【レビュー】Qrio Smart Lockで簡単に家の鍵をスマート化。スマートウォッチやAmazon Echoで操作も可能

出かけるときによくあるのが、家の鍵どこいった問題。特に急ぎのときにこれがあると非常に厄介です。

また、外出先から返ってくるときもいちいちカバンに入っている鍵を取り出すのはちょっと面倒。。。

もちろん忘れ物防止タグをキーホルダーに貼るなどの手段も良いのですが、鍵の存在そのものを意識せずにこれらを解決したい。

すごくどうでも良いことを書いている気がしますが、個人的には結構クリティカルな問題でして、なんとかしたかったんです。。。

そんな中、結構前からある家の鍵に取り付けてスマホから施錠解錠できる「Qrio Smart Lock」を購入。導入して4ヶ月ほど経ちましたので、レビューしたいと思います。

Qrio Smart Lockとは?

Qrio Smart Lockとは、その名の通りスマートロックと言われるジャンルの製品であり、家の鍵に外付けして、スマートフォンなどからリモート操作し施解錠できる製品です。

これにより、家の鍵をわざわざ探したり持たなくても、スマートフォンから施錠・解錠ができるようになったり、鍵を閉め忘れた時でもオートロックによる自動化や遠隔操作といったことも可能となったりします。

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また、最近ではスマートスピーカーなど、音声操作前提のデバイスが増えてきており、Qrio Smart LockもAmazon Alexaに対応していることで、声で施錠操作も可能になっています。

このように、ネットワークにつながることによって、様々な機能を外付けで付与することができるのが、スマートロックの便利な点です。

その中で、Qrio Smart Lockの特徴的な点は以下。

  • 工事不要。両面テープで取り付けるだけの簡単設置
  • 操作対応デバイスが多い(スマートウォッチ、Amazon Echo)
  • Amazon Alexa連携に正式対応(別途Qrio Hubを購入する必要あり)

ということで早速開封の儀を実施していきましょう。

開封の儀

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私が購入したのは、「Qrio Smart Lock本体」とインターネットアクセスで外出先からでも遠隔操作できる「Qrio Hub」。それぞれの開封の儀をやっていきます。

Qrio Smart Lock本体

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▲まずはQrio Smart Lock本体から見ていきます。パッケージはダンボールに「Qrio」の巻紙がされています。

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▲蓋を開け説明書を取り出してみると、乾電池とスペーサー、そして包装された本体を発見。

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▲本体を取り出してみた。

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▲箱の中身をすべて取り出してみました。中にはキースペーサー×3、接地面のスペーサー×1、シリンダーカバー×2、乾電池×2、取り付け用のネジとなっています。写真を撮り忘れましたが、Qrioを認証するコードが掲載されたカードも入っていました。

Qrio Hub

続いてQrio Hubです。

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▲こちらも本体とほぼ同様のパッケージング。

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▲蓋を開けてみると、早速Qrio Hub本体とご対面。中身はスタートガイドと本体のみという非常にシンプルな構成。

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▲こちらがQrio Hub本体。

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▲裏側はこんな感じ。どうやらコンセントに直接このハブを接続するのみの設置のようですね。

開封の儀はこんな感じです。続いて、Qrioの初期設定をしていきましょう。

初期設定

早速、Qrio Smart Lockをセットアップしていきましょう。

まず以下のリンクから、専用のスマホアプリをダウンロードしてください。このアプリの案内を見ながら、本体もセットアップしていくと楽に実施できます。

Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)

Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)

Qrio, Inc.無料posted withアプリーチ

続いて、画面に沿って解説していきます。

オーナー登録

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▲アプリを開くと、まずアカウント設定画面が出てきます。メールを送り、アカウント登録をします。

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▲メールに送信されているURLをクリックすると、パスコードが出てきます。これをスマホアプリ側に入力することで認証します。

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▲すると、早くもユーザ登録が完了しました。簡単ですね。続いて、ロックのセットアップをする画面が出てきます。左側の画像の画面で、「ロックを購入した方」をタップ。次の画面からロックのセットアップをしていきます。

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▲ここで電池を挿入して下さいとの指示が出ます。ここでQrio Smart Lock本体の上部にあるカバーを外し、電池を入れていきます。

