【レビュー】スマート家電コントローラー:RS-WFIREX3(ラトックシステム)の設定と所感

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ラトックシステムのスマートリモコン「スマート家電コントローラー:RS-WFIREX3」を購入して3ヶ月程度経ちましたのでレビューします。

これが発売された当時は、Amazon Echoと連携できる数少ないスマートリモコンとして注目されていました。

その後他社から様々なスマートリモコンが出てきましたが、スマート家電コントローラーも最近Google Homeに対応したりと、徐々に注目の製品となってきたので改めてレビューしたいと思います。

スマート家電コントローラー(RS-WFIREX3)とは

スマート家電コントローラーとはスマートリモコンという製品のジャンルの一種で、あらゆる赤外線リモコンの信号を端末に覚え込ませ、それをネットワーク経由で発信できる設置型の学習リモコンの一つです。あらゆるリモコンをこの装置1台にまとめてくれます。

スマートフォンから操作できるのが特徴で、各家電ごとにリモコンを探す手間が省けたり、インターネット経由で外出先からもスマートリモコンにアクセスし、スマートリモコンから赤外線信号を飛ばす(リモコン操作)することができます。

これにより、例えば寒い日に家に帰る前にエアコンを外出先からつけておき、部屋を温めておくことや、テレビを切り忘れたりしても外出先から操作することが可能になったりもします。

普通こういった遠隔対応をさせたりするとなると、ハイテク家電の購入や開発が必要になってくると思われるかもしれませんが、スマートリモコンであればこれ1台だけ買って、設置するだけ。

今ある古いテレビやエアコンでも赤外線リモコンのものであれば、わざわざネットワーク対応のハイテクなものに買い替えたりする必要なく、スマートリモコンだけを購入すればよいのです。

そして、本製品の特徴を列挙すると以下。

  • Amazon Echo,Google Home両対応
  • マクロ機能あり
  • 温度、湿度、照度センサーあり

特にスマートスピーカーに両対応、センサー内蔵ながら価格が6,872円(税込)※Amazon現行価格 とコスパが良いのが利点。

さて、スマート家電コントローラーの機能を整理した所で、早速ですが開封の儀を見ていきましょう。

開封の儀

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▲パッケージング自体は簡素。Amazon Echo Dotの箱に似てますね。

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▲できることが細かく書かれています。特徴がわかりやすい。

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▲蓋を開けてみました。

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▲箱の中に入っているものをすべて取り出しました。

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▲本体はこんな感じです。かなりコンパクトなのがGood。ただ、いびつな形状であり、いかにもプラスチックでチープに見えるのがちょっと微妙。

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▲同梱物は本体と給電用のUSBケーブル、保証書、クイックスタートガイド。最低限のものがしっかり入っていますが、常設前提の製品なのでできれば電源アダプタも欲しかった所。まぁ電源ケーブル別売りのsRemo-Rよりはマシ。

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▲左:Nature Remoとの比較。RS-WFIREX3はいびつな形ですが、サイズはかなりコンパクトです。

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▲左:eRemoteとの比較。これは特に右:RS-WFIREX3のコンパクトさが際立つ結果に。

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▲高さはあるものの、sRemo-Rよりもコンパクトなのはビックリ。

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▲さて早速電源を投入し、初期設定をしていきましょう。

初期設定

初期設定をするには、まずアプリをダウンロードします。

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ここでは、iOSの設定方法を見ていきましょう。Androidも基本同様です。

本体登録

まず、初期設定として、アプリに本体登録をするところから見ていきましょう。

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▲まず、通知設定が出てきますのでこれは「許可」をタップ。次の画面でスマート家電コントローラーを検索します。本体の電源は入れておいて下さい。

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▲今回登録する家電リモコンは「RS-WFIREX3」なので、それをタップ。次に接続方法を選択します。最も簡単に設定できる「簡単Wi-Fi接続」でやってみましょう。

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▲基本、本体の裏にあるQRコードを読み取ればOKです。読み取れなかった場合はQRコードの下にあるMACアドレスを入力してください。次の画面でスマート家電コントローラーをWi-Fiに接続するための設定をします。ここでの注意点はスマホ側で2.4GHz帯のWi-Fiに接続してから「次へ」をタップしてください。(この製品は5GHz帯のWi-Fiに対応していないため)

