【レビュー】 Nature Remoの設定と利用した所感。Google HomeやAmazon Echoとの親和性が高い

スマートリモコンの真打がついに届いた…!

これまで私は、iRKitやeRemoteというスマートリモコンを購入しており、スマホからリモコンを操作をしていました。

特にエアコンの遠隔操作は非常に便利。例えば寒い冬にはスマートリモコンを経由して、エアコンをスマホからオンにしておき、帰った瞬間に暖かくしておくというのが便利なんですよね。

そんなスマートリモコンに新たにNature Remoが発売開始されました。実質的にiRKitの後継機となっています。

これ、最近話題となっている、Google Homeとの親和性がかなり高いんです。これと連携することにより、リモコンを探す手間なく、ハンズフリーで声で操作も簡単にできてしまいます。

今回の記事ではNature Remoの開封レビュー・設定・Google Homeとの連携を紹介し、他のスマートリモコンと比較しながら、利用してみた所感を述べていきます。

更新:2018年2月12日

・記載ができていなかった部分の一部追記。(さらに追記予定あり)
※ アクセス数が大変多いこともあり、近々直近の変化に合わせ記事構成を見直します。

※途中から設定系の話が長く続きますが、直接的なレビューを見たい方は、「利用してみた所感」まで飛んでみて下さい。

Nature Remoとは何か

そもそもNature Remoとはどういった製品なのでしょうか。これはスマートリモコンというジャンルのプロダクトの一種で、あらゆるリモコンの赤外線の信号を覚え込ませ、それを端末から発信できる設置型の学習リモコンの一つです。

スマートフォンから操作できるのが特徴で、リモコンを探す手間が省けたり、インターネットを経由して外出先からでもこのNature Remoに接続し、遠隔操作ができるといった点が特徴です。

有名所だと、グラモ社のiRemoconや実質的にNature Remoの前代にあたるiRKitといった感じです。

これまでのスマートリモコンと比較して、Nature Remoの機能的な特徴は以下。

  • 主要メーカーのエアコン設定がプリセットされている(学習させる手間がほぼなく、すぐに操作可能。)
  • IFTTTに対応
  • 各種センサーが内蔵されており、一台持っていれば様々な室内情報が取得可能(になる)

これだけ揃って、¥13,000という絶妙な価格設定というのが注目に値するポイントです。

特にIFTTTに対応しているのがGood。簡単な設定で、様々なガジェット&サービスに連携できちゃいます。

その最たるは、スマートスピーカーとの連携です。ハンズフリーで家電操作が可能となります。

Nature Remoがこれほどまでに注目されたのは、同時期に発売され、注目度の高いGoogle Homeとの高い親和性にあったかと思います。

というのも、国内で容易に購入できる製品の中で、意外とIFTTTに標準対応しているスマートリモコンはこれまでなかったのです。

※iRKitでもAPI(Webhooks経由)で接続することができるのですが、コマンドを叩かねばならず、非エンジニアにはちょっと敷居が高い。

この重要な機能の設定が、開発の手間なく、スマホアプリの画面の案内を辿っていくだけで簡単にできてしまうというのが、Nature Remoの大きな特徴です。それでは早速開封〜各種設定を見ていきましょう。

Nature Remo 開封の儀

さて、早速開封の儀を行っていきましょう。

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▲iRKitと比較してもきれいなパッケージング。白基調に本体のブルーのリングライトが高級感とともにガジェット感のない優しい印象を与えてくれます。

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▲しかし、側面のダンボールが見えてしまっているのが、個人的には残念ポイント。外観だけはもっと化粧箱っぽくしてほしかった。

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▲裏面には製品の特徴がしっかり記載されています。

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▲蓋をあけると、まずスタートアップガイドとご対面。

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▲スタートアップガイドを取り出すと、Nature Remo本体が!

