【2018年】スマートリモコンおすすめランキング(6選)|スマートホームを簡単実現!

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更新:2018年3月25日
  • eRemoteのエアコン、テレビ電源ON/OFFボタンがAlexa対応に伴う加筆修正。
  • RS-WFIREX3のAlexaスマートホームスキルに対応に伴う加筆修正。
当記事では各社最新の仕様や独自の実機検証結果に応じて随時更新&順位変動しています。

Amazon EchoやGoogle Homeが日本に上陸してからというもの、スマートホームの流れが加速してきています。

その中で特にこのスマートリモコンは、赤外線リモコンで操作する家電の多い日本において、スマートスピーカーと並びスマートホームの根幹に近い製品として、徐々に存在感を示しています。

ちなみに私は、現時点で6製品を所持しており、内5台を運用しているスマートリモコンマニアです(笑)

そこで今回はその知識と経験を活かし、本当にオススメのスマートリモコンはどれか?というのをランキング形式で見ていきたいと思います。

スマートリモコンとは何か

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Image:ORVIBO

スマートリモコンとは、あらゆる赤外線リモコンの信号を端末に覚え込ませ、それをネットワーク経由で発信できる設置型の学習リモコンの一つです。あらゆるリモコンをこの装置1台にまとめてくれます。

スマートフォンから操作できるのが特徴で、各家電ごとにリモコンを探す手間が省けたり、インターネット経由で外出先からもスマートリモコンにアクセスし、赤外線信号を飛ばす(リモコン操作)をすることができます。

これにより、例えば寒い日に家に帰る前にエアコンを外出先からつけておき、部屋を温めておくことや、テレビを切り忘れたりしても外出先から操作することが可能になったりもします。

普通こういった遠隔対応をさせたりするとなると、ハイテク家電や技術力が必要になってくると思われるかもしれませんが、スマートリモコンであればこれ1台だけ買って、設置するだけ。

今ある古いテレビやエアコンでも赤外線リモコンのものであれば、わざわざハイテクなものに買い替えたりする必要なく、スマートリモコンだけを購入すればよいのです。既存の家電に外付けするようなイメージですね。

そんな便利なスマートリモコンですが、これがあるとさらに便利だよというものや、これからの時代を踏まえて重要なポイントを以下に掲載していきます。

購入する上で重要なポイント

さて、スマートリモコンを購入する上で特に重要なポイントを見ていきましょう。

スマートスピーカー(音声アシスタント)連携に対応しているか否か

冒頭でAmazon EchoやGoogle Homeというキーワードを出しましたが、このような音声アシスタント端末と組み合わせるととても便利です。

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▲スマートスピーカーとスマートリモコンによるハンズフリー操作はとても便利!

部屋にあるテレビやエアコンをスマートスピーカーに話しかけるだけで操作できちゃいます。

ああ何となく寒いなぁ、暑いなぁと思いたった瞬間から、リモコンやスマートフォンを探して操作する手間なく、ただ「エアコンをつけて」と独り言をいうだけで、操作可能となるのです。

ちょっと未来的ですよね。まさにスマートホームな仕組みです。スマートスピーカーとスマートリモコンを組み合わせるだけで、こんなこともできちゃいます。

スマートリモコンをお買い求めの方は、現状これを目的に購入する方も多いのではないでしょうか。

これからますます音声操作が普及する時代の流れもあり、スマートリモコンも音声アシスタントにしっかり対応しているものを選んだ方が後々得するのではないかと思います。

当記事では、現状最も重要な評価軸として考えています。

デザイン性・スペックに優れているか

スマートリモコンは、その特性上部屋に常設しておくものです。よって、気に入ったデザインでないとインテリアにも影響を及ぼす可能性があります。同様にアプリで直感的に操作性できるか否か、UIが洗練されているかもポイントです。

また、本体性能、特に赤外線が届く範囲(照射性)は重要ですね。せっかく設置しても赤外線信号が届かなければ意味がないですからね。スマートリモコンは大抵の場合複数家電に利用されると思いますので、この範囲が大きければ大きいほど、配置に困らなくて済みます。