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▲私はスマホのWi-Fiを5GHzに設定していたので、2.4GHz帯のWi-Fiに切り替えました。次の画面で、接続するWi-Fiのパスワードを入力します。(SSIDは自動入力される)。その後、「次へ」をタップ。

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▲そして、Wi-Fi接続を開始します。ここで一旦本体の電源を抜き差しし、本体のLEDが青色点滅したら、「接続する」をタップして下さい。右の画像の通り接続が開始します。

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▲接続が完了すると、「新しい家電リモコンが見つかりました。」というメッセージが出てきます。ここでスマート家電コントローラーの名称変更をすることが可能です。OKを押すと、初期設定が完了します。

これで本体登録が完了です。初回は本体のファームウエアのアップデートがされると思いますので、しばらく待機しましょう。

上記で示した通り、基本スマホのWi-Fi設定ができる方ならかなり簡単に設定が可能と思います。必ず2.4GHzのWi-Fiで登録することを意識すれば特段ハマる部分はないかと思います。

リモコン設定

さて、アプリへの本体の登録が完了した所で、次にリモコン設定を見ていきたいと思います。

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▲最初に家外設定を有効にするか否かというメッセージが出てきます。これはスマートスピーカーから操作する場合も利用することになるので、「はい」を推奨します。家外設定を有効にしたらひとまず「OK」を押して次に進みます。

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▲次にどの家電を追加するかを選択します。ここでは試しにテレビを追加してみましょう。次の画面で、メーカーを選ぶことが可能です。プリセットの種類はかなり豊富で対応機種であればすぐにボタンの設定を流し込めるのですが、運悪く私の寝室にある「オリオン」のテレビはプリセットされていなかったので、「手動で追加する」をやってみます。

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▲各ボタンを一つ一つ設定していき、登録。まだ登録できていない部分は、グレーアウトしている。ボタンの形状は、従来のリモコン通りで直感的にわかりやすい。

手動登録はレスポンスがかなりよく学習させることができ、サクサク進められるのがよいですね。

一方でエアコンはプリセットに対応していないメーカーの場合、クセがあります。

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▲エアコンの手動登録の場合、設定したい温度の±1℃を選択する必要があります。あとは学習させていくだけです。

こんな感じで、一癖はありますが、エアコンの手動登録も可能です。

全般的に日本のメーカーが作っていることもあり、プリセットも豊富かつ日本で流通している製品に絞られていてわかりやすく良いですね。

他社製のスマートリモコンと比較して、設定が楽です。

アプリの機能について

さて続いてアプリの機能面を見ていきましょう。

マクロ機能が便利

この製品はマクロ機能を有しています。他のスマートリモコンで言う所のシーン機能と同等です。

これは、簡単に言うと、任意のボタンを指定した順番に自動でつけていく機能です。

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▲画像左のような感じで設定し、登録した右側のマクロ(1)というのを押すと、「電源を付けた20秒後にテレビを8チャンネルにする」みたいなことが可能です。秒数も任意に指定できるのが便利。

これによって、簡単な設定でボタンを1回押すだけで、自分の好きな操作を自動化できるので、とても楽ちんです。

それ以外にも以下のような感じでタイマーも設定できたりします。

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▲こんな感じで日付や時間を指定して動作できる。特に繰り返し設定は自分のルーティンに合わせてホームオートメーションな仕組みを実現もできるため非常に便利。

アプリは他のスマートリモコンと比較して、シンプルに実用性の高いものが揃っていて高印象です。

筐体の性能について

さてここからは筐体そのもののスペック、性能面を見ていきましょう。

照射性はかなり高い

スペック上では水平方向360度、有効距離は20mと他のスマートリモコンと比較すると相当なものを持っています。しかし、気になるのはやはり実測でどうなのかというところ。

私は、スマートリモコンを本製品含め6台所有しており、せっかくなので独自調査してみました。

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▲主要5社分のスマートリモコン実機比較。結果として、それぞれの遠方性・角度から操作してみた結果、満点(8点)は、RS-WFIREX3(スマート家電コントローラー)とsRemo-Rのみだった。