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▲中身をすべて取り出してみました。本体、スタートアップガイド、電源アダプタ&ケーブル、両面テープという構成です。シンプルですね。

全般的にデザインがなかなか落ち着いた雰囲気でいいですね。前作iRKitは小さなダンボールの箱に本体だけ入ってて、工具みたいな印象を受けたので、一般消費者向けのプロダクトとしてかなり改善されていると思います。

初期設定

Nature Remoはエアコン操作をメインとしており、国内主要メーカーの大半を網羅しています。

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img via indiegogo

また、学習リモコンの要領で、リモコンのボタンを一つ一つNature Remoに覚え込ませていくことによって、赤外線リモコンで操作する家電ならNature Remoでほとんど操作可能です。

では初期設定について見ていきたいと思います。

エアコンの場合

基本的にスマホアプリの画面の通り進めていくだけです。スマホでWi-Fi設定ができる人なら、簡単に設定できると思います。

基本公式サイトにチュートリアルがありますが、初期設定がいかに簡単かを語りたいため、ここで私がやったことを一気通貫ですべて掲載していきます。

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▲まずはアプリをAppstoreで「Nature Remo」と検索してダウンロード。アプリを開くとユーザ登録画面が出ますので、メールアドレスを入力して登録しましょう。

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▲次の画面でNature Remoと電源接続。同梱のケーブルを指しましょう。MicroUSB給電なのでスマホの充電器でも動作します。

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▲次にNature RemoのWi-Fi接続画面に移ります。Wi-Fi設定を開くを押し、Wi-Fi設定画面で「Remo-XXXXX」という名称をクリック。

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▲Nature Remoのパスワードを設定しましょう。前述の画面に記載の「natureremo」が初期パスワードになっていますので、これを入力。NatureRemo内蔵のWi-Fiに接続されます。

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▲すると、Remoに接続しました。というメッセージがアプリの画面上に表示され、しばらくすると、家のWi-FiネットワークとNature Remoを接続する画面になるので、家のルーターを選択し、ルーターのパスワードを入力しましょう。

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▲次の画面で、Nature RemoをタッチしてWi-Fi設定を送るという画面が出ますので、次の画像のようにNature Remoに触れましょう。

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▲Nature RemoをタップしてWi-Fiと接続。Nature Remoとインターネットの接続が完了です!

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▲つぎに家電の追加画面がでてきます。次の画像のように電源をNature Remoに向けて押すとエアコンが認識します。

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▲こんな感じでリモコンをNatureRemoに向けて電源ボタンを押し登録。

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▲電源ボタンを押して、エアコンが動作するか確認。エアコンのデータが登録されます。

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▲エアコンがついた!

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▲これでエアコンの登録が完了!

なお、私はそれぞれの部屋で日立とパナソニックのエアコンを使っていますが、どちらもプリセットされており、難なく登録されました。

ちなみにたまたま古い部屋にあった20年以上前のNational(松下電器)のエアコンにも対応していました。(なんとなく想像はつきますが、パナソニックのエアコンとして登録されます。)20年前のエアコンがスマート家電として蘇りました!笑

さて、登録したエアコンの操作画面を見てみましょう。

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▲操作画面はiRKitよりも直感的でいいですね。スワイプでの温度設定や風量調節、運転モード切り替えは難なく設定可能です。

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▲暖房か冷房かもオレンジと水色で表現されており、視覚的にわかりやすいです。温度湿度センサーが内蔵されているため、そのデータも見えるのがGood。

これだけでエアコンの初期設定が可能です。主要メーカーのエアコンであれば画面の案内に従って進めていくだけ。簡単ですね!

