【レビュー】「Echo Studio」をHomePodやEchoPlus2台・Alexa対応サウンドバーと比較しつつ聴いてみた

echostudio

2019年12月に新発売となった、「Echo Studio」を我が家に導入してみました。

元々私は、自宅の音楽環境をAlexaを中心に整えており、Echo Plus×2+Echo Sub(ステレオペア)という、Echoシリーズの中では最高峰の音響を整えていました。

Alexaで構成するとハンズフリーで気軽に音楽を呼び出したり、再生コントロールができるので、楽チンなんですよね。

ただEcho Plus×2+Echo Subで構成すると、AC電源×2とサブウーファーでただでさえゴチャゴチャなテレビ周りに結構な電源供給口を取られてしまうんですよね。

この配線周りのゴチャゴチャをシンプル化したかったのと、Fire TV Cubeを直近で購入したので、いっそサウンドバー的な活用ができそうなこと、何よりEcho Studio(+Amazon Music HD)の作る3Dミュージック、ハイレゾ対応でどのような体験ができるのかワクワクして購入しました。

Echo Studio
開封してみると…
こんな感じの袋に入っております、いいですねw
▲同梱品はこれだけ!今回ケーブルはACアダプタなしの直付けになっていますね。

今回は、Echo Studioのレビューをこれまで利用してきた…

  • Echo Plus2台でのステレオペア
  • 同価格帯のAlexa対応サウンドバー:YAMAHA YAS-109
  • ライバルでありそうなHomePod

上記と比較しつつ、レビューしていきたいと思います。

▲スマスピにハマり、気がついたら色々持っております笑 せっかくなので、聴き比べしてみました。

Echo Studioの特徴

まずはEcho Studioのスペックについて、過去の最上位機種だったEcho Plusと比較し、掲載します。

その特徴は以下の通り。

Echo Studioの特徴
  • スピーカースペックの向上
  • 単体でステレオ再生可能
  • 3Dサウンドに対応(Amazon Music HD対応)
  • 360 Reality Audioの楽曲再生が可能
  • Dolby Atmosに対応

全体的に正当進化といったところですが、個人的な注目ポイントとしては、2019年秋に開始となった、ソニーのサラウンドオーディオシステム「360 Reality Audio」に対応していることですね。

今の所、Echo Studio(+Amazon Music HD)以外にこれに対応しているスピーカーは見たことがありません。

これは最近流行りのオブジェクトベースのオーディオ方式で、ライブ会場のような音楽体験ができるというものです。

HomePodに搭載されているような空間認識をして、その部屋に合わせた音質を提供できるといった仕組みも持ち合わせており、スマートスピーカーとしてはかなりそれを意識したモデルとなっている雰囲気です。

さらに映像向けオーディオとして、ドルビーアトモスにも対応。

3Dサウンド対応と相まって、全体的に立体音響というか、没入感を意識したスマートスピーカーとなっているのが特徴です。

音楽再生してみた

▲早速セットアップ!

セットアップして早速音楽再生してみました。

ここでは、同水準のスマートスピーカーとして、Echo Plus×2とHomePodと比較しています。

Echo Plus×2より低音が邪魔しない

▲左右:Echo Plus、中央:Echo Studio

Echo Studioはステレオスピーカーですが、同価格帯で、Echo Plus×2によるステレオペアも構成することができます。

私はEcho Studioを購入する前はこの環境で音楽再生をしていましたが、聴き比べをしてみました。

▲Echo Plus×2ステレオペア再生

試しにBruno MarsのJust the Way You Areを再生。HD音源での対決ですね。

全般的に、Echo Studioの方が特にボーカル音、中高音域が聞き取りやすいです。

音の解像感もEcho Studioが優れており、全般的に滑らかに聞けるといった印象。

Echo Plusはこの手のスピーカーでありがちの、ドンシャリな音という感じが拭えないです。

ベース音が響きすぎといった感じで、Bruno Marsくらいならまだ大丈夫ですが、ポップスだとちょっと厳しいですね。

そのため、ロックやクラブミュージックなどでは良いかと思いますが、Echo Studioと比べてしまうとマイルドさに欠ける感じがします。

総じて、Echo Studioの方がバランスが良い音を奏でますね。

HomePodより聞き疲れしない。3Dオーディオなら音質は圧勝!

▲HomePod vs Echo Studio。スマートスピーカーの雄。

HomePodとも比較してみました。Echo StudioはHomePodよりも1万円ほどやすいですが、その違いはどうでしょうか。

先にポイントをまとめておくと、どの楽曲でも共通している部分は…

Echo StudioをHomePodとの比較しての感想
  • 3Dミュージック対応の音源だとその違いをハッキリと体感できる
  • HomePodはベース音がかなり強いため、好みが分かれそう(いわゆるドンシャリ、ピュアオーディオに慣れている人はやめといた方がいい。)
  • Echo Studioは(これ系のスピーカーにしては)低中高のバランスが良いので、3Dミュージックの”分かりやすい音質”から考えても、万人受けしそう

といったところです。

以下、それぞれの分野でメジャー所な楽曲を聞いた際の感想メモとなります。

【クラシック部門】協奏曲集”四季” 協奏曲ホ長調「春」(3D音源)

これは全然違います!

