突っ張り棒は、壁に穴あけせずに空間の任意の場所や壁にモノを置けたり便利なものの、どうしても気になるのがデザイン性。
便利なものの、どの製品も無骨な見た目がインテリア的に微妙に感じていました。
そんな中、インテリア的にもおしゃれに飾れて、色々な小物を置ける「DRAW A LINE(ドローアライン」という突っ張り棒があるのでご紹介します。
この製品の特徴は以下の通り。
- スチールパイプのマットな質感と真鍮性ネジによる洗練されたデザイン
- テーブルやブックスタンド、ランプアームなどのパーツで、様々なモノを飾れる
- 高さは200cm〜275cmまであり、天井の高さに合わせ調節可能(より短いタイプもあり)
- ホワイト・ブラックの2色展開でインテリアに合わせやすい
私はこのDRAW A LINEをデスク周りに設置していて、ランプとカフェテーブルのように使っています。
そんなDRAW A LINEについて、レビューをお届けします!
もくじ
設置してみた
早速、DRAW A LINEを設置してみました。
最初にお話しすると、DRAW A LINEは、二人以上での設置を推奨します。
なぜなら、各キットを取り付けてから突っ張り棒を設置するという仕組みであり、各キットの重さで水平に保ちながら設置するのが難しいためです。
基本説明書通りに取り付けていけばOKですが、実際に設置してみて、ポイントとなる部分を解説します。
パーツの組み立て
本体は「TENSION ROD(テンションロッド)」と呼ばれるもので、これが支柱となります。
支柱は「上支柱・中間支柱・下支柱」の3本に分かれており、それぞれを組み立てていきます。
説明書にある通り、最初はネジ先が見えなくなるまで真鍮ねじをゆるめておきます。

普通の突っ張り棒だと、突っ張り棒を設置してから、クリップやフックを引っ掛けてモノを取り付けていきますが、DRAW A LINEの場合は、最初に突っ張り棒自身にキットを取り付けておく必要があることに注意です。
配置を決めたら、各パーツをそれぞれの支柱に設置していきます。




最後に、各支柱を取り付けて完成です。


色々と取り付けてみましたが、特にランプシェードは、重い上に重心が突っ張り棒から遠くにあり、持ちにくいので注意してください。
設置
DRAW A LINEを自室に設置してみます。
先述の通り、DRAW A LINEは、最初に突っ張り棒にパーツを取り付けておく必要があります。
フックやテーブルであれば大したことはないですが、特にランプやトレーを取り付ける場合はそのキット自身の重みで重心が不安定になり、並行に保つのが難しくなります。
そのため、特にランプやトレーを設置する場合は、2人での作業を推奨します。
また、取り付けは、水平器必須です。iPhoneのコンパスアプリを利用するでも良いですが、ある程度長さのある、水平器を利用した方が楽に取り付けできます。

私は、この手のインテリアツールをたくさん利用してきましたが、それでも何も無いところに水平に設置するのが中々難しかったです。
ただ、一度設置すれば動かすものでもないので、最初にしっかりと設置できれば、気持ちよく使えます。

DRAW A LINEを利用した感想
DRAW A LINEを利用して2ヶ月程度経ちましたので、レビューをしていきます。
素材感の優れたデザインの良い突っ張り棒
突っ張り棒は、どうも無骨というか野暮ったく見えるというか、生活感の出る製品で、インテリア映えするものではありませんでした。
ところがDRAW A LINEを実際に設置してみて、DRAW A LINEの美しさを感じます。
その理由は、マット塗装された表面の質感の高さ、そして真鍮平ねじの高級感にあると感じます。
普通の突っ張り棒だと、鋼管がそのままか、あるいは樹脂皮膜に覆われたものが中心で、テカテカとしていて安っぽい印象がありました。
DRAW A LINEの場合は、このマット塗装により、質感の高さを感じ、落ち着いていて空間にも馴染みやすいです。

普通の突っ張り棒(左)と違い、ザラザラとした非光沢の塗装となっている。
加えて、高さ調節ネジやキットのネジに真鍮性のものが採用されているのが普通の突っ張り棒との大きな違いです。

