【2018年】スマートリモコンおすすめランキング(8選)|スマートホーム・IoTを簡単実現

更新:2018年11月30日

  • Nature Remoのテレビプリセット機能対応の加筆

当記事は、各社最新の仕様や独自の実機検証結果に応じて随時更新・順位変動しています。

Amazon EchoやGoogle Homeが日本に上陸してからというもの、スマートホームの流れが加速してきています。

その中で特にこのスマートリモコンは、赤外線リモコンで操作する家電の多い日本において、とても注目度の高いデバイスです。

そこで今回は、本当にオススメのスマートリモコンはどれか?というのをランキング形式で見ていきたいと思います。

ちなみに私は、日本で発売されているスマートリモコンのほぼ全台を所持しており、それぞれの利用経験を踏まえランク付けをしていきます。

スマートリモコンとは何か

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Image:ORVIBO

まず前提として、スマートリモコンとはそもそもどういうものかを整理します。

スマートリモコンとは、シンプルに言うと、「Wi-Fi対応した学習リモコン」です。

あらゆる赤外線リモコンの信号を端末に覚え込ませ、スマートフォンやスマートスピーカーからネットワーク経由でその赤外線信号を発信することができます。

これにより、スマホアプリからの家電の遠隔操作やスマートスピーカーによる家電の音声操作がこれ1台持っているだけで可能になるのです。

また、リモコンをこの装置1台にまとめて操作できるのも便利な点です。

スマートリモコンを導入することで、例えば以下のようなことができるようになります。

  • 夏や冬に家に帰る前にエアコンを外出先からつけておく
  • 家電の消し忘れへの対処(外出先から遠隔操作)
  • 家電を一括でオンオフしたい(シーン/マクロ機能の利用)
  • 家電を音声操作したい(スマートスピーカーと連携)
  • 家電を自動制御したい(内蔵センサーやIFTTTを利用)

こういったことをしようとするなら、Wi-Fi対応したスマート家電の導入が必要になると思われがちですが、これには導入に大変なコストや手間がかかります。

それを、今ある家電に外付けで数千円のスマートリモコンを1つ導入するだけで、上記に記載のような、ちょっと未来的なことが簡単にできるようになります。

そんな便利なスマートリモコンですが、私の利用経験やこれからの時代を踏まえて重要なポイントを以下に掲載していきます。

スマートリモコンを選ぶ上で重要なポイント

各スマートリモコンをランクづけする前に、重要なポイントや選定基準など、評価軸を掲載します。

ざっとご一読いただければと幸いです。

スマートスピーカー(音声アシスタント)連携に対応しているか否か

冒頭でAmazon EchoやGoogle Homeというキーワードを出しましたが、このような音声操作端末と組み合わせるととても便利です。

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▲スマートスピーカーとスマートリモコンによるハンズフリー操作はとても便利!

部屋にあるテレビやエアコンをスマートスピーカーに話しかけるだけで操作できちゃいます。

ああ何となく寒いなぁ、暑いなぁと思いたった瞬間から、リモコンやスマートフォンを探して操作する手間なく、ただ「エアコンをつけて」と独り言をいうだけで、操作可能となるのです。

ちょっと未来的で、まさにスマートホームな仕組みです。スマートスピーカーとスマートリモコンを組み合わせるだけで、こんなこともできちゃいます。

スマートリモコンをお買い求めの方は、現状これを目的に購入する方も多いのではないでしょうか。

これからますます音声操作が普及する時代の流れもあり、スマートリモコンも音声アシスタントにしっかり対応しているものを選んだ方が後々得するのではないかと思います。

当記事では、現状最も重要な評価軸として考えています。

ちなみに、スマートスピーカーとの連携手段として、Amazon Echoには「スマートホームスキル」と「カスタムスキル」、Google Homeには「Direct Actions(スマートホーム機能)連携」と「Conversation Actions(カスタム)連携」のそれぞれ2パターン存在します。

