【レビュー】アイリスオーヤマのAlexa対応シーリングライトで家の雰囲気をハンズフリーで自在に操る!

日々スマートホーム化を実践中の私、今回はアイリスオーヤマのAlexa対応のシーリングライト:「CL12DL-6.0AIT」を購入して、導入してみました。

スマートライトと言えば、これまでPhilips Hueに代表される電球タイプのものは結構多く出ていたのですが、シーリングライトタイプはそこまで多く存在していません。

そんな中、アイリスオーヤマが発売しているお手頃価格のシーリングライトにAlexa・Google Assistant対応のものが登場!購入し、利用して3ヶ月程度経ちましたので、レビューしていきます。

製品の特徴

アイリスオーヤマのシーリングライトは様々なラインナップがありますが、今回のAlexa・Google Assistant対応のものは、以下の特徴があります。

  • Amazon EchoやGoogle Homeから声で照明操作
  • スマホアプリで遠隔操作

これは、シーリングライト自体にWi-Fiモジュールが内蔵しているため、このようなことが可能です。よって、上記を実現するには、家庭内に無線LAN環境があることが前提となります。

Alexa対応しているもの(〜AIT型名)に厳選すると、種類としては〜6畳、〜8畳、〜12畳とそれぞれ3パターンあります。以下Amazonで販売されているものを簡単に表でまとめます。(価格はAmazon現行価格)

 CL6DL-6.0UAITCL8DL-6.0UAITCL12DL-6.0AITCL6D-6.0UAITCL8D-6.0UAIT
適用畳数〜6畳〜8畳〜12畳〜6畳〜8畳
器具光束3699lm4299lm5499lm3699lm4299lm
調光
調色××
価格13,980円10,459円15,580円8,181円11,172円

畳数の大きさもありますが、機能面として調色の有無によって、値段に開きがあります。

私は、リビングに設置で〜12畳のタイプの調色も可能な「CL12DL-6.0AIT」を選択しました。

ちなみにアイリスオーヤマはAlexa対応の電球タイプの照明も発売されており、こちらも音声操作ができますのでご参考まで。

ことはじめ

早速設置〜設定をして利用できる状態にしたいと思います。

▲同梱の説明書・保証書

説明書の内容は充実していますが、各セットアップ毎に量があるため、ここでは私が実施した設置〜設定の流れをご参考までに掲載します。

本体の設置

通常の引っ掛けシーリングに取り付けます。

▲自宅のシーリングライトはフル引掛ローゼットのタイプ
▲スペーサーを合わせて取り付けます。
▲ 次に本体の取り付け。説明書通り本体のラインをスペーサーに合わせて差し込み、回して時計回りに回して取り付けます。カチッと音がしたら取り付け完了です。

▲本体が取り付けられました。
▲最後にシェードを取り付けて完了です。ぐらついている場合はもう一度取り付け治してください。
▲これでスイッチをつけると照明がつきます。
▲リモコンも付属しているので、これでひとまず照明の操作が可能となります。
▲リモコンでは基本的なタイマー設定からメモリ機能、シーンに合わせて雰囲気を変える機能も搭載しており、様々な設定が可能です。

スマホアプリの設定

上記設置すれば基本的なシーリングライトの操作が可能ですが、この製品の醍醐味はスマートスピーカーから音声操作が可能なことです。

それを実現するためにまずはスマホアプリの設定をしていきます。これができれば、スマホアプリで電源ONOFFや調光調色が外出先からでも実現できるようになります。

▲まずはアイリスオーヤマのアプリをダウンロードしてアカウント作成をします。
▲初期設定では、「家庭の作成」として位置情報やルームを設定します。
▲次に設置したシーリングライトをスマホアプリに追加しましょう。「デバイスを追加」をタップ
▲自宅のWi-Fiルータのパスワードを入力し、シーリングライトがインターネット接続できるようにします。
▲デバイスが追加されると、以下のような画面が出てスマホからコントロールが可能となります。

▲ちなみにスマホアプリからは調光・調色も可能。上のランプの絵もこのパラメータに合わせて変わるのがいいですね。これは自宅外からでも操作が可能です

これで、スマホアプリからの操作、外出先からの遠隔操作も可能となります!

Alexaの設定

ここからが本番!Amazon Alexaとの連携です。Google Homeからの連携もこれと同様になります。

▲Amazon Alexaアプリでスキル検索に遷移。「IRIS SmartLF」というスキルがアイリスオーヤマの照明家電を操作するスキルです。
▲スマホアプリで最初に作成したアカウントとAlexaスキルをリンクします。

注意点として、ここでのリンクはAlexa内蔵のブラウザでなく、スマホのデフォルトのブラウザを利用すると良いです。私はここでアカウントリンクを完了できなかったので…

▲Alexaアプリの「有効にして使用する」をタップして「アカウントをリンク」に画面遷移している最中に右下のブラウザボタンを押すことで、デフォルトブラウザに遷移し、正常にリンクができるようになりました。
▲最後にAlexaの「端末を検出」に自動的に遷移するので、そこでシーリングライトを自動検出し、Alexa側の設定が完了すれば終了です。
▲これで完了。ちなみにこの製品はAlexaの「スマートホームスキル」に対応しているため、Alexaアプリからも照明の調光・調色操作が可能です。

ここまでできたら、冒頭に述べた特徴である「スマホからの遠隔操作」「スマートスピーカーからの音声操作」が実現できます!

基本的には、シーリングライトの設置は当たり前として、あとはスマホで案内の通り設定していけば良いため、そこまで苦労することはありませんでした。

【感想】照明の音声操作対応はIoTによる利便性をフルに体感できる

▲スマートスピーカーからサクサク操作!

