ECOVACS DEEBOT N8 PRO+ レビュー|マッピング+自動ゴミ収集機能付きの売れ筋ロボット掃除機

最近ロボット掃除機にハマっていて、色々な製品を買ったり借りたりして試しています。

今回はロボット掃除機の中でも有名な、ECOVACSの「DEEBOT N8 PRO+」を利用してみましたので、レビューをしていきます。

この製品の特徴は、以下の通り。

特徴
  • 自動回収ステーションに対応したロボット掃除機
  • TrueMapping技術によるマッピング&ナビゲーション
  • 航空業界基準の検出テクノロジー(dTOFレーザー検出)を採用
  • Virtual Boundaryによる清掃制限エリアを定義
  • 吸引と水吹きの同時利用が可能
  • 音声アシスタント連携でハンズフリー操作

定価は85,000円とこのスペックのロボット掃除機としては少し高めですが、この製品は発売が2021年4月であり、長くベストセラーになっている製品。型落ちでセールになることに期待したいですね。

今回は、レンタルで「ECOVACS DEEBOT N8 PRO+」を借りて実際に利用してみましたので、その性能や機能についてレビューをしていきます。

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ECOVACS DEEBOT N8+ レビュー

ECOVACS DEEBOT N8 PRO+は、ECOVACSの中でもマッピング+自動収集ベースのついたロボット掃除機。自動収集ベースは、本体のゴミを収集してくれてメンテがかなり楽になるので個人的には必須。清掃音が少し気になったが、水拭き一体型・自動ゴミ収集ベースつきのオールインワンモデルで使い勝手が良い。オーソドックスなロボット掃除機。

メリット

  • ごみの自動収集がかなり便利
  • 走行性能に優れ室内を効率よく清掃可能
  • 水拭きもセットで可能

デメリット

  • 清掃音が少しうるさい
  • コードはからまりやすい(マッピング機能でうまく回避するなど工夫必要

ECOVACS DEEBOT N8+の外観とスペック

まずは、ECOVACS DEEBOT N8 PRO+を開封して、外観をチェックしていきます。

最初に、スペックをまとめておきます。

項目仕様
マッピングシステムTrue Mapping™ (D-ToF技術)
吸引力の変更2600pa
ダストボックス容量 (ml)420ml(ロボット本体)
ゴミ自動収集
V字型メインブラシ(Floating Main Brush)
サイズ(WxDxH)Φ353*93.6
最大稼働時間約110分
充電時間約4時間
表:ECOVACS DEEBOT N8 PRO+ スペック
▲こちらが、ECOVACS DEEBOT N8 PRO+の本体です。