このような部屋に設置するものとして、デザイン面やスペック面も検討頂いた上で購入を検討された方がよいかと思います。

デザインは好みによる部分もあるかと思いますので、それぞれレビュー記事のリンクも貼っておきます。参考になさって下さい。

プリセット機能があるかないか

スマートリモコンは通常、「学習リモコン」という形態であり、リモコンのボタンをデバイスに一個一個覚え込ませることで、操作が可能となります。

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▲イメージはこんな感じです。白いのがスマートリモコンと呼ばれる装置です。それに向かってリモコンの信号を発信することで、スマホアプリも合わせて使いながら一つ一つ覚え込ませていきます。

しかし、リモコンにはボタンがいくつもあるので、重要なものに絞ったとしても、それらを一個一個登録していくのは結構手間ですよね。

そこで、スマートリモコンにはプリセット機能というものがあります。これに対応している家電であれば、自動でボタン毎の設定を一気に流し込むことができます。

買って即座に使いこなしたい方や、いちいち学習させるのが面倒くさいという方には、プリセット機能がしっかりしているものを選びましょう。今回紹介するものも、ほとんどがプリセット機能を有しています。

マクロ機能があるかないか

マクロ機能とは、複数の手順・ルールをスマートリモコンに記録し、自動的に実行させる仕組みのことを言います。

例えば、エアコンとテレビと照明(赤外線リモコン式)を同時につけたいときなどに便利です。

外出先から1ボタンでこれを押せば、家に帰った時に暗くて寒くて音も流れていない、ちょっと怖い雰囲気からも開放されるかもしれません。

通常のリモコンは、それぞれの家電専用のものになっているので、スマートリモコンの大きな特徴の一つです。

また、マクロ機能に近いのですが、「IFTTT」というサービスへの対応状況にも注目です。

このサービスは「もし◯◯になったら、〇〇する」というルールを、各サービスを組み合わせるだけで簡単に作れてしまうものです。スマートリモコンはこれに対応しているものもあります。

このIFTTT設定の自由度は極めて高く、もちろん上述したマクロ機能の「家電同時オン」を利用することもできますし、Amazon Echo(Alexa)や、Google Home(Googleアシスタント)とつなぎ合わせて、「もしスマートスピーカーにエアコンの暖房25度に設定して、といったらスマートリモコンで暖房25度に設定する」みたいな細かい設定も可能です。

このIFTTT対応のスマート家電はどんどん増えていっていますので、これにさえ対応していれば、新しいものが出たらそれに接続して便利な仕組みを作ることが可能となっていくかと思います。

本来プログラミングでこのルールを組むものを、IFTTTを使うことで簡単に設定できてしまうというものになります。対応していたらかなり便利であり、大きなポイントとなります。

各種センサーがあるか否か

スマートリモコンには、各種センサーを内蔵しているものがあります。

簡単な例でいうと、温度・湿度センサーです。その時の温度や湿度を確認できるだけでなく、暑くなったらエアコンの温度を自動で下げるといったことも可能になるかと思います。

それ以外にも、環境をマッピングしたりグラフ化したりして、快適な設定をアシストしてくれたりするものもあります。

筐体側にセンサーさえ内蔵されていれば、あとはアプリ側の機能追加や外部サービスとの連携といった後要素でできることが増えていくことにもなりますので、将来性という意味でも期待できます。

コスパに優れているか

これだけポイントを述べておいてすみませんが、基本的にこれから紹介するものは上記のポイントを押さえたものを選定しているため、性能面・機能面で横並びのものが多いです。

よって、同じような性能・機能を有しているならば、安い方がよいのは当たり前です。最終的には価格面での入手のしやすさも重要になってくると考えています。

以下ではコスパ的な観点からもランキング付けしています。

スマートリモコンおすすめランキング(6選)

