スマートプラグは、家電とコンセントの間に中継させて、遠隔で電源をオンオフできる製品。
スマートホーム化には必須のアイテムで、私も昔から重宝している製品です。
そんなスマートプラグですが、スマートホームの老舗企業とも言えるLink Japan社から、新しく「ePlug 2」が発売されました。
早速、レビューを通じて、その魅力をお届けします!


もくじ
ePlug 2の外観
早速、ePlug 2の外観をチェックしていきます。

この製品の最も大きなポイントは、スマートプラグにしてはかなり「コンパクト」なことです。
通常、スマートプラグは横幅が大きく取られています。
そのため、コンセントとコンセントの間を塞いでしまう製品が多く、2個口分とられてしまうのが欠点でした。

その点、ePlug 2は本体がかなりコンパクトになっており、横幅も小さいです。
そのため、隣のコンセントを塞がず、幅広タイプの電源タップであれば、横並びで挿せることが大きなメリット。


以下に、他社スマートプラグとざっくり外観を比較してみました。


Kou
長年スマートホーム製品を見てきたマニアの私からすると、これは革命とも感じるほど…w
このコンパクトさが、ePlug 2の最大の特徴です。
さて、外観を見てきた所でアプリへ登録します。電源に指したら、HomeLinkアプリで設定を行います。




実際に操作してみた
スマートプラグは、家電の主電源との間にかませて、遠隔で電源のオンオフを可能とする製品です。
今回は、間接照明やサーキュレーターを例に操作してみます。
間接照明を操作してみた
スマートプラグでよく利用されているのは、照明の操作。
例えば寝室の間接照明に、ePlug 2を中継させることで、スマホから照明のオンオフができます。


この点ePlug 2が便利なのは、Amazon EchoやGoogle Nest、HomePod miniなどのスマートスピーカーと連携させることで、話しかけて照明をオンオフできる点です。
特に、HomeLinkアプリの場合、アレクサのApp-to-Appという連携方式に対応しており、スマートプラグを登録した瞬間、アレクサアプリ側にも登録されるので、設定が非常にラクです。




これで、例えば以下のように話しかけると、照明のオンオフが可能です。

アレクサ、間接照明を消して!
わかりました。(照明がオフになる)

アレクサ
これが何より良いのは、布団で寝に入るタイミングで、わざわざ手を伸ばす必要がないことですね。
ハンズフリーで操作できるのが、とても楽ちんで良いです。これを利用してから、もうスマートホームな生活なしじゃいられない体となりました(笑)

Kou
他にも撮影用の照明機材にも取り付けてオンオフしたり、色んな用途がありますよ!
サーキュレーター(扇風機)を操作してみた
スマートプラグで個人的に最も重宝しているのは、「サーキュレーター」を遠隔で操作するとき。
サーキュレーターとコンセントの間にePlug 2を中継させ、操作してみます。

これだけでもそこそこ便利ですが、おすすめなのは同じく遠隔操作が可能な、「スマートリモコン:eRemote 5」や「eSensor 2」との組み合わせ。
これと連携させることで、「エアコンとサーキュレーターの同時オン(オフ)」が可能です。

もちろん、作成したシーンは音声操作も可能。
さらに、自動操作も可能。例えば以下のような活用法ができます。
- エアコンとサーキュレーターを指定の時刻に同時オン
- eRemote 5でエアコンをつけたら、サーキュレーターも合わせてオンにする(つけ忘れ防止)
- eSensor 2との連携して、温湿度の変化により、扇風機を自動操作する
この3つは、特に重宝しています!


エアコンとセットでサーキュレーターを利用することにより、効率よく部屋を冷やす/暖めることができたり、エアコンの稼働を抑えることで、電気代削減にも効果的です。
このような室内環境を整えるのに、スマートホーム化はおすすめですよ!
注意点:スマートプラグで操作すべきでない家電
スマートプラグは主電源を操作する製品なので、パット見どの家電にも利用しやすい製品に見えます。
しかし、その主電源を直接制御することが仇となり、以下のような家電では利用することが禁止されています。
- 電熱系・ストープなど火災の恐れがある家電(主にひし形PSEマークの家電)
- 主電源をオンにしてもリモコンやスイッチをオンにしないと使えない家電(テレビなど)
そのため、使い道が限定されます。
そのため、使い道が意外にも少なく感じることが多いですが、上記の例のように照明やサーキュレーターへの利用に活用できることや、eRemote 5のような製品と組み合わせて利用するなど、スマートホームな生活を実現するための補完的な役割を果たすデバイスと言えます。
つまり、ある程度他の製品との連携が必要となってくるのですが、Link Japan社はこのようなスマートホーム関連のラインナップを豊富に持っている企業で、日本では老舗的な存在です。
その点に関して、次の章で解説します。
Link Japan社とは?

Link Japan社は、IoTを軸に、スマートライフを実現するための様々な製品を製造・販売するメーカーです。
特にスマートホーム業界では、日本で1,2を争うほどのメジャーな企業で、多くのラインナップを有しています。

Kou
スマートスピーカーが日本で発売される前の2016年頃から、eRemoteなどの製品を発売しており、老舗的な企業です!
(私もその当時から重宝していました)
代表製品は以下の通り。
- eRemote 5(スマートリモコン)
- eAir(CO2センサー)
- eCurtain(スマートカーテン)
- eMamo(見守りサービス)
- eLife(スマートホームサービス)
機器だけでなく、スマートホームのサービスも多数展開しています。
特に最近では、ノーリツやリンナイの給湯器との連携や、見守りサービス「eMamo」、それ以外にもスマートメーター「eMeter」など、to B向けの展開にも注目です。
その他メーカーは、「スマートホームデバイス」や「既存製品のスマート家電化」まではできている所も多いですが、住設まで含めここまでIoTを基軸とした展開ができている企業は、リンクジャパン以外見たことがありません。
しかも、リニューアルしたHome Linkアプリもその後のバージョンアップで大幅に進化しており、今後もますますの発展が期待できます。
このようなことから、スマートホーム化もLink Japanに統合するのも、とてもおすすめです。
おわりに
今回は、ePlug 2についてご紹介しましたが、本体がコンパクトになったことでかなり使いやすくなっています。
加えて、HomeLinkアプリはますますアップデートしており、連携できる製品も非常に豊富です。
PR記事ではありますが、スマートホームウォッチャーの私の本音としては、こんなに進化していたことを抑えきれておらず、利用しつつ正直驚きました。。笑
そんなわけで、今回のePlug 2に限らず、Link Japan製品で統合的なスマートホーム化をするのは、かなりおすすめです!