【レビュー】Amazon「Echo Flex」を色んな場所で試してみた。Alexaで手軽に仕組みづくりができる!

EchoFlex_Review

Echo Flexを購入して早速利用してみましたので、ファーストインプレッションをお届けします。

Echo端末は様々なデバイスが出ていますが、コンセントに直刺しするタイプはこれが始めてです。

お安くコンパクトな筐体であらゆる場所に取り付けられることから汎用性が高く、Echo DotやEcho Input以上に気軽に購入して設置できるモノだと感じました。

実際、Amazonでも人気商品となっており、初日品切れ・現在でも入荷予定日がズルズルと後ろ倒しになっており、人気の状態が伺えます。

別売モジュールを組み合わせれば、スマートホームライクな仕組みづくりもできる面白いデバイス。早速その詳細を見ていきましょう。

▲本体はアダプタ類もなく非常にシンプルです。
▲別売キット。左がスマートライト、右がモーションセンサーです。

セットアップ

このデバイスはEcho端末ということで、Amazonの「簡単セットアップ(フラストレーションフリーセットアッププログラム)」に対応しています。

すでにAmazonアカウントと、Amazonデバイスを持っている(Wi-Fi保存済み)の方であれば、Echo Flexをコンセントに指した後、Alexaアプリを開きチュートリアルを進めればそれだけで設定完了します。

▲コンセントに挿すだけ!

これでいつもスムーズに登録できるのですが、なぜか私のEcho Flexは海外向けに登録されていたようで、これができませんでした。(セットアップの際に何故か英語が流れた)

このような不具合が出る場合は、Echo Flexの本体にある「アクションボタン」を10秒長押しし、セットアップモードにすることで、登録することができます。

▲これを長押しした後に…
▲Wi-Fi部分の設定を変更を押すと、設定モードに移れます。
▲Wi-FiでEcho Flexとペアリング。あとは自宅Wi-Fiの設定をして完了です。

私と同じ症状が出た人は、この後に「言語設定」や「単位」の部分を日本語・摂氏に変えてください。

Echo FlexはAmazonの納期が延びたり縮まったりとゴタゴタしていたので、このようなエラーが発生した場合のときのため、念の為掲載しておきます。

Echo Flexを色んな場所に設置してみた

さて、セットアップも終わったところで、早速自宅の様々な場所でEcho Flexを試してみました。

ここでは、Alexaの定型アクションも用いた仕組みづくりも紹介します。利用に合わせ随時追記していきたいと思います。

Alexa(アレクサ)の「定型アクション」をフル活用しよう!設定パターンのご紹介

トイレ

ちょいと盗聴器みたいで不気味な感じもしますが、このデバイス、トイレでかなり活用できます。

実は私的にEcho Flexで一番試してみたかったのは、このトイレでした。

トイレのような、「一定時間しかおらず、かつ他の部屋と完全に隔離」されている部屋ではモーションセンサーとの相性が非常に良いためです。

ここでは、単純に人感照明ような仕組みにするだけでなく、Alexaが使えるため、トイレに入ったら自動で音楽をかけたり今日のニュースを再生したりすることができます。

▲定型アクションはこんな感じ。合う音楽を選定中…笑

注意点として、人感センサーの未検知側の設定は、「○分(動きを検知しない)」の部分をきちんと設定することです。

トイレは基本定位置に座っているだけなので、これを任意の分数に設定していないと、用を足しているうちに人感センサーが未検知になってしまい、照明が落ちたり音楽が消えたりしてしまいます。

さらに、トイレで用を足している間にハンズフリーでAlexaに話しかけてスキルを楽しんだり、調べ物をしたり、リスト登録できるので何気に重宝します。他にもAudibleやradikoの再生をするのも良いかと思います。

Alexaに対応しているEcho Flexを導入することで、単に人感照明だけでなくこのような仕組みづくりもできてしまうのです。

玄関口付近

ここは、今まではEcho Dotのようなスピーカーを壁掛け設置していたのですが、やはり玄関のような場所に置くにはかさばる感じで、ちょっと邪魔な感じでした。

Echo Flexはこのようなところにも場所をとらず配置できるので良いです。

別にここで音楽をガンガン流すわけでもなく、ここに過度な音質の良さやボリュームは不要なんですよね。

ここでは、人感センサーを使い、以下のような仕組みを作っています。

これによって、玄関の照明がつくだけでなく、靴を履いている間に、天気予報が流れるので、傘を持っていくかどうかの判断ができます。また、予定も流せるのでその日やることを外出前に振り返るなんてことも。

さらに、これは正常に動作するか実験中ではありますが、例えばゴミの日の情報を流すといった仕組みをつくるのにいかがでしょうか。

これをするためには、定型アクションの日時指定を活用し、複数パターンの実行条件(それ以外を全く同じ)をつくることで、人感センサーの検知により、他のセリフを言わせることができます。

▲画像赤枠に注目してください。曜日を異なる設定にし、「Alexaのおしゃべり」を使い曜日ごとに別々のセリフ(他は全く一緒の動作)を言わせるような設定です。

実行条件は複数設定できるため、このような設定が可能です。今のところきちんと動作していますが、今後テストしていきます。

Kou

あとは、定型アクションでリストを流せるようになったりすると面白いかな〜

廊下

続いて廊下です。これも設置場所をとらないので、Echo Flexが活躍する部分です。

ここでは、「ライト」のモジュールを刺し、ナイトライトとして活用しています。

なお、このスマートライトはPhilips Hue等と同様に様々なカラーに対応しており、スマートホームスキルに対応しています。

よって、以下のような設定ができます。

▲調光・調色を設定可能。定型アクションにも組み込めます。

アレクサ端末なので、アプリでの設定だけでなく、もちろん話しかけて調光調色もできたりします。

▲こんな感じのカラー設定も可能です。

基本的には、夜トイレに行くときとかの常夜灯として活用できる感じですね。もう終わっちゃいましたが、ハロウィンパーティみたいなイベントごとに使うのも面白いのでは!?

これはモーションセンサーと組み合わせれば人が歩いているときだけ点灯とかができるのですが、Echo Flexは一台つき一つのセンサーしか取り付けられないのが製品仕様。

よって2台購入するか、Alexa定型アクションの実行条件にできる「Hueモーションセンサー」とかを別途用意したりする必要がありますね。

上部にもう一個センサーをつけられるUSB口があるといいなとは思いましたが、まぁしょうがないですかね。

補足

USBハブを利用することで、「ライト」と「モーションセンサー」2つ同時に利用できるようです。詳細は「細かい仕様」の章で後述します。

書斎

Echo Flexは書斎で使うにも便利です。

Echo FlexのUSBは電源を取ることができます。Alexa端末として利用しつつ充電することができます。

▲USB-A給電です。(7.5W給電)

また、モーションセンサーを利用して、書斎に入ったらスマートライトを付けたり作業BGMを流したりするのも中々捗るのではないでしょうか。

▲Hueリボンと連携してこんな感じで利用してみました。(GIF)
▲定型アクションはこんな感じ。未検知の設定を忘れずに。

注意点として、Echo Flexは設置スペースを全くとらないのが良いですが、電源タップへの設置は、他の給電口を干渉する(本体が大きいためどちらか一方を塞ぐ可能性大)ということかなと思います。

定型アクション「待機」を駆使して、例えばあまりに没頭しすぎないように自動で照明を消したり、合わせてアロマディフューザやスマートリモコン経由などで暖房機材を点けてみたり、スマート製品をさらに連携させて様々な利用が可能そうです。

テレビ付近【失敗例】

▲こんな感じでソファとの隙間に仕込んでみた

テレビの前でも試してみました。ここでもモーションセンサーを使ってみます。

ソファーの付近のコンセントにEcho Flexを刺しておき、ソファーに座ったら自動でテレビがつくといった形です。

Alexa対応のスマートリモコンと連携し、以下のような仕組みを作ってみました。

人感センサー内蔵のスマートテレビのようなことを既設のテレビ+わずかな金額で実現できるかなと思って色々試してみました。

人感センサーの反応する範囲が思った以上に広い(後述)ので、これをするにはだリビングで他の作業をしないように隠れた位置に配置することです。私はソファーでうまく隠して配置自体には成功しました。

ただ、テレビの電源はトグル(電源ON/OFFを個別に制御できない)なので、人感センサーが1回でも誤検知した際に、テレビがついて操作が逆転しまうんですね。戻し作業が必要となりストレスフル。スマートリモコンあるあるです。

よって、このようなテレビ等のトグル電源タイプの家電連携はリスクが高く、個人的にはうまくできませんでした。普通にAlexaに話しかけて操作するのが良いです。

センサーによる仕組みづくりの注意点の例として見てください。

その他利用想定

それ以外に試したところだと、寝室に置くにも中々便利かなと思います。書斎と同じような使い方が可能です。

単純に設置スペースの取らないナイトライトとして利用できます。先述の調光機能でまぶしすぎないくらいの明るさにも設定可能です。

また、Alexaはそもそもハンズフリー操作可能なので、寝る前に落ち着く音楽を流したり、Audibleを再生したりするのも良いかと思います。

あとはキッチンや洗面台ですね。ここには色々なモノが置かれているので、コンセントに直差しできる省スペース性がやはり重宝しますし、Alexaでハンズフリー操作できるので、料理や家事をしながらでも操作できたりします。

▲こんな感じで洗面台に挿してみたり…(ウチは電源口が1個しかなくドライヤーさせずで無理でしたw)

