Amazon Echo Showでできること・使い方|大画面でAlexaをもっと楽しく!

Amazon Echo Showは大画面ディスプレイ(タッチパネル)を搭載した、Echoシリーズの中でも最上位・「全部入り」とも言えるモデルです。 個人的にもこれまでのエコーデバイスの中で最も期待している製品です。

私も期待のあまり、都内で開催されているAmazonの先行展示ブースにも行きましたが、自宅で使うのが非常に楽しみです。

同ディスプレイ搭載モデルには、Echo Spotと言う機種がありますが、Echo Showもその大画面を生かし、視認性の良い画面で様々なことができます。

そんなEcho Showでできることをまとめていきたいと思います。

注意
この記事では日本未発売の時点で、海外の情報含めまとめています。発売後追って再編集しますが、実際に発売されるモデルには、日本未対応の機能も含まれる可能性があることにご注意ください。

Echo Showの特徴

まずはEcho Showの特徴、他のモデルとの差異やタブレットとの違いについてみていきたいと思います。

スペック紹介

Echo Showのスペックは、以下に示すとおりです。ここでは特筆すべき点のみを示しています。

  • 10.1インチHDタッチスクリーン(1280×800HD)
  • Dolby対応2.0インチ×2パッシブラジエーター(ステレオ再生)
  • スマートホームハブ内蔵
  • プライムビデオ視聴可能
  • 24.6cm×17.4cm×10.7cm(1755g)

特に持ち前の大画面を生かし、プライムビデオが視聴可能であること、ステレオスピーカーを内蔵していることが大きいですね。

これによりAmazon Echoシリーズの中では、動画のようなマルチメディアコンテンツにも最適化されているのが大きな特徴です。

筐体の大きな特徴2点

上記スペックを踏まえた上で、Echo Showの特徴詳細を、他のEchoシリーズとざっと比較しながら見ていきます。

ディスプレイが10.1インチの大画面で全体的に表示が見やすい

今まではディスプレイ搭載スマートスピーカーと言う意味ではEcho Spotが存在しています。

Echo Spotでも様々な情報表示はできるのですが、そもそも円形のディスプレイのため、普段見慣れているディスプレイの形とは異なり、写真や動画、文字情報の一覧性に優れているとは言えませんでした。

しかしEcho Showであれば、テレビやモニター等では一般的な16対10の長方形のディスプレイであること、また比較的大型のスクリーンであるため視認性が高いです。

Amazon Echoシリーズはモバイル機器と違い設置型のデバイスのため、自分の手元に持ってきて見る事が難しいです。

よってそれなりに大きなディスプレイでないと、表示されている情報が見えないこともあり、利用に不便があります。

Echo Showはディスプレイが大きいため、このような閲覧性や視認性の問題がある程度解消されるのです。

後述する「できること」は、大半がこの大型ディスプレイが搭載されていることによって、実現できることを述べています。

高音質であること

これまでのスマートスピーカーは、その形状から、360度スピーカーということもあってか、モノラル再生が主流でした。よってちょっとした作業時のイージーリスニング目的なら良いのですが、ちゃんと音楽視聴するには単独ではやや物足りない部分があります。

しかしEcho Showは、2.0インチのパッシブラジエーターを2基搭載しており、ステレオ再生が可能となっています。ウーファーは搭載されていませんが、これで補いつつ、さらにクリアな音質を実現します。

冒頭で先行展示ブースに行ってきたと述べましたが、そこで最も驚いたのはこの想像以上の音質の良さです。

ステレオ再生によるクリアな音質はさることながら、ウーファーが搭載されていないにも関わらず低音の響きがかなり良いです。

外音が多い場所で聴いたものなので、正確なところは実際に自宅で使ってみてからでないとわかりませんが、感触では以下のような感じでした。

Echo Plus×2・Echo Subステレオペア>>Echo Show>>>>Echo Plus>>Echo>>Echo Dot>Echo Spot
※全て最新の世代のものでの比較です。
※私は日本で発売されているEchoデバイスをすべて所持しているので、その観点からの体感比較です。

こんなイメージです。最も高音質を出せる「Echo Plus×2・Echo Subステレオペア」に次いで良いといった印象でした。

これによって、音楽やラジオ再生は基本として、それ以外にもプライムビデオや今後スキルで追加されていくであろうビデオコンテンツでも十分な音質で視聴することが可能です。

Alexaでの操作及び回答・コンテンツの再生は、当然のごとく音声に関連するものが中心です。その中で特段の外部出力が必要なく、「単体で十分な音質」が体感できるだけでもEcho Showは買いかもしれません。

