Amazon Echoシリーズのラインナップ|主な特徴・違いのまとめ(2018年9月最新版)

日本でも発売して約1年が経つAmazon Echoですが、徐々に新モデル・新バージョンが投入され、その選択肢がかなり増えてきています。

この記事では、新製品への見解を交えながら、各モデルについて整理していきたいと思います。

なお、今回は日本で発売されているモデルに限定してお伝えします。私は新製品(予約済み)を含め全世代全ラインナップを所持しているため、随時レビュー記事を掲載していきたいと思います。

Amazon Echoシリーズとは何か

AmazonEchoとは

Amazon Echoとは、音声アシスタント「Alexa」が内蔵された、話しかけるだけで音楽再生や天気・ニュースの読み上げ・家電操作など様々なことができるデバイスです。

Amazon Echoでできることの詳細及び活用法は以下ページにまとめましたのでご参照ください。

Amazon Echo(Alexa)でできること〜基本から応用、活用法まで一挙紹介〜

アメリカでは2014年から発売が開始していますが、日本では2017年11月に招待制で上陸、2018年4月から一般発売が開始しました。

そのラインナップも現在では多く増え、かつ世代更新も頻繁に行われ、かなり充実してきました。

スマートスピーカーのジャンルでは、他にGoogle HomeやClovaシリーズなど他社にも出ていますが、Amazon Echoシリーズはやはりスマートスピーカーの生みの親的存在であることから、最も多くの種類のデバイスをいち早く出してきており、今後もAlexa搭載デバイスを多く展開することが予想され、いち早くそのエコシステムを形成しつつあります。

そこで今回の記事では、現在日本で発売されている(発売予定の)Echoシリーズに限定し、そのラインナップと特徴をざっと整理したいと思います。

全モデルの特徴早見表

まずはじめに、Amazon Echoシリーズの各モデルの特徴について、以下に表で整理します。

この表で、まずは全体像と特徴をざっとご覧ください。

 Echo
Dot
EchoEcho
Plus
Echo
Spot
Echo
Show
商品画像
ディスプレイ---2.5インチ円形
(480×480)
10.1インチHD
(1280×800)
カメラ---VGA5MP
音質(※)中〜高低〜中中〜高
外部出力
スマートホームハブ---
温度センサー--◯(第3世代のみ)--
通話音声音声音声音声+ビデオ音声+ビデオ
写真(Amazonフォト)---
家電操作別売製品で可能別売製品で可能別売製品で可能別売製品で可能別売製品で可能
買い物(Amazon)音声音声音声音声+タッチパネル音声+タッチパネル
本体仕様43 x 99 x 99 mm
300g
148 x 88 x 88 mm
821g
148 x 99 x 99 mm
780g
104 x 97 x 91 mm
419g
246 x 174 x 107 mm
1,755g
価格(標準価格)¥5,980¥11,980¥17,980¥14,980¥27,980
※スピーカー仕様による評価。スペックではわかりにくいため、音質という表現を用い「低・中・高」の3段階で示しています。

Amazon Echoシリーズのラインナップ

さて、ざっと製品の特徴をおさらいしたところで、ここから各製品の特徴詳細を見ていきましょう。

Echo(第2世代)

Echoの特徴

  • 値段と性能(音質)のバランスが良い
  • 主要機能ももちろん網羅

Amazon Echoは全ラインナップの中で価格、音質面で最もスタンダードなモデルです。2.5インチウーファーと0.6インチツイーター、Dolbyデュアルスピーカー(ドライバユニットを2つ)搭載しています。

同スピーカー型のEcho Plusと比較すると、若干低音域が弱い、スマートホームハブ・温度センサーを内蔵していないなどの欠点はありますが、外部出力も可能で、別売製品を組み合わせ、IoTライクな仕組みづくりも可能。基本的なことは十分実現可能です。

標準価格は¥11,980と全モデルの中でも中間以下に位置づけられ、価格は抑えたいが、音質は意識したい方。Bluetoothスピーカーなどを持っていない方(一台で済ませたい方)に向いています。

Echo Dot(第3世代/第2世代)

Echo Dotの特徴

  • 廉価版だがAlexaの使い勝手は変わらない
  • 大きな欠点も外部出力で補える

Echo Dotは全モデルの中で最も価格が安い、廉価版的な位置づけのモデルです。コンパクトな外観で例えばPCモニターの下など隙間にも納まり邪魔にならないのが良い点。

廉価版とはいえ、Echoシリーズの頭脳たる「Alexa」の性能は特に変わるわけではありません。またマイク性能の違いもなく集音力に優れています。

大きな違いは音質。Echoにあるウーファーやツイーター、デュアルスピーカーを搭載しておらず、実際に音楽を聴いてもいわゆる「シャリシャリ音」という感じで音に厚みがありません。

しかし、外部出力(Bluetooth、3.5mmステレオジャック)できることから、お気に入りのスピーカーをお持ちの方はそれに接続して高音質を楽しむことができます。

