【レビュー】Fitbit Versa 2は日本初のAlexa対応スマートウォッチ!電池持ちもよくヘルスチェックはこれでバッチリ

FitbitVersa2のアイキャッチ画像

私は自宅をAlexa中心にスマートホーム化していることもあり、Alexaに依存した生活を送っています。

操作を統一するために、いっそのこと普段使いのスマートウォッチもAlexa対応のものに切り替えたいと思っていたのですが、日本では発売されていないような状況でした。

よって渋々(?)Apple Watch Series 3を使い続けていたのですが、なんとあのFitbitからAlexa対応したスマートウォッチ「Fitbit Versa 2」が発売に!

私は過去にFitibit Altaユーザーだったので、そのヘルスチェック機能には高い信頼性を持ってたので早速購入。

ということで、利用して半年ほど経ちましたのでレビューします。

Kou

Kou

入手した当時はこんな感じで感動してましたwそれ以来毎日身につけています。

Fitbit Versa 2の特徴

Fitbit Versa 2 Alexa搭載 スマートウォッチ Black/Carbon L/S サイズ [日本正規品] FB507BKBK-FRCJK
Fitbit(フィットビット)

Fitbit Versa 2にはヘルスケアを中心とした様々な機能がありますが、その中で特徴としては以下のとおりです。

  • Amazon Alexa対応
  • 心拍数の常時測定
  • 睡眠スコア計測
  • 耐水使用
  • 常時表示モード可
  • 6日以上のバッテリー持ち

Fitbitと言えば、ヘルスケアで有名な製品ですが、実はスマートウォッチとしての性能も優れています。

それは、全面タッチパネルディスプレイ「常時表示モード可」であることと、公称「6日以上」のバッテリー持ちであることですね。

Apple WatchはSeries 5で常時表示モード可になったのですが未だにバッテリー持ちは24時間程度です。

加えて、価格も24,000円程度と、Apple Watchの半額弱。

Fitbit Versa 2はスマートウォッチとして必要十分な機能を有しつつも、高コスパな点が魅力です。

ちなみに、Fitbit Versa 2と前代Fitbit Versaの違いは以下の通り。

前代Fitbit Versaとの違い
  • Amazon Alexaに対応
  • 常時オンディスプレイ対応
  • バッテリー持ちの向上(公称4日→6日)
  • おやすみモード機能の追加
  • クイックビュー:1タップでモード設定などができる
  • Bluetoothが4.0→5.0に

といった形で、性能面での正当進化に加え、様々新機能があるのが嬉しい点ですね。

Fitbit Versa 2を早速装着してみた

さて、まずはFitbit Versa 2を装着してみました。設定も合わせて見ていきましょう。

▲開封。Fitbitらしいパッケージに包まれています。中々おしゃれでいい感じ!
▲装着感はこんな感じです。

外観はApple Watchとは少し違い、平べったくなっている形状です。

Fitbit Versa 2には、Apple Watchのようにステンレススチールといったラインナップはありませんが、外枠がカーボンアルミニウムであり、表面がなめらかに仕上げられているため、中々高級感があります。

スーツ着用時の装着でも全く問題なしです。

▲Fitbitアプリをダウンロードして「Versa 2」を設定。
▲充電しながら、アプリの案内に従って進めていきます。Bluetoothペアリングです。
▲次にWi-Fi設定を実施。自宅のWi-Fiと接続してください。
▲最後にAlexaとの連携設定がありますが、利用しない方は一旦スキップでOKです。
▲あとはチュートリアルを進めていくだけで、完了です!

こんな感じで、アプリの案内に従うだけで、簡単に設定が可能です。

Fitbit Versa 2 利用した感想

ここからは実際に4ヶ月位使った感想です。

バッテリー持ちが素晴らしい!公称値通り

Apple WatchからFitbit Versa 2に変えて何より嬉しかったのが、バッテリー持ちがかなり優れていること!これだけでも買い替えてよかったです。

Fitbit Versa 2は、私の使い方であれば7日間持ちます。これで週1日休日とかゆっくりできる日に充電するでOKです。

平日の仕事等から帰ってきたタイミングで毎回充電するのってかなり面倒じゃないですか?しかも、スマートウォッチの充電器ってスマホのUSB-Cとかで充電するわけでもないため、汎用性に優れない。