この後頻繁に出てくる重要ワードなので、以下にざっと特徴を整理しておきます。

表_各スキルの特徴

デザイン性・スペックに優れているか

スマートリモコンは、その特性上部屋の比較的目立つ位置に常設しておくものです。よって、気に入ったデザインでないとインテリアにも影響を及ぼす可能性があります。

同様に従来のリモコンと同等またはそれ以上に直感的に操作性できるか否か、アプリのUIが洗練されているかもポイントです。

また、本体性能、特に赤外線が届く範囲(照射範囲)も重要です。

せっかく設置しても赤外線信号が各家電に届かなければ意味がないですからね。スマートリモコンは大抵の場合複数家電に利用されると思いますので、この範囲が大きければ大きいほど、配置に困らなくて済みます。

このような部屋に設置するものとして、デザイン面やスペック面も検討頂いた上で購入を検討された方がよいかと思います。

デザインは好みによる部分もあるかと思いますので、後述するそれぞれの製品にレビュー記事のリンクも貼っています。ご参考になさって下さい。

各種センサーがあるか否か

スマートリモコンには、各種センサーを内蔵しているものがあります。

簡単な例でいうと、温度・湿度センサーです。その時の温度や湿度を確認できるだけでなく、暑くなったらエアコンの温度を自動で下げるといったことも可能になるかと思います。

それ以外にも、環境をマッピングしたりグラフ化したりして、快適な設定をアシストしてくれたり、このセンサーを用いて自動で家電を制御する仕組みづくりができるものまで存在します。

筐体側にセンサーさえ内蔵されていれば、あとはアプリ側の機能追加や外部サービスとの連携といった後要素でできることが増えていくことにもなりますので、将来性という意味でも期待できます。

シーン(マクロ)機能があるかないか

シーン(マクロ)機能とは、複数の手順・ルールをスマートリモコンに記録し、自動的に実行させる仕組みのことを言います。

一例を挙げると、エアコンとテレビと照明(赤外線リモコン式)を同時につけたいときなどに便利です。

外出するときに、1プッシュで家電を一括オフにできたり、帰宅時に外出先からテレビ/エアコン/照明を一括オンにしておくなんてことができたりします。

通常のリモコンは、それぞれの家電専用のものになっているので、スマートリモコンの大きな特徴の一つです。

また、マクロ機能に近いのですが、「IFTTT」というサービスへの対応状況にも注目です。

このサービスは「もし◯◯になったら、〇〇する」というルールを、各サービスを組み合わせるだけで簡単に作れてしまうものです。スマートリモコンはこれに対応しているものもあります。

このIFTTT設定の自由度は極めて高く、もちろん上述したマクロ機能の「家電同時オン」を利用することもできますし、Amazon Echo(Alexa)や、Google Home(Googleアシスタント)とつなぎ合わせて、「もしスマートスピーカーにエアコンの暖房25度に設定して、といったらスマートリモコンで暖房25度に設定する」みたいな細かい設定も可能です。

このIFTTT対応のスマート家電はどんどん増えていっていますので、これにさえ対応していれば、新しいものが出たらそれに接続して便利な仕組みを作ることが可能となっていくかと思います。

本来プログラミングでこのルールを組むものを、IFTTTを使うことで簡単に設定できてしまうというものになります。対応していたらかなり便利であり、大きなポイントとなります。

プリセットが充実しているか

スマートリモコンは通常の「学習リモコン」と同様、リモコンのボタンをデバイスに一個一個覚え込ませることで、操作が可能となります。

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▲イメージはこんな感じです。白いのがスマートリモコンと呼ばれる装置です。それに向かってリモコンの信号を発信することで、スマホアプリも合わせて使いながら一つ一つ覚え込ませていきます。

しかし、リモコンにはボタンがいくつもあるので、重要なものに絞ったとしても、それらを一個一個登録していくのは結構手間ですよね。

そこで、スマートリモコンにはプリセット機能というものがあります。これに対応している家電であれば、自動でボタン毎の設定を一気に流し込むことができます。

買って即座に使いこなしたい方や、いちいち学習させるのが面倒くさいという方には、プリセット機能がしっかりしているものを選びましょう。

スマートリモコンおすすめランキング(8選)