細かい楽器の微細が聞き取れるかというより、シンプルに「家で聴く」か「コンサートホールで聴く」かの違いといったイメージ。臨場感・迫力がEcho Studioの方が優れています。

HomePodと聴き比べた際には、その違いに感動しました。

2万円台のスピーカーとしては、信じられないほどの立体感と解像度をもたらしてくれます。

これは性能というよりも、Amazon Music HDの「3D音源」によるものが大きいといった印象。

個人的には、このクラシックが圧倒的に違いを体験できました。

音が回り込んで聞こえてくるようなこの感覚、コンサートホールで演奏を聴いているかのような感覚です。3Dミュージックってこういうことだったのかと思わせられます。

【洋楽ポップス部門】Call me Maybe(3D音源)

迫力がありながらもポップスの聞きやすさも再現できており聞きやすいです。

ボーカルの肉付きがHomePodより良く、はっきりと聞き取れます。

3Dの恩恵を受けるという点でわかりやすいのが、サビに入る直前の「where you think you’re going baby?」のところで、EDMライクなノイズ&フィルターの上昇音がはっきりと聞き取れ、サビに入るまでの高揚感が一層高まる感じ。

ビート音もHomePodと比較すると抑えられており、中高音とのバランスが良いです。

HomePodも普通に聞く分には問題ないんですが、Echo Studioよりもベース音の響きがかなり強いんですよね。

どちらでも大差ないですが、その低音域から好みが分かれそうでした。

【邦楽ポップス部門】Automatic 宇多田ヒカル(Ultra HD)

上記とほぼ同様ですが、3D Music対応ではないからか、上記Call me Maybeほどの違いは聞き取れませんでした。どちらもボーカル音はクリアに聞き取れます。

やはりHomePodのほうが特にベース音が強く、ドンシャリ感が強いです。

EDMとかロックならいいんですが、こういったボーカルメインのポップスだと、HomePodは向いていない気がします。クリアなんですけどね、ドンシャリなんですよね。

まずはこんなところで。利用に応じて追記していきます。

やっぱりAmazon Music HDとの組み合わせがベスト

上記により、基本的にはEchoを2つ買ってステレオペア再生するよりも滑らかで心地よい音楽を再生できるので、音質最重視ならEcho Studioを買うのがまず間違いないです。

ですが、HomePodとの比較で感じたのは、やはりEcho Studioは3D音源で再生してこそその効果を遺憾なく発揮できるといった点。

Amazon Musicは、以下の音楽体系に別れています。

項目\メニューPrimeUnlimited(個人)Unlimited(家族)学生HD
楽曲数200万曲6,500万曲以上6,500万曲以上6,500万曲以上6,500万曲以上
高音質ストリーミング××××
料金0円/月980円/月
(プライム会員:780円/月)
1480円/月480円/月1,980円/月
(プライム会員:1,780円/月)
その他プライム会員加入必須最大6名まで利用可能ロスレス・ハイレゾ
3Dミュージック

プライム会員であっても1,780円/月と中々高額ですが、他のサブスク音楽サービスにここまでの音質を出せるものは、国内では他に「mora qualitas(最大96kHz/24bitハイレゾ音源)」くらいであること。

mora qualitasの料金は1,980円/月であり、Amazon Music HDは上記の通りその他メニューを柔軟に選べる分、優秀なサービスなんです。

現時点で3ヶ月無料のキャンペーンもやっており、まずは入会〜体験してみて、合わなければ解約できるので、まずは是非試してみるのがよいかと思います。

Fire TV Cubeと組み合わせてホームシアターを構築してみた

Echo Studioのもう一つの特徴は、ホームシアターのサウンドシステムも簡単に構築できることです。

ドルビーアトモスに対応しており、これも立体感・没入感に寄与するものです。

AlexaにはEcho Studioの発売に合わせ、「ホームシアターモード」という新機能が追加しており、Alexaアプリでセットアップすることで、Fire TVの映像と一体化したサウンドシステムを構築することができます。

これを同価格帯のAlexa対応サウンドバー:YAMAHA YAS-109と比較してみました。

▲なかなかリッチな比較w

映像音声について

まず音質でいうと、これはEcho Studioの圧勝です。

著作権上の問題で実際にお聴かせることができないのが残念ですが、映像音声の没入感が全然違います。

例えばメジャーどころでいうと、スパイダーマンなら電車内での戦闘シーンの打撃音が骨にまで響くくらいの迫力です。(わかりにくいかw)

アニメとかを見てても同様ですね。これで「鬼滅の刃」の戦闘シーンを迫力満点で楽しめましたw

コレ一台あるだけで映像を見るのがめちゃくちゃ楽しくなる!高いスピーカースペックとDolby Atoms特有のサラウンド再生が生きていると感じ取れます。

Alexaでのコントロールについて

また、サウンドシステムのAlexaでのコントロールという点でも、例えば以下の細かい点でEcho Studioの方が柔軟性が高いです。

Echo StudioのAlexaコントロール
  • Echo Studioはイコライザーを話しかけて操作可能
  • リモコンレスで天気を聞いたりすることも可能

よって、この観点で購入を検討するなら、Fire TVのヘビーユーザーであればおすすめといったところですね。

このFire TVでのコントロールは、以下のFire TVのレビュー記事でも解説していますので、ご参考までに御確認いただければと思います。

地上波向けのサウンドバーとしても利用可能

Echo Studioは別売のオーディオケーブルと接続することで、普通にサウンドバーとしても利用可能です。

特に優秀なのが、これまでのEchoシリーズにはなかった、光デジタルケーブルが利用できることです。(これまでは3.5mmアナログのみだった)

これをテレビに挿せば、Alexaのスピーカーとしても使いつつ、テレビのサウンドバーとしても利用できるのが良いですね。

▲Echo Studioは唯一光デジタルケーブルが挿せるEchoです。

比較対象となるテレビのスピーカーの性能にもよりますが、主に低音域が大幅に強化されるといった印象。

スポーツや音楽番組の視聴で特に有効ですが、バラエティ番組でも拍手の反響音など、スタジオに居るような体感ができてよかったです。

本体仕様

最後に本体仕様について補足です。

Echo StudioEcho Plus(参考)
スピーカーサイズ・5.25インチウーファー
・2.0インチミッドレンジスピーカー
・1.0インチツイーター
・3.0インチネオジウムウーファー
・0.8インチツイーター
DolbyオーディオDolby AtmosDolby Audio
音楽ストリーミング対応Unlimited
Music HD
Unlimited
ステレオ/モノラルステレオ(3.1.1ch)モノラル
外部出力光デジタル
3.5mmアナログ
Bluetooth
Wi-Fi
3.5mmアナログ
Bluetooth
Wi-Fi
サイズ
206 x 175 x 175 mm 3.5kg
148 x 99 x 99 mm 780 g
▲3Way5スピーカー。ツイーター1基・ミッドレンジ3基・ウーファー1基。(画像:Amazon公式
▲外観はHomePodと比べても一回り大きいサイズ感です。
▲ボタンはマイクミュート・ボリュームUP/DOWN・アクションボタンとなっています。
▲背面に電源や拡張ケーブルを利用可能です。

なお、Echo StudioはAmazonの簡単セットアップに対応しており、一度でもEchoを使ったことのある人は、Wi-Fi設定・Alexaへの登録不要で、コンセントに挿すだけで初期設定が完了します。(任意選択のため、これをしないことも可能。)

▲本体の電源を入れたら、すぐにスマホ側の通知が来る。最初からAmazonアカウントに登録されているため、ログイン設定すら不要で非常にラク。

大型かつAlexaでの操作ということで、設定周りは煩雑かと思われるかもしれませんが、想像以上にサクッとリッチな音楽を楽しむことができるのも良い点です。

おわりに:2台ほしくなってくる

Echo Studioは、まさしくEchoシリーズ最高峰のモデルという感じでした。

一言でいうと、「ハッキリとした臨場感」を体験できるスピーカーです。

3DミュージックとDolby atomsによって、これまでのEchoと比較してより没入感がアップする、利用していて楽しいスピーカーです。

個人的には2台導入(+手持ちのEcho Sub)で構成して、プライムビデオを楽しんでみたいものです。

1台でも中々の没入感ですが、Echo Studioはステレオとは言え、基本的に360度スピーカーと同等の性質を持つので、発信源はあくまで一点にあるわけです。

なので、1台での利用だと、公式サイトの3Dミュージックの触れ込みである、「包み込むような」音質と言われるとちょっと違うかな…?という本音も最後にボソッと漏らしておきます。

ですが、同価格帯の360度スピーカーやサウンドバーと比較するなら、音質的にはEcho Studioで間違いないです。

少なくとも、Appleユーザーだったとしても、HomePodを買うよりEcho Studioをおすすめします。

Amazonはエンタメ分野は通販やサーバ事業のオマケ程度かなと思いきや、もうこのレベルまで到達しているんですね。

いやはやホント恐ろしいです、この企業は。

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