【レビュー】Anker Eufy IndoorCam 2K Pan & Tiltが予想以上に高機能なネットワークカメラだった!

Anker eufy IndoorCam

Ankerといえば、充電器のイメージがあるのですが、最近では「eufy(ユーフィー)」ブランドでスマートホーム関連製品にも積極展開されています。

そのAnkerから、新しくネットワークカメラ「IndoorCam2K」が登場、早速購入しましたのでレビューしていきたいと思います。

ネットワークカメラとは、インターネット経由で、スマホから遠隔でカメラ映像が確認できるという製品です。

スマートホーム製品好きな私は、お試し程度に購入してみたのですが、この製品、他社製品と比較してもかなり高機能でビックリしました!

そんな、Anker Eufy IndoorCam 2K Pan & Tiltについてレビューしていきたいと思います。

▲同梱品。取り付けキットもついています。
▲何が凄いかをざっくり言うとこういうことですwいや〜IPカメラでここまで高まるとは…笑
 管理人:Kou

管理人:Kou

ネットワークカメラの決定版と言っても過言ではない!(笑)

初期設定

早速、AnkerのEufy IndoorCam 2K Pan & Tiltの初期設定をしていきます。

初期設定は、スマホアプリで実施します。最初に以下のアプリをダウンロードしておいてください。

▲まずは、付属のACアダプター&USBケーブルで電源投入。Micro-USB給電です。
▲eufy Securityアプリに会員登録。iPhoneの場合は次回以降Touch IDでログインも可能です。
▲アプリへデバイスを追加していきます。

途中QRコードによる設定がありますが、本体背面にQRコードがありますので、それを読み込んでください。

▲本体ボタンでSETUPモードにし、スマホとBluetoothで連携します。
▲次に、スマホのWi-Fi情報をEufy IndoorCamへ転送することで、Wi-Fiと接続します。

ここでの注意点は、必ず2.4GHz帯のWi-Fiに設定することです。

▲最後に置き場所を決定し、完了です。

チュートリアルがしっかり作り込まれていて、基本画面の案内に従って設定していくのみ。

簡単に設定ができます!

▲設定すると、このような形でカメラ映像が見れます。

機能については、以下のレビューで詳細解説します!

Eufy IndoorCam 2K Pan & Tilt レビュー

さて、初期設定が済んだところで、Eufy IndoorCamを実際に使ってみて得た感想を述べていきます。

首振りなのが便利。しかもAI検知機能までついている!

Eufyブランドのネットワークカメラには、2つの製品が存在しています。

このうち、今回の製品は、「首振り」に対応しているのが大きな特徴。

Kou

Kou

用途にもよりますが、「パンチルト」対応の方が撮影できる範囲が大きく増えるので、こちらがおすすめです!

これで部屋を見渡したり、動きがあるもの(ペットや不審人物など)を遠隔で追従することが可能です。

首振りは、水平方向に360度・垂直方向に96度の可動をすることができます。

▲カメラがクルクル周り、360度調整することができます。

Anker Eufyネットワークカメラは、更に動体検知や音声検知にも対応しており、動きや音が発生したら、スマホに通知を流すことも可能です。

▲履歴も確認することができます。(現時点ではなし)これで防犯対策にもなりますね。

しかも、このEufy IndoorCamの特筆すべき点が、お子さんやペットなど、被写体をAIで認識して、通知の対象を指定できること。

これを4,000円台のネットワークカメラで実現できるのがすごいところです。

▲被写体をAIで認識して、他の物体が写っても通知しないように設定まで可能です。

他のネットワークカメラでも動作検知はできますが、自分や家族が写りこんだりで誤検知することもあるので、これが正確に機能するのであれば大変助かるところです。

このように、広範囲を撮影でき、かつAIで自動判定も可能である。この点だけとっても、「Eufy IndoorCam 2K Pan & Tilt」はネットワークカメラの決定版とも言える存在です。

画質も良い!暗視にも対応

Eufy IndoorCamは、2K画質(解像度:2,304×1,296)で保存可能です。

スマートフォンなどから視聴するには、十分すぎるほどの画質です。

▲試しに、ペットカメラとしてウチのハムスターを撮影してみた。ウチのハムちゃんかわいくないですか?笑

色もカラーでバッチリ取れており、フレームレートは15fpsで多少残像感はあることもありましたが、ハムスターの俊敏な動きも取れています。

▲少し露光量が少なく、色が濃い目に映りますね。(ウチのコダックが失礼します。)
▲比較用。当然かもしれませんが、スマホのカメラの方が実際の色彩に近いです。(またまたコダックが失礼します)

このようなポイントもありますが、ネットワークカメラとしての利用用途では及第点といったところ。

そして、画角も125度とそこそこ広く、何よりパンチルト対応であるため、広い部屋でも問題なく見渡せます。

さらに、「自動夜間モード