さて、説明が長くなり申し訳ありませんが、いよいよ本題。おすすめ製品です。

各製品の下部にその製品のレビュー記事を掲載しているものもありますので、詳細を知りたい方は見てみて下さい。(随時レビュー記事を準備中)

注意
本記事のランキングでは、カタログスペックでは見えにくい差異を明確にするために、実用面を想定した細かい特徴まで解説しています。まずは「POINT」の部分をざっと見ていただき、その後気になる製品の詳細をご確認いただければと思います。

8位:iRemocon Wi-Fi(Glamo)

POINT

  • 他社にない独自機能が多い

かなり昔からある製品でスマートリモコンの老舗的な存在です。

プリセット機能、音声アシスタント対応(Alexa、独自音声認識機能)、マクロにも対応しています。

加えて機能は他社にはない「環境イメージマップ」や「Apple Watchから操作可能」もあります。

ただし、ネックなのは価格です。今回紹介する製品の中でもかなり高額で、初期費用は20,471円(税抜)かかります。
加えて上記のGPS機能、独自音声操作、外出先から操作を利用するのにさらに300円/月がかかります。

これらは現在のトレンドから、スマートリモコン導入の主目的ともいえるものなので、有料なのはかなり痛い。

高機能なのは確かですが、費用対効果に優れているとは言えず、ランキングは8位としています。

7位:ここリモ(中部電力)

POINT

  • エアコンの快眠コントロールで自動制御可能
  • 電気代予測機能で省エネ目的にも使える

中部電力からもスマートリモコンが発売されています。

これの特徴は、以下の2点です。

  • エアコンの快眠コントロール(エアウィーヴとの実証実験を元に、人気のエアコンの設定温度パターンを利用できます。入眠から数時間と起床までの数時間を1時間おきに温度のパラメータ指定が可能)
  • エアコンの電気代予測機能(住んでいる地域やエアコンの容量に合わせて電気代予測が可能になります。エアコンをつけっぱなしにした場合と切った場合の目安がわかる)

これはスマートリモコンとして珍しい機能で、エアコンを自動かつ快適に運用したい方におすすめです。

一方で、他の家電操作には欠点があります。

実際に利用してみるとわかるのですが、まずエアコン・テレビ・照明以外の家電を登録することができません。

また、登録できるテレビについては、チャンネル指定ができない(進む・戻るのみ)こと、照明は電源ON/OFFのみでリモコン照明にありがちな調光・調色といった機能を有していません。

よって、基本的に普通のリモコンを利用した方がむしろ便利と感じるシーンが多いです。

また、Google Homeにも未対応で全般的に発展途上と感じる部分が多いです。

あくまでスマホからエアコン特化で利用する場合に本製品をおすすめします。現時点では先述のポイントを満たしている部分が少なくランキングは7位としています。

6位:sRemo-R2(SOCINNO)

POINT

  • 複雑なホームオートメーションの仕組みづくりが可能
  • ほぼ全部入り

この製品の特徴は、ずばりその豊富な機能性。ざっとポイントを挙げるだけでも以下があります。

  • Amazon Echo/Google Home連携に両対応
  • マクロ機能
  • ルーティン設定(IFTTT)
  • 温度・湿度・照度センサー内蔵&グラフ表示可能
  • IFTTT対応(センサーによる環境の自動制御)
  • クラウド連携によるプリセット機能

一番最初に述べたスマートリモコンを購入する上で重要なポイントをほぼすべて揃えている製品です。

IFTTTでは、アクション部分による操作だけでなく、トリガーにも対応しており、センサーに応じた環境の自動制御が可能です。ある特定の時間帯に温度・湿度・照度をAND条件を組み合わせて家電を操作させるという、他のスマートリモコンではなかなか実現が難しい機能をアプリ上で実現しています。

また、Amazon Echo(スマートホームスキル)やGoogle Homeでの音声操作も可能となっています。その設定も他社と比較して柔軟にでき、特に任意の呼びかけ方ですべてのボタン(マクロ含む)を設定できるのがいいですね。

他にも、温度情報を取得して、それをグラフ表示することまで可能。他のほとんどのスマートリモコンは、取得時点のものでしか確認できず、その推移を見ることができないため、これはありがたい機能。ペットのいるご家庭や介護の見守り、家庭菜園なんかにも使えそうです。