さて、説明が長くなり申し訳ありませんが、いよいよ本題。おすすめ製品です。

なお、今回はポイント的な部分を掲載していますが、各製品の下部にその製品のレビュー記事を掲載しているリンクもあります。詳細を知りたい方は見てみて下さい。

6位:iRemocon Wi-Fi(Glamo)

かなり昔からある製品でスマートリモコンの老舗的な存在です。

上記の重要なポイントであるプリセット機能、音声アシスタント対応(Alexa、独自もあり)、マクロにも対応しています。

加えて機能は他社にはないものが結構あります。例えば、以下のようなものです。

・Apple Watchから操作可能
Apple Watchがリモコンに!常時着けている方へにおすすめ。
・環境イメージマップ
温度、湿度センサーにより、ウィルスやカビなどが発生しやすい状況をアプリから把握でき、快適なゾーンを常にウォッチすることができます。
・myThings連携
IFTTT代替。スマートリモコンの中でこれに対応しているのは現時点でiRemoconのみです。
・独自音声認識
スマートスピーカーを持っていなくても、音声によるハンズフリー操作が可能。
・コマンド仕様の公開
開発ができ、より柔軟な設定や仕組みづくりが可能。
・訪問設置サービス
全般的にサポート関連が手厚い。

よって、今回紹介するものの中で機能性はかなり優れていると言えます。

ただし、ネックなのは価格です。今回紹介する製品の中でもかなり高額で、初期費用は20,471円(税抜)かかります。
加えて上記のGPS機能、独自音声操作、外出先からのリモコン機能を利用するには300円/月がかかります。

特に外出先からの操作はスマートリモコンの主目的とも言える機能の一つなので、これが有料なのはかなり痛い。
高機能であるものの、費用対効果に優れているとは言えません。昔はゼロスタートプランやiRemocon for フレッツという本体込みで300円/月(2年縛り)と格安のレンタルサービスがあったのですが、現在は契約受付終了となっています。

上記に述べた機能がどうしても必須と感じ、かつ価格面で問題ない方はiRemoconを検討いただくのが良いかと思います。

こちらは比較的前から発売されている製品です。私も以前から便利に利用しています。

特にAmazon Echoとの音声操作は快適です。Alexaスマートホームスキルに正式対応しています。これは、照明・エアコン・テレビの電源ON/OFFボタンのみ対応となっていますが、この電源ONボタンに他のボタンを設定し、定型アクション機能で任意のセリフから呼び出し設定をすることで、無理矢理ながらあらゆるリモコンボタンを登録&操作するなんてことも可能です。

最近Google Homeにも対応され、こちらは照明カテゴリ(電源ON/OFFのみ)に限定されていますが、Amazon Echoと同様に任意のボタンを任意のセリフから呼び出し設定が可能。

さらなるポイントとしては拡張性が高いこと。LinkJapanの製品であれば簡単に連携させることができるので、例えばeSensorと組み合わせて、空気質や照度に合わせて自動でエアコンを操作したりテレビを消すなんてことも可能です。

一方で、他社スマートリモコンが多く出てきた現在では、各種センサー類が少ない(上記の別製品を購入する必要がある)割に価格が高いのがネック。

廉価版のeRemote miniも用意されていますが、これでもちょっと高い。(日本で使うにはかなり難アリですが、海外版eRemoteであるrm-mini3※技適なしは2,000円〜3000円ほどの金額になっています。)

その価格差の割に、実用面込みで他社スマートリモコンと差別化できる要素が少ないため、ランキングは5位としています。

4位:sRemo-R(SOCINNO)

2018年1月30日に発売が開始された、sRemoの後継機である「sRemo-R」です。

この製品の特徴は、ずばりその豊富な機能性。ざっと上げるだけでも以下があります。

  • IFTTT対応(Webhooks含む)
  • Alexa連携(スマートホームスキル)
  • Google Home連携(IFTTT経由)
  • マクロ機能
  • タイマー機能
  • ルーティン設定(IFTTT)
  • 温度・湿度・照度センサー内蔵&グラフ表示可能
  • クラウド連携によるプリセット機能