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▲これが、本体の電池を挿入する箇所です。SIDE A・SIDE Bの2つの挿入口があります。

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▲すると、検出ロックが検出されます。出てきたものをタップ。続いて、同梱のオーナー登録カードの情報を入力する画面に遷移します。

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▲オーナー登録カードとは、本体に同梱されているコレのことです。表面のラベルを剥がし、QRコードまたはセキュリティーコードから入力してください。最後に本人確認ということで、ロックのツマミを回すことで認証されます。

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▲注意書きの通り、オーナー登録カードはなくさないよう、ちゃんと保管しておきましょう。

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▲これで、オーナー登録の完了です!

本体の設置

さて、オーナー登録も完了したところで、いよいよ本体の設置をしていきます。

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▲まず、サムターンホルダーを鍵の形状に合うもので取り付け、高さ調節をします。合わない場合は、右の画像の通り、ねじを緩め高さ調節をしましょう。

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▲サムターンホルダーはS/M/Lの3種類あります。鍵のツマミを挟み込む幅の大小によって違いがありますね。家の鍵に合うものを装着しましょう。

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▲このような感じで、鍵のツマミに合うものを合わせて行ってください。

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▲あとは、ドアを拭いて両面テープで貼り付けるだけです。

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▲裏の3M両面テープを剥がし固定します。

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▲しっかりドアに押し付けます。1分以上強く押してください。

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▲こんな感じで固定されます。

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▲ツマミがしっかり回ることを確認してください。

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▲その後、画面の案内に従い解錠状態と施錠状態を記録していきます。

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▲最後にアプリ上の解錠・施錠ボタンをタップしてQrio本体が正しく動作するかを確認してください。その後、サムターンホルダーカバーを取り付けます。これで本体の設置は完了です!

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▲最後に設置したロックをアプリ側で登録します。これで、Qrio Smart Lockの操作が可能となります!

アプリの設定と設置はこんな感じです。基本、特に工事とかをせずただ家の鍵にQrio本体にかぶせるだけ。アプリも案内の通りタップしていくだけなので、思っていた以上に簡単でした。

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▲こちらが本体のトップ画面。下に施錠・解錠のボタンがあり、これをタップするだけでQrioを動作させることが可能です。最初は本体のファームウエアアップデートをする必要がありますので、合わせてやっておきましょう。

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▲これもアップデートボタンを押せばサクッと完了します。

Qrio Hubの設定

基本的に上記の設定をすればスマホから鍵の施錠・解錠が可能となります。しかしこれはBluetoothの近接通信を利用した仕組みであるため、ドアの前など近距離にいないと鍵を操作させることができません。

外出先から遠隔で操作、といった用途には以下のQrio Hubを設定する必要があります。購入を考えている方、購入された方はこちらもご覧ください。

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▲まず、Qrio Hubの設定画面を開いて、Qrio Hubをコンセントにさします。

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▲こんな感じで、単純にコンセントに挿すだけです。

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▲続いて、Qrio Hub本体上部にあるボタンを緑色に点滅するまで5秒間長押しします。すると右の画像のようにQrio Hubを登録というメッセージが出てくるのでOKをタップ。

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▲その後、Wi-Fi設定画面が出てくるので、家のルータに合わせて選択しそのルーターのパスワードを入力。

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▲次の画面でネットワークへの接続テストがされ、しばらくすると設定が完了します。

これだけでQrioを外出先からでも遠隔操作できるようになります。こちらもとても簡単ですね!

ただし、この遠隔操作はインターネットを経由している仕組みからか、スマホの解錠・施錠ボタンをタップしてから実際に操作されるまでの時間がかなり遅いです。約15秒くらいかかります。

近接している際に比較的通信速度の早いBluetoothに切り替わるといった仕組みでもないことから、急いでいるときにこの時間ドアの前で待たされるのはかなりイライラします。

そういうわけで基本スマホ側ではこの設定をオフにしておき、遠隔操作が必要な場合のみオンにするといった使い分けをするとよいとかと思います。

使用感

さて、ここからは利用してみた感想を掲載していきます。

とりあえずスマホさえ持っていればなんとかなることの安心感。スマートウォッチとの連携でさらに手ぶら解除が可能に。

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これはQrioに限らずスマートロック全般に言えることなのですが、鍵が見つからなくてもとりあえずスマホさえ持っていれば何とかなるという状況を作り出せるのがいいですね。

もちろんスマホを忘れた場合はそうはいかないのですが、どちらか一方がなくてもとりあえずは出入りすることが可能です。

私は重度のスマホ依存症(笑)なので、常に肌身離さずスマホを持ち歩いています。つまり鍵を意識的に持つよりも、スマホを持ち歩くほうが楽なんです。

同じような方にはスマートロックはとてもオススメできます。スマホは電話やWeb、決済など様々なことができますが、家の鍵までこれに取り込んでしまえるその集約性には驚くべきものがあります。

加えて、Qrio Smart Lockの便利なところは、さらにスマートウォッチにも対応している点です。これにより、もはや鍵をスマホを取り出す必要がないという点は非常に大きいメリットです。

私はApple Watchを常時つけているのですが、これにより鍵の施錠・解錠はストレスフリーなものとなりました。

日常的にスマートウォッチをつけている人にとってはとてもありがたいです。Qrio Smart Lockはこれに対応しているのが大きなポイントです。

Amazon Echoとの連携について

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このQrio Smart Lockの特徴的な点は、Amazon Echoからの音声操作に対応していることです。

これにより、わざわざドアの前に行かなくても、ハンズフリーで鍵の操作ができるのが楽ちんでいいですね。

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▲Amazonのスキルストアから、「Qrio Smart Lock」のアカウント認証をして有効化。デバイスを検出すると操作可能に。

その後、以下のようにAmazon Echoに話しかければ鍵の施錠が可能です。

さて、スマートスピーカーとの連携で実際に使ってみた感想を掲載します。

鍵の締め忘れはもう手間いらず

Amazon Echoからは、鍵の施錠に対応しています。これが便利なシーンは、家の中で鍵を締めたか不安になった時、わざわざドアの近くにいかずとも、Amazon Echoにとりあえず話しておけば施錠状態にすることができるのです。

これは冬には中々効果的でした。というのも玄関周りって暖房ついていないことがほとんどなので、寒くていちいち廊下を歩いて玄関に行くこととかが億劫になるんですよね。

この点、Qrio Smart Lockを装着したドアであれば、施錠されているか否かに関わらず、鍵を締めたか不安になったその瞬間からAmazon Echoに話しかけるだけで施錠が担保されるといったことは中々便利でした。

しかし、一方でデメリットというか仕様上融通の効かない部分もあります。それが次に述べる点です。

解錠不可である点について

Amazon Echoからの操作は、AlexaのスマートホームスキルAPIの仕様もあり、現状施錠のみの対応。防犯上しょうがない部分ですかね。誤動作のリスクや大声で叫べば家の外からでも解錠できてしまう可能性がありますし。

解錠ができると、例えば来客の際にオートロックで応答した後、その場でそのままスマートスピーカーに話しかければ、わざわざドアに行かずに解錠できるなどといったメリットが想定されるのですが、現状対応していないことには仕方がありません。

ただ、施錠のみとなると、やっぱりメリットが少ないのも事実。この点は難しい部分かと思いますが、Sesameスマートロックの場合はIFTTTを経由させることでこの仕様をかいくぐり、スマートスピーカーから解錠できたりもしますので、あくまで自己責任の範囲で手段を残しておいてくれるとうれしいなぁとは思っています。

ここで述べたことから、Amazon Echoと連携できるということを主にQrio Smart Lockを購入するのはメリットが少なくあまりオススメできません。

通知が便利。防犯や見守り用途にも使える。

Qrio Smart Lockの施錠・解錠といった動作状態をスマホ側に通知させることが可能です。これにより、作動状況がわかるので、安心して利用することができたり、防犯や見守りといった用途にも役に立つかと思います。

また通知だけでなく、履歴も見ることができたりもします。例えば同居人やお子さんがいる家庭でいつ外出・帰宅したかなど生活リズムをウォッチするなんてことも可能です。

これはコワーキングスペースや民泊、レンタル倉庫など業務的な利用にも使えそうですね。汎用性が高いです。

ただ、同居人がいる時は外出帰宅のたびに通知が出るため、ちょっとうるさい感じもします。通知がある程度まとめられるなど工夫ができればよいのですが、そういった設定は特にありません。このへんがもう少しこなれるとありがたいと思います。

キーシェア機能によって知人や家族・親戚が滞在するときでもすぐに鍵を渡せる

このQrio Smart Lockには、「キーシェア機能」という、特定の人のスマホでQrioを使えるようにさせる便利な機能があります。物理的な鍵を受け渡しせず、かつその鍵には有効期限も簡単に付与できるので、不意な来客の際にはかなり便利です。

私は親戚を3日間滞在させる時の1回しか利用したことがないのですが、いちいち鍵を渡さずにこれができたのでかなり楽チンですね。

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▲こんな感じで鍵の有効期限を設けることも可能。

これもコワーキングスペースや民泊、貸し倉庫などのレンタルスペース的な施設等、事業者向けにも利用できそうなのが面白い。

スマホで利用できるというのはこういったメリットもあるのが利点です。

自動化系機能の使い勝手

この製品はスマホやスマートウォッチで利用するだけでなく、IoTライクな特徴を利用して、自動で施錠解錠できる機能があります。以下の2つのものです。

オートロック機能

これはイメージしやすいかと思いますが、一定時間経つと自動で施錠される機能です。これにより、いちいち鍵を閉めるという行動を取るのも不要です。

ここでいう一定時間というのはスマホ側で任意の秒数を設定することができ、ホテルのオートロックにあるような、扉を閉めたらすぐにロックがかかってしまうという問題もある程度回避することができます。

私の場合、このオートロック機能は家の鍵を忘れた場合やスマホのバッテリー切れに依らず自動で鍵がかかってしまい締め出されるリスクがあること、かつ24時間体制でこれを管理側で運用保守してくれるような性質のものでもないため、利用するにはちょっと怖くこの機能は使っていません。

手ぶらで解錠機能(ベータ版)

これは、スマホの位置情報を利用して、家(スマートロック)に近づいたら自動で解錠してくれる機能です。これにより、帰宅時もスマホやスマートウォッチの操作すら意識することなく、解錠することが可能となります。

しかし、この機能は未だにベータ版という扱いであり、正常に機能しないことが多くありました。安定性に欠けるため使っていません。

このような形で、正直自動化というところまでになるとまだかなり不安要素があります。やはり家の鍵というのは、空き巣に入られたりするリスクもあるため、当然ながらセキュリティ的な要素は非常に重要です。

とすると、現時点ではキッチリ操作されるところを見届ける必要があり、これら機能にあまり期待しすぎない方が良いかと思います。

予備用のバッテリーがあり、交換も簡単。

私はこれの他にSesame Smart Lockというものも所持しているのですが、これには予備用のバッテリーがなく、電池が切れる前に交換の通知が促されるのみで、いざというときのためにやや不安になります。

その点、Qrio Smart LockはSIDE A/Bの方系のバッテリーで稼働し、どちらか一方で動作されます。電池が切れたらもう片方のバッテリーに自動的に切り替わるといった感じです。

これは、日常的にかつクリティカルなリスクを抱えている家の鍵に取り付けることを考えれば、安定的に運用できるという意味で大きなメリットがあります。

また、上述したように上の蓋を外して電池交換できるので、Qrio本体を外すことなくバッテリー交換が可能なのもメリット。

ちなみに交換用の電池はこちらになりますので、リンクも合わせて貼っておきます。

レスポンスが悪い

普段利用する上でQrio Smart Lockの最大の欠点は、スマートフォンやスマートウォッチから操作して実際に施錠解錠されるまでのレスポンスが悪いということが挙げられます。

その操作はWi-Fi経由では約15秒、Bluetooth経由では約5秒といったところです。

文字で見るとあまり大したことはないかもしれませんが、急いでいる上述の通り自動化の機能にそこまで期待を持てなかったことを鑑みれば、ある程度家の鍵を意識する必要があります。