これがマットな突っ張り棒の良いアクセントになり、高級感を与えてくれます。
このことから、DRAW A LINEを空間の中心に置いても映えるデザイン性となっています。

部屋の中央付近にあるDRAW A LINEのトレイにグリーンを置けることで、空間をうまく締めることができたと思っています。
DRAW A LINEの最大の良さは、そのデザイン性から、どの位置に配置しても綺麗に映り、更にそこへ色々な小物を配置できることから、空間を飾りやすいことにあると感じました。
パーツの種類が豊富で色々なモノを飾れる
DRAW A LINEは、高級突っ張り棒として有名な製品であり、発売元はラブリコなどでも有名な平安伸銅工業。
アイデアに溢れる製品が多く、このDRAW A LINEも主力製品の一つで、たくさんのパーツが展開されています。
それぞれのパーツを見ていきましょう。

ランプは、様々なタイプが発売されています。

ランプは、一般的なE26口径の電球が利用できます。
私はここにSwitchBotスマート電球のような、スマートライトを取り付けて、スマホやアレクサから声で操作をしています。


テーブルは、モノを置いたり、私はカフェテーブルとして飲み物を置くことにも使っています。

フックは色々なところで使いやすいです。ハンギングプランターをかけたり、バッグを置いたりするのにも良いと思います。

最近はブックスタンドも発売されたので、ここにお気に入りの本やタブレットを立てかけるのも便利ですね。


配置が自由自在で収納面でも活かしやすい
DRAW A LINEは、突っ張り棒としてのデザインも美しいので、部屋の目立つところに置いても違和感なく、良いアクセントにもなります。
加えてパーツもたくさんあるので、部屋の任意の位置を、収納スペースにすることができます。
私は照明&カフェテーブル・観葉植物を置くのに使っていますが、鞄を引っ掛けたり、モノを置くのにも良いと思います。
また、普通ではモノを置きにくい高さや位置におけるので、天井付近にプロジェクターを置いたり、スピーカーを上部に置いて、天井スピーカーのように利用するのも便利だと思います。

ランプシェードがある場合、同梱のマジックテープで配線を束ねて隠せるのも高ポイントですね。
という感じで、収納スペースや設置台として置くのにも良い製品と感じます。
少しデリケートな製品なので扱いは慎重に!
DRAW A LINEはとてもおしゃれで多機能な突っ張り棒ですが、その反面注意したいことがあります。
まず、この表面のマット塗装が剥げやすく、シミがつきやすいものとなっています。
まだ使って間もないですが、設置の際にちょっとぶつけたり、濡れた手で触ると、うっすらとシミのようなものができます。

また、ぶつかったりすると当然危険です。
それ以外にも、個人的に注意する必要があるなと思ったのは、突っ張り棒自体の回転です。
少しテーブルや照明の配置を変えるのに、DRAW A LINEを回すことで位置調節もできますが、これによって重心がずれるため、ちょっとずつ本体の突っ張り棒も傾いていきます。
当初は、部屋にうまく収めるために、回転による位置の微調節をしていたことで、テンションロッドが徐々にずれて傾きだしたりしたので、ご注意ください。
このように、DRAW A LINEは色々な場所に設置できるものの、少し慎重に扱う必要があります。
特にお子さんのいるご家庭では、ぶつかったりしないよう、利用にお気をつけください。
おわりに
DRAW A LINEは、部屋の目立つ位置に配置してもおしゃれで、空間を演出するのに最適な製品です。
僕は、この記事でご紹介した通り、デスク横にDRAW A LINEを生かしてちょっとしたカフェ空間を作っており、デスクワークの休憩時にとても便利に扱えています。
設置が難しかったり、慎重に扱う必要もありますが、インテリア的にも収納面でも役立つ製品なので、おすすめです!
DRAW A LINE レビュー
DRAW A LINEは、洗練されたデザインの突っ張り棒システム。「住空間に1本の線を描き、そこに様々なパーツを付けて使う」というコンセプトから生まれた。そのため、観葉植物を置いたり、バッグを引っ掛けたり、テーブルからランプにも使えるなど様々なデザイン・用途に利用できる。単に機能的なだけでなく、インテリア的にも映える家具となり、部屋の空間をより有効活用したい方におすすめ!
メリット
デメリット