さらにクラウド連携機能により、他の人が設定したリモコン信号(プリセット的に利用できることや、リモコンをなくして学習させられない時に便利)を取得することまで可能です。

これだけ揃って、金額も6,800円(税別)とかなり安いのが凄い所です。機能に対するコスパは一番といえます。

開発なしにここまで複雑なことができますが、それゆえにアプリの設定・操作がしにくいです。加えてアプリのUIデザインが良いとはいえず、使いにくさに拍車をかけています。

一度使い慣れてしまえば機能性・価格面から総合的に考えてかなりコスパの良い製品ですが、全般的に荒削り感が否めないこと、また導入ハードルの高さから現時点での順位は6位としています。

この製品は、上記の特性から、複雑な設定を苦にしない、ゴリゴリのホームオートメーションな仕組みづくりをしたい方にお勧めします。

※以下の記事では、前作sRemo-Rをレビューしています。情報がやや古いですが、アプリの操作感などご確認ください。(sRemo-R2のレビュー記事は現在準備中。)

5位:ORVIBO Magic Cube

POINT

  • 筐体のデザインが良い
  • 価格が安く一通りのことができ、コスパが良い

キューブ型のクールなデザインで、デザインアワード2017も受賞している製品です。マットなデザインも好感触です。また、サイズ感もかなり小さく、手のひらサイズで設置しても場所をとらないのがいい感じ。

その割に価格が安いのがいいですね。標準価格で¥5,000台とかなりお得に購入可能です。

その割に機能はそれなりに揃っていて、「シーン」というマクロと同等な機能を持ち合わせており、Amazon Echo・Google Homeとの連携に両対応しています。

また、プリセット機能も豊富で、エアコンやテレビは当然のこと、それ以外にもテレビボックス(Appleなど)やプロジェクターにも対応していて簡単に設定が可能です。

加えて、ORVIBOシリーズは別売ながらスマートカメラ(ネットワークカメラ)の発売もしており、それぞれがHomeMateアプリで操作することから、Magic Cubeと連携して操作させることも可能です。セキュリティキット(現在クラウドファンディング中)やスマートプラグも発売予定となっています。

一方で欠点としては、主に以下の2点。

  • 温度湿度や照度などセンサーを内蔵していない(別売製品で出てくる可能性はあるが、これ一台で室内環境の確認や家電コントロールができない。)
  • リモコンの照射範囲がやや狭い

当サイト独自の検証結果では5mでギリギリ届くといった感じで、他の製品と比較して照射性が弱い。広い部屋で複数家電を操作するには向かない。

全般的に価格と機能面のバランスが良いと思いますが、欠点があるのも確か。この製品は外観デザインが気に入った方へお勧めします。

4位:eRemote(LinkJapan)

POINT

  • 別売スマートホーム製品のラインナップが豊富で拡張性が高い。
  • Amazon Echoとの連携利用で特におすすめ(Alexaシーン機能にまで対応)

この製品の大きな特徴は、通常のスマートリモコンとしての利用だけでなく、別売で連携できる製品がかなり豊富な点です。

部屋の空気質をモニタリングして、状況に合わせた家電操作が可能となる「eSensor」や、eRemoteと同アプリで操作可能なスマートプラグ:「ePlug」、さらに中々ないカーテンの開閉が可能な「eCurtain」など、非常に多くのラインナップがあり、拡張性に非常に優れています。

将来的に様々な製品を組み合わせ、「スマートホーム化」を実現したい、そういった大きな視点を持っている方にお勧めできます。

さて、実際のスマートリモコン本体の機能性としてはどうでしょうか。

まずAmazon Echo/Google Homeに両対応していますが、こちらはいずれも標準のスマートホーム機能を利用したもの(スマートホームスキル/Direct Actions)のみの操作となります。

カスタムスキル/Conversation Actionsに対応していないことによって、エアコンの操作がしにくいなどの欠点もありますが、それはスマートスピーカー側の仕様が追いついていないことも一因としてあります。