家に近づく前にスマートロックを解錠しておけばこのレスポンス問題はそこまで大きな問題ではないのですが、ドアの前に立っていないことによって、これは意識的に忘れがちです。また、防犯面の都合から、外出時は基本的に鍵が物理的にしまっていることを見届けたいものですよね。

とすると、何だかんだ「ドアの前で鍵を操作する」というシーンは生活面でかなりの頻度でありました。

そんな時に、スマホやスマートウォッチのアプリを開き操作し、かつ最低でも5秒待たされるというのはストレスになります。特に、急いでいる時には非常にイライラします。

加えて、Qrio Hubを使っている場合、Wi-FiモードとBluetoothモードは自動で切り替わるものではないため、もしスマホアプリ側でWi-Fiモードになっていた場合、かなりの遅延が発生します。これも細かい不満点。

正直これほど遅いと家の鍵を取り出してそのまま締めてしまった方がむしろスマートということが何回もありました。このレスポンスは、鍵の解錠施錠という基本的な操作に大きく関わる部分であり、後継機でもアップデートでも良いので、今後改善してもらいたいところです。

形状的に嵩張り外れがち

外付け前提のスマートロックではある程度しょうがないことでもあるのですが、Qrio Smart Lockはスマートロックの中でも筐体が出っ張っている方で、特にかさばる印象です。

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また、本体の形状に対し粘着テープの接地面が小さく、長期利用していると本体とロック面がずれやすくなりました。特に手動で鍵を施錠・解錠するときにドアに接着されていない錠前の部分を操作することになるので、外れやすいです。

バッテリー格納場所によって重心が上にあるのがまだマシではあるのですが、もう一歩形状に工夫が欲しいなと思うポイントでした。

今後について:マンションのオートロックとの連動が課題

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さて、Qrio Smart Lockは冒頭に述べた家の鍵を探す手間を省くという私の目的を解決はしてくれました。

しかし、Qrio Smart Lockに限らずスマートロック全般に言えることは、マンションのオートロックへの対応は大きな課題と考えています。

私は、オートロック付きのマンションに住んでいるのですが、実体験として、オートロックを解錠するために結局鍵が必要になるため、スマートロックを取り付けた玄関に付く前に鍵を探し、手に持っている状態となるのです。つまりこの時点で、スマートロックの価値は半減します。

もちろん外出時にはオートロックの解錠は関係ないので、便利なことは確かです。ただ、結局帰宅時にオートロックを解錠することを考えると、結局外出時にも鍵を持っているかを確認しなければならないため、結局鍵の持ち歩きを意識する必要があります。

よって、現時点でもスマートロックが大きな価値をもたらすのは戸建てにお住まいの方でしょう。

日本はオートロック付きのマンションが多いので、スマートロックが真価を発揮するのは、マンションやその他設備そのものがスマートロックのシステムに対応する時になると思います。これは、中々ハードルが高いことを言っていますが、スマートロックは法人向け展開にシフトしている傾向もあります。Qrio Smart Lockも「カギカン」というスモールオフィス用のサービスを展開しているようですね。

このようなことから、今後はよりシステムよりに、設備そのものにポイントをあててスマートロックを展開してもらえると面白そうだなぁと期待しています。

総評

Qrio Smart Lock

3.5

  • 設置・設定が簡単。バッテリー運用もしやすい
  • マルチデバイス対応(スマートフォン・スマートウォッチ・Amazon Echo)
  • レスポンスが悪い
  • 形状的にかさばり、外れやすい

Qrio Smart Lockは、スマートロックとしての基本的な機能は備えており、特にスマートウォッチやAmazon Echoにまで対応しており、ハンズフリーで鍵の操作ができることが便利です。

しかし、上述したように自動化の機能やAmazon Echoは仕様に縛られ施錠のみという点を考えると、結局多くの場合近接操作が必要になるのですが、その近接操作ではレスポンスが遅く、結局普通の鍵で開け閉めした方がストレスフリーな場合がある。といった感じでちょっと残念な部分もあります。

結論として、導入のハードルが低く運用もしやすいことに加え、一通りのことが可能であることから、とりあえずスマートロックというものを試してみたいという方にオススメします。まずはHubを買わず本体だけを試してみて便利に感じるようであれば、Hubを追加購入するといった形で購入いただくのが良いと思います。

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