一番最初に述べたスマートリモコンを購入する上で重要なポイントをほぼすべて揃えている製品です。

特に、IFTTTに対応しているのがGood。これに対応しているスマートリモコンは上記の通りかなり少なく、国内正規販売品の中ではNature Remoしかありませんでした。

このIFTTTに対応していることによって、製品の機能によらず様々な仕組みやマクロに相当する機能も自由自在に利用することができ、ホームオートメーションな仕組みづくりが簡単かつ柔軟にできるのです。

また、Amazon Echo(スマートホームスキル)やGoogle Home(IFTTT経由)での音声操作も可能となっています。その設定も他社と比較して柔軟にでき、特に任意の呼びかけ方ですべてのボタン(マクロ含む)を設定できるのがいいですね。ただし、Google Homeの場合はIFTTT経由であるため、設定が煩雑である点に注意しましょう。

他にも、温度情報を取得して、それをグラフ表示することまで可能。他のほとんどのスマートリモコンは、取得時点のものでしか確認できず、その推移を見ることができないため、これはありがたい機能。ペットのいるご家庭や介護の見守り、家庭菜園なんかにも使えそうです。

さらにクラウド連携機能により、他の人が設定したリモコン信号(プリセット的に利用できることや、リモコンをなくして学習させられない時に便利)を取得することまで可能です。

これだけ揃って、金額は6,800円(税別)とかなり安いのが凄い所です。コスパは一番でしょう。
ハードのデザインも前作sRemoと違い、白・青・赤とポップな感じで選択肢が3種もあるのが良いですね。

欠点としては、初期設定が煩雑(特にポート開放)であることと、アプリの操作性が良くないこと。特にアプリは全体的にチープな作りでUIが洗練されておらず、他社にあるようなエアコンの温度調節用インターフェースもないことから、完全なエアコン制御が難しいです。使い慣れるまでのハードルは今回紹介する中では比較的高いと言えます。

一度使い慣れてしまえば機能性・価格面から総合的に考えてかなりコスパの良い製品ですが、上述の通り全般的に荒削り感が否めないこと、また導入ハードルの高さから現時点での順位は4位としています。購入に当たっては、特に以下レビューもご参考の上、検討下さい。

3位:ORVIBO Magic Cube(Covia)

キューブ型のクールなデザインで、デザインアワード2017も受賞している製品です。マットなデザインも好感触です。また、サイズ感もかなり小さく、手のひらサイズで設置しても場所をとらないのがいい感じ。アプリのUIもそれなりに洗練されている印象です。

何より価格が安いのがポイント。¥5,537(税抜)と今回紹介した製品の中では最安で購入可能です。

その割に機能はしっかり揃っていて、「シーン」というマクロと同等な機能を持ち合わせており、Amazon Echo・Google Homeとの連携に両対応しています。

特にAmazon EchoとGoogle Home双方で、より標準機能(スマートホーム機能)に準拠した連携方法で利用できるというのが大きいです。eRemoteで述べたような任意のセリフで任意のボタンを登録するといったことが可能です。かつGoogle Home連携の場合、他社と違い複数カテゴリ(特にエアコン)を登録できることから、エアコンの温度調節といった細かいことまで対応しているのは非常に大きなポイントです。

また、プリセット機能も豊富で、エアコンやテレビは当然のこと、それ以外にもテレビボックス(Appleなど)やプロジェクターにも対応していて簡単に設定が可能です。

拡散円錐デザインで360度の赤外線発信が可能、10m以上の範囲に届き、スペック的にも申し分なし。

さらにeRemoteのように、ORVIBOシリーズも別売ながらスマートカメラ(ネットワークカメラ)の発売もしており、それぞれがHomeMateアプリで操作することから、これに内蔵されている人感センサーをトリガーにするなど、Magic Cubeと連携することも可能です。ちなみにスマートプラグも発売予定となっています。