てっぺんにはTrueMapping距離センサーが搭載されており、このレーザスキャンによって室内のマッピングがされます。

▲この突起は、マッピング用のセンサーです。

続いて裏面。

▲裏面です。サイドブラシを取り付けられるようになっています。
▲付属の2つのサイドブラシでゴミをかき集める構造です。

V字型のメインブラシや水タンクは取り外し可能です。

上部の蓋を開けると、ダストボックスや電源スイッチが付いています。

▲上蓋を開けた様子です。

ECOVACS DEEBOT N8 PRO+は、ゴミ自動収集ベースが付属したロボット掃除機です。

その使い勝手は後述しますが、これがあるとロボット掃除機内のダストボックスを清掃しなくて良いのが嬉しいポイント。

▲自動収集ベースつきのロボット掃除機

中は紙パックとなっていて、簡単に取り外すことが可能です。

▲ここにゴミを収集し、紙パックを簡単に取り外せる。

初期設定は、アプリの案内に従う形でとても簡単。

強いていうと、Wi-Fi設定でスマホの設定アプリと行き来しなければならないところが少し面倒というくらい。

▲スマホアプリで一度DEEBOTのSSIDと連携させてから接続する

という点もありますが、初期設定は簡単でした。

ECOVACS DEEBOT N8+を利用した感想

ECOVACS DEEBOT N8 PRO+を、早速利用してみました。

効率的な清掃が可能・水拭きも一体型

このロボット掃除機は、スマホアプリのマッピングに対応しており、走行状態を見ることができます。

それを確認した感じ、家全体をまんべんなく清掃してくれて、効率的な清掃が可能です。

自宅は100平米弱ありますが、それでも問題なく清掃してくれました。

清掃した状態は、履歴を見ることが可能なので、これでちゃんと掃除できているかチェックもできます。

▲清掃履歴もちゃんとみれます。

走行能力もなかなか高いです。自宅の2.2cmある段差を乗り上げてくれました。

▲段差もしっかり乗り越えた

また、水吹きにも対応しており、ゴミの吸引+水拭きをこれ一台でカバーします。

▲モップをつけると自動的に水拭きモードとなる

衝突回避もしっかりしてくれて、家具に強くぶつかることもほとんどありませんでした。

以下の動画で水拭き清掃をしてみましたのでチェックしてみてください。

▲入り組んだ場所でも衝突を回避しながら水拭きしてくれました。

自動収集ベースの使い勝手が抜群!

ECOVACS DEEBOT N8 PRO+は、ゴミの自動収集ベース付きなのが、何よりのメリットです。

通常、ロボット掃除機というものは、定期的に本体のダストボックスに溜まったゴミを掻き出して清掃する必要があります。

私も実際にそのタイプを使っていましたが、これが結構面倒。せっかくの自動清掃なのに、結構面倒です。。

ゴミの自動収集は、清掃が終わったらこの自動収集ボックスの中にゴミを吸い上げてくれて、手間要らずです。

溜まったゴミは、普通の掃除機と同様に紙パックとなっていて、取り出して捨てるだけ。

自動ゴミ収集ステーションの動作を動画に撮ってみました。

充電ステーションに戻ると、ロボット掃除機本体のゴミを吸い上げてくれます。

吸い上げている間はかなりの騒音がしますが、吸い上げている時だけなので、そこまで問題になりません。

▲自動収集ステーションによるゴミ処理の動作です。

マッピング機能で特定のエリアの清掃や掃除禁止を指定できる

ECOVACS DEEBOT N8 PRO+は、マッピング機能にも対応しています。

これにより、スキャンした部屋を指定して掃除したり、特定のエリアを掃除できるのが便利です。

また、特定のエリアを掃除禁止できたりします。

これは、境界線を引くモードと四角枠のエリアを掃除範囲から除外することが可能です。

▲我が家はこんな感じです。

掃除禁止にしたエリアは、家具がごちゃついていたり、配線が多い場所を禁止にしています。

ロボット掃除機の欠点は、床を片付けていない場所やコードに絡まりやすいという点ですが、そういうところでもこの設定によって回避できるのが大きいです。

ちなみに、このエリアはラベル付けで区分できます。

AnkerSwitchBotなどの他社のロボット掃除機だと、任意の名前に指定できたりするので、ラベルではなく任意編集にしてくれるとよかったです。

実際にエリア指定清掃をしてみましたが、指定した範囲を正確に清掃してくれました。

このマッピングによって部屋を指定して清掃できるのは中々便利です。

例えば、リビングやキッチンで家事をしている時に、書斎や寝室を清掃したりすることや、または逆もしかりです。

このように、効率よく清掃できるのが、ECOVACS DEEBOT N8 PRO+のメリットです。

なお、このアプリでは、他にもさまざまな設定が可能です。

清掃音が少し気になる

清掃していてちょっと気になったのは、ロボット掃除機本体の清掃音です。

静音性が高いとも言えますが、他社の最新ロボット掃除機と比べると、少し清掃音がうるさめです。

走行時に轟音というかモーター音がします。

▲動画撮ってみました。少し「ゴー」という駆動音がしていました。

これは、吸引力を標準設定にしており、カーペットの自動吸引強化の有無を問わず、清掃音が気になるなと感じました。

その割に、収集されたゴミはAnker Eufy RoboVac L35 Hybrid+などと比べると若干少なめで、スペック上の吸引力(真空度)も2600Paとなっています。

この点がちょっと気になりました。

レビューまとめ

ECOVACS DEEBOT N8 PRO+は、自動収集ベース+マッピングでロボット掃除機を

発売が2021年4月のため、他社の最新ロボット掃除機と比べると若干見劣りする部分もありますが、比較的オーソドックスなロボット掃除機とも言え、おすすめできる製品の一つです。

最後に、おすすめできる人・できない人をまとめます。

デメリット
  • 自動収集ベースにそれほど魅力を感じない方
メリット
  • 自動収集ベースつきのロボット掃除機をお探しの方
  • マッピング機能付きのロボット掃除機をお探しの方
  • ロボット掃除機最初の1台をお求めの方

以上です!

Kou

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