できること

さて、これまでEcho Showの筐体特徴を見ていきましたが、実際にEcho Showを使ってできることを以下にまとめていきます。

プライムビデオの視聴

Echo Showでは、話しかけることでプライムビデオが再生できます。プライムビデオはAmazonプライムの中核とも言えるサービスで、他の動画サービスと異なり、3,900円/年(または400円/月)と格安で映画やテレビ番組、アニメ、オリジナルビデオを見ることができます。しかも他の付帯サービスが多くついてくるのでこれがお得なのは言うまでもありません。

プライムビデオは配送サービス以外では最も目立つものの一つのため、これが再生が手軽にできるのは、嬉しい方も非常に多いのではないでしょうか。これによっていちいちリモコンやスマホで操作しなくとも、見たい動画をEcho Showに話しかけるだけで簡単即座に見ることができるようになります。

このプライムビデオの再生は、現時点で同ディスプレイ付きモデルのEcho Spotでは利用することができず、かつEcho Showのみ利用可能な旨のアナウンスがされているため、キラーコンテンツの1つと言えます。詳細な機能は後述します。

ただし現時点では、プライムビデオ会員の視聴に限定されるようです。今後、有料のものもAmazon Payなどで決済〜視聴できるようになると嬉しいですね。

プライムビデオにおいて、以下の音声操作に対応しています。

注意
海外のヘルプを参照にしています。

動画を探す機能

話しかけ方 できること
ビデオライブラリを見せて

ウォッチリストを見せて

プライムビデオライブラリを表示して探せる
“(タイトル)”を見せて (タイトル)の映画、TV番組が観られる
(俳優の名前)を見せて (俳優)が出演しているタイトルを探せる
ビデオを開いて Amazon以外の動画配信サービス提供元が一覧できる

俳優の名前を軸に検索できるのがいいですね。あの人が出てた映画なんだっけ?というのは結構ありがちなので。

再生関連機能

話しかけ方 できること
(映画・TV番組のタイトル)を見たい/見せて (映画・TV番組のタイトル)が再生される
(TV番組のシリーズ)、シーズン◯を見せて TV番組の特定のシリーズが再生される
(特定の動画配信サービスの)映画/タイトルを見せて (特定の動画配信サービスの)映画/タイトルが観られる

テレビ番組では特定のシーズンを再生するなんてことも可能です。

コントロール関連機能

話しかけ方 できること
止めて 一時停止
再開 一時停止の再開
巻き戻して 巻き戻し
早送りして 早送り
◯秒(分/時間)戻って ◯秒(分/時間/)戻る
◯秒(分/時間)スキップして ◯秒(分/時間)スキップする
次の章にして 次の章に飛ぶ

私はAudibleのAlexa操作で経験していますが、見逃したりもう一度見たいときに、即座に話しかけて巻き戻しできるのはかなり便利です。(実はプライムビデオにおける音声操作のキラー機能かも)

また、海外の動画を見るに、すでにHuluも再生できていたので、日本でも今後他の動画サービスへの対応にも期待が持てます。

Webブラウザにも対応。YouTubeの再生も利用可能に

Echo ShowではWebブラウザにも対応するとのことです。これにより、タブレットさながらに調べ物をタッチパネル上で実施できるようになります。

対応するブラウザは、Amazon謹製の「Silk(シルク)」とおなじみ「Firefox」です。

このブラウジングが音声検索できるのかどうか、スクロールやコンテンツの読み上げができるのかどうかは発売後にわかってくるかと思いますが、これで一応任意のWebサイトもEcho Showから確認できるようになるわけです。

そして、このWebブラウザ対応で最も大きいのは、「YouTube」が再生できるようになることでしょう。

AmazonとGoogleはガチ競合しており、Amazon側は通販サイトで「Google Homeを売らない」、Googleは「YouTubeを再生できない(専用スキルなどをつくらない)」といった形で熾烈なバトルを繰り広げています。

正直、ユーザ視点でみるとどっちでも見れるようにしてよって感じですが、そうはならないのが大人の事情。。。

しかし、Amazonはこのブラウザ経由でYouTubeを視聴できるようにするとしています。音声で呼び出せたり検索できたりできるのかどうかは微妙なところです。

このWebブラウザがどのようなものになるのかは今後注目ですね。

音楽は歌詞表示にも対応。スキル追加でカラオケも

Echo Showでは他のEchoシリーズと同様に、音楽・ラジオの再生をすることが可能です。Echo Showのみ単体でステレオ再生が可能なので、他のスマートスピーカーと比較して迫力のある音質で楽しむことができます。

ディスプレイ付きスマートスピーカーの優れた点は、音楽視聴時に歌詞表示にも対応している点です。音楽に合わせて自動スクロールしてくれるのが非常に便利な点です。ちょっと歌詞を知りたいとき、覚えたいときに重宝しますね。

この歌詞表示機能はEcho Spotにも利用することができますが、Echo Spotはディスプレイが小さく、また円形のため、歌詞がほぼ音楽再生されている部分のみ表示のため、文字が見切れたりします。

その点Echo Showは大画面かつ四角のディスプレイであるため、一覧性に優れるのが特徴です。歌詞の前後の文脈まで含めしっかり確認したい場合はEcho Showの方が圧倒的に優れています。

この機能が利用できるのは現状Music Unlimitedのみなので、歌詞表示もしたい方はこちらに登録するのが良いでしょう。

登録はこちらから!