ただし、Amazon Echoにおいては、Alexa標準のシーン機能が利用することができ、eRemote本体のマクロ機能がそのままAlexaで利用できることで、簡単に複数家電の実行(遅延実行含む)ができることが大きな特徴です。

ちなみにこの製品は、比較的以前から日本発売されており、そのためかeRemote mini/eRemote/eRemote Proの3種のラインナップがあります。

違いを簡単に解説すると以下の通りです。

  • eRemote(価格やや高い、温度センサーを内蔵、ACアダプター同梱)
  • eRemote Mini(価格安い、温度センサーなし、ACアダプター同梱なし)
  • eRemote Pro(価格高い、電流センサー内蔵、エアコンの稼働確認が可能)

特に最上位のeRemote Proはスマートリモコンとしては唯一無二の、家電の稼働確認ができるが大きなポイント。これは他のスマートリモコンと違い、単に赤外線を飛ばして終わりというだけでなく、本当に家電が動いているのかまで確認ができます。

安全性・確実性を第一に考えるのであればPro、スマートリモコンとして基本的なことができれば十分であれば、廉価版のminiがおすすめです。

このようにスマートリモコン単体としては、現時点で全てが揃っているとは言い切れないものの、関連製品のラインナップが非常に豊富で、最終的にスマートホームを目指したいといった方には、おすすめの製品。

今後本記事で上位にする可能性が大いにあるスマートリモコンです。

3位:スマート家電コントローラ RS-WFIREX3(ラトックシステム)

POINT

  • スマートリモコンとして性能面・機能面ともにまとまっている。
  • コスパが良い。安心の日本仕様で最初の1台としておすすめ。

安定感があるのが、このスマート家電コントローラー。

まず日本のメーカーが開発しているからか、日本で普及している家電のプリセットが豊富で設定の負担が少ないです。

さらにマクロ機能もついており、価格は6,000円台とかなりコスパに優れています。

本体も非常にコンパクトなのに、範囲も水平方向360度、垂直方向180度、見通し20mはOKとかなりのカタログスペックで、実際に製品を実機検証したところ、底面以外のどの方向からでも15m先の対象物を操作できました。このように、スマートリモコンの中でも一二を争う家電操作の範囲の広さが大きな特徴です。

おまけに温度・湿度・照度センサーまでついており、介護やペットの見守り用途といったことにも使えます。すごい。

さらに大きな点として、スマートスピーカーとの連携設定は、Amazon Echoの場合、スマートホームスキルとカスタムスキルの両方に対応、Google Homeの場合、Direct Actions(スマートホーム機能)連携とConversation Actions(カスタム)連携にそれぞれ両対応しています。

これにより、電源ON・OFFといった基本的な操作は命令のしやすいスマートホームスキルで、エアコンの温度設定の細かい操作はカスタムスキルでといった形で設定の工夫なしに使い分けることが可能です。

つい最近ではAlexaのエンターテイメント用スマートホームスキル(主にテレビ用のスマートホームスキル)にいち早く対応してくるなど、この製品は頻繁に有用なアップデートをどんどんしている点も好感触で今後に期待できます。

唯一欠点というべきは、IFTTT対応やAPI公開がなく、拡張性に欠けるといったところですが、ほとんどの人にとっては、これまで述べてきた機能で十分すぎるかと思います。

3位ですが、これ1台でスマートリモコンでできることを一通り体験したい!といった入門用におすすめのスマートリモコンです。

2位:LS-Mini(LiveSmart)

POINT

  • ほぼ全部入り。コスパ抜群
  • AI機能は他社になく、今後の発展性に期待大。

この製品は比較的新鋭の製品です。

特筆すべきなのは、機能の豊富さ。以下の通りほぼ全部入りです。

  • Amazon Echo スマートホームスキル・カスタムスキル両対応
  • Google Home Direct Actions・Conversation Actions両対応
  • IFTTT対応
  • マクロ機能あり(スマートスピーカーの音声操作で家電同時実行も可能)
  • プリセットあり
  • センサーによる家電の自動制御(タイマー・スケジュール・温度・照度・GPS)

