Echo Pop レビュー|最安モデルながら侮れない音質の良さ!アレクサで色々できて、2台以上買うのもおすすめです😆

Echo Dotより安いモデルだったので、正直どうなんだろうと思っていましたが、その期待を良い意味で裏切ってくれました。

これはアレクサ入門機としてかなり推せる!

それが、2023年5月に新発売となった「Echo Pop」です。

Kou

Kou

最初は1台で購入したのですが、安いし良いしで追加で2台目購入しちゃいました!笑

その特徴は、以下の通り。

特徴
  • Alexa対応のスマートスピーカーで、多様な用途に対応
  • 音声だけで音楽の再生が可能
  • スマートホームの導入を簡単に実現
  • Alexaスキルにより、さらなる機能拡張可能
  • ライトバーを活用したお知らせ機能
  • プライバシーを重視した設計

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Echo Popの大きな特徴として挙げられるのは、その手頃な価格と愛らしいデザインです。

Echo Dotを斜めにスライスしたような形状が特徴的で、見た目も楽しませてくれます。

ただ、Echoシリーズには既に廉価版モデルとしてEcho Dotが存在しますが、さらに低価格なEcho Popの魅力は、どこにあるのでしょうか?

今回は、その点を中心に、Echo Dotとの比較を交えつつ、Echo Popのレビューしていきます。

https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2019/05/Kou1600.jpg

Echo Pop レビュー

Echo Popは、インテリアに合わせやすいデザイン性と手頃な価格でありながら、多機能なアレクサ対応スマートスピーカーとして様々な用途で利用できる。意外と音質が良いのが驚きポイントで、Echoシリーズの中では特に中音域の明瞭さが際立っていた。低音域ではEcho Dotに劣る印象だが、一般的な音楽視聴には十分すぎるほど。複数台を使ったマルチルームミュージック用途に最適で、この使い方もおすすめ。もちろん音楽再生からスマートホーム、本の朗読や通話など様々なことができ、コスパ最高!

メリット

  • 価格の割に音質が良い
  • ポップなデザインとカラバリでインテリアにも合わせやすい
  • 複数台組み合わせて使える(特にマルチルームミュージック)
  • アレクサによる音声操作前提の作りで簡単に扱える
  • Amazonプライムの豊富なコンテンツを楽しめる

デメリット

  • 低音域はEcho Dotに劣る
  • マイク感度がやや悪い
  • 画面なしのためアレクサの一部機能が使えない(プライムビデオ・プライムフォトなど)

外観とスペック

まずは、Echo Popのスペックを見ていきましょう。

項目\製品Echo PopEcho Dot (第5世代)Echo (第4世代)Echo Studio
商品画像
スピーカーサイズ1.95インチ1.73インチ3.0インチウーファー
0.8ツイーター x 2
5.25インチウーファー
2.0インチミッドレンジスピーカー
1.0インチツイーター
Wi-Fi802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz)802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz)802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz)802.11a/b/g/n/ac (2.4/5GHz)
接続・wifi
・Bluetooth Low Energy Mesh
・Matter
・wifi
・Bluetooth Low Energy Mesh
・Matter
・wifi
・Bluetooth Low Energy Mesh
・Matter
・wifi
・Bluetooth Low Energy Mesh
・Matter
Ultra HD/空間オーディオ対応
DolbyDolby AtmosDolby Atmos
ライン入出力3.5 mm ライン入出力 (Alexaアプリで切り替え)3.5 mm ミニジャック / mini-opticalライン入力
音声・ビデオ通話音声通話音声通話音声通話音声通話
家電の操作 ※別売 対応機器が必要
Zigbeeスマートホームハブ内蔵
モーション検知
温度センサー
サイズ99 x 83 x 91 mm100 x 100 x 89 mm144 x 144 x 133 mm206 x 175 x 175 mm
重さ196g304g940g3.5kg
カラー・グレーシャーホワイト
・チャコール
・ティールグリーン
・ラベンダー
・グレーシャーホワイト
・チャコール
・ディープシーブルー
・グレーシャーホワイト
・チャコール
・トワイライトブルー
・グレーシャーホワイト
・チャコール
価格¥5,980 から¥7,480 から¥11,980 から¥29,980 から
表:Echoシリーズ(スピーカータイプ)スペック比較(2024)

Echo Popは、定価で5,980円〜と、シリーズ最安モデルです。今後Amazonセールなどで、さらに安くなりそうですね。

また、4色展開となっており、インテリアにも合わせやすい。

私は、ティールグリーンがお気に入りだったので、これを購入しました。外観をチェックしつつ、その仕様を明らかにします。

同梱品は、本体・電源・スタートアップガイド

本体を手に取ってみました。片手で難なく持てるサイズ感。

本体はEcho Dotを斜めにスライスしたような形状

背面には操作ボタンが備わっています。

後ろ向きについているため、本体ボタンは少し見えづらい。ただぱっと見はスッキリとしていて、デザイン重視ですね。

従来のEcho Dotにあったような、オーディオケーブル(出力)は、接続できないです。

これは、第5世代Echo Dotも同じくできず、2023年発売のモデルから、このへんの仕様が変わっていますね。

アレクサの受信機にして、別のスピーカーで出力するといった使い方はできません。

背面。オーディオケーブルは接続できません

電源を投入すると、上部のライトバーが光ります。これが通知の役割などを果たします。

Echo Dotと比べると、サイズ感はほぼ同じ。Echo Popはスライスされたような形状のため、奥行きが短くなっています。

Echo Dot with Clock(左)とEcho Pop(右)

レビュー

Echo Popを実際に利用してみましたので、レビューをしていきます。

音質が意外と良い!安いEchoもここまできたか

初めてEcho Popを見たとき、あまり期待を寄せていませんでした。

過去のEchoシリーズにはスピーカーの性能が劣るものもあり、また最近ではEcho Dotの音質向上が際立つなど、Echo Popが果たす役割に疑問を感じていました。

しかし、実際に試してみると、その音質の良さに驚かされました。

Echo Popは、解像感が適度に高く、クリアで素直な音がでています。

特に中音域の音質が際立ち、ボーカル中心の楽曲では、息遣いを感じさせ、弦楽器の音色の響きも良い。

一応Echo Dot(第5世代)とも聴き比べましたが、Echo Popと比べると、中音域がややこもって感じます。

その一方で、低音の迫力はEcho Dotが優れているといった感想。Echo Popは、値段の安い割にずいぶん頑張っているように感じました。

Echo Dot 第5世代(左)とEcho Pop(右)で音質を比較してみた

また、高価なスピーカーと比較すると、高音が少し安っぽい(シャリシャリとした)印象は受けました。

ただ、それを踏まえても、Echo Popはイージーリスニングには最適で、オーディオに特別なこだわりがなければ十分に満足できるレベルです。

2台以上でマルチルームミュージックがおすすめ

Echo Popは、複数台で利用するのもおすすめです。

Echo Popとしておすすめの使い方は、マルチルームミュージック。

これは、複数のEcho Popを各部屋に設置し、同じ音楽を同時に流す機能です。

部屋を移動しても同じ音楽が流れているため、楽曲の高揚感を途切れることなく味わうことができます。

Echo Popのスピーカーは、その形状から、少し上向きに設置されているため、ウーファーのように床置きするのも良いかもしれません。

サイズもコンパクトで価格も手頃なため、家具の隙間やサイドテーブルに置くにも最適です。

また、4色から選べるので、お部屋のインテリアにも合わせやすいです。

さらに、複数台のEcho Popを用意することで、ステレオペアで再生することもできます。

Echo Popは、Amazon MusicのUltra HD再生や空間オーディオに対応していないため、Echo Studioなどと比べるとこれをする意義は薄れますが、それでもステレオ再生ならではの臨場感・立体感は体験できました。

ステレオ再生で視聴してみましたが、音の広がりや臨場感が増します

ただ、Echo Dotなどと比べると、マイクの感度が少し低かったです。

普通に使う分には問題ないのですが、テレビを見ている間などの雑音環境下では、少しアレクサの反応が鈍っていました。

そのため、話しかける地点からあまりにも遠い場所や、テレビの直下などに置くと、アレクサの反応が鈍くなる場合もあるかと思いますので、その点だけご注意ください。

本の朗読やスマートホーム機能も利用可能

Echo Popは、Alexaを活用して様々な機能を利用できます。

特に、本の朗読やスマートホームの機能が便利です。

Echo Popを使えば、KindleAudibleの本を読み上げさせることができます。

Kindleをオーディオブック化できちゃいますね。

寝る前やお子様への朗読として、また目が疲れた時などに非常に便利です。

▲動画はEcho Dotですが、Echo Popでも同じことが可能です。

さらに、スマートホーム化の機能を利用すれば、エアコンやテレビ、照明などを音声で操作することができます。

そのため、リモコンを探す必要がなく、どこからでも家電の操作が可能です。

なお、スマートホーム化を実現するためには、それに対応した製品が必要です。

初めての方には、スマートリモコンがおすすめです。これ1台あれば、赤外線リモコンで操作するエアコンやテレビ、シーリングライトなどを一括で遠隔操作することが可能になります。

スマートリモコンがスマートスピーカー等からの指令を変換する機能をもっています。
▲スマートリモコンなどと連携すると、家電もハンズフリーで操作できますし^^

Echo Popは、これらの機能を駆使して生活を豊かにしてくれます。ぜひ、その魅力を手に取って体験してみてください。

Amazonのサービスと連携して様々な用途で利用できる(Amazonプライム)

Echo Popは、Amazonが発売する製品なので、通販やAmazonプライムなどの豊富なサービスが利用できるのがメリットです。

例えば、買い物。以下のように話しかければ、利用でき、サクッと買い物が楽しめます。

アレクサ、水買って!

水をお探しですか?アマゾンチョイスは、サントリー南アルプスの天然水〇〇円です。カートに入れました。購入する場合は、いますぐ購入と言ってください。

私は「〇〇を買い物かごに追加して」と言ってとりあえずカートに放り込んで、あとでスマホでじっくり比較してから購入するみたいな使い方をしています。

▲「買い物リスト機能」は、そのままAmazonのサイトに飛ぶことができます。Echo Popにメモだけしといて、あとでスマホから購入という使い方が簡単にできます。


プライム会員なら、何も契約せずにプライムミュージックで1億曲以上が聞けるのが嬉しいポイント。

解約したとしても「Amazon Music Free」という完全無料(広告付き)のサービスが最近出てきたので、一応音楽用途に利用できます。

Amazonにはプライム会員を中心とした優れたサービスがたくさんあるので、それをアレクサで呼び出してサクッと楽しむことができるのがメリットです。

画面なしが欠点|一部便利なアレクサ機能が使えない

ディスプレイ付きのEcho Showシリーズと比較すると、スピーカータイプのEchoはどうしても物足りなく感じてしまいますね。

写真・動画が見られないというのは、やはり大きいです。

Echo Show 15を設置したインテリア
プライムフォトは額縁的にも使えたり、写真のスライドショーをしながら音楽をかけたりできるのが良い。。。
Echo Show03
▲プライムビデオだけでなく、YouTubeも見られるんです。

Amazonのサービスで特に良いのが、「プライムフォト」や「プライムビデオ」だったりするので、これが使えないというのは、やっぱり物足りなく感じてしまいます。

何より一番のネックは、「情報を目で見る」ことができないということですかね。音声で流れるので、聞き逃すとまたアレクサに話しかけなければなりません。

Echo Popは最安のスピーカータイプのEchoなので、致し方ない部分もありますが、もし安くてもディスプレイ付きが欲しいという場合は、Echo Show 5がおすすめです。

レビューまとめ

Echo Pop。初めて見た際には、Echo Dotよりも安いモデルとのことで、正直どうなんだろう?と思いましたが、意外にも音質が良かったのが何より驚きでした。

Amazonは、Echo Studioでもそうだったんですが、値段+スマスピ機能があるにも関わらず、音質に相当こだわってきていますね。

レビューした通り、2〜3年前の廉価版Echoからすると、考えられないほど良い音だしてます。

Echo Popは、Echoモデルの中でも特に低中高音のバランスに優れたフラットな音質で、イコライザーによる調整なしでも、オールジャンル楽しめます。

加えて、インテリアに合わせやすいデザイン(カラバリ)、スマートホームなども可能で、多機能です。

今までアレクサ入門機といえば、Echo Dotを推していたのですが、今度からこれを推そうかなって思ってます。そのくらい万人受けしそうな、コスパの良い製品でした。

Kou

Kou

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