欠点としては、温度湿度や照度などセンサーを内蔵していない点。特にセンサーについては、ソフトウエアアップデートで後々どうにかなる部分ではないため、介護やペットのいわゆる「見守り」用途に使うのが難しいことや、将来的に室内の状態によって自動制御するなどの手段が取れません。これは別売として出てくる可能性はありますが、現状これを妥協できるか否かだと思います。(上記のスマートカメラによって人感センサー連携は可能。)

しかしながら、価格も安く、デザインも洗練されており、拡張性面でも今後に期待できるため、ランキングは3位にしています。特にGoogle Homeとの連携を考えている方にはおすすめです。

2位:スマート家電コントローラー RS-WFIREX3(ラトックシステム)

日本のメーカーが開発しているからか、日本で普及している家電のプリセットが豊富でAmazon Echo・Google Homeとの連携に両対応もしています。

さらにマクロ機能もついており、価格は¥7,000(税別)※Amazonでは3月5日時点で6,872円(税込)とかなりコスパに優れる商品です。

本体も非常にコンパクトなのに、範囲も水平方向360度、垂直方向180度、見通し20mはOKとこの製品の大きさから考えると中々のスペックで、私が実測した中では、底面以外のどの方向からでも10m先の対象物を操作でき、赤外線の照射範囲がかなり広いことも特徴の1つです。

おまけに温度・湿度・照度センサーまでついており、介護やペットの見守り用途までにも使えます。すごい。

実際に利用した所、設定もスマートスピーカー連携まで含めかなり簡単で、買ってからすぐに使い始めることができました。

特にAmazon Alexaとの連携では、スマートホームスキルとカスタムスキルの両方に対応しているという点が大きいです。

これにより、電源ON・OFFといった基本的な操作は命令のしやすいスマートホームスキルで、エアコンの温度設定やテレビのチャンネル切り替えといった細かい操作はカスタムスキルでといった形で設定の工夫なしに使い分けることが可能です。

一方Google Homeでは、現時点で「家電リモコンを使って」という呪文のような命令(Conversation Actionsのみ対応)を冒頭につけなければなりませんが、これはショートカット機能の設定により任意のセリフで呼び出すことが可能です。ただし、実際の利用シーンでは、Google Homeに話しかけてから、実際に家電操作されるまでのレスポンスが遅い(他社の2倍近くかかる)ことがネックではあります。

ただ、このお値段や筐体のコンパクトから考えるに、重要なポイントをしっかり押さえ、コスパも良いため2位にランクイン。

1位:Nature Remo(Nature)

この製品、筐体からアプリまでデザインがとても洗練されています。全般的に質感はスマートリモコンの中ではかなり高いです。

前作にiRKitというものがあるのですが、照射角も広範囲になりセンサーも豊富に搭載されているのが良いです。全般的に正統進化しています。

温度・湿度・照明だけでなく、人感センサーやノイズセンサーも内蔵されているのが特徴的です。

初期設定も簡単で、特にエアコンのプリセットはかなり豊富です。(テレビは手動登録)加えて現時点でGoogle HomeやAmazon Echoにも対応しており、それらも簡単な連携設定で音声操作が可能となります。その音声操作におけるレスポンスは極めて早くユーザビリティが高いです。

拡張機能も豊富で、Amazon Echoの場合はスマートホームスキルとカスタムスキル、Google Homeの場合はDirect Actions(標準のスマートホーム機能)方式とConversation Actions(メーカー独自実装)方式にそれぞれ両対応しているのは非常に大きなポイント。他社のものはほぼすべて現状どちらか一方の連携手段にしか対応していません。

例えば、通常の電源ON/OFFでは命令がシンプルな「スマートホームスキル」で、テレビのチャンネル変更など細かい設定は「カスタムスキル」で、といったような使い分けが可能です。加えてGoogle Homeの場合はエアコン操作も「スマートホーム機能」で操作可能です。

このように、スキル(拡張機能)の選択肢が各2つあることによって、この手のものに不慣れな方でも簡単に柔軟な設定ができるのがありがたい。スマートスピーカーからの音声操作を目的とする場合、特にNature Remoが最もおすすめです。