※上記表の注意点
・スマートリモコンは赤外線モジュールが複数内蔵されていることが多いことから、正確な照射角を測定できなかったため、本体表面・側面・底面という曖昧表現をしています。
・TV(SHARP)を使って測定。
・水平、直下、直上:TV受信部位から見た各リモコン本体の配置場所
・表面、側面:赤外線を発信する本体の向き(ロゴや内部モジュールから正方向を個人的に判断。なお側面は任意の軸から0°,90°,180°,270°の4つの方位から測定した結果である。)

本体が対象物から見て底面を向いていない限り、どの方向からも10m先の対象物の操作ができることには驚きました。

これ以上の距離は私の家の構造上測定できなかったのですが、この検証結果だけでも、RS-WFIREX3の照射性はかなり優れていることがわかります。

本体はこれだけコンパクトながら、非常に広範囲に赤外線を届かせることができるのです。

普通の家は5mくらいの距離であれば大丈夫と思いますが、広い部屋で複数家電を操作したいときなどに設置場所をあまり気にしなくても良いというのは非常に重要なポイントです。

非常にコンパクトかつ安価ながらセンサー内蔵

この製品は開封の儀でも見てきたとおり、非常にコンパクトです。

先程の照射性に優れていることもあり、どのスマートリモコンと比較しても置き場所に最も困らないのは、現状スマート家電コントローラーと思います。

おまけにこのコンパクトさながら、センサー内蔵なのも特筆すべき点です。

例えばORVIBO Magic Cubeも筐体はコンパクトながらこのセンサーを持ち合わせていません。

eRemoteは筐体が大きく、価格もこれより高いですが、eRemoteは温度センサーのみ、スマート家電コントローラーと同価格帯のeRemote Miniには内蔵されていません。

このセンサーが内蔵されていると、単純な温度・湿度確認ができることに加えて、介護やペットなど見守り用途にも役に立つのがいいですね。

このセンサーの精度を他社スマートリモコンや空気質確認の専用機で確認してみました。

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▲左:スマート家電コントローラー。右:Nature Remoとの比較。どちらもほぼ同等の数値を出している。視認性はスマート家電コントローラーの方が上。

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▲空気質管理の専用機:「Netatmoウェザーステーション」との比較。こちらもほぼ同等の数字を計測している。

これ以外にも5回ほど同時刻で確認しましたが、精度は問題ありませんでした。

ちょっとネックなのが、アプリ側に推移を確認できる術がないこと。sRemo-RやNature Remo(要開発)では、それを確認することが可能です。

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▲sRemo-R(右)との比較。sRemo-Rではその時点での温・湿・照度に加え、グラフでその推移が確認できる。これにより、介護やペットのいわゆる見守り用途などにも使える。

しかしながら、このスマート家電コントローラーにはセンサーアラートという便利な機能も存在します。

これは、温度が設定値を超えた/下回った時にスマホ側に通知してくれる機能です。

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▲センサーアラートの設定画面。

推移が見れればもちろんベストなのですが、上述の見守りや家庭菜園などにも一定レベルで役立たせることができるかと思います。

さて、スマートリモコンとして、現状は「スマートスピーカーから音声操作」というのが最注目されていますが、今後の超高齢化社会やスマートハウスが発展することを見据えると、センサー内蔵というのはいずれかなり重要な機能の1つとして世間に認識されると考えています。

もちろんそんな未来には、より優れたスマートリモコンやそれに代替するものは出ていくのかもしれませんが、このセンサーが内蔵されていれば、あとはアプリ側でいかようにも機能追加できるため、このスマート家電コントローラーは非常にお得と言えます。

スマートスピーカーとの連携について

この製品はAmazon EchoやGoogle Homeと連携して、声で家電を操作することができるようになります。

スマートリモコンを購入する方は、この家電の音声操作を目的をする方が多いのではないのでしょうか。

というわけで本記事でも、スマートスピーカーとの連携という観点を詳しく見ていきたいと思います。

Amazon Echoの場合

まずは、Amazon Echoと連携方法を見ていきましょう。利用するためには初期設定にもあった「外出先からの操作」を予め有効にしておいてください。

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▲まず、Amazon Echoで登録するリモコンをタップします。右の画像の通り、掲載されている文字列を登録しますが、「スキル登録ページを開く」をタップすると、自動的にクリップボードに保存されます。気がきいてていいですね。