まとめると、音質にこだわらない方・とりあえずAmazon Echoシリーズを体験してみたい方・すでにスピーカーをお持ちの方におすすめできます。

なお、2018年9月20日の発表で第3世代が発表されています。主な違いは以下の通りです。

Echo Dot第2世代→第3世代の変化点

  • スピーカーサイズが0.6インチ→1.6インチに
  •       

  • 内蔵マイクが7つ→4つに(マイクの性能はアップしているとのこと)
  • 丸みを帯びたデザインに変更
  •       

  • 価格が¥1,000プラスの¥5,980に
  •       

  • Micro-USBからAC電源に
  •       

  • 本体重量が約2倍、サイズも若干大きく

第3世代Echo Dotでは、主に音質面が強化され、それにひきづられてサイズや電源供給が変更した様子。(公式での発表は70%性能アップとのこと)

これにより廉価版でもスピーカーとして最低限満足ができる製品に仕上がっているのか期待が持てます。

また形状も丸みを帯びた形に変更となり、ガジェットとして柔らかい印象があるのも個人的には好きな点。

ただし、Micro-USB給電からAC電源に変更となったのはかなり残念な点。これにより汎用品でなくなってしまったことから、スマートフォンの充電器を流用したりとかができなくなったのがデメリット。

価格も若干アップしていますし、もしスピーカーを外部出力するなど本体の音質面にこだわりがなければ、第2世代を選択するのも吉かもしれません。

Echo Plus(第2世代/第1世代)

Echo Plusの特徴

  • スマートホームが簡単かつ安定的に
  • Echoシリーズ最高の音質

Echo Plusはスピーカー型としては最も価格の高い、最上位のモデルです。大きな特徴としては、Echoシリーズ最高の音質・スマートハブを内蔵していることです。

スマートホームハブを内蔵していることにより、スマートホーム製品のネットワークハブ(代表例ではPhilips Hueのブリッジ)を別売購入・設置が不要となったり、Amazon Alexaにおけるスマートホーム設定が簡易的になったりします。

こちらも2018年9月20日に第2世代が発表されました。違いは以下の表の通りです。

第1世代→第2世代Echo Plusの変化点

  • 外観の変更
  • 温度計内蔵
  • ローカル・ボイスコントロール機能の追加(日本未対応)
  • スピーカーサイズが大きくなり音質若干アップ

ここでは第2世代のEcho Plusを中心に特徴をまとめます。

まず温度計の内蔵についてですが、これはAmazon Echoに話しかけるだけで簡単に室温情報を確認できるようになります。

この温度計内蔵によって、今後の発展に注目したいのが、スマートホーム機能での活用です。Amazon EchoのスマートホームスキルAPIには「for Thermostats and HVAC Devices」という空調系の制御を目的とした機能(インターフェース)が存在します。

この機能は現在日本で未対応ですが、これを利用すれば例えば「スマートリモコン」での音声操作において、温度制御を軸とした様々な家電操作が可能になるかもしれません。

また標準で提供されることによって、スマートホームスキルのみしか適用されないAlexaの定型アクション機能に、この温度をトリガーとした仕組みが組み込めると想定されるなど、自由度が高くなることも考えられます。

それ以外にもローカルボイスコントロール機能にも注目です。(現在日本未対応)

この機能は、内蔵スマートホームハブの通信で、自宅内のインターネットがダウンしても、Alexaによるスマートホーム操作が可能となります。

私は大量のスマートホーム系デバイスを利用していますが、これらの欠点は宅内のWi-Fiがダウンしたときに全ての製品が使い物にならなくなってしまう点。

これがローカル環境でもAmazon Echoによる音声操作を維持できるということは、実用面で考えると、最も大きな点なのではと期待しています。

現在では日本未対応ですが、早く対応してもらえれば一層Echo Plusとして差別化が図れるので期待が持てます。

同様に、Zigbee対応デバイスがより増えてくれると嬉しいところですね。

Echo Spot

Echo Spotの特徴

  • ディスプレイがつくことでAlexaの使い勝手が大幅に変わる
  • 価格と機能(ディスプレイ搭載)のバランスが良く、入門機としておすすめ

Amazon Echo Spotは、簡単に言うと「ディスプレイ付きのスマートスピーカー」です。

聴覚だけでなく、視覚的にも情報を得られることにより、音声だけでは表現や理解が難しい部分も、見て確認することが可能となります。

例えば、買い物機能を利用する時にもしっかり値段や商品画像を見れたり、天気や時刻表示も視覚的に情報が得られたり、ニュースでも実際のニュース映像を表示してくれたりします。

なお、同ディスプレイ付きスマートスピーカーとして、次に解説するAmazon Echo Showがありますが、こちらはそれに比べると、小型・円形になっています。

Echo Showと比較すると、今後可能となるであろうAmazonプライムビデオの視聴や、大画面を生かしたスキルが利用できない可能性はありますが、それでも基本的なAmazon Echoの基本的な機能はほぼ全てディスプレイで補足的に表示してくれます。