さらに大きな特徴として、IFTTTにも対応しています。Google HomeやAmazon Echoと連携できるだけでなく、最近はIFTTT対応しているスマート家電・ガジェットが多くなってきており、このサービスに対応しているだけであらゆる仕組みづくりが可能となるので、拡張性はかなり高いです。

最近ではさらに、API公開もされました。これによりセンサーが多く内蔵されていることも含めると、自由度の高い仕組みづくりをすることができたり、開発ができる方やそれを苦にしない方には現状これ一択といえるほど。

一方でネックは価格とアプリ側の機能の少なさです。13,000円(税別)と安いスマートリモコンが様々出てきている現在では、ちょっと手を出しづらいこと。これは上述のセンサーを他社と比較して多く搭載していることが主要因と見られます。ただこのセンサーを活かせる機能を現状アプリ側でほとんど有していません。また、他社にあるマクロ機能でできることがかなり少ない(マクロ実行させるためにはAmazon Echoの定型アクション機能の活用やIFTTT、API利用が必要であり、設定の工夫や若干の開発が強いられる)のが欠点です。

ただ、上記の通りかなり優れたスマートリモコンであり、開発頻度も多く将来性に期待が持てるため、ランキングは1位としています。

番外編

さてここまでランキング形式でオススメのスマートリモコンを見ていきましたが、こんなアプローチもあるよというのをついでに紹介しておきます。

Clova WAVEの音声リモコン機能

「音声で家電を操作」という目的に限定すると、一番手っ取り早いのはClova WAVEの音声リモコン機能です。

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▲この底部の光っているところから赤外線信号が発信されます。

Clova WAVEには赤外線ユニットが内蔵されているため、Clova WAVEさえ買えば、あとはそれを設定するだけですぐに利用することが可能となります。

私も利用していますが、テレビのリモコン機能もプリセットされているため、とても簡単です。

反面、そもそもスマートスピーカーの製品なので、スマートリモコン的な機能に特化しているわけではありません。

マクロ機能や外出先からの操作といった融通の効く機能を有していなかったこと、製品自体がかなり大きく実利用で赤外線範囲が狭かったため、広範囲に様々な家電を操作するには設置場所にかなり工夫が必要であること、AIプラットフォームClovaがかなり発展途上のため、ちょっと使い勝手が悪いというのが欠点です。

また、本体とセットと言っても、Google Home MiniやAmazon Echo Dotのような安いスマートスピーカーと組み合わせれば値段もそこまで変わるものではないため、設置場所の融通も考えると、別々に買ったほうがよいというのが個人的な意見です。

ただし、スマートスピーカーを一台持っておきたいという方と、手っ取り早く音声で家電操作したいと言う方へオススメできます。

HUIS学習マルチリモコン

これは、今回紹介してきたようなスマートリモコンというより、学習リモコン端末そのものです。

ソニーのクラウドファンディング:First Flightから生まれた学習リモコンで、ディスプレイ部分には電子ペーパーが搭載されており、ボタン配置や背景のカスタマイズなど、UIを自在に変更できるのが良いですね。

もちろんリモコン端末そのものなので、スマートフォンを使わずに操作可能です。

他のスマートリモコンのようにネットワーク経由で、といった志向とは異なりますが、スマートフォンを利用前提せず従来のリモコンのようにパッと手に持ち利用できることが特徴。家で使うのみであればこういった選択肢もあるよということで、番外編としてご紹介します。

おわりに

ということでスマートリモコンのおすすめ製品ランキングを、実際に利用してみた観点も含め掲載しました。

ランキング形式でまとめていますが、今回述べた特徴から、それに依らず自分に合うと思われる製品を選んで頂ければと思います。

また、注目の製品が出たら随時更新していきますね!

Amazon Echoとスマートリモコン|家電操作に最適な組み合わせは?徹底比較!
Google Homeとスマートリモコン|家電操作に最適な組み合わせは?徹底比較!

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