアの高さで圧迫感が出る場合も、それを省くことができます。
可動する領域が多い(一部操作も改善された)
COFO Chair Premiumの大きなメリットは、チェアの「可動できる部位」が多いことです。
一般的な高さ調節以外にも、「座面前後スライド」や「リクライニングコッキング」などによって、自分の最適な姿勢に調整してくれます。
前作をレビューした際には、フットレストの操作がやりづらいことをデメリットに上げていましたが、2023年4月の仕様変更によって、それも改善!
ということで、各部位の操作の詳細について、以下に解説します。
座面前後スライド・高さ調節

右のレバーは、前部分が高さ調節、後ろ部分が座面前後スライド機能となっています。
エルゴヒューマンなどと違って、一本のレバーで操作するタイプではないですが、各レバーにはロゴがついているため、直感的にわかりやすいです。
リクライニング反発調節

座面の右下にあるグリップを回転させて背もたれの反発力を調節できます。
リクライニングコッキング機能

左側のレバーを押し下げて、調節できます。背面に寄りかかり傾いた位置でレバーを引き上げると、背もたれが固定されます。
フットレスト機能
2023年4月の仕様変更で、最も大きかったのはこの部分。
フットレストは、ラチェットを回す方式で、出し入れが若干手間でした。


それが、仕様変更によって、以下のレバーが採用されており、より簡単かつ直感的に操作できます。

このレバーを、「UP(右)」側に引くことで、フットレストを上げることができ、「DOWN(左)」側に引くことで、フットレストを下げることができます。文字通りでわかりやすい。

フットレストを引き出す際は、「UP」側にしてフットレストを出してから、引き出していきます。
上に向けると、好み角度に固定されるようになっていて、楽ちんですね。

しまう際は、「DOWN」側にレバーを倒し、フットレストを下げて収納します。
この操作が、仕様変更で最も大きなポイントであるため、動画でも撮影しました。
些細な点ですが、このような部分も改善されていて、メーカーの姿勢も伺えました。素晴らしいです。
組み立てについて
COFO Chair Premiumを実際に利用した感想をまとめましたが、組み立てについても補足しておきます。
説明書やダンボールの背面にも記載がありますが、以下の動画を見ながら、組み立てていくとわかりやすいと思います。
私も、これを見ながら組み立てていきました。
ここではポイント部分を掲載します。
組み立てを始める前に、同梱の軍手をはめて、緩急材を下に敷いておきます。
この辺も同梱されていて、細かな配慮が行き渡っていますね。


- STEP
脚パーツの組み立て
キャスター取り付け シリンダー取り付け キャスターを脚ベースにはめ込み、シリンダーを脚ベースに挿入します。
- STEP
座面の組み立て
1.座面 2.フットレストの取り付け 3.フットレストを固定 4.シリンダーに座面を差し込み 座面のアルミ部分を出して、フットレストをアルミの先端側につけ、ネジを止めます。
最後に、座面を上から押さえてしっかりとはめ込みます。
- STEP
アームレスト取り付け
1.アームレストの取り付け 2.ネジで固定 左右のアームレストを操作レバーが外側にくるように、座面の差し込み口にセットし、内側からネジを止めます。
- STEP
背もたれの取り付け
背面下部の固定 座面取り付け完了 座面と背面下部をジョイントさせ、ネジでしっかり固定します。
- STEP
ヘッドレストの取り付け
最後に、ヘッドレストを取り付けて完成です。ホルダーを下からつけてネジで留めます。
これで完成します。

前作では、STEP5のヘッドレストの取り付けに苦労したのですが、COFO Chair Premiumのホワイトを組み立てた際には、この点もスムーズにいきました。(この点も仕様変更されたのか、勘違いかな?)