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▲「スキル登録ページを開く」をタップすると、Amazon Alexaのスキルページに自動遷移します。ここで、画面上部の「Alexaの開始」をタップすると、自動でスキルが有効になります。すると、「Amazon Alexa」を開きますか?というメッセージが出てきますので、ここは「開く」をタップ。

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▲次の画面でAmazon Alexaアプリに遷移し、スマート家電コントローラーのスキル画面になります。「有効にする」をタップすると、右の画像の通りリモコンIDを登録する画面が出てきます。

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▲ここに入力するものは、先程自動でクリップボードに保存された文字列となります。つまりペーストからそのまま入力することが可能です。簡単ですね。最後に「登録」をタップ。

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▲これでAmazon Alexaとスマート家電コントローラーの連携が完了しました。最後にAmazon Echoから自分が操作したい家電を選択して登録完了です。ちなみにここではテレビ・エアコン各1台、照明2台までしか登録できないことに注意して下さい。

Amazon Echoとの連携はこれだけです。所感ではどのスマートリモコンよりもハマリポイントがなく、簡単に連携設定ができました。

アプリ側から直接スキルを呼び出せることや、リモコンIDが自動でクリップボードに登録されることから、流れるように設定がしやすいのがポイントです。

Google Homeの場合

この製品はつい最近、Google Homeとの連携にも対応しました。ここではGoogle Homeとの連携方法も合わせてみていきましょう。

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▲これはAmazon Echoの際も同様ですが、Google Homeと連携するには、右上のハンバーガーメニュー(三本線)から設定できます。「Google Homeの登録/変更」から、まずスマート家電コントローラーで指定したログイン/パスワードを入力してログインしてください。

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▲ログインに成功すると、Google Homeで操作したいスマート家電コントローラーを選択して下さい。

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▲次にAmazon Echoのサイト同様に、Google Homeアプリを起動するをタップします。すると、App StoreのGoogle Homeに飛びますので、開くをタップ。

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▲すると、そのままGoogle Assistantに飛びます。ここで、「家電リモコンにリンク」という通知が出てきますので、これをタップ。すると、スマート家電コントローラーのActions on Google登録画面が出てきます。これが、Amazon Alexaで言う所のスキルです。Google Homeでは、スマート家電コントローラーで設定したメールアドレスとパスワードを登録することで連携します。

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▲これで、Actions on Googleにおけるスマート家電コントローラーの登録が完了しました。あとは通知をタップすることで、Amazon Echoと同様の家電登録画面が出てきます。

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▲タップすると「G」という吹き出しがアイコン上に出てきます。最後に「登録」ボタンを押して、メッセージが出てくれば完了です。

Google Homeとの連携はこんな感じです。Amazon Echoとほぼ同様の手順であることが確認できます。つまりどちらも簡単かつ流れるように連携ができ、とても簡単です。

スマートスピーカーから利用してみた所感

さて、設定も完了したところで、スマート家電コントローラーをスマートスピーカーから実際に操作してみて、気づいたことや感じたことをレビューしたいと思います。

★2018年3月25日追記
Amazon Echoはスマートホームスキルにも対応したことで、冒頭に「家電リモコンで」といった枕詞や、動作遅延の問題を回避することが可能です。現在記事更新中。

温度設定やチャンネル変更など細かい操作が可能

この製品は、Amazon Echoでは「カスタムスキル」、Google Homeでは「Actions on Google」として対応しています。

これは、どちらのスマートスピーカーの現状仕様から考えると、「スマートホーム」として用意しているものとは別に、メーカー側で命令や設定を細かく作り込むことができるのが特徴です。

そういったこともあり、スマート家電コントローラーでは、スマートスピーカーに話しかけてエアコンの温度設定やチャンネル変更といった細かい設定も声で操作することができるのです。

他メーカーにあるスマートリモコンは「スマートホーム」に登録するものが多いのですが、こちらはAlexa側の現状の仕様で「電源ON/OFF」しか対応していません。(電源ON/OFFボタン扱いとしてすべてのボタンを声で操作できるものもある:sRemo-Rなど。)

しかもこの「スマートホーム」への登録の場合、ボタン毎にスマートスピーカー側にも登録しなければならないのですが、スマート家電コントローラーのようなカスタムスキル対応の場合、その設定の必要なしにボタン登録することが可能なことがメリットです。

しかし、この「カスタムスキル」や「Actions on Google」による対応には現状、大きなネックがあります。それが次で述べる点です。

不自然な枕詞を付けなければならない(Google Homeでは回避可能)

このスマート家電コントローラーをスマートスピーカーから利用する場合、冒頭に必ず「家電リモコンを使って」という枕詞をつけて話さなければなりません。

特に声で操作するという利用前提において、この長ったらしい枕詞をつけるというのは実用面の大きなネックです。

これがあることにより、家電操作はストレスフルなものとなり、実質的に使い物になりません。

ただし、Google Homeにはこれの回避手段が存在します。それが「ショートカット機能」というもの。

これは任意のワードを設定して、予め登録していた操作を文字通りショートカットして呼び出すというものなのですが、これを以下のように予め設定しておくことで、自然なセリフで上記温度設定やチャンネル設定も呼び出すことが可能となります。

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▲Google Homeアプリの「その他の設定」から左の画面に飛び、ショートカットをタップ。すると右の画像が出てくるので、「こういった時」と「Googleアシスタントに本来言うべきセリフ」を指定する。これにより、任意のセリフでGoogle Homeから家電リモコンを呼び出すことが可能。これはもちろん複数の命令を設定可能。

よって、Google Homeであれば便利に利用することができるのですが、Amazon Echoを利用の方には現状オススメはできません。

レスポンスが悪い

スマート家電コントローラーをスマートスピーカーで利用するさらなるネックの1つとして、スマートスピーカーに話しかけてから、実際に家電操作されるまでのレスポンスが悪いというのもデメリットです。

例えば「家電リモコンを使ってテレビをつけて/消して」といった場合、私の環境では発言をしてから実際に操作されるまで、平均6秒程度もかかりました。

これは、例えば同カスタムスキル対応のNature Remoの場合、平均2秒程度でテレビが操作されます。

同様にスマートホームスキル対応の他のスマートリモコンでも、だいたいどの機種も3秒前後で操作がされます。

つまり、このスマート家電コントローラーの場合、環境にもよるかもしれませんが、他社スマートリモコンと比較して2倍くらい音声の操作が遅いのです。

私はスマートスピーカーも6台運用しているような人間なのですが、スマートスピーカーによる操作において、レスポンスは非常に重要です。ボタンによる操作ではなく、声という非接触な操作であるため、反応速度が遅いと本当に操作がされるのか、反応しているのかがわからず不安になるためです。

これは是非アップデートなどで改善していただきたいと思っています。

登録台数に制限があり、リビングと寝室などの使い分けが面倒

さらにややネックなのが、スマートスピーカーでの利用の場合、上述のようにテレビ1台・エアコン1台・照明2台までしかスマートスピーカ連携の登録ができません。

備え付けが前提のスマートリモコンは、たいてい一部屋に一台程度のものと思いますが、上述のような制限事項により、複数台登録しておくことや、柔軟な設定が難しいです。

他のスマートリモコンでは照明カテゴリのみに制限といったようなものがあるのですが、その照明カテゴリは複数個登録することができ、ボタンは何を設定してもよいので、これをある程度回避することが可能です。

スマート家電コントローラーも空いている装置に任意のボタンを設定可能ではあるのですが、それも台数制限に縛られ、結果的にスマートスピーカーから利用するには不自由なものとなってしまっています。

終わりに

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最後にこの製品の特徴をまとめておきます。

  • 筐体がかなりコンパクトで邪魔にならない。
  • スマートリモコンとしては設定が簡単な部類。
  • 一通りの機能が揃っている。特にこの価格帯で複数センサー内蔵がGood。
  • スマートスピーカーからの操作が使いづらい(特に枕詞、レスポンス)

スマートスピーカーからの利用にはやや難ありですが、他のスマートリモコンと比較して、設定関連が簡単な部類であり、スマートリモコンとして重要な機能は抑えられています。

お安い値段で簡単な設定から一通りのことが可能のため、コスパの良くおすすめのスマートリモコンの1つです。

www.benrilife.com

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