エアコン以外の家電の場合

製品コンセプトの通り、プリセットされているのはエアコンのみなので、例えばテレビや照明を操作する場合は学習リモコンのようなイメージで手作業で登録していく必要があります。

エアコンの1ボタンずつを逐一登録していく必要があるため、ちょっと面倒くさいですが、設定自体はとても簡単です。

ここでは例として、テレビの電源オンオフボタンをNature Remoに学習させるための設定をします。
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▲トップ画面から+ボタンをタップ。するとリモコンのボタンをNature Remoに向けて操作するよう指示が出るので、そのようにします。リモコンボタン2回を押すと、次の画面に遷移します。ここで、「エアコンを認識できませんでした。」というちょっと不安になるメッセージが出ますが、「新しい家電を追加します」とのことで、OKボタンを押しましょう。

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▲家電の設定ができます。アイコンは視認性をよくするために、TVにしておきましょう。

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▲次にテレビリモコンの中のどのボタンを登録しているかを設定します。ここでは電源ボタンにしましたが、今後複数ボタンを登録していくことになると思うので、必ずアイコンは設定しておきましょう。

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▲これで設定は完了です!

ちなみに私はリモコンのボタンのほぼすべてを学習させました。エアコンと違いプリセットされていないので、一つ一つ学習させていくのがちょっと手間でした。

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▲こんな感じでチャンネル切り替えと電源、ミュートはスマホから操作可能になりました。リモコン上にあるボタンはすべて学習させることは可能です。

これで基本的な家電登録の設定は終わりです。1画面ずつ掲載したためちょっと長くなってしまいましたが、すべて画面の案内に従ってリモコンを学習させ、タップしていくだけという流れがおわかりいただけたかと思います。

スマホでスイスイ進めることができるので、特段難しいことはなかったです。

Google Homeとの連携について

続いて、冒頭で述べたこの製品の大きな特徴である、Google Homeとの連携も見てみましょう。

IFTTTによるGoogle Homeとの連携について

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この製品の最大の特徴は、スマホから簡単にエアコンを登録・操作できることに加えて、IFTTTに標準対応していることです。つまり、同じくIFTTTに対応するGoogle Homeと連携させ、ハンズフリーで声だけで家電を操作することが可能となります。

ちなみにIFTTT(読み:イフト)を簡単に解説すると、複数のWebサービスを連結させて「もし○○(状況・時間等)の場合、○○する」をノンプログラミングで実現できるサービスです。

さて、今回やりたいことは、「Google Homeに話しかけて家電を操作する」という行為。それをGoogle Homeの頭脳であるGoogle Assistantと、Nature RemoをIFTTTで連結させて実現したいと思います。

今回は例として、「Google Homeに話しかけてエアコンをオンにする」ということを設定します。そのIFTTTの登録方法を見ていきましょう。

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▲まずIFTTTアプリでフッタメニューのMy Applets画面の右側+ボタンをタップしてAppletの新規作成画面へ。水色のthis部分をタップしてGoogle Assistantを選択します。

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▲次にGoogle Homeで何を言ってNature Remoを操作するかを設定します。4つあるのですが、シンプルなフレーズで呼び出したほうが楽なので、ここでは「Say a simple phrase」をタップ。次の設定項目に移ります。

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▲さてこんな感じの画面が出てきました。このそれぞれの項目は基本英語の通りですが、一応以下に解説します。

  • What do you want to say?
    Google HomeでNature Remoを操作してもらうための呼び出し方について入力します。私は「エアコンをつけて」にしました。
  • What another way you want to say?(Optional)
    この欄は、この「エアコンをつける」というコマンドの他の呼び出し方について入力します。例えば「エアコンを動かして」とかです。私は空欄にしています。
  • And another way?(Optional)
    ここでも他の呼び出し方を設定できます。
  • What do you want the Assistant to say in response?
    この欄では、Google Home(Assistant)が話す回答として、どんな話し言葉を返してほしいかを設定します。
    私はシンプルに「エアコンをつけました」としました。

最後に「Create trigger」を押して次の画面に進みます。次に、Nature Remoを動かす方の設定をしていきます。

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▲「+this」の時と同じ感覚で、水色の「+that」部分をタップしましょう。次のNew Applet画面を開きます。