標準価格もEcho Showより安い、¥14,980で入手可能です。

このような形で、ディスプレイ付きのものにメリットを感じる方への入門機としておすすめです。

Echo Show

Echo Showの特徴

  • ほぼ全部入り
  • Alexaでできることをフルに体感したい方向け

Amazon Echo Showは「大画面ディスプレイ」搭載のスマートスピーカーです。

これにより、特に注目なのがAmazonプライムビデオの視聴です。

Echo Spotでもディスプレイはついていますが、Echo Showは大画面かつ動画視聴に一般的な16:10のアスペクト比(解像度:1200×800) のディスプレイを有しており、これによって様々な映像関連のサービスも利用できることで、よりAmazon Echoで利用できるコンテンツが増えることになります。

また、対応スキルも増えることにより、この大画面ディスプレイを生かした映像関連サービス、ニュース配信サービスなども増え、より一層快適に様々なマルチメディアコンテンツをAlexaを介して見ることができるのが良い点ですね。

実はこのEcho Showはディスプレイ付きAmazon Echoシリーズとして、スペック上での音質も優れています。

Echo、Echo PlusにあるDolbyデュアルスピーカーも搭載。ウーファーはないですが、代わりにパッシブラジエーターを2つ搭載しており、迫力のある重低音も楽しむことができそうです。

また、Echo Plusの特徴であるスマートホームハブ機能も内蔵されており、ほぼ全部入りといっても過言ではないのが、Echo Showです。

予算が見合い、Amazon Echoシリーズをしっかりと体験したいという方には、こちらのEcho Showが最もおすすめできます。

番外編

ここまでAmazon Echoの製品ラインナップを見ていきましたが、Amazon Echoシリーズに相当する製品についても少し紹介します。

Echo Sub

Echo Subはいわゆるサブウーファーで、Amazon Echoに足りない低音域を補ってくれます。

Amazon EchoシリーズはGoogle Home MaxやHomePodと比較し、スペック最上位のEcho Plusをもってしても音質がやや貧弱な印象を受けるので、ぱっと見ではそれを補うために登場したものという印象。

一般的なウーファーと違い、Alexaを有するAmazon Echo+Amazon Subでオーディオシステムを構築する最たるメリットは、ホームネットワーク上でリンクすることにより、音声操作による音質制御の自由度も高まりそうなのが面白そうなところ。

紹介されていた機能では、「Alexa, turn up the bass (ベースを上げて)」というように頼むだけでサウンドバランスを変更できるようです。

実生活で使うにあたっての簡単な例では、深夜帯で低音を響かせたくない時には、「ベース音を下げて」と言うだけで、切り替えられたりできることですかね。

現状のAlexaではイコライザー的な機能まで音声操作できるわけではないため、これは楽しみな部分です。

また、定型アクションにおける「オーディオコントロール機能」のバリエーションが増えることにも期待したいところですね。

さらに大きなポイントとしてこれがあることによって2台の第2世代Echo/Echo Plusをホームネットワーク上でリンクさせ、左右それぞれのスピーカーでステレオ再生することが可能となる点。

基本的にEchoシリーズに限らずスマートスピーカーはモノラル再生であるため、これは非常に大きいです。

今まではマルチオーディオルームのみの対応でしたが、これによってサブウーファーとしての低音域拡張だけでなく2.1chステレオスピーカーとして室内における音の広がりにも注目しています。

一つ課題として、Amazon Echoの音楽視聴において主力となるAmazon Music Unlimitedがこの要件をカバーしきれるのかという点。現状オンラインの音楽サービスではありがちな、256kpbsによるもの。このへんは今後高音質音源が用意されるのかもしれないですね。

いずれにせよこの音質面についてはスペックを語ったところで実機を試してみないとなんとも言えない部分です。

私は第2世代Echo Plus2台+Echo Subを予約したので、追ってレビューすることにしたいと思います。

Alexa搭載デバイスは増えていく

現在では、スピーカー型・ディスプレイ型(タブレットライク)なもののみですが、今後Alexa搭載デバイスは徐々に増えていくことでしょう。

例えば、Amazonベーシックの製品でも、Fire TV Edition(4Kテレビ)や、AmazonBasics Microwave(電子レンジ)といったAlexaを搭載した家電もすでに発表されています。また、サードパーティによるAlexa搭載もあらゆる分野で積極的に行われています。

Alexaが生活のあらゆる箇所に溶け込み、それが相互連携されるとどのような世界になるのか、今後の動向に注目です。

当サイトでは、Amazonの展開を今後とも要チェックしていきますので是非フォローしていってください^^

おわりに

さて、今回の記事では、現在日本で発売されている、Amazon Echoシリーズの見解と特徴をざっと整理しました。

新製品となる新モデル発売されていきますので、それに合わせて随時レビュー記事を掲載していきます。お楽しみに!

Amazon Echo(Alexa)でできること〜基本から応用、活用法まで一挙紹介〜

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です