【レビュー】SESAME(セサミ) miniは機能豊富でコスパ最高。スマートロックの決定版!

更新:2019年3月17日
  • Makuake版入手により内容をレビュー記事として刷新しました。

4/22速報:ついに一般発売開始!!→Amazon予約ページ

家の鍵をよく忘れて、アタフタすることが多い私。まして一人暮らしなので、忘れた際に誰も助けてくれる人はいない。

家の鍵をよく忘れて、アタフタすることが多い私。まして一人暮らしなので、忘れた際に誰も助けてくれる人はいない。

そんな中、スマホで鍵を遠隔操作できるスマートロックというデバイスを見つけてからというもの、あれこれ買っては自分の理想のスマートロックを探し求めてきました。

その中でも使い勝手のよかった「セサミスマートロック」というものがあったのですが、2018年8月28日にその日本仕様版「セサミMini」が新発表され、クラウドファンディングが開始!

一般発売は2019年4月中旬になるとのことですが、メーカーさんから特別提供いただき、さらにMakuake出資したものも到着しましたので、先行レポートを掲載していきます。

レビューポイント

セサミMini
4.5
  • コンパクトになり違和感少なくすっぽり収まる筐体
  • 他社と比較して性能・機能性・拡張性全てに優れている
  • その割にスマートロックとしては価格安すぎ、コスパ抜群!
  • 操作時のモーター音が結構気になる
▲Makuakeで出資していたセサミMiniが到着!一般発売は2019年4月中旬になるとのことです。
MEMO
かなり長文のため、目次をご活用下さい。スマートフォンの場合は右下の「もくじ」ボタンをタップ、PCの場合は右サイドに表示されている見出しをクリックすると該当箇所に飛べます。

スマートロック「セサミMini」とは何か

セサミMini全色

セサミMiniとは、Candy House社が販売するその名の通り「スマートロック」と言われるジャンルの製品です。元々海外発の製品ですが、日本法人も存在し、日本での展開も積極的にされている企業さんです。

参考 CANDY HOUSE JP
▲製品のイメージはこちらの公式プロモーションビデオもご参照ください。Berryz工房の熊井友理奈さんが出演!

このスマートロックによって、家の鍵をわざわざ探したり持たなくても、スマートフォンから施錠・解錠ができるようになったり、鍵を閉め忘れた時でも遠隔操作や自動操作といったことも可能となったりします。

私のように一人暮らしの方や、お子さん・高齢者のいるご家庭向けにもかなり便利な製品かと思います。

そして、セサミMiniの特徴的な点は以下の通り。

  • 日本の住宅事情にあった製品設計
  • スマートロックにしてはかなり安価
  • 工事不要、両面テープで取り付けるだけの簡単設置
  • Amazon Alexa、Google Assistant、Siri、IFTTTに対応など豊富な機能性

それでは早速製品の設定から始めていきましょう。

ことはじめ

さて、製品を利用する前にまずは製品の取り付けや初期設定などを整理していきます。

同梱品について

セサミミニの同梱品

同梱品については、以下の通り。本体×1、アクセスポイント(リモート操作用)×1、アダプタ×1、ネジ(アダプタ用)×4、ドライバー×1といった感じ。貼り付けをするための両面テープは予め本体についています。

基本的には本体を鍵のサムターンに合わせて両面テープで貼り付けするだけなのですが、高さ調節もできるので、ある程度柔軟に合わせることが可能です。

そして、驚きなのがこちら。

セサミミニのサポート
▲サイズが合わず取り付けられない場合はなんと自宅の鍵に合わせたアタッチメントを作製してくれる。


また、セサミの場合、家の鍵に合わなかった場合などに返金にも応じてくれるよう。ここまでしてくれるのか。。。

こんな手厚いサポートを実施してくれる企業は大手でもなかなかありません。これまで前代セサミスマートロックを利用してから1年以上、ユーザーとして接してきても、丁寧にヒヤリングしてくれ、肌に感じるほど手厚いサポートでした。また、Twitter上でも、積極的にユーザーの意見を拾ってくれています。

このような点からも、スマートロックのような初物チックかつ家に本当に合うのか不安になるようなデバイスでも、比較的安心して購入できることを最初に述べておきます。

設置

さて、早速セサミ本体を設置していきましょう。

DIY的な雰囲気のあるデバイスですが、実際の設置はとっても簡単です。

セサミミニの構造
▲この溝に家のサムターンを合わせて両面テープで設置するだけ!
セサミミニのアタッチメント
▲私の家の鍵だと若干隙間ができたので、ガッチリ固定できるよう、同梱のアダプターを取り付けしました。といっても、付属のプラスドライバーで4つのネジで取り付けるだけ。
セサミミニ取り付け
▲こんな感じで溝に鍵のツマミを合わせ、ドアにグッと押し付けて、両面テープで取り付けます。
▲バッチリ固定されました!ちなみにこの両面テープの耳の部分は隠すことが可能です。

設置と言っても両面テープで貼り付けるだけの簡単設置です。

初期設定

ここからセサミを施錠・解錠できるよう初期設定をします。

初期設定は、スマホアプリを利用します。前代セサミスマートロックと共通で、以下のリンクからダウンロードしてください。

Sesame, by CANDY HOUSE

Sesame, by CANDY HOUSE

CANDY HOUSE無料posted withアプリーチ

▲まずはアカウント登録をします。これはGoogleアカウント、Facebookアカウント、メールアドレスによる登録が可能です。その後セサミを登録する画面が出てくるので「+」ボタンをタップ。
▲ここでスマートフォンと機器とのペアリングをします。ここではBluetoothでスマホと接続します。セサミMini本体に青いランプが点滅している時がペアリング待機状態です。出てきたセサミMiniをタップしてペアリングを実施。
▲その後、ロックとアンロックの位置を調節します。セサミMini本体のツマミを回しながら、鍵が施錠された状態と解錠された状態2つの位置を覚え込ませてください。
アプリ設定画像
▲これだけで、スマホアプリから鍵を施錠解錠することが可能となります!

両面テープで本体を取り付けたらアプリの画面の案内に従って設置するだけ。かなり簡単ですね!

先述の通りこれだけでスマホアプリから鍵を操作することが可能となりますが、これはBluetoothによる接続のみとなるため、Bluetoothの届く範囲内のみの操作となります。

もし、外出先からでも遠隔操作や鍵の状態確認、また後述するセサミMiniの機能や拡張性をフル活用したいといった場合には、以下のWi-Fiアクセスポイントが必要となります。

アクセスポイント
▲これがインターネット経由で操作するためのハブ的な役割となる。(画像右。ACアダプタは自前で用意)セット購入または別売りで購入可能。ちなみに新発売のMakuake版は20%性能向上しているとのこと。
▲このような感じで取り付け。電源が投入されたら赤いランプがつくので、これでペアリング待機状態となる。

続いてアプリの設定を見ていきます。

アクセスポイント設定
▲アプリのトップ画面から左上のメニューをタップすると、メニューが出てくる。ここで、一度スワイプするとアクセスポイントのメニューが出てくる。「+」ボタンを押して設定。(私のセサミアプリは旧セサミで登録していたアクセスポイントが表示されているが、新規登録の人は+ボタンのみ。)次に出てくる画面でアクセスポイントを追加する。
▲アクセスポイントに電源が投入されていれば、その情報が出てくる。ここでセサミMiniとアクセスポイントはBluetoothで接続されるため、できる限りセサミMiniの近くにアクセスポイントを設置すると良い。アクセスポイントの名前を登録して次へ。
▲その後自宅Wi-Fiルーターの情報が出てくるので、ルーターのパスワードを入力し接続完了。2.4GHz帯のみ接続が可能なので注意。
アクセスポイントの設定
▲最後にアクセスポイントがきちんとセサミMiniと接続できているかを確認しましょう。

これも特に詰まることはなく、アプリの画面に従い簡単に設定することができました。

なお現時点ではセサミ1台につき、1つのアクセスポイントが必須です。1つのアクセスポイントで複数台利用は今後のアップデートで対応予定とのこと。現時点では、複数台利用する場合は管理しやすいよう名前をしっかり登録しておきましょう。

これで、外出先からの遠隔操作などが可能となり、セサミの機能をフル活用することができます!

詳細の設定については、以下の公式ブログもご参照ください。

参考 セサミ公式ブログCANDY HOUSE JP

筐体について

設置が終わったところで、利用してみた感想を掲載していきます。
まず、筐体についてのレビューですd。

コンパクトで安定感抜群!これだけで買う価値あり

セサミMini外観

この製品は、元々海外仕様のセサミスマートロックが日本向けに製作されたものです。狭い集合住宅にも合うように、本体がかなりコンパクトに改善したものと見受けられます。

とはいえ気になるのは実際に取り付けてみてどうなのかというところ。

結論をいうと、これには満点をあげたいです。

これまでのスマートロックは比較的筐体が大きく、それは前代セサミスマートロックでも同様でした。かなり大きめの外観は、インテリアに影響を及ぼしたり、来客時にも怪訝な顔をされたりすることがありました。

旧セサミ外観
▲前代セサミは横幅がかなり大きく、ガッチリ取り付けられるものの、なんか「ずんぐりむっくり」感があった。ウチでは幅がギリギリ収まるが窮屈な印象。
セサミシリーズ比較
▲平面で両者の違いを見るとその差は歴然。

また日本では特に有名なQrioシリーズは、接地面に比して高さがかなりあるので、手動開閉時にぐらついたり、外れやすかったりするのがネック。

▲Qrio Lock(画像右)はパット見でもかなり大きく存在感がありすぎる。
セサミMiniとQrioLock外観比較
▲上から見るとわかりやすいが、特にこの「高さ」はかなりの違いがある。Qrioはサムターンも低い位置にあり、重心が高いゆえに外れやすい。これは改善されたようだが、手動操作の際にどうしても不安が残る印象。
全スマートロック外観比較
▲家にある全スマートロックを並べてみた。左からセサミスマートロック、セサミMini、Qrio Lock、Qrio Smart Lock。セサミMiniのコンパクトさが際立つ。
全スマートロック高さ比較
▲高さを見てみると、その違いはさらに際立つ。左から2番目がセサミMini。
全スマートロック比較
▲ドアに全部貼り付けて並べてみた。セサミMiniは「鍵への収まり具合」が最高に良い。本体が軽く重心が低い分、手動操作してもブレにくい。

これまでのスマートロックと比較して、なんというかスマートロックとしての「ドアとの一体感」が抜群に良いです。

レスポンスは非常に良好

セサミスマートロックからだいぶコンパクトになったセサミMiniですが、性能面での劣化があったりしたら意味がありません。

特に操作時のレスポンスは気になるところ。その点はどうなのでしょうか?

結論から言うと、こちらもセサミスマートロックとほぼ変わらず爆速です。

スマホをタップすると即座に解錠・施錠することができます。(Bluetooth接続時)動画で撮影してみましたので、こちらをご確認ください。

前回のレビュー記事で一番のメリットとして上げたこのレスポンスですが、それをセサミMiniでも継承しています。

QrioもQrio Lockにてこのレスポンスが遅かった問題を改善してきましたが、その約半額のセサミMiniでも、ストレスフリーな操作を実現することが可能なのです。

4色揃いで着せ替えまで可能!毎日見るものとして嬉しい気配り

セサミMini全色

セサミスマートロックは4色展開しています。ここもQrioシリーズ等と大きく違う点。

さらにMakuakeユーザー向けには、着せ替えカバーまで用意されています。私は今回の提供品と関係なしに色違いのものをMakuake出資しているため、到着がとっても楽しみです。

セサミの着せ替え

この色を選べたり、着せ替えできたりというのは、実はスマートロックとして重要な要素であると考えています。

というのも、家の鍵は出かけるときに毎日見るものであったり、帰宅時や来客時に初めて見るもの。家の雰囲気を最初に決定づけるものだからです。

他のスマートロックではこういった多色展開(かつ着せ替えカバーまで用意)しているものはほとんどありません。こういった点からも、スマートロックをインテリアとして楽しめるのもセサミの良い点です。

▲こんな感じで好みの色に合わせられます^^

モーター音が気になる

とここまではかなり良い部分が満載なのですが、唯一気になるのが、操作時のモーター音です。

Qrioシリーズと比べると結構大きめの音がします。その音は、前代セサミスマートロックよりもやや大きいです。

この操作音が大きいという点は、音で施錠をしっかり確認できるという意味ではメリットでもあるのですが、慣れるまでは結構気になります。

例えば深夜で家族が寝静まった際に帰宅して、この鍵の操作で起こしてしまったり、来客時に後述するオートロック機能によりびっくりさせてしまうことはあり得るかもしれません。

室内では結構響くので、音に敏感な人は注意したほうがよいポイントです。購入検討の際には動画を確認いただけると幸いです。

機能面について

さて、続いて機能面の紹介と実際に利用してみた感想を掲載していきます。

遠隔操作について

まずはスマートロックではおなじみの遠隔操作。別売りのアクセスポイントを購入することで、Wi-Fi〜モバイル回線からも利用することが可能です。

セサミのモード
▲Wi-Fiのような電波マークがこのモードを表している。

Wi-Fiモードでの操作の場合、近接のBluetoothでの操作より遅延が発生しますが、セサミの場合、アプリ起動時にセサミとの距離から、Bluetoothによる近接操作とWi-Fiによる遠隔操作の自動判定が行われます。

これによって、特段設定切り替えをしなくても、ドアの近くでの利用時にはBluetoothの方で接続されるような仕組みになっているのが良い点です。

Qrio Smart Lockはこれをいちいち手動切替せねばならず、かなり手間でした。(なお、Qrio Lockでは自動判定されるよう改善されています。)

この遠隔操作については、以下のシーンで特に便利と思います。

  • 家の鍵を開けっ放しで外出してしまった場合
  • 家族(特にお子さんがいる家庭)が鍵を忘れた際の操作

手ぶらで解錠とノック機能について

スマートロックは通常、スマートフォン取り出して、アプリから施錠解錠の操作をするものです。

しかしセサミスマートロックには、そのスマホを取り出してアプリを操作する手間すら省きたいときに、便利な機能があります。

それが、「手ぶらで解錠」機能と「ノック」機能の2つです。

「手ぶらで解錠」は文字通り、何をしなくても帰宅時に自動解錠するもの。ノック機能はセサミアプリがバックグラウンドで動いている状態でiPhoneを”コンコン”とノックすると、解錠してくれるものです。

セサミのノック機能
▲ポケットの中にあってもコンコンとiPhoneをノックするだけで解錠可能に!

これら2つの機能は、スマホのGPS機能を利用しています。位置情報によって、予め設定したエリア外からエリア内に入った際に、以下の通知が流れます。この通知が来たら、初めてこの2つの機能が利用できるようになります。

セサミのノック機能
▲セサミアプリで予め位置情報を設定しておくと、外出先から帰宅時にこのような通知が出てくる。これで初めて「手ぶらで解除機能」と「ノック機能」が利用できる。

そのため、単に近づいたりiPhoneを叩いたりするだけで常に解錠されるものではありません。1年以上利用してきていますが、経験上、外出先で意図せず誤動作したことはなかったです。

ただし、この「手ぶらで解錠」は動作がやや不安定です。あくまで私の自宅での話ですが、これまで100回以上試してきた所、セサミシリーズの手ぶらで解錠の成功率はだいたい60〜70%といったところです。Qrio Lockの同等機能である「ハンズフリー解錠」は70%〜80%ほどと若干精度が高かったです。

解錠のための通信規格はGPS+Bluetooth4.2(beacon)とどちらも変わらないため、いずれの公式の見解を見るに、バックグラウンドのサーバ処理が影響しているものと思います。

Qrioでもそうだったのですが、これによって、Bluetooth再接続の遅延があることによって、家に到着して、鍵を締めてから解錠されてしまうことがこれまで何回かありました。

よって、この「自動解錠」系の機能を使うときには、万が一の自体を防ぐためにも、必ず以下に解説する「オートロック機能」と併用したほうがよいと思われます。これにより、意図せず誤動作したとしてもすぐに施錠されるので、防犯上のリスクはかなり低くなるためです。

手ぶらで解錠の精度は上記の通りですが、セサミMiniの良い点は、他にも「ノック機能」「スマートウォッチで解錠」「音声アシスタント(Siri,Alexa,Googleアシスタント)で解錠」「IFTTT経由で解錠」などといったように、自動操作でうまくいかなかった時の手動操作の手段が他社製品と比較して最も豊富であるといった点です。

現状の技術の限界点から、このようなあらゆる切り口からの手段の豊富さがセサミMiniの大きなメリットなのです。

Apple Watchとの連携

セサミスマートロックの嬉しいところは、Apple Watchにも対応している点です。

前回の記事投稿時点では対応しておらず要望として掲載していたのですが、それが届いたのか、Apple Watchにも対応してくれました。

しかも嬉しい点が、Apple Watchの「コンプリケーション」に対応している点。

これにより、わざわざセサミアプリをApple Watch上で探さなくても、時計画面にショートカットメニューを置けるので、2タップですぐに解錠することができます。

スマートロックに慣れてくると、もはや「スマホを取り出して、ロック画面を解除してアプリを起動して操作」という流れすらめんどくさいと感じることがあります。

その点、Apple Watchは常に身につけているものなので、すぐさま操作することができ、これは非常にうれしく気が利いています。

しかも操作レスポンスはスマホアプリで操作するのとほぼ同等でストレスフリーです。動作は以下の動画を撮りましたのでご確認ください。

私は、先述の手ぶらで解錠機能やノック機能が機能しなかったときは、このApple Watchでの操作を利用しています。複数選択肢がとれるのはセサミの豊富な機能性によるメリット。

一方で欠点は、現時点でApple Watchでの操作はWi-Fiによる遠隔操作に対応していない点です。(Bluetooth接続による近接利用のみ)

よって、外出時には常に「Disconnected」という表示になっていて、Apple Watch上で、外出先から鍵の状態をサクッと確認することもできません。

また、スマホアプリに比べてBluetoothの再接続がされるのに時間がかかることがあり、解錠する前に扉の前で若干待たされたりすることもあります。

このApple Watch上でもWi-Fi接続による操作という点は、今後のアップデートで対応予定とのことなので、それに期待することにします。(これができたら相当便利だろうなぁ。。。待ち遠しい!)

鍵の管理・動作ログの取得も自由自在。事業用としても扱える。

セサミでは単に鍵の開け閉めをしてくれるだけでなく、「家の鍵」を中心とした様々な機能があります。

例えば、以下のキーシェア機能によって、簡単に合鍵作成ができるようになります。急な家族や親戚・友人の宿泊、彼氏・彼女がしばらく自宅に滞在するときにもサクッと合鍵を配布することができるようになるのがいいですね。

セサミ キーシェア
▲手順としては単に相手先のメールアドレスを登録し、相手先のスマホアプリでアクティベーションしてもらうだけ!操作できる日時設定も可能。

それ以外にも、鍵の開閉履歴もすぐ確認することができます。

さらにセサミにはダッシュボード機能を搭載しており、稼働率の表示やセサミの設置場所をマッピングすることも可能です。

セサミのダッシュボード機能
▲例えばこのような形で稼働回数をグラフ表示することもできる。

さらにAPIを利用することによって自作ダッシュボードやサービスに組み込んだりすることが可能なのです。

つまり、単に鍵の開閉によって生活が便利になるといったメリット以外にも、これを活用した「見守り」「生活の記録」用途や、民泊やコワーキングスペース、スモールオフィスといった「事業向け」にも使える応用力の高さが良いですね。

ダッシュボードまでいくと有料サービスのものが多いですが、セサミであれば無料で導入することができるのが嬉しい点です。コスパ最高ですね。

オートロック機能について

スマートロックで頻繁に利用される機能として、このオートロック機能があります。

最初は締め出しのリスクが怖くあまり使ってこなかったのですが、経験上スマートロックというものに安心感を覚えてきて、私も最近利用するようになりました。

セサミでは、オートロックするまでの時間を任意の秒数(5秒〜4分)で設定できます。

私の場合、「鍵を解錠してドアを開け、ドアを閉める」この一連の動作に約3.5秒使うことがわかったので、5秒に設定することで、ホテルのオートロックに近い即時施錠を実現できています。

このオートロックによって締め出しされるのが怖い場合でも、長めの秒数を設定して、猶予時間を設けることができるのも良いですね。

気をつけておきたいのが、このオートロックは秒数でのみ管理できる点。シーンによってこれは便利でもあれば欠点でもあります。

例えば荷物の搬入や宅配業者とのやり取りなどで長い時間ドアを開けておく場合、セサミは5秒立つと自動的にサムターンが施錠状態になってしまいます。

その際に、上記で指摘した結構大きい音でウイーンとなり、宅配業者をびっくりさせてしまうことがありました(笑)

Qrio Lockはこの点、開閉センサーを取り付けてドアの開閉位置を設定時に覚え込ませることで、ドアが開いている際には自動で施錠されないような仕組みになっています。

この点は、任意の秒数を細かく設定できるセサミか、Qrio Lockで好みが分かれる点と思います。

拡張性について

有名なQrioなどと比較してセサミMiniが優れていることの一つとして、拡張性が極めて高いことが挙げられます。いったいどのように拡張をすることができるのか。この章で見ていきたいと思います。

Siri(iPhone/Apple Watch)に話しかけて施錠・解錠

この製品は、iOS12の新機能:Siriのショートカットに対応していることによって、Siriに話しかけるだけで、セサミを施錠・解錠することができるようになります。

▲iOSの「設定」から「Siriと検索」に進み、「すべてのショートカット」に進むと設定項目が出てくる。あとは、目的の操作を選び、話しかけたい任意のセリフを登録する。
▲Siriに話しかけると本当に解錠してくれます!

スマートロックでこのSiriにも対応しているのは、現状ではセサミのみです。日本はiOSユーザーが特に多い国でもあるので、嬉しい方も多いのはないでしょうか。お手持ちのiPhoneからでも音声操作できますよ!

ちなみにHomeKitのオープンソース実装である「Homebridge」を活用すれば、iOSのホームアプリからも操作が可能となります。これは要開発ですが、他のHomeKit対応デバイスと合わせて利用したい方は、以下の公式サポートサイトをご参照ください。(記事で紹介されているQSesamiは古いバージョンで現在の最新のAPIは「Homebridge Sesame」のようです。)

参考 「Hey Siri!」 でセサミを解錠 【QSesame】CANDY HOUSE JP

スマートスピーカーに話しかけて施錠・解錠

セサミMiniは、スマートスピーカーに話しかけて施錠することが可能です。

QrioはAmazon Echo(Alexa)のみこれに対応していますが、セサミMiniの場合、さらにGoogle Homeにも対応しています。

どちらか一方しか持っていない人でも対応可。これは非常に嬉しい部分です。

設定については、Amazon Echoの場合はスマートホームスキルで、Google Homeの場合はDirect Actions(標準のスマートホーム機能)から設定することが可能です。

セサミMini〜Alexa連携
▲Amazon Echoの場合は、セサミスキルを有効化〜アカウント認証をし、Alexaのデバイスの紐付けして完了。
セサミMini〜Google Home
▲Google Homeの場合は、「アシスタントの検索」からセサミロックにリンクし、部屋の割当をすれば完了。

以前は鍵の施錠のみだったのですが、その後のアップデートによりAmazon Alexaの場合は話しかけて解錠操作も可能となっています。

その場合、あらかじめ設定した暗証番号を話すことで解錠ができるようになっています。

▲実際の動作を動画にしてみました。何にも触れず話しかけるだけで家の鍵を操作できるというのは未来感があって楽しいですよ!

このスマートスピーカーに話しかけてセサミで家の鍵を施錠するということの便利な点として、家の中で鍵を締めたか不安になった時、わざわざドアの近くにいかずともスマートスピーカーにとりあえず話しておけば施錠状態にすることができる点が挙げられます。

これは冬には中々効果的でした。というのも玄関周りって暖房ついていないことがほとんどなので、寒くていちいち廊下を歩いて玄関に行くこととかが億劫になるんですよね。

この点、セサミMiniを装着したドアであれば、施錠されているか否かに関わらず、鍵を締めたか不安になったその瞬間からスマートスピーカーに話しかけるだけで施錠が担保されるといったことは中々安心できる点でした。

IFTTTとの連携

この製品の大きな特徴は、「IFTTT」という外部サービスに対応していることです。

ちなみにIFTTTとは「もし〇〇の場合、☓☓する」といったルール設定・仕組みを簡単に作れるサービスです。詳細は以下の記事をご参考ください。

スマートホーム構築のための「IFTTT(イフト)」入門〜使い方とできること〜

このルールをIFTTT上で作っておくことで、その指定したルールの自動実行が可能となります。

このIFTTTは、スマートホームな仕組みづくりをする上ではもはやプラットフォームともいえるほどのサービスであり、日本で流通している主要なスマートロックでこれに対応しているものは、現状セサミスマートロックシリーズのみであることからも非常に嬉しい点です。

ちなみにIFTTT上では、以下のものが用意されています。

トリガー

 

  • セサミを解錠
  • セサミを施錠
アクション

 

  • セサミを解錠
  • セサミを施錠

トリガーとアクション双方に解錠・施錠があるのが嬉しい点。

これらを上記の〇〇✕✕に当てはめて設定し、ルール設定をすることが可能です。

ポイントとなるのは、同IFTTT対応の他社製品・サービスと簡単に連携することができる点です。私も実践している活用例を以下にご紹介します。

(例1)Nokia Sleepとの組み合わせ

Nokia Sleepとは睡眠サイクルを計測できるマットレスパッドです。

これはIFTTTに対応しており、「ベッドに入ったら」「ベッドから出たら」という2つのトリガーを軸にIFTTT経由でセサミを操作することができます。

私は寝に入った際にセサミを施錠するという設定にしています。寝に入ったら必ず「施錠されていることが担保される」という点で安心。

セサミ〜Nokia Sleep連携
▲ちなみにこのNokia Sleepを組み合わせて、いろんな製品を同時操作しています。こういった形で自作のスマートホームシステムに組み込めるのがいいですね。
(例2)Switch Botとの組み合わせ
SwitchBot【レビュー】Switch Botこそ最強のスマートホームデバイスである|Hub Plusも駆使して自宅のあらゆる家電・装置をIoT化させる!

セサミにかかわらず、スマートロック全般の課題として、前回の記事でも指摘したように、マンションのエントランスロックとの連動が挙げられます。

というのも、マンションのオートロックを解錠するために結局鍵が必要になるため、玄関にたどり着く前に家の鍵を探す必要があり、手に持っている状態となるのです。この時点で、スマートロックの価値は半減します。

私はこれを、Switch Botというボタンを遠隔でプッシュできる製品を用いて、それをIFTTTで連結させることでオートロックと家の鍵を自動で解錠できるような仕組みづくりをしています。

API公開による開発

セサミはAPI公開までされています。これも拡張性の高さとして優れている部分。特に技術者の方なら非常にうれしいポイントではないでしょうか。

これにより、自作のスマートホーム管理システムに組み込んで操作することができたり、GASなどと連携した自作ダッシュボード作成、Integromatなどを活用した各トリガー間の遅延実行など色々なことが可能になります。

また、公式ではFelica装置と組み合わせてシステム構築し、Suicaで施錠解錠するといったことも紹介されていました。すごい!

参考 Suicaでセサミを解錠(with ラズパイ)SESAME (セサミ)

何かいい仕組みを思いついたり発見できたりすればこの記事に追加していこうと思います。

おわりに

この製品の特徴はとにかくダントツでコスパが良い点です。私もメーカーさんから提供品を受けていながら、ついつい追加で自分用にポチってしまいました笑

今回レビューで指摘した点が妥協できれば即買いしてよいと思います。

このようなIoTな製品は付加価値がわかりにくい割に高額のものが多いため、やはり価格面でここまで安いというのは嬉しい点でしょう。

かつ他社製品より機能性や拡張性が高く色々できることも多い。素晴らしいコストパフォーマンスです。

レビューの中で指摘したように、まだまだ改善の余地はありますが、まさに今後のスマートロック普及の「鍵を握る」デバイスと言えますね。

4/22速報:ついに一般発売開始!!→Amazon予約ページ

Makuake(現在は終了:一般発売は4月中旬以降)
スマートロック 【2019年】スマートロックおすすめランキング|IoT・スマートホーム化で鍵の操作をストレスフリーに!

4 COMMENTS

ヤマモト

セサミミニのレポート拝見しました。今後リモコンの導入が予定されているかご存知でしたらご教授ください。

返信する
Kou

ヤマモト様(※個人情報公開を避けるため、お名前を削除してご返信します。)

ご返信遅くなり申し訳ございません。
当サイトを閲覧&コメント頂きありがとうございます!

リモコンとは「Qrio Key」のような製品でしょうか?
このリモコンが発売されるか否かは、申し訳ありませんが不明です。。。

ボタンで解錠・施錠という意味で現状の代替案となるのは、Meshの「ボタンタグ」をIFTTTで接続し、動作させるといったところかと思います。

私はこのMeshタグも持っていますので、追ってIFTTT活用例の一つとして追記しておきますね。

返信する
アサミ

はじめまして。
購入検討しております。1つ質問があり、回答いただけると嬉しいです。
スマートフォンでの解錠ではなく、通常の鍵で解錠する際の違和感(重さ)などは改善されていますでしょうか?
*ミニではないほうでは、解錠が重い、とご指摘されていたかと思います。

返信する
Kou

アサミ様

はじめまして。管理人のKouです。
記事閲覧いただきありがとうございます!
はい、確かにミニでない方のセサミではそのように言っていました。
ちょっと書き方が悪かったかもしれませんが、正確に言うと、セサミの”ツマミ”部分を回す際にガリガリと摩擦が結構あり、また円周も大きいために重たく感じるというものでした。

両方の実機を改めて確認しましたが、ミニではこれは改善されています。
ミニでは摩擦が少なく、また小型化されていることから、重さを感じることなく比較的スムーズにツマミを回すことができています。

念の為、鍵で外から開ける際にはどちらの機種も特に違和感は感じませんでした。

*以前のミニでない方の記事は”サムターン”という表記を”ツマミ”という表現に修正させていただきました。

上記的を得ていない回答であれば、お手数ですがご指摘頂けますと幸いです。

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