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▲Nature Remoを検索してタップ。すると次の画面が出てきます。ここでどのようにNature Remoを動作させるかの画面が出てきます。これも記載の英語の通りですが、以下の通りです。

  • Turn off air conditioner(エアコンの電源をオフにする)
  • Turn on air conditioner(エアコンの電源をオンにする)
  • Control home appliances(エアコン以外の他の家電を操作する)

今回は「もし(IF)、Google Homeにエアコンをつけてと話しかけたら(THIS)、(THEN)エアコンをオンにする(THAT)」という設定にするため、真ん中のTurn on air conditioner(エアコンのオンにする)をタップします。

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▲すると、IFTTTでNature Remoのサービスにログインするための設定画面が出てきます。一番最初にNature Remoの初期設定で登録したメールアドレスを入力しましょう。

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▲ログインメールを送ったとのことで、メールを見に行きましょう。そしてメールに記載されているログインボタンをタップします。必ずスマホ内でこの操作を実施して下さい。

私はログインボタンをタップしてもエラーが出たので、リンクをブラウザに貼り付けてアクセスできました。

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▲次にIFTTTの認証画面が出てきます。許可を押して、画面の案内に従ってIFTTTのアプリを再度開いて下さい。これで、IFTTTサービスとNature Remoサービスの連携に完了しました。

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▲続いて、動作させるNature Remoの設定画面です。まずはAir conditioner settingsで、動作させる温度と運転モード(冷房・暖房・ドライなど)をダイヤログから入力。

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▲さらにこの操作で風量も操作可能です。

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▲これで完成です!

「Receive notifications when this Applet runs」はこの仕組みが動作したらスマホ側に通知を流すことができます。最初はテストも兼ねてオンにしておくとよいかと思います。最後に「Finish」ボタンをタップして完成です!

これでGoogle Homeで音声操作が可能となります。以下のようなイメージで話しかけてエアコンがつきます。

OK Google!エアコンをつけて!

エアコンをつけます。

さて、こんな感じで登録していき、例えばChrome Cast×Google Homeだけでできなかった、チャンネル切り替えも声で操作可能となります。

声だけで家電が操作できるのは本当に便利ですよ!ハンズフリーで操作できることによって、いちいち「リモコンを探して押す」といった動作も必要でなく、服を着替えたり、PCをいじっているときでも手を止めることなく、何かをするのと同時並行で操作できたりします。人に頼る必要もないですね。

この仕組みを利用して、例えば「全部消して」という命令をそれぞれ作っておき、エアコンを消す+テレビを消す+消灯するを一気に操作することも可能です。寝る時や外出するときに非常に重宝します。

ちなみに、公式IFTTTのアプレットもあります。設定が面倒くさい方はこちらを活用してみましょう。

ifttt.com

Google Homeとの直接連携について(Actions on Google)

基本IFTTTでほとんど設定可能ですが、17年12月にGoogle Homeとの直接連携(Actions on Google)にも対応しています。

IFTTTの設定はひとつひとつ命令を作らなければならないため、手間になります。直接連携の方法についても解説します。

これについては、紛らわしいですが、「Google Home」アプリではなく「Googleアシスタントアプリ」を利用します。Google Homeアプリからでも開けますが、直接アシスタントアプリを開いたほうが、導線がわかりやすいです。

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▲最初の画面で右上の青いボタンをタップ。すると、「機能を見る」の画面に遷移します。

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▲「アシスタントの機能を検索」のバーに、「Nature」と入れて出てきた候補をタップします。すると、Nature Remoのページが出てきます。「リンク」というボタンをタップすると、Nature Remoとのログイン連携が開始します。(これをタップする前に次の手順を先に読んで下さい。)