また、Alexaにはカラオケスキルも存在するため、自宅でカラオケを楽しみたい方にもぴったりと言えます。この点もEcho Spotだと映像や歌詞が見辛く、また音質も良いとは言えなかったため、Echo Showで再生した方が楽しめるでしょう。

大画面ビデオ通話

Echoでも音声通話が可能ですが、Echo Showでは、その大画面を生かしたビデオ通話ができます。特にEcho Showであれば、遠隔地にいる人でもいつでもビデオ通話が話しかけるだけですぐに利用することができます。

これは、Echo Spotでも利用することが可能ですが、Echo Showの持ち前の大画面や高音質スピーカーを生かし、より相手の表情や声を確認しやすくなります。

なお、海外ではアマゾンアレクサによるSkype対応もされるようになり、今後ますます発展に期待ができる機能です。

このビデオ通話機能でできることは、主に以下の3つです。

呼びかけ機能

他の部屋に設置してあるEchoデバイスを呼び出して、Echo間で話をすることができます。

例えば食事の際にキッチンに設置したEchoへ向かって、「ごはんできたよ」などと呼びかけたりすることが可能です。

ビデオ・音声通話

連絡先を同期して、Echoデバイスを持っている相手やスマートフォンにAlexaアプリが入っていれば、話しかけて会話することができます。

メッセージ送受信

「アレクサ、メッセージを送って」と話しかけると、「誰に送りますか?」とAlexaから言われ、送り先を指定します。

その後、録音がスタートし、ここで録音したボイスメッセージを、指定した相手先のEchoデバイス及びAlexaアプリに送信することができます。

料理スキルも映像付きでしっかり確認

Echo Showのようなディスプレイ付きスマートスピーカーでは、料理スキルも音声でのガイダンスだけでなく、映像付きで確認することができます。当然映像付きであることによって、料理の作り方の手順などを細かく見れるので、こちらの方が断然良いです。

これを利用するためには、以下のようなスキルを導入します。

Echo Spotでは、小さい円形のディスプレイであることから、この細かい手順が見にくいのですが、Echo Showはキッチンなどで使うには大き過ぎず小さすぎずといったサイズ感なのがいいですね。

私もEcho Showを予約しているのですが、まずはキッチンで使うことを想定しています。Echo Showは、手の塞がることの多いキッチンで利用するにはかなり向いているデバイスであると思っています。しかも映像付きで料理を教えてくれるといった機能もあり素晴らしいです。

もっともEcho Showは防水機能を有しておりません。よって水しぶきや油はねなどちょっと不安があるのですが、当分はカバーをするなどして補えればいいかなと思っています。

ニュース映像も鮮明に

Echo Showではニュース映像も動画で確認することができます。フラッシュニュースでは、NHKのニュース映像が見ることをできます。

それ以外にも、スキルを追加すれば例えばテレ朝のニュース映像を見ることが可能です。

これも当然、Echo Spotよりも、テレビと同じ形である長方形の大画面スクリーンであるEcho Showのほうが見やすい事は言うまでもないでしょう。

ショッピングも閲覧性が増し選びやすく

Amazon Alexaの売りは、世界一の通販サービスであるAmazonにおいて、プライムサービスを通じて音声ショッピングができる点です。これは、Google HomeやClovaシリーズと比較して大きな差別化要素になっている部分です。

この音声ショッピングを使いこなす上で、Echo Showの大画面はとても役立ちます。まず、音声だけでなく実際の商品画像を見ることができるので、購入検討する上では安心感があるでしょう。ディスプレイに情報が残ることによって、聞き逃がしたりすることもありません。

そしてEcho Showでは、大画面で表示されるため、商品情報の一覧性が大幅に向上しています。音声ショッピングは大抵の場合、ざっくりと製品名やジャンルを指定する利用用途になるので、いくつか製品の候補が出てきます。