かつてこのApple Watchのバッテリーに不満のあまり、こんな記事も書いたほどです。

Fitbit Versa 2はバッテリー持ちが良いことによって、結果的に長時間つけることに繋がり、その分ヘルスケアデータの蓄積度が高まりました。

これって普段使いではとても大事なことです。結局チマチマ充電するようなデバイスだったら、めんどくさくて毎日つけるのが嫌になります。

ただ1点だけ注意点があり、「常時表示モード」を利用する場合、3〜4日程度しか持たないです。

私の使い方としては、Alexaを1日に5〜10回前後起動することと、時刻を見つつ、ウォッチフェイスに出ている心拍数と徒歩数をチェックするくらいの用途です。

▲ちなみにウォッチフェイスはこちら。

このウォッチフェイスでもバッテリー持ちが結構変わります。

カラフルな色はあまりなじまなかったので、この日時・心拍数・歩数・バッテリーが一覧でき、かつシンプルな表示のものに落ち着きました。これはバッテリー持ちが結構良いです。

今は常時表示は使っていませんが、まぁこれくらいの持ちであれば十分すぎるくらいですね。

ヘルスケアの精度はさすがの一言

さすがFitbit、多くの軸で測定可能です。

Fitbitで測定できるデータ
  • エクササイズ
  • 睡眠時間
  • 心拍数
  • 時間ごとのアクティビティ
  • 体重(※)
  • 水分記録(手動入力)
  • 食事の記録(手動入力)
▲睡眠はグラフで睡眠ステージが表示可能です。

睡眠は、0点〜100点でスコアリング表示できるのがいいですね。

▲心拍数やカロリー消費も歩数と合わせてグラフ表示ができます。

個人的には、特に睡眠データと心拍数をとるのに重宝しています。

単純に睡眠が見える化されるのが楽しいということと、睡眠が浅かったら次の日は早めに寝ようという意識が持てること。

また、心拍数は仕事のストレスが嵩むと上がりがちなので、休憩の時間をおいたり、リラックスする上での指標に役立ちます。

このように、体感では中々気づきにくい部分で健康管理ができるのが良いですね。

精度については、睡眠データを計測できるマットレス:「Withings Sleep」とも比較してみました。

▲誤差はあるものの、実際の睡眠時間としては、Fitbitの方が正確です。

Withings Sleepはマットに入った状態から計測するので、ベッドに入るだけでも「浅い眠り」として検知されることがあるんですよね。その点、Fitbit Versa 2の方が実際の睡眠時間を計測でき、正確です。

全般的にアプリの表示が見やすいです。さすが、これまでFitbitシリーズとして培ってきたものがあるのでしょう。

メニュー操作がなめらかで、かつ選択肢も多い

Fitbit Versa 2内のメニュー操作もUIも優れており、とても操作しやすいです。

Apple Watchよりも一つ一つのタップ領域が広いため、様々な操作ができます。

加えて何が気に入っているかって、操作感がなめらかでレスポンスがよいこと。

感覚としては、iOSのヌルヌルに近い感覚が持てて好印象です。(さすがにiPhoneよりは引っかかりがあります)

Fitbit versa 2のメニュー画面
▲メニューはこんな感じになっています。

メニューは現行のFitbit OS 4.1だと、ざっと以下のとおりです。

メニューと機能
  • エクササイズ:ワークアウトの開始など
  • タイマー:タイマーの開始・停止
  • アラーム:アラームの設定
  • Spotify:(スマートフォンから)Spotifyを再生
  • リラックス:深呼吸のガイダンス
  • 天気:天気を確認(5日間分)
  • 音楽:端末に保存した音楽を再生
  • ウォレット:Fitbit payの利用(日本では加盟店がなく利用不可)
  • 設定:端末の設定
  • Deezer:DeezerのプレイリストやFlowを同期して楽曲再生
  • Strava:GPSトラッキングでのエクササイズ
  • ヒント:端末の使い方など
  • 時計:ウォッチフェイスの切り替え(スマホから設定したもの)
  • アジェンダ:スケジュール管理アプリとの連携
  • Alexa:Alexaの起動

デフォルトではこんな感じで色々利用できます。それ以外にも、Fitbitアプリをダウンロードできますね。

ただ、利用できるサービスからして、やや海外仕様感強めですね。特にFitbit Payは利用してみたいところですが、日本では加盟店がないのが残念な部分。

ただスマートウォッチとしては、この機能+ヘルスケアがあれば十分かなといったところです。

それ以外にも、通知領域もあります。

気になる新機能:アレクサの性能は?