夜中に目覚めて冷蔵庫にモノを取りに行くときとかに、Echo Flexに取り付けられたスマートライトを常夜灯のように活用できたので。

Kou

自宅のEcho Flexのベスポジは「トイレ」と「玄関口」でした〜色々なところで使えるのがメリットですね。

メリットとデメリット

実際に利用してみて、Echo Flexは上述のように様々な場所に配置でき、かつその部屋にあった様々な仕組みづくりが可能です。

かつ必要に応じモジュールを追加購入できる(内蔵でない)ので、本体価格は安いまま、その場所に合わせ買い足せるのが良い点。

さらにこれの良い点が、Alexaに対応しており、今回随所に述べてきた通り、様々なテンプレートを持つ「定型アクション」機能が利用できることにあります。

こういう点からも、Alexaはスマートホームの中核として、今後ますます発展していきそうですね。

一方で、デメリットとしてはやはり音質でしょうか。本体スピーカーは貧弱で、Echo Dotと比べてもかなり劣ります。

▲端末の性質的に比較するのも気が引けますが、こんな感じです。

幸いにもBluetoothで接続可能なので、もし音質が気になる方は外部スピーカーを利用するなどしましょう。

また、この筐体にしては随分頑張っていると思いますが、マイク穴も2つであり、集音力もEcho Dotより若干低いといった印象。音量的には問題なく聞こえますが、リビングのような広い場所に1台Alexa端末を置いておきたいという場合、Echo Flexはあまりおすすめできません。

同様に電源タップで利用する場合にも、上述のようにそのサイズ感から他の電源口と干渉することがある(挿せなくなる)ので、注意です。

その他細かい仕様

Echo Flexを利用して気づいた細かい仕様部分について雑多に述べていきます。

会話継続モードに対応

EchoやFire系デバイスにおいて、一部この会話継続モードに対応していなかったりするものもあるのですが、Echo Flexは最初から対応していました。

これは、Alexaに命令した後に次の命令をウエイクワードなしに連続的に実行できるもので、実用上重宝する機能です。あってホッとしました。

音量変更ボタンがない

▲アプリの場合、フッタメニューの「デバイス」>「デバイスの設定」から飛ぶことができます。

Echo Flexは、本体に音量変更ボタンがありません。

これを変更するには、「Alexaに音量を30にして」とか「Alexaアプリ」から設定する必要があります。

まぁ手を伸ばせる位置に配置するといった性質のものでもないので、これはこれでいいかなとは思いました。

メモ

その他本体仕様について加筆中…(11/20記)

モーションセンサーの感度と検知について

Echo Flexのモーションセンサーについて補足します。

人感センサーが反応してからのAlexa定型アクション実行のレスポンスは、約0.5秒とネットワーク経由のデバイスからしても中々優秀であるといえるかなと思います。即座に反応してくれます。

未検知はだいたい30秒前後で定型アクションが実行されます。一般的な人感センサーと同様に未検知まで一定の時間があります。一般的な人感センサーのようにこの未検知の時間を指定するには定型アクションで指定しましょう。

また、公式には最大6メートルとされていますが、これはセンサーを正方向とした際のあくまで直線上の検知範囲です。

Echo Flexモーションセンサーは、実測でおよそ垂直方向60度〜120度が検知範囲となっています。

これは、人感センサーとしては一般的な範囲であり、あまりに範囲が広いと誤検知につながったりもするので必要十分な性能かなと思います。

Kou

あと経験上、人感センサーをトリガーとする場合は、あまりに多くの家電を連携させない方が良いです。(生活導線の誤動作防止の為)「照明+α」とかの簡易的な仕組みづくりに留めておきましょう。

一つのEcho Flexで2つのセンサーを利用(非公式)

Echo FlexのUSB口は本体下部に1つのみであり、公式には1つのセンサーしか挿せないことになっていますが、USBハブを利用することにより、非公式に2つのセンサーを稼働させることができるようです。

もちろん嵩張る問題はありますが、このためにEcho Flexを2個買うのも微妙なので、Alexaによる仕組みづくりをしたい方に向けて、他のユーザーさんの知恵を拝借し、その実現可能性をご紹介!

さすがLoganさん、ありがとうございます!!

おわりに

Echo Flexはその名の通り、様々な場所で設置場所をとらずフレキシブルに利用することができます。

また、モジュールとしてスマートナイトライトとモーションセンサーがあり、特にモーションセンサーはAlexaの定型アクションの実行条件として利用できるデバイスは希少なので、スマートホームな仕組みづくりをする上でも役立ちます。

今後は、モーションセンサーやスマートナイトライトだけでなく、サードパーティ含め様々なモジュールが出てくれるとありがたいですね。

Echoデバイスには様々なものが出ていますが、実生活で利用するにはその本命の一つとも言える、扱いやすいデバイスでした。