そのいくつかをじっくり比較検討する上では、値段や商品画像などの情報が一覧性に優れている方が購入検討しやすいでしょう。

そのため、音声ショッピングにおいても、Echo Showで利用するのが良いかと思います。

Echo Showの大画面は、このような音声ショッピングでも非常に有効であるといえます。

スマートホームハブはEcho Showにも内蔵

Echo Showには、Echo Plusと同様にスマートホームハブが内蔵されています。

これにより、スマート照明:Philips Hueに代表されるZigbee規格(Bluetoothの低速度・低消費量版の通信規格とお捉えください)対応デバイスでも、Hueブリッジのようなネットワークハブを追加購入なしにEchoから音声操作できたりします。

この照明との連携によって、プライムビデオの映像に合わせて、Hueライトの色が変わったり、明暗が変わりシアターモードになったりしたら面白いですね。

また、この機能により、スマートホームデバイスをAmazon Echoに「デバイスを追加して」というだけで、セットアップ完了〜即音声操作対応を実現することができます。別途スマホアプリで設定する必要がありません。

スマートホームは多くのIoTデバイスを組み合わせて実現する概念のため、それら一つ一つの導入に際する手間が省けるというのは嬉しい点です。

このようなスマートスピーカーを使いこなすには必須となる、家電の音声操作対応(俗に言うスマートホーム化)が、Echo Showを導入することで簡単に設定をすることが可能となります。

もちろん大画面のEcho Showなので、例えばネットワークカメラ:Arloの映像が見やすくなったり、スマート家電コントローラーの情報表示の視認性が上がったりするなどのメリットがあることでしょう。

このように、スマートホームの中核としてEcho Showを据えるのもベストな選択肢の一つです。

写真・動画の表示と撮影

Echo Showはディスプレイ付きのため、写真の表示も可能です。

Amazonのプライム会員が利用できる容量無制限の最強サービス:「プライムフォト」にある写真を「写真を見せて」と話しかければ確認することができます。

また、Echo Showには500万画素のカメラを内蔵しているため、「写真を撮って」といえば、写真撮影もしてくれるところが面白い点。

リスト・リマインダーの一覧表示

Alexaでは、音声でTodoリストやリマインダーを音声で登録することができます。

登録した項目はEcho Showのディスプレイやスマホで表示し、チェックリスト形式で利用ができるのでちょっとした買い物リストやタスク処理に活用できますね。

これはAmazon Echoシリーズですべて可能ですが、スピーカーモデルの場合、読み上げる形式になります。しかし、その情報を確認するためには、読み上げられる時間まで待たなければならず、また聞き逃ししたりしたときにもう一度再生しなければならないなど、実利用だとちょっと厳しいです。

その点、Echo ShowではEcho Spotのような小型のディスプレイと異なり、大画面で情報が見切れずに表示されることになります。このようなリスト系の情報はEcho Showの長方形ディスプレイの方が馴染みがあり見やすいかと思います。よって、この「リスト」もEcho Showで有効活用ができるようになるでしょう。

おわりに

今回の記事では、Echo Showでできることをざっくりとですが、一通りまとめました。

今後、一般発売に合わせ、実際の利用感踏まえこの記事を更新していきますのでお楽しみに!

(付録)Echo Showはタブレットを代替する?

Echo Showはこれまでのタブレットと似たような性質を持つ端末でありますが、そのタブレットと比較して大きな違いが2つあります。

1つ目に、音声操作が主体であることです。

タブレットのソフトウェアキーボードはPCの物理キーボード入力や、スマートフォンのフリック入力なんかに慣れているとかなり打ちづらく、単体で利用する場合の負担がかなり大きいです。

またロック画面の解除や、タップしてアプリを開くなどといった操作をする必要があり、それが結構手間だったりします。

しかしEcho Showであれば、基本話しかけて操作するデバイスであるため、そもそも最初の動作はデバイスそのものに触れる必要すらありません。シンプルに操作が可能です。

多少操作方法がわからなくても、人に話しかけるような形でスムーズに目的のことができるようになります。

2つ目に、タブレットと比較して安価なデバイスであることです。

Amazonが頻繁に行なっているセールを考えると、20,000円強でさくっと導入することができてしまいます。

その分、基本的にAmazon Primeのサービスを利用することが前提となっているサービスでデバイスがあるため、タブレットのように、クリエイティブな作業したりなど、そこまで多くのことができません。

ただ実際タブレットって、いざ意気込んで購入したとしても、パソコンの代替と言うところまでは届かず、かといってスマホほど気軽に持ち運べるものでもなく、電子書籍等の「閲覧専用機」に成り下がっているといった人は多いのではないでしょうか。そう考えると、タブレットの高機能性がむしろ邪魔になってくる部分がありますね。

しかしEcho Showは、もともとそういった情報を取得することやエンタメサービスを利用するために作られたものであり価格が安価であること、かつ音声操作前提のため複雑なことをせずすぐに楽しめるのが良い点です。

Echo Showがスマホやタブレットの次のデバイスになりうるのか、とても期待が持てますね。

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