家電のハンズフリー操作はとても快適ですね。特にシーリングライトは、家の中心にあるものなので、家の雰囲気を一瞬で変えることができます。

例えば、家事をしているときに、日が暮れてちょっとくらいなぁと思った時にその場で家事をしながら独り言をいうだけで明るさのコントロールができるようになるわけです。

他にも寝に入るときでも、リモコンを手元に持っていく手間なく、布団の中から「アレクサ〜照明を消して」というだけで照明を落とすことができます。もちろん調光・調色も自由自在!

こういったスマート家電は値段が張るものが多い印象ですが、アイリスオーヤマのシーリングライトは1万円台で購入することができ、機能も余計なものなどがなくシンプルでいい感じ。

この価格とそこまで労力をかけず、これほど生活に未来を取り入れ、また実生活における大きなインパクトを与えてくれる家電は初めてでした。まさにスマート家電の醍醐味。

とりあえず2ヶ月程度利用した現在ですが、照明のちらつきとかそういったこともなく、普通に使えています。明るさも十分すぎるほどです。

トレンドを押さえながらもお手頃価格で品質十分な家電を購入できる、さすがアイリスオーヤマの製品です。

インターネット対応によってできるTips

ここまで設定〜利用感を見ていきましたが、このシーリングライトはインターネット対応していることにより、以下のような便利な使い道があります。

ざっと挙げていきます。

外出先からのリモート操作

冒頭でも述べましたが、この製品はインターネットに対応していることにより、宅外からでもスマホアプリで照明操作が可能です。

外出先で消し忘れした時や帰宅時の暗い雰囲気を避けることができたり、かなり便利です。防犯目的でも使えるかもしれませんね。

照明の自動操作

スマホアプリでは、シーン機能というものに対応しており、天候情報や温度・湿度・時刻によって、調光や調色の自動設定が可能です。

▲ある条件を満たした時、照明を操作といった設定が可能。

例えば、曇りの日には明るさを上げたりといった形で自動調節できます。

このシーン機能はAlexaのシーン機能にも対応しており、このシーン設定を話しかけて呼び出すことも可能です。

また、この製品はIFTTTという「もし◯◯の場合、XXする」というルールづくりをノンプログラミングで実現できるサービスに対応しています。

これにより、例えば、上記◯◯の部分にIFTTTの「Location(ある特定のエリアに入ったら」を設定し、XXに「シーリングライト」を設定することで、以下のような家電の自動制御が可能です。

IFTTTでは「SmartLife」というアプレットが「IRIS Smart LF」アプリの操作を代替します。「Smart Life」アプレットにアイリスオーヤマのアカウントでログインします。

▲トリガーに任意のエリアを、アクションにアイリスオーヤマの照明を設定。

この設定により、以下のようなことが自動で可能となります。

  • もし自宅から離れたら、シーリングライトをオフにする
  • もし自宅に近づいたら、シーリングライトをオンにする

それ以外にも、同IFTTT対応の家電と連携して操作できたりします。

▲例として「Withing Sleep」という製品と連携すればベッドに入った時に照明を暗くするなんていう自動操作が可能。

インターネット対応していることにより、スマート家電としてこんなこともできますよ!というご紹介でした。

おわりに

シーリングライトのインターネット対応(スマート家電化)によって、これほどまでにサクッと生活を便利で快適にすることができます。

我が家でも徐々にスマート家電を導入していますが、このアイリスオーヤマのシーリングライトはそこそこ安価で生活への付加価値が高いため、IoT製品入門としておすすめできます。

Kou

Kou

こんにちは!
BENRI LIFE(ベンリライフ)は、「IoT(モノのインターネット)」をテーマにしたガジェットブログです。
特に「スマートホーム」に関する情報が充実しています!
IoTツールで暮らしを便利に、快適に...
よかったら、色々見ていってください!

FOLLOW

カテゴリー:
関連記事

2 件のコメント

  1. ご丁寧な投稿ありがとうございます。
    購入を検討しています。3つ質問があります。
    1.3台1LDK続き部屋で使いますが大丈夫ですか?(一括点灯、消灯で十分です)
    2.sleepタイマーは音声操作出来ますか?
    3.毎朝6時に自動点灯などの設定出来ますか?(ラトックスの家電リモコンあります)
    お手数ですが教えて頂けると助かります。

    • ブログ閲覧頂きありがとうございます!
      大変申し訳ございません。丁度サイトリニューアルした関係で
      頂いたコメントが消えてしまっていました。
      もう遅いかもしれませんが、復旧しましたので回答させて頂きます。
      ※→以下が回答です。

      1.3台1LDK続き部屋で使いますが大丈夫ですか?(一括点灯、消灯で十分です)
      →部屋の広さによりますが、3台設置であれば問題ないかと思います。
      ごくふつうのシーリングライトで明るさが暗いなどの問題はありません。

      2.sleepタイマーは音声操作出来ますか?
      →公式にはできませんが、ラトックの家電リモコンをお持ちであれば、音声操作すること自体は可能です。
       おやすみボタンをラトックの家電リモコンに手動登録して、それを音声アシスタントに連携させることで音声操作ができるようになります。
       ただし、1つのボタンで「10分・30分・解除」の設定をすることになるので、直接「スリープタイマーを30分にして」といったことはできないのがネックです。
       (上記のやり方は、あくまでボタンが1回押されるという形式なので)
       以下公式ページもご参考ください。
       https://www.irisohyama.co.jp/products/ai-light/amazon-echo/

      3.毎朝6時に自動点灯などの設定出来ますか?(ラトックスの家電リモコンあります)
      →ラトックの家電リモコンがあれば可能です。ラトック側のタイマー設定「繰り返し」で毎朝6時に「全灯」ボタンを
      設定すれば、自動点灯できます。

      以上です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA