セサミMini先行レビュー!これはスマートロックの決定版となり得る(PR)

スマートロック セサミMini

家の鍵をよく忘れて、アタフタすることが多い私。まして一人暮らしなので、忘れた際に誰も助けてくれる人はいない。

そんな中、スマホで鍵を遠隔操作できるスマートロックというデバイスを見つけてからというもの、あれこれ買っては自分の理想のスマートロックを探し求めてきました。

そして今回、セサミスマートロックの新シリーズ、「セサミMini」が2018年8月28日に発表に!

日本向けに作られ、以前レビューで指摘した部分がかなり改善されているように見受けられ、飛びつくようにMakuake出資!(勢い余って2台w)

加えてメーカーさんにお願いして、特別に先行して製品提供頂けることとなりました…!

ということで、今回はセサミMiniのファーストインプレッションレビューを掲載していきます。プロモーションを兼ねていますが、レビューとして利用した正直な感想を書いていきたいと思いますので、購入検討中の方はぜひご確認ください。

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MEMO
かなり長文のため、目次をご活用下さい。スマートフォンの場合は左下の「メニュー」から、PCの場合は右サイドに表示されている見出しをタップ(クリック)すると該当箇所に飛べます。

スマートロック「セサミMini」とは何か

セサミMini全色

セサミMiniとは、Candy House社が販売するその名の通り「スマートロック」と言われるジャンルの製品です。元々海外発の製品ですが、日本法人も存在し、日本での展開も積極的にされている企業さんです。

参考 CANDY HOUSE JP

このスマートロックによって、家の鍵をわざわざ探したり持たなくても、スマートフォンから施錠・解錠ができるようになったり、鍵を閉め忘れた時でも遠隔操作や自動操作といったことも可能となったりします。

私のように一人暮らしの方や、お子さん・高齢者のいるご家庭向けにもかなり便利な製品かと思います。

そして、セサミMiniの特徴的な点は以下の通り。

  • 日本の住宅事情にあった製品設計
  • スマートロックにしてはかなり安価
  • 工事不要、両面テープで取り付けるだけの簡単設置
  • Amazon Alexa、Google Assistant、IFTTT対応、API公開で拡張性に優れる

今回は製品のレビュー兼プロモーション記事ということで、これらの特徴解説をメインに、購入検討されている方へ利用感がイメージできるような記事にできればと思います。早速見ていきましょう。

ことはじめ

さて、製品を利用する前にまずは製品の取り付けや初期設定などを整理していきます。

同梱品について

セサミミニの同梱品

同梱品については、以下の通り。本体×1、アクセスポイント(リモート操作用)×1、アダプタ×1、ネジ(アダプタ用)×4、ドライバー×1といった感じ。貼り付けをするための両面テープは予め本体についています。

基本的には本体を鍵のサムターンに合わせて両面テープで貼り付けするだけなのですが、高さ調節もできるので、ある程度柔軟に合わせることが可能です。

そして、驚きなのがこちら。

セサミミニのサポート
▲サイズが合わず取り付けられない場合はなんと自宅の鍵に合わせたアタッチメントを作製してくれる。

また、セサミの場合、家の鍵に合わなかった場合などに返金にも応じてくれるよう。ここまでしてくれるのか。。。

こういった新しめのデバイスでこんな手厚いサポートを実施してくれる企業はなかなかありません。これまでユーザーとして接してきても、肌に感じるほど手厚いサポートでした。また、Twitter上でも、積極的にユーザーの意見を拾ってくれています。

このような点からも、スマートロックのような初物チックかつ家に本当に合うのか不安になるようなデバイスでも、比較的安心して購入できることを最初に述べておきます。

設置

さて、早速セサミ本体を設置していきましょう。

DIY的な雰囲気のあるデバイスですが、実際の設置はとっても簡単です。

セサミミニの構造
▲この溝に家のサムターンを合わせて両面テープで設置するだけ!

セサミミニのアタッチメント
▲私の家の鍵だと若干隙間ができたので、ガッチリ固定できるよう、同梱のアダプターを取り付けしました。といっても、付属のプラスドライバーで4つのネジで取り付けるだけ。

セサミミニ取り付け
▲こんな感じで溝に鍵のツマミを合わせ、ドアにグッと押し付けて、両面テープで取り付けます。


▲バッチリ固定されました!ちなみにこの両面テープの耳の部分は隠すことが可能です。

設置と言っても両面テープで貼り付けるだけの簡単設置です。

初期設定

ここからセサミを施錠・解錠できるよう初期設定をします。

初期設定は、スマホアプリを利用します。前代セサミスマートロックと共通で、以下のリンクからダウンロードしてください。

Sesame, by CANDY HOUSE

Sesame, by CANDY HOUSE

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▲まずはアカウント登録をします。これはGoogleアカウント、Facebookアカウント、メールアドレスによる登録が可能です。その後セサミを登録する画面が出てくるので「+」ボタンをタップ。


▲ここでスマートフォンと機器とのペアリングをします。ここではBluetoothでスマホと接続します。セサミMini本体に青いランプが点滅している時がペアリング待機状態です。出てきたセサミMiniをタップしてペアリングを実施。


▲その後、ロックとアンロックの位置を調節します。セサミMini本体のツマミを回しながら、鍵が施錠された状態と解錠された状態2つの位置を覚え込ませてください。

アプリ設定画像
▲これだけで、スマホアプリから鍵を施錠解錠することが可能となります!

両面テープで本体を取り付けたらアプリの画面の案内に従って設置するだけ。かなり簡単ですね!

先述の通りこれだけでスマホアプリから鍵を操作することが可能となりますが、これはBluetoothによる接続のみとなるため、Bluetoothの届く範囲内のみの操作となります。

もし、外出先からでも遠隔操作や鍵の状態確認、また後述するセサミMiniの機能や拡張性をフル活用したいといった場合には、以下のWi-Fiアクセスポイントが必要となります。

アクセスポイント
▲これがインターネット経由で操作するためのハブ的な役割となる。(画像右。ACアダプタは自前で用意)セット購入または別売りで購入可能。ちなみに新発売のMakuake版は20%性能向上しているとのこと。


▲このような感じで取り付け。電源が投入されたら赤いランプがつくので、これでペアリング待機状態となる。

続いてアプリの設定を見ていきます。

アクセスポイント設定
▲アプリのトップ画面から左上のメニューをタップすると、メニューが出てくる。ここで、一度スワイプするとアクセスポイントのメニューが出てくる。「+」ボタンを押して設定。(私のセサミアプリは旧セサミで登録していたアクセスポイントが表示されているが、新規登録の人は+ボタンのみ。)次に出てくる画面でアクセスポイントを追加する。


▲アクセスポイントに電源が投入されていれば、その情報が出てくる。ここでセサミMiniとアクセスポイントはBluetoothで接続されるため、できる限りセサミMiniの近くにアクセスポイントを設置すると良い。アクセスポイントの名前を登録して次へ。


▲その後自宅Wi-Fiルーターの情報が出てくるので、ルーターのパスワードを入力し接続完了。2.4GHz帯のみ接続が可能なので注意。

アクセスポイントの設定
▲最後にアクセスポイントがきちんとセサミMiniと接続できているかを確認しましょう。

これも特に詰まることはなく、アプリの画面に従い簡単に設定することができました。

なお現時点ではセサミ1台につき、1つのアクセスポイントが必須です。1つのアクセスポイントで複数台利用は今後のアップデートで対応予定とのこと。現時点では、複数台利用する場合は管理しやすいよう名前をしっかり登録しておきましょう。

これで、外出先からの遠隔操作などが可能となり、セサミの機能をフル活用することができます!

詳細の設定については、以下の公式ブログもご参照ください。

参考 セサミ公式ブログCANDY HOUSE JP

筐体について

設置が終わったところで、利用してみた感想を掲載していきます。
まず、筐体についてのレビューです。

コンパクトで安定感抜群!これだけで買う価値あり

セサミMini外観

この製品は、元々海外仕様のセサミスマートロックが日本向けに製作されたものです。狭い集合住宅にも合うように、本体がかなりコンパクトに改善したものと見受けられます。

とはいえ気になるのは実際に取り付けてみてどうなのかというところ。

結論をいうと、これには満点をあげたいです。

これまでのスマートロックは比較的筐体が大きく、それは前代セサミスマートロックでも同様でした。

かなりゴテゴテしていて、インテリアに影響を及ぼしたり、来客時にも怪訝な顔をされたりすることがありました。

旧セサミ外観
▲前代セサミは横幅がかなり大きく、ガッチリ取り付けられるものの、なんか「ずんぐりむっくり」感があった。ウチでは幅がギリギリ収まるが窮屈な印象。

セサミシリーズ比較
▲平面で両者の違いを見るとその差は歴然。

また日本では特に有名なQrioシリーズは、接地面に比して高さがかなりあるので、手動開閉時にぐらついたり、外れやすかったりするのがネック。


▲Qrio Lockはパット見でもかなり大きく存在感がありすぎる。

セサミMiniとQrioLock外観比較
▲上から見るとわかりやすいが、特にこの「高さ」はかなりの違いがある。Qrioはサムターンも低い位置にあり、重心が高いゆえに外れやすい。これは改善されたようだが、手動操作の際にどうしても不安が残る印象。

全スマートロック外観比較
▲家にある全スマートロックを並べてみた。左からセサミスマートロック、セサミMini、Qrio Lock、Qrio Smart Lock。セサミMiniのコンパクトさが際立つ。

全スマートロック高さ比較
▲高さを見てみると、その違いはさらに際立つ。左から2番目がセサミMini。

全スマートロック比較
▲ドアに全部貼り付けて並べてみた。セサミMiniは「鍵への収まり具合」が最高に良い。本体が軽く重心が低い分、手動操作してもブレにくい。

これまでのスマートロックと比較して、なんというかスマートロックとしての「ドアとの一体感」が抜群に良いです。

レスポンスは非常に良好

セサミスマートロックからだいぶコンパクトになったセサミMiniですが、性能面での劣化があったりしたら意味がありません。

特に操作時のレスポンスは気になるところ。その点はどうなのでしょうか?

結論から言うと、こちらもセサミスマートロックとほぼ変わらず爆速です。

以下の動画の通り、スマホをタップすると即座に解錠・施錠することができます。(Bluetooth接続時)

前回のレビュー記事で一番のメリットとして上げたこのレスポンスですが、それをセサミMiniでも継承しています。

QrioもQrio Lockにてこのレスポンスが遅かった問題を改善してきましたが、その約半額のセサミMiniでも、ストレスフリーな操作を実現することが可能なのです。

4色揃いで着せ替えまで可能!毎日見るものとして嬉しい気配り

セサミMini全色

セサミスマートロックは4色展開しています。ここもQrioシリーズ等と大きく違う点。

さらにMakuakeユーザー向けには、着せ替えカバーまで用意されています。私は今回の提供品と関係なしに色違いのものをMakuake出資しているため、到着がとっても楽しみです。

セサミの着せ替え

この色を選べたり、着せ替えできたりというのは、実はスマートロックとして重要な要素であると考えています。

というのも、家の鍵は出かけるときに毎日見るものであったり、帰宅時や来客時に初めて見るもの。家の雰囲気を最初に決定づけるものだからです。

他のスマートロックではこういった多色展開(かつ着せ替えカバーまで用意)しているものはほとんどありません。こういった点からも、スマートロックをインテリアとして楽しめるのもセサミの良い点です。

セサミMini外観
▲今回黒を提供いただきましたが、Makuake出資ではグレーとシャンパンゴールドを選択しています。どれが合うかなぁ…着せ替えもできるしとても楽しみ!

モーター音が気になる

とここまではかなり良い部分が満載なのですが、唯一気になるのが、操作時のモーター音です。

Qrioシリーズと比べると結構大きめの音がします。その音は、前代セサミスマートロックよりもやや大きいです。

この操作音が大きいという点は、音で施錠をしっかり確認できるという意味ではメリットでもあるのですが、慣れるまでは結構気になります。

例えば深夜で家族が寝静まった際に帰宅して、この鍵の操作で起こしてしまったり、来客時に後述するオートロック機能によりびっくりさせてしまうことはあり得るかもしれません。

室内では結構響くので、音に敏感な人は注意したほうがよいポイントです。購入検討の際には動画を確認いただけると幸いです。

機能面について

さて、続いて機能面の紹介と実際に利用してみた感想を掲載していきます。

遠隔操作について

まずはスマートロックではおなじみの遠隔操作。別売りのアクセスポイントを購入することで、Wi-Fi〜モバイル回線からも利用することが可能です。

セサミのモード
▲Wi-Fiのような電波マークがこのモードを表している。

セサミの場合、アプリ起動時にセサミとの距離から、Bluetoothによる近接操作とWi-Fiによる遠隔操作の自動判定が行われます。

よって、Qrio Smart Lockとは違い、このモード切替を特に意識することなく利用できるのが良い点です。

Qrio Smart Lockはこれをいちいち手動切替せねばならず、かなり手間でした。(なお、Qrio Lockでは自動判定されるよう改善されています。)

この遠隔操作は、以下のシーンで特に便利と思います。

  • 家の鍵を開けっ放しで外出してしまった場合
  • 家族(特にお子さんがいる家庭)が鍵を忘れた際の操作

一方で、Wi-Fiモードでの操作の場合、近接のBluetoothでの操作より遅延が発生します。

これはどのスマートロックでもそうなので、ある程度仕方がない部分です。

環境によりますが、操作されるまでに10秒弱といったところです。

手ぶらで解錠とノック機能について

スマートロックは通常、スマートフォン取り出して、アプリから施錠解錠の操作をするものです。

しかしセサミスマートロックには、そのスマホを取り出してアプリを操作する手間すら省きたいときに、便利な機能があります。

それが、「手ぶらで解錠」機能と「ノック」機能の2つです。

「手ぶらで解錠」は文字通り、何をしなくても帰宅時に自動解錠するもの。ノック機能はセサミアプリがバックグラウンドで動いている状態でiPhoneを”コンコン”とノックすると、解錠してくれるものです。

セサミのノック機能
▲ポケットの中にあってもコンコンとiPhoneをノックするだけで解錠可能に!

これら2つの機能は、スマホのGPS機能を利用しています。位置情報によって、予め設定したエリア外からエリア内に入った際に、以下の通知が流れます。この通知が来たら、初めてこの2つの機能が利用できるようになります。

セサミのノック機能
▲セサミアプリで予め位置情報を設定しておくと、外出先から帰宅時にこのような通知が出てくる。これで初めて「手ぶらで解除機能」と「ノック機能」が利用できる。

そのため、単に近づいたりiPhoneを叩いたりするだけで常に解錠されるものではありません。経験上、外出先で意図せず誤動作したことはなかったです。

ただし、これら2つの機能はわりと不安定です。

前代セサミスマートロックのときから何度か試していますが、Bluetooth再接続の遅延があることによって、家に到着して、鍵を締めてから解錠されてしまうことがこれまで数回ほどありました。

Qrioにも手ぶらで解錠機能があり、どちらの精度が高いかは現在比較検討中です。

なお、この「自動解錠」系の機能を使うときには、万が一の自体を防ぐためにも、必ず以下に解説する「オートロック機能」を有効にしたほうがよいかと思われます。

これにより、意図せず誤動作したとしてもすぐに施錠されるので、防犯上のリスクはかなり低くなるためです。

Apple Watchとの連携

セサミスマートロックの嬉しいところは、Apple Watchにも対応している点です。

前回の記事投稿時点では対応しておらず要望として掲載していたのですが、それが届いたのか、Apple Watchにも対応してくれました。

しかも嬉しい点が、Apple Watchの「コンプリケーション」に対応している点。

これにより、わざわざセサミアプリをApple Watch上で探さなくても、時計画面にショートカットメニューを置けるので、2タップですぐに解錠することができます。

スマートロックに慣れてくると、もはや「スマホを取り出して、ロック画面を解除してアプリを起動して操作」という流れすらめんどくさいと感じることがあります。

その点、Apple Watchは常に身につけているものなので、すぐさま操作することができ、これは非常にうれしく気が利いています。

しかも操作レスポンスはスマホアプリで操作するのとほぼ同等でストレスフリーです。

▲Apple Watchでもストレスフリーな解錠を実現できる。

私は、先述の手ぶらで解錠機能やノック機能が機能しなかったときは、このApple Watchでの操作を利用しています。複数選択肢がとれるのはセサミの豊富な機能性によるメリット。

一方で欠点は、現時点でApple Watchでの操作はWi-Fiによる遠隔操作に対応していない点です。(Bluetooth接続による近接利用のみ)

よって、外出時には常に「Disconnected」という表示になっていて、Apple Watch上で、外出先から鍵の状態をサクッと確認することもできません。

また、スマホアプリに比べてBluetoothの再接続がされるのに時間がかかることがあり、解錠する前に扉の前で若干待たされたりすることもあります。

このApple Watch上でもWi-Fi接続による操作という点は、今後のアップデートで対応予定とのことなので、それに期待することにします。(これができたら相当便利だろうなぁ。。。待ち遠しい!)

キーシェア

キーシェア機能はスマートロックの要の機能の一つです。当然セサミMiniもこの機能を有しています。

よって、急に家族や親戚を止めたり、といったことにも合鍵作成をスマホアプリで簡単にすることができます。

セサミ キーシェア
▲手順としては単に相手先のメールアドレスを登録し、相手先のスマホアプリでアクティベーションしてもらうだけ!操作できる日時設定も可能。

また、事業者向けとして、民泊やコワーキングスペース、スモールオフィス向けの認証用としても活用できそうですね。

実用面で意外と良いこととして、この機能を使うことによって、管理者を追加することができるので、不意に締め出しを食らったときに代わりに開けてもらうことができることです。

スマートロックはスマホを忘れたり充電が切れたりすると締め出しを食らってしまうので、そういう意味でも安心して使うことが可能です。

ダッシュボード機能で統括管理

先述の民泊やコワーキングスペース、スモールオフィスといった事業者向けとしてダッシュボード機能というものも用意されています。

これは、Beta版ではあるようですが、複数台のセサミを設置した場所をマッピングできたり、施錠解錠のデータをグラフ化して稼働率を見ることができたりするのも大きな特徴。

セサミのダッシュボード機能
▲例えばこのような形で稼働率をグラフ表示することもできる。

これは有料サービスのものが多いですが、セサミであれば無料で導入することができるため、スモールビジネス向けとして中々ありがたい機能ではないでしょうか。

このように事業者向けとしての配慮もされているのが、セサミの良い点です。

オートロック機能について

スマートロックで頻繁に利用される機能として、このオートロック機能があります。

最初は締め出しのリスクが怖くあまり使ってこなかったのですが、経験上スマートロックというものに安心感を覚えてきて、私も最近利用するようになりました。

セサミでは、オートロックするまでの時間を任意の秒数(5秒〜4分)で設定できます。

私の場合、「鍵を解錠してドアを開け、ドアを閉める」この一連の動作に約3.5秒使うことがわかったので、5秒に設定することで、ホテルのオートロックに近い即時施錠を実現できています。

このオートロックによって締め出しされるのが怖い場合でも、長めの秒数を設定して、猶予時間を設けることができるのも良いですね。

気をつけておきたいのが、このオートロックは秒数でのみ管理できる点。シーンによってこれは便利でもあれば欠点でもあります。

例えば荷物の搬入や宅配業者とのやり取りなどで長い時間ドアを開けておく場合、セサミは5秒立つと自動的に施錠してしまいます。

その際に、上記で指摘した結構大きい音でウイーンとなり、宅配業者をびっくりさせてしまうことがありました(笑)

Qrio Lockはこの点、開閉センサーを取り付けてドアの開閉位置を設定時に覚え込ませることで、ドアが開いている際には自動で施錠されないような仕組みになっている。

この点は、任意の秒数を細かく設定できるセサミか、Qrio Lockで好みが分かれる点と思います。

拡張性について

有名なQrioなどと比較してセサミMiniが優れていることの一つとして、拡張性が極めて高いことが挙げられます。いったいどのように拡張をすることができるのか。この章で見ていきたいと思います。

スマートスピーカーと連携して声で操作

セサミMiniは、スマートスピーカーに話しかけて施錠することが可能です。

QrioはAmazon Echo(Alexa)のみこれに対応していますが、セサミMiniの場合、さらにGoogle Homeにも対応しています。

どちらか一方しか持っていない人でも対応可。これは非常に嬉しい部分です。

設定については、Amazon Echoの場合はスマートホームスキルで、Google Homeの場合はDirect Actions(標準のスマートホーム機能)から設定することが可能です。

セサミMini〜Alexa連携
▲Amazon Echoの場合は、セサミスキルを有効化〜アカウント認証をし、Alexaのデバイスの紐付けして完了。

セサミMini〜Google Home
▲Google Homeの場合は、「アシスタントの検索」からセサミロックにリンクし、部屋の割当をすれば完了。

このスマートスピーカーに話しかけてセサミで家の鍵を施錠するということの便利な点として、家の中で鍵を締めたか不安になった時、わざわざドアの近くにいかずともスマートスピーカーにとりあえず話しておけば施錠状態にすることができる点が挙げられます。

これは冬には中々効果的でした。というのも玄関周りって暖房ついていないことがほとんどなので、寒くていちいち廊下を歩いて玄関に行くこととかが億劫になるんですよね。

この点、セサミMiniを装着したドアであれば、施錠されているか否かに関わらず、鍵を締めたか不安になったその瞬間からGoogle Homeに話しかけるだけで施錠が担保されるといったことは中々安心できる点でした。

なお、スマートスピーカーによる操作の場合、直接接続では状態確認と施錠のみに対応しています。(Google Homeでは解錠もできるような説明書きがあるが、実際には動作しない。)

これは、Amazon Echo及びGoogle Home双方が防犯上の理由で「解錠」操作に対応していないためです。

基本的にスマートスピーカーから解錠をするということは、意図しない動作や家の外からも大声出せば解錠することができてしまうため、防犯上おすすめはしません。

しかし、利便性からして、どうしてもスマートスピーカー解錠操作をしたいといった場合には次のIFTTTとの連携の章を参考にしてください。

IFTTTとの連携

この製品の大きな特徴は、「IFTTT」という外部サービスに対応していることです。

ちなみにIFTTTとは「もし〇〇の場合、☓☓する」といったルール設定・仕組みを簡単に作れるサービスです。

このルールをIFTTT上で作っておくことで、その指定したルールの自動実行が可能となります。

このIFTTTは、スマートホームな仕組みづくりをする上ではもはやプラットフォームともいえるほどのサービスであり、日本で流通している主要なスマートロックでこれに対応しているものは、現状セサミスマートロックシリーズのみであることからも非常に嬉しい点です。

ちなみにIFTTT上では、以下のものが用意されています。

トリガー

  • セサミを解錠
  • セサミを施錠
アクション

  • セサミを解錠
  • セサミを施錠

トリガーとアクション双方に解錠・施錠があるのが嬉しい点。

これらを上記の〇〇✕✕に当てはめて設定し、ルール設定をすることが可能です。

イメージしやすいよう、このIFTTTと連携してできることや活用例について以下にざっとまとめます。

スマートスピーカーから解錠も可能に

注意
万が一の誤動作による解錠を防ぐために、必ず上記のオートロック設定を実施しておいて下さい。IFTTTから誤って解錠されてしまってもオートロックで施錠することが可能であるためです。

スマートスピーカーからの連携は、直接連携の場合施錠しかできませんでしたが、IFTTT上のアクションを活用することで、スマートスピーカーに話しかけて解錠を実現することができます。

セサミMiniをスマートスピーカーで解錠
▲IFTTT上でトリガーに「Google AssistantまたはAmazon Alexa」、アクションに「セサミの”unlock your SESAME”」を設定すれば、スマートスピーカーに話しかけるだけで家の鍵が開く!

これが便利なシーンとして、例えば家族の帰宅時や来客が来てマンションのエントランスロックを解錠した際に、玄関まで行かずとも、スマートスピーカーに話しかけるだけで解錠したりが可能となったりします。

(寒い冬とかにこれができたのは中々便利でした。玄関寒いので…ってどんだけ怠惰なんだ笑)

ちなみに我が家では話しかけてから10秒前後で解錠することができています。
(以前はセサミが操作されるまでにだいたい20秒〜30秒前後かかっていましたが、宅内ネットワーク環境を改善したことで、実用性が増しました。)

スマートスピーカーだけでなく、例えばGoogle Assistantが搭載されたスマートウォッチやワイヤレスイヤホンでも使えると思います。

この拡張性の高さがセサミの良い点。お試しあれ!

その他IoT製品との組み合わせ

IFTTTを使う上で最も簡単な例は上記のスマートスピーカーとの連携ですが、私が普段利用しているものから現在実験中の仕組みまで、とりあえず掲載します。どこかでご参考になれば幸いです。

(例1)Nokia Sleepとの組み合わせ

Nokia Sleepとは睡眠サイクルを計測できるマットレスパッドです。

これはIFTTTに対応しており、「ベッドに入ったら」「ベッドから出たら」という2つのトリガーを軸にIFTTT経由でセサミを操作することができます。

私は寝に入った際にセサミを施錠するという設定にしています。寝に入ったら必ず「施錠されていることが担保される」という点で安心。

セサミ〜Nokia Sleep連携
▲ちなみにこのNokia Sleepを組み合わせて、いろんな製品を同時操作している。トリガーにNokia Sleepを全く同じ設定にし、アクションに色々な製品を組み合わせることで、「寝に入ったら、セサミMiniをロックかつTVエアコンシーリングライトを一括オフかつ間接照明をオンかつアロマディフューザをオン」という設定をしている。ベッドに寝っ転がるだけで安心かつ快適な環境づくりが実現できる。

(例2)Switch Botとの組み合わせ

セサミにかかわらず、スマートロック全般の課題として、前回の記事でも指摘したように、マンションのエントランスロックとの連動が挙げられます。

というのも、マンションのオートロックを解錠するために結局鍵が必要になるため、玄関にたどり着く前に家の鍵を探す必要があり、手に持っている状態となります。

この時点で、スマートロックの価値は半減します。

私はこれを、Switch Botというボタンを遠隔でプッシュできる製品を用いて、エントランスロック解錠〜家の解錠まで全てiPhone(Apple Watch)上で実現しています。

とはいえ、これはSwitch Botとセサミ2つのアプリを用いるため、いちいちタップしていかねばならず、やや煩雑です。

そこでIFTTTの自動化を駆使してスムーズに突破することができないか実験中です。

現状は、先述したIFTTT経由の操作は遅延が起こりやすいことから、セサミ解錠とエントランスロックの解錠タイミングを合わせることができず四苦八苦しています。笑

うまいことできる仕組みがあればこの記事に追記したいと思います。

(例3)セサミMini〜GHKit〜スマートスピーカーで作る簡易受付システム

GHKitというスマートスピーカーに喋らせることができるツールを利用して、セサミの「施錠」をトリガーにスマートスピーカーから何かを言ってもらう簡易的な受付システムを作成中です。

これをやるためには、「セサミMini(解錠)〜Webhooks〜GHKit」とつなぎます。

セサミ〜GHKit連携
▲現時点では、以下のリンクで掲載していることを応用し、Google Homeに話しかけて簡易的な日記を音声メモでつけたりなどを取り組んでいます。これをさらに応用して音声メモ〜Googleスプレッドシートとつなぎ、音声メモで簡易的な家計簿を作成するといった運用を検討中。

Google Homeに話しかけてメモを取るのが便利すぎる。4つの方法とその理由

こういうのはGoogle Home側で何かアラートを出してもらわないとGoogle Homeに話しかけること自体を忘れてしまうので、意外と便利な点。

ちなみにGHKitはテキストで指定する以外に、音声メモを録音することができるので、家族が帰ってきた際の言伝として利用できたりするかもしれません。(例えば「ゴミ捨てといて」とか…玄関に着いて靴を脱いでる間に音声が再生されるため、LINEとかよりリマインダーになりやすい)

正直万人の役に立つかというと微妙だと思いますが…笑 とまぁこんな感じで色々できます。

さて、こんな感じで、IFTTTはやり方次第でほぼ無限に自分の好きな仕組みを作れます。

その中で玄関の鍵というのは家の出入り口であるため、何かのトリガーにしやすい性質を持っています。

そしてセサミは日本ではスマートロックとしてIFTTTに対応する唯一のデバイスということで、とても価値が高く、拡張性の高い優れたデバイスと言えます。

今後も積極的に試していき、何か良いものができたらここに追記していきたいと思います。

API公開による開発

セサミはAPI公開までされています。これも拡張性の高さとして優れている部分。

特に開発者の方なら非常にうれしいポイントではないでしょうか。

これにより、自作のスマートホーム管理システムに組み込んで操作することができたり、Integromatなどを活用した各トリガー間の遅延実行を実現することが可能かと思います。

また、公式ではFelica装置と組み合わせてシステム構築し、Suicaで施錠解錠するといったことも紹介されていました。これができたら相当嬉しい!

私は非技術者なので、このへんのことに疎く、今色々と勉強中です。良い仕組みができたらこれもこの記事に追記していこうと思います。

おわりに

セサミMini

4.5

  • コンパクトになり違和感少なくすっぽり収まる筐体
  • 他社と比較して性能・機能性・拡張性全てに優れている
  • その割にスマートロックとしては価格安すぎ、コスパ抜群!
  • 操作時のモーター音が結構気になる

この製品の特徴はとにかくダントツでコスパが良い点です。私も提供品を受けていながら、ついつい追加で2台ポチってしまいました笑

今回レビューで指摘した点が妥協できれば、即買いしてよいレベルです。

IoTな製品は付加価値がわかりにくい割に高額のものが多いため、やはり価格面でここまで安いというのは嬉しい点でしょう。

かつ他社より機能性や拡張性が高く色々できることも多い。素晴らしいコストパフォーマンスです。

日本における家庭向けスマートロックは、ブランド力からして現時点ではQrioが優勢と思いますが、今後利用ユーザーが増えていったときに、このセサミMiniが主力になりうるかもしれません。

その可能性に惹かれ、いち早く使用感をお届けしたい思いで、今回メーカーさんへ交渉し、特別レビューをさせて頂きました。

レビューの中で指摘したように、まだまだ改善の余地はありますが、まさに今後のスマートロック普及の「鍵を握る」デバイスと言えますね。

Makuakeでキャンペーン実施中!
参考 セサミ公式ブログCANDY HOUSE JP

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