【レビュー】Echo Flexは安くて面白い使い方ができるけど、ちょっとクセのあるアレクサ端末

EchoFlex_Review

格安でアレクサできる、「Echo Flex」を自宅に導入して約半年。すっかり日常に溶け込みました。

この製品の主な特徴は、以下のとおりです。

Echo Flexの特徴
  • コンセントに直接取り付けられるEchoシリーズ
  • センサーで拡張できる(人感・ナイトライト)
  • 価格が最安!(2,980円)

安いですが、他のEchoと同様にアレクサできますよ〜

▲コンセントに挿すだけ!

そんな設置の自由度が高く、センサーで様々拡張ができるEcho製品。実際の使い勝手はどうでしょうか?

レビューを通じて、そのメリット・デメリットについて語ります!

Kou

Kou

私は、玄関に設置して、「今日の予定」と「天気予報」を読み上げてもらっています!これでお出かけの際にも忘れ物の心配なし!

▲別売のセンサー。左がスマートライト、右がモーションセンサーです。
Echo Flex レビュー
総合評価:3.5
echo flex

Amazon Echo Flexはコンセントに直接挿して利用するプラグイン式スマートスピーカー。
そのため、設置の自由度が高く色々な場所に取り付けてアレクサできる。
さらに、本体のUSBにセンサー(人感・ライト)を取り付けることができ、定型アクション機能でアレクサの自動化も可能。
ただし、音質・マイク感度がやや悪いことで、スマートスピーカー本来の良さが損なわれることや、意外と使い道が限られることから、2台目以降のEcho端末としての購入がおすすめです。

メリット

  • 配置の自由度が高い
  • Echo Flexならではのスマートホーム化が可能

デメリット

  • 音質・マイク感度が悪い
  • 使い所が意外と限られる
 管理人:Kou

管理人:Kou

コンパクトで拡張性が高いアレクサ端末!ただし、2台目以降のECHOとしておすすめ

この記事は、2019年11月に執筆しています。現在本製品は販売終了しています。最新のラインナップは、以下の記事をご参考ください。

Echo Flexのメリット

実際に使っていった中で、Echo Flexの良いと感じた点について述べていきます。

センサーで拡張できる(使い方も解説!)

Echo Flexの本体には、USBの口が一つついています。

▲ここに挿せるようになっています。

ここに別売りのセンサーを取り付けることができます。

▲画像は、人感センサーです。
▲これをガチャっとはめ込むと、人感センサー付きEchoとして利用できます。
▲充電も可能です。(7.5W給電)

これをどう使うのかというと、アレクサの「定型アクション」でルールを作って、自動でアレクサを作動させるといった感じです。

▲実行条件:スマートホームから「人感センサー」を設定するのがポイント。

すると、人が検知したら、照明をオンにするという仕組みが作れます。(逆に検知しなかったら照明自動でオフ)

▲ライトも同様で、カラー設定もできます。
▲こんな感じで、時間やシーンに合わせて、カラフルにできたりなんてことも。

このように、Echo Flexとアレクサアプリだけで、簡単に自動でアレクサが何かをしてくれるように仕組み作れるのが面白い点ですね。

Kou

Kou

定型アクション機能の詳細は、以下の記事で解説してますので、合わせてどうぞ!

色々なところにスッキリ配置が可能!

Echo Flexは、コンセントに直接接続するタイプのEchoです。

そのため、これまでのEchoで配置しにくくかった場所にも置けるのが最大のメリット!

私も色々な場所で試してみましたが、スペースを気にすることなくサクッと設置・その場所でアレクサが可能となります。

例えばトイレ。

▲盗聴器みたいでちょっと怖いかも?w

Echo Flexは、人感センサーを取り付けられるので、スマートライトと組み合わせて、人感照明化できますね。

これでトイレに入ったら、照明がつき、自動で音楽を流すなんて面白い使い方ができます。

▲上記動画の定型アクションはこんな感じです。

他にも、上記で述べた、玄関付近のコンセントに設置したりもできます。(私はここに取り付けてます)

▲こんな感じで、玄関付近の廊下のコンセントに設置しておき…
画像
▲定型アクションでここを通ったときに自動でアレクサが反応して話すようにしています。
Kou

Kou

定型アクションは、「動作する日時」を指定できるので、意図せずアレクサが反応しないようにも設定できます!

▲ライトをつければ、常夜灯のようにも使えますね。

このように、今までEchoが置きにくかった場所でも、すんなり配置できる。これがEcho Flex最大のメリットです。

Echo FlexはUSBの口が一つしかないため、2つのセンサーを同時に取り付けて利用は基本できません。(USB拡張ハブをつければ、一応の動作は可能)

Echo Flexのデメリット

そんなEcho Flexですが、他のEchoと違い一癖あります。

個人的には、以下の観点から、最初は他のEchoをすでに持っている方(使ったことが有る方)が追加で拡張的に利用したい場合に、Echo Flexをチョイスすると良いかなと思います。

音質・マイク感度があまり良くない

Echo Flexは、格安だからというのもあるかもしれませんが、音質はハッキリ言って良くないです。

▲Echo Dotとの簡易的な音質比較です。

Echo Dotと比較しても、特に低音域に乏しいため、スカスカな音質です。

加えて、マイク感度もやや悪く、他のEchoと比べてアレクサの反応が少し鈍いことがあります。

仕様比較

項目Echo FlexEcho Dot
スピーカーサイズ0.6インチ1.6インチ
マイク(穴の数)2つ4つ
外部出力3.5mm AUX出力
Bluetooth
3.5mm AUX出力
Bluetooth
ボタンアクションボタン
マイクオフ
アクションボタン
マイクオフ
音量+
音量ー
サイズ・重量72 x 67 x 52 mm 150 g43 x 99 x 99 mm 300 g
電源周りプラグイン式
USB-Aポート
ACアダプタ
表:Echo FlexとEcho Dotの仕様比較(抜粋)

これにより、「通話や呼びかけ」といった用途で、少し扱いにくいです。

また、スマートスピーカーといえば、最も人気で便利な使い方は、音楽再生。そして何よりアレクサに話しかけて、音声操作でサクッと何かをしてもらうと言うのが基本的な用途です。

上記から、Echo Flexは本来的にスマートスピーカーで得たい体験から考えると、いものの「コスパが良い」とは正直言えません。

他のEcho端末を使ってみて、もっとアレクサでの仕組みづくりを楽しみたいといった方におすすめできるデバイスです。

▲地味に痛いのが、他のEchoにはある、本体のボリューム上げ下げボタンがないこと。全て音声操作でやらなくちゃいけないのは、意外と苦痛です。

個人的には、最初の1台目だったら、多少値段は上がっても、そこそこ安くて音質の良い「Echo Dot」がおすすめです。

意外と使い所が限られる

メリットの章では、色々な場所に配置できると言いましたが、実際半年利用してみて思ったのが、意外と使い道が限られるなというところ。

人感センサーは、生活導線とかぶる場所に配置すると誤動作する可能性が高いので、様々なスマートホームデバイスやスマート家電と連携するのは、ちょっと危険です。

また、ライトは常夜灯以外の使い道が見いだせないのが正直なところです。。。

▲洗面台に取り付けたりもしましたが、うーん…笑 ただ普通に洗面台でアレクサするなら結構使えます。

最もアレクサを使いそうなリビングに置くには、音質が若干貧弱です。

ということで、一見面白そうなデバイスですが、実生活に馴染ませていく中で、意外と使い所が難しいデバイスだなと感じたのが率直な感想です。

私はたまたま玄関付近に設置という自分の生活にあった場所を見つけましたが、それもリビングや書斎に別のEchoを置いている上での話ですし、これだけで便利にアレクサするとなると、ちょっと難しいかなといった印象です。

とは言え、まだまだ出たてのデバイスなので、今後センサーの種類が増えていくことに期待しています。

Kou

Kou

個人的には、環境センサー(温度・湿度・照度計)が出てくるともっと面白くなるかなと思うので期待しています!!

おわりに

Echo Flexは、安くてとっつきやすいデバイスかなと思いきや、色々な所で長期間使ってみた所、人を選ぶデバイスとも感じたため、そのデメリットも含め率直にレビューしてみました。

ただメリットの章で上げたとおり、Echo Flexにしかできない使い方もある面白いデバイスであることは確かです。

よって、他のEchoを使ってみて、狭い空間でもアレクサが使えたらな〜とか、もっとアレクサを活用したい!という場合に、Echo Flexに手を出してみるのがおすすめです。

この記事は、2019年11月に執筆しています。現在本製品は販売終了しています。最新のラインナップは、以下の記事をご参考ください。

Kou

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