他のスマートウォッチにはないFitbit Versa 2の魅力は、先述の通りアレクサに対応していることです。これに期待した方も多いのではないでしょうか?

私もアレクサが主目的で購入したので、色々試してみました。

▲実際の動作です。例としてタイマーを設定しています。

できること

Fitbit Versa 2ではAmazon Echoなどと同様、Alexaが利用できます。

例えば、以下の機能です。

Fitbit Versa 2のAlexaでできること
  • 天気を聴く
  • リマインダーを追加する
  • 予定を追加する
  • スマートホームデバイスを操作する
  • 定型アクション機能を動作させる

一つの欠点として、Fitbit Versa 2内で「Amazon Music」を直接流したり、「Audible」を再生することはできないため、利用している方は注意です。

音楽の場合、Spotifyを契約するか、Fitbit Versa 2本体に音楽を保存する必要があります。(本体にスピーカーはないため、Bluetooth経由でスマホから再生)

同様に「スキル」を利用することができません。

よって、Alexaの機能は限定的な部分があるものの、頻出の基本機能は揃っているので、利用に合わせて購入をご検討ください。

実際に利用した感想

やはりAlexaが使えるというのは便利です。帰宅時に外出先からスマートホームの機能を使って以下のようなことをしています。

  • エアコンをつけて部屋を暖かく/涼しくしておく
  • 照明・テレビをつけて帰宅直後の暗い雰囲気を紛らわす
  • 風呂を入れておく

ただ欠点としては、ちょっとレスポンスが悪いことですね。端末のボタンを長押ししてから1秒くらいかかり、回答の受信にさらに2秒かかるので若干モッサリしています。

また、本体にスピーカーがないことで、Apple WatchのようにSiriが話しかけて回答するといったことがないのが残念なところ。画面を見ていなくてはなりません。

ということでアレクサを利用できることには確かな価値があるものの、もう少し改善してもらえると嬉しいかなといったところです。

▲我が家のスマートホームなのですが、この動画の途中で、Fitbit Versa 2のアレクサに話しかけて外出先から家電を操作するシーンがあります。このように利用しています!!

色々カスタマイズできる!

Fitbitはスマートバンド・スマートウォッチといったヘルスケアデバイスの老舗的な存在であり、一つのエコシステムを形成しています。

そのため、関連ラインナップも豊富で、バンドが色々選べたり、Fitbitアプリも様々利用することが可能です。

まずバンドですが、前代Fitbit Versaとも互換性があるのが嬉しい点。

私はベルトを純正の革ベルト×2・Amazonで買ったメタルバンドを持っています。

▲ちなみにバンドは赤枠の突起を左に引いて外します。

ソフト面では、ウォッチフェイスを変えられたり、Fitbitアプリから様々ダウンロードすることが可能です。

▲色々選べて楽しい!先述の通りバッテリーに影響が大きいので様々試してみてください。

アプリには他にもチャレンジ&アドベンチャーといった形で、他のユーザーとデジタル空間のコースでゴールを競い合うみたいな面白い機能があります。購入したらぜひ使ってみてください!

▲こんな感じのコミュニティもあり!別途利用に合わせ加筆します。

おわりに

Fitbit Versa 2は、目玉であろうAlexa機能はそこそこ使えるといった程度でしたが、何よりバッテリー持ちやヘルスケア機能などベースがしっかりしていて、とても扱いやすいデバイスでした。

基本的な部分がしっかりしている分、Apple Watchよりも満足度は高かったので、今回レビューさせて頂きました。

Fitbit Versa 2 Alexa搭載 スマートウォッチ Black/Carbon L/S サイズ [日本正規品] FB507BKBK-FRCJK
Fitbit(フィットビット)
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