そのため、組み立てはそこまで難しいと感じず、一人でもできましたが、大型製品の組み立てのため、開封や片付けなども含めれば、1時間程度の時間は取っておいたほうが良いかと思います。
COFO Chairシリーズの比較
COFOシリーズは、2023年現在、「Premium」と「Pro」の2つのラインナップもあり、そのカラバリも増えています。
以下の比較表で、整理します。
商品名 | COFO Chair Premium | COFO Chair Pro | |
カラーバリエーション | ブラック / グレー / ホワイト | ブラック / ホワイト | |
腰背セパレート構造 | ○ | ○ | |
ヘッドレスト | 2Dヘッドレスト | 2Dヘッドレスト | |
アームレスト | 4Dアームレスト | 1Dアームレスト | |
背面高さ調節 | ○ | x | |
座面奥行調節 | ○ | x | |
反発力調節 | ○ | x | |
ジャケットハンガー | ○ | ○ | |
バッグホルダー | ○ | x | |
静音PUホイール | ○ | ○ | |
フットレスト | ○ | ○ | |
寸法 | 外寸 | 幅65×奥行68×高さ115.5~123.5cm 座面高さ48~56cm | 幅66×奥行68×高さ115~126cm 座面高さ48~56cm |
座面 | 幅52.6×奥行49cm (奥行調整範囲5.5cm) | 幅52×奥行51cm | |
ヘッドレスト | 幅38.3×高さ18.5cm (調整範囲2.5cm) | 幅39×奥行17.7cm (調整範囲3.5cm) | |
脚 | 半径35cm | 半径35cm | |
キャスター | 直径6.5cm | 直径6cm | |
素材 | フレーム | PAエンジニアリングプラスチック+ 30%ガラス繊維+アルミ合金 ADC#12 | アイアン+ナイロン |
ジャケットハンガー | PAエンジニアリングプラスチック+ 30%ガラス繊維 | ナイロン | |
張地 | プレミアム特製メッシュ | プロメッシュ | |
アームレスト | PU(ポリウレタン)+ PAエンジニアリングプラスチック+ 30%ガラス繊維 | PU(ポリウレタン)+ナイロン | |
シャーシ | アルミ合金 ADC#12 | アイアン+ナイロン | |
脚 | アルミ合金 ADC#12 | アイアン | |
キャスター | PU(ポリウレタン) | PU(ポリウレタン) | |
シリンダー | 4級 | 4級 | |
重量 | 26kg | 20kg | |
耐荷重 | 135kg | 125kg | |
梱包重量 | 34.1kg | 24.65kg | |
梱包寸法 | 77x48x72cm | 76x42x58cm |
素材や外観デザインの違いはありますが、大きく異なるのは、以下の機能面です。
- 4Dアームレストの搭載有無
- 背面高さ調節の有無
- 座面奥行調節の有無
- 反発力調節の有無
- バックホルダーの有無
また、外観も少し異なり、今回レビューしたホワイトモデルを例にすれば、COFO Chair Proの場合は、フレームにアルミ合金が採用されていないかわりに、全体が完全にホワイトとなっています。
上記の機能が必要無い方、完全に真っ白のタイプがほしい方は、COFO Chair Proを選ぶのでも十分です。
おわりに:お得なクーポン情報も!
COFO Chair Premium、価格のことを考えれば、かなり多機能で座り心地もよく満足感の高い製品でした。
何よりホワイトモデルの美しさ、デザイン性は最高でしたね。座りたくなる椅子といった感じで、PC作業もはかどります。
操作面も改善されていて、初期型の欠点として述べていた部分も解消、デメリットとして言える部分がありません。
コスパ重視で、ヘッドレストやフットレストのある多機能ワークチェアが欲しいという方には、特におすすめの製品です。
最後に、よりお得に買えるクーポン情報を以下に掲載します。
今回製品を提供いただいたCOFO Chairさんから、5,000円引きの特典クーポンコードを頂いております!
上記ボタンのサイトから、「プロモーションコード」を取得いただた後、公式サイトの支払い画面に貼り付けいただけると、5,000円引きで本製品の購入が可能です。

COFO Chair Premium レビュー
COFO Chair Premiumは、身体をしっかりとサポートし、疲れにくいワークチェア。実際に在宅勤務で利用したが、特にランバーサポートが厚めに取られていて、腰が疲れにくいと感じた。カーブ構造の座面が身体を包み込むようで心地よく、ヘッドレストやフットレストもあるので、少し休憩する際にも椅子上で身体を伸ばせるのが良い感じ。レビューで指摘していた操作面も改善され、メーカーの熱意も伝わってくる一品。ホワイトが書斎部屋のインテリアに最高に合い、メインのチェアとして愛用しています!
メリット
デメリット