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ここが注意。ハマりポイントです。読み込みが始まったら、(画像左側の画面)すぐに右下の丸いアイコンをタップして、ブラウザに切り替えてください。そうしないと、認証が完了できません。api利用により、同一ブラウザで認証行為をしなければならないためです。(iOSの場合のみでAndroidでは未検証)

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▲メールアドレスを入力するとログインメールを送ったとのことで、自分のメールボックスを見てみましょう。

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▲このようなメールが届いていると思います。ここでメールに記載されている手順を実施。

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▲ブラウザ側に戻ると、Nature Remoのアクセス許可が出てくるので、「許可する」をタップ。Googleアシスタントで開きます。

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▲何も変わっていないですが、しばらくすると下からメッセージが出てきて、「リンク」ボタンが「試してみる」に変わりますので、これで完了です。

こんな感じで直接連携が完了します。

直接連携(カスタムスキル連携)のメリットは、エアコンの温度設定やテレビのチャンネル切り替え設定が予め組み込まれていることです。

IFTTTであれば、1〜12チャンネルのパターンで一つ一つIFTTTアプレット(つまり12個分作成)をせねばなりませんでしたが、直接連携だと連携できた瞬間にそれが可能となります。

デメリットとしては、Remoを呼び出す手間がかかること。「Nature Remoと話したい」と言ってから、初めてエアコンやテレビの操作が可能になります。

しかし、このデメリットは、ショートカット機能によって回避することが可能です。

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▲Google Homeアプリのその他の設定→ショートカットでここに飛べる。「こう言ったとき…」に任意のワード、Googleアシスタントによる操作で「ネイチャーリモを使って〇〇して」とスキルで命令するワードを設定することで、任意のワードで命令可能に!

これにより、現在では直接連携で操作した方がIFTTTより楽です。基本ここの設定を進めていき、細かい設定についてはIFTTTを使うというのがよいかと思います。

Amazon Echoとも連携可能

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ここまでGoogle Homeの手順を述べていきましたが、Amazon Echoでも上述した「IFTTT連携」と「直接連携」が可能です。Amazon Echoをご利用の方もご安心ください。

Amazon Echoの設定方法も載せると長くなりすぎるので、公式サイトを参照にして頂ければと思います。

▼IFTTT設定

nature.global

▼直接連携

nature.global

ちなみにGoogle Homeと比較して、Amazon Echoとの連携は、ショートカット機能で「リモで〜」と冒頭にセリフをつけることを回避できないこと、IFTTT連携では冒頭または語尾に「〜をトリガー」という呪文のようなワードを言わなければならないので、使い勝手が悪いのがネック。

私は、Google HomeとAmazon Echoどちらも持っているのですが、個人的には、上記によりGoogle Homeとの連携の方が優れているかなといった印象です。

エアコンの細かい温度設定は、Amazon Echoの方が命令〜操作までの時間が早いため、そちらの方が便利なのですが、Nature Remoでエアコンとテレビの操作=Google Homeというイメージが自分の頭の中でできてしまったため、使っていません。

しかし、いずれはAmazon Echoにおける連携でもシンプルな命令言葉で操作できる「スマートホームスキル」に対応してくることでしょう。

このようになれば、手間の少ないスキルによる直接連携において、Amazon Echoの方が優れることになるかもしれません。

ということで継続してウォッチしていき、情勢が変わればこの記事に追記するか、別記事にアップしたいと思います。

利用してみた所感

ここからはNature Remoを使ってみての取り急ぎの所感です。スマートリモコンを利用する根本的なメリットは最初のほうでだいたい述べたので、ここではこれまで使ってきたiRKitやeRemoteと比較を中心に述べていきたいと思います。

デザインが良い。ガジェットや装置感のない「柔らかさ」が生活に馴染む

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Nature RemoはiRKitのような簡素でどこかしら工具的なものでなく、家に設置しても自然なデザインとなっています。