ここまで他のスマートリモコンのいいとこ取り。

さらにAI(Adaptive Intelligence)機能と呼ばれる、人間の活動に応じたエアコンの自動制御まで可能という素晴らしさです。

これだけ揃って金額も6,980円とかなりのコスパの良さ。

発売初期はGPSトリガーの設定に関する不具合なども見られましたが、それらも徐々に改善が見られています。

実用面での欠点としては、リモコンの登録が失敗しやすい点とアプリの作りがやや複雑(階層が多かったり項目が多かったりで設定が煩雑)といった設定面の細かい部分くらいで、これ1台あればスマートリモコンのできることをほぼ満たせるでしょう。

特に上述のAI機能の発展性に期待です。現状はエアコン制御のみ可能で、エアコンの自動運転とあまり差異はない印象ですが、今後複数家電への対応や、スマートスピーカーによる状態の即時切り替えなどが実現できれば、かなり有効活用できることでしょう。

発展途上感はあるものの、機能はほぼ全部入り。欠点といえるのも細かい点のみ。今後に期待のスマートリモコンです。

1位:Nature Remo(Nature Japan)

POINT

  • 筐体・アプリ共にデザイン性に優れる。
  • シンプルかつ洗練された使用感。
  • ほぼ全部入り。

今回1位としたのは、このNature Remoです。

まず、筐体からアプリまでデザインがとても洗練されています。全般的に質感はスマートリモコンの中ではかなり高く、他社のものでここまで洗練されているのはないと言っても過言ではありません。

このUX面を非常に意識して作られているように見受けられ、操作性も非常にシンプルかつ直感的で日常利用に不自由しません。

また、赤外線を通しにくい白い素材の筐体のわりに、かなり広範囲に家電を操作することが可能です。

センサーも他社に類を見ないほど豊富に内蔵されています。温度・湿度・照明だけでなく、人感センサーも内蔵されています。これらを利用して、特段の開発を必要とせず家電の自動制御まで可能というのは非常に大きな特徴です。

もちろん流行りのAmazon EchoとGoogle Homeは全ての連携方式に対応しています。カスタムスキルやConversation Actionsでも「リモで◯◯して」といった感じで、短い命令言葉で操作できるので、音声操作面ではこれがベストです。

初期設定も簡単です。特に設定に癖のあるエアコンのプリセットはかなり豊富で、すぐ利用することができます。(登録に手間のかかるテレビは手動なのがややネック)※2018年11月のアップデートでテレビのプリセット機能にも対応しました!

さらに大きな特徴として、シーン(マクロ)機能IFTTTにも対応しています。特にIFTTTはGoogle HomeやAmazon Echoと連携できるだけでなく、最近はIFTTT対応しているスマート家電・ガジェットが多くなってきており、このサービスに対応しているだけで他社製品との連携も可能となり、あらゆる仕組みづくりができるので、拡張性はかなり高いです。

さらにさらに、API公開もされています。これによりセンサーが多く内蔵されていることも含めると、自由度の高い仕組みづくりをすることができたり、開発ができる方やそれを苦にしない方には現状これ一択といえるほど。

一方でネックは価格面(税別13,000円)くらいかなといったところですが、2018年6月に新しく「Nature Remo mini」といった製品も発売されています。

このNature Remo miniはセンサーは温度のみしか対応していませんが、若干お安くなっており、もちろんNature Remoのデザイン性やセンサー以外のすべての機能は継承しています。よって、これまで予算都合でNature Remoを諦めざるを得なかった方でも、廉価版のminiを購入するといった選択肢ができました。

長々と特徴を述べてきましたが、デザイン性と機能性、扱いやすさ、IoT的なアプローチ、仕組みづくりの自由度の高さといったすべての点に優れており、とりあえず家電のリモート操作を試してみたいといった方から、複雑な仕組みづくりやスマートホームシステムを構築してみたいといったコアな要望までカバー。

このように、全てにおいて他のスマートリモコンの一歩先を行っているNature Remoを1位にしています。

番外編

さてここまでランキング形式でオススメのスマートリモコンを見ていきましたが、こんなアプローチもあるよというのをついでにご紹介します。

Clova Friends Dock

「音声で家電を操作」という点に注目すると、Clova Friendsシリーズの底面に取り付けて利用できる、Clova Friends Dockも手軽でおすすめです。

エアコン・テレビ・照明を操作することができ、特にエアコンはシンプルなワードで温度変更など細かいことが可能なのが大きいです。

反面、スマートリモコン専用機というよりClova Friendsシリーズのオプション的な立ち位置のため、ランキングで紹介している製品群ほどの機能性は持ち合わせていないということがあり番外編に掲載しています。

この製品は、Clova Friendsシリーズを持っている or 購入予定で、手軽に家電の音声操作をしてみたいといった方にお勧めできます。

SwitchBot Hub Plus

SwitchBot Hub Plus スイッチボット スマートホーム対応 学習リモコン アレクサ-グーグルホーム対応 iotリモコン スマート家電
SwitchBot

スマートホーム界隈では比較的有名な製品として、「Switch Bot」という装置のボタンを押してくれる「プッシュロボット」というものがあるのですが、実はこれに利用するネットワークハブが赤外線コントロールに対応しており、スマートリモコンのように扱えます。

実はAmazon Echo、Google Home、IFTTTに全対応もしています。外観も雲の形でオリジナリティがあり、発光も鮮やかなライトでおしゃれな感じ。

スマートリモコンとしてみると、その志向性からアプリも含めそれにあまり最適化されていない印象で、今回は番外編に掲載していますが、使い勝手はよく、今後ランキングに含めるかもしれません。

穴場的ですが、Switch Botをすでに利用している方にはかなりおすすめです。

HUIS学習マルチリモコン

これは、今回紹介してきたようなスマートリモコンというより、学習リモコン端末そのものです。

ソニーのクラウドファンディング:First Flightから生まれた学習リモコンで、ディスプレイ部分には電子ペーパーが搭載されており、ボタン配置や背景のカスタマイズなど、UIを自在に変更できるのが良いですね。

もちろんリモコン端末そのものなので、スマートフォンを使わずに操作可能です。

他のスマートリモコンのようにネットワーク経由で、といった志向とは異なりますが、スマートフォンを利用前提せず従来のリモコンのようにパッと手に持ち利用できることが特徴。家で使うのみであればこういった選択肢もあるよということで、番外編としてご紹介します。

おわりに

ということでスマートリモコンのおすすめ製品ランキングを、実際に利用してみた観点も含め掲載しました。

ランキング形式でまとめていますが、今回述べた特徴から、それに依らず自分に合うと思われる製品を選んで頂ければと思います。

また、注目の製品が出たら随時更新していきますね!

参考情報(実機計測結果)

お役立てになるかもしれないので、ご参考までに実機検証の一部を公開します。

注意
独自調査結果のため、あくまで参考程度にとどめてください。(データ集計:2018年3月時点)

赤外線の届く範囲について(実測)

スマートリモコンの赤外線が届く範囲を実測で比較しています。今後他製品も追加していきます。

※上記表の注意点
・スマートリモコンは赤外線モジュールが複数内蔵されていることが多いことから、正確な照射角を測定できなかったため、本体表面・側面・底面という曖昧表現をしています。
・TV(SHARP)を使って測定。
・水平、直下、直上:TV受信部位から見た各リモコン本体の配置場所
・表面、側面:赤外線を発信する本体の向き(ロゴや内部モジュールから正方向を個人的に判断。なお側面は任意の軸から0°,90°,180°,270°の4つの方位から測定した結果である。)

以下の記事ではスマートスピーカーからの音声操作に特化してスマートリモコンを評価しています。※やや情報が古いため、直近で更新予定です。お楽しみに!
AmazonEcho_スマートリモコンAmazon Echo(Alexa)とスマートリモコン|家電操作に最適な組み合わせは?徹底比較! Google Homeとスマートリモコン|家電操作に最適な組み合わせは?徹底比較!

2 Comments

Kou

管理人のKouです。
とても嬉しいお言葉ありがとうございます!励みになります^^
引き続き頑張って更新していきますのでよろしくお願いいたします!

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