白基調のデザインはeRemoteのような、いかにもガジェット感のあるゴツさは感じられず、iRKitのような機械じみたランプやWi-Fiのような電波のロゴもありません。表面にナチュラルなNatureのロゴが乗っているだけです。

また、形状も角が丸み帯びており、柔らかくて落ち着いた印象が高ポイント。

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あまりガジェット感なく、インテリアに自然に部屋に溶け込むデザインになるよう、ハード設計に工夫が感じられます。

赤外線信号の明かりがかなり控えめ

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iRKitを利用していて最も嫌だったのが、端末から発せられるブルーのランプが眩しすぎること。

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▲これが相当に眩しい。ランプを隠すわけにはいかないため、部屋の一部でずっと光りつづける。

夜寝ている間も光り続けたり、突然ランプがチカチカして非常に不快です。青い光で目にも悪そうです。これにより、設置にも相当悩まされました。

まぁファームウエアの書き換えたりしてスタンバイの時はランプを消すとかもできるのですが、ランプのチカチカは改善しないし、非技術者には敷居が高い。

しかし、Nature Remoでは前述の通り、それがかなり抑えられています。

しかもまず赤外線操作をしないときは何のランプもつきませんし、操作時も意識して見ないと気にならないほどです。

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▲撮影が難しくあまり表現できていない気がするが、非常に優しいランプでほとんど気にならない。

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▲実際にはこの程度のランプ。ほとんど気にならない。

生活面でiRKitを使っていて嫌だった点が大きく改善されました。

レスポンスが早い。ストレスフリーな操作感

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これも前作iRKitとの比較になるのですが、Nature Remoでは、スマホのリモコンボタンを押してから、実際に端末で動作する時間がかなり早くなっています。

同一ネットワークで計測した所、iRKitはスマホで操作してから赤外線送信されるまでに1.5秒ほどかかりますが、Nature Remoでは0.5秒程度といった感じ。

このレスポンスの早さは、単純にスマホでの操作もありますが、Google Homeでの操作という面でもかなり重要です。音声操作が利用前提となるGoogle Homeでは、レスポンスが少しでも遅いと動作しているのか不安になるためです。

赤外線送信範囲が非常に広い。設置場所に困らない

Nature Remoを初めて利用してびっくりしたのが、赤外線の到達範囲が非常に広いことです。これには大いにメリットがあります。

メインで操作する家電である、エアコンはたいてい部屋の端上部に設置されているので、例えばテレビなどを合わせて操作したい時に設置に工夫が必要なんですよね。場合によっては、テレビの配置そのものを変える必要まで出てくる。

iRKitの場合、端末の前方についている赤外線ランプから単方向に送信されます。だいたいカバーできているエリアは180°くらいのものです。

しかし、Nature Remoであれば、それよりも広い範囲でカバー(所感では270°ほど)され、赤外線到達範囲はかなり広かったため、設置場所はそこまで工夫しなくてもよくなりました。

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▲両側面の隙間のラインからも赤外線送信されている模様。このさりげなさも高ポイント。

設定が簡単。開発の必要なく手軽にスマートホーム化できる

上にずらずらと記載したとおり、端末の画面の案内に従って進めていけば簡単に操作することが可能です。エアコンは特にプリセットされているため、簡単に設定ができてしまいます。

IFTTTに対応していることもあって、多少凝った仕組みまで簡単に実現できるようになっています。

また、GPS連動で家に近づいたらエアコンをON、家から離れたらエアコンをOFFというようなルール設定も、アプリ内で簡単に設定可能です。

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▲アプリ内で任意の距離を選択し、位置情報をもとに家電を自動操作できる。

iRKitはオープンな環境であったため、API公開されていない現時点では、自由度はNature Remoよりも高いのですが、自由であるがゆえに様々なことができてしまい、ちょっと凝った使い方をしようとすると、開発が必要な作りになっている。この手の製品が不得意な人には、自由度の高さが逆にハードルが高くなってしまっています。

Nature Remoは「スマートエアコン」をPRしていることからも、一般消費者にも簡単に利用でき、イメージしやすいようかなり改善されていますね。

各種センサーが内蔵されていることによって、将来的に様々なことができるかも。

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Img via Kickstarter

このデバイスには、温度計・湿度計、人感センサー、照明センサー、ノイズセンサーなど様々なセンサーが内蔵されているようです。

現在はエアコンでの温度計・湿度計くらいしか機能していないようですが、将来的に上記センサーを利用し、例えば人感照明の仕組みや家電の音量の自動制御など様々なことが実現できるかもしれません。

さらに今後iRKitのように開発キットが用意されれば、このセンサーを利用して自由にアプリを作りコントロールできてしまう、なんていうことも可能そうですね。

IoTな仕組みを構築する上で、このセンサーは非常に重要な働きをします。このセンサーさえあれば、あとはソフトウエア側で後でいかようにも機能を追加することができますので、今後のアップデートに期待したいところです。

高額ではあるものの、Google Home×Nature Remoは、Clova WAVEの音声リモコン機能よりもオススメ。

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これはスマートスピーカー購入する観点からの意見ですが、購入検討する際の大きなポイントとして、赤外線に対応しているか否かが挙げられます。

LINEのClova WAVEは、赤外線を内蔵しているので一見こちらを選択するかと思いますが、Google Homeもこれまで述べているように、IFTTTとNature Remoを組み合わせて家電操作が可能となります。

Clova WAVEの方が、製品にバンドルされている分、コストも安く余計な設定もなくよいのですが、Clova WAVEの赤外線コントロールの欠点は、Clova WAVE本体の設置場所。

実際に利用してみるとわかるのですが、Clova WAVEの赤外線到達範囲はそこまで広くなく、かつ本体自体がかなり大きいので、設置場所に相当の工夫が必要です。赤外線機能を内蔵していることが返って仇となっています。

今はClova WAVEはエアコン対応していないので、そこまで実感することはないのですが、これがエアコン対応したときに果たして赤外線がちゃんと届くのか、かなり不安です。

ただ、Clova WAVEの長所はTVの主要メーカーの設定がプリセットされていること。チャンネル切り替えが楽に設定できます。

Nature Remoの場合、学習リモコンで1ボタンずつ登録してかなければならず、音声対応させる場合、さらに1つ1つIFTTTで設定していかねばならないため、非常に手間です。

よって、エアコンメインの音声操作であれば、Google Home×Nature Remo。TVメインの場合はClova WAVEを購入する、と判断するとよいかと思います。

私としては、せっかくスマートスピーカーを購入するなら家電の複数操作の便利さをぜひ体感して頂きたいため、Google Home×Nature Remoをオススメします。

終わりに:やっと一般に馴染みやすいスマートリモコンが出てきたという印象。手軽に自宅をスマートホーム化したい方にはオススメ!

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これまでのスマートリモコンはなんとなくガジェット感が強いものばかりで、唯一グラモ社のiRemoconが生活になじみやすそうでしたが、価格は2万超え、外から遠隔操作するなら月額費用を払わねばならず、さらにIFTTTでなくmyThings対応と、ちょっとポイントを外していて手が出しにくい。

その点、Nature Remoは設定も簡単で、生活にも馴染みやすいデザイン感、価格も¥13,000と多数センサーも内蔵され、多機能な割に良心的な価格設定。

しかも国内の主要スマートリモコンでは、実質的にIFTTT対応している唯一の端末であるため、Google Homeが日本発売された今、最も購入する価値の高いスマートリモコンであると断言できます。

赤外線リモコンで操作する家電はエアコンやテレビを中心に、一家に一台はあるかと思いますので、入門用としてNature Remoを購入して、ちょっと未来なお部屋を作ってみてはいかがでしょうか。

Nature Remoのスマートリモコンについても掲載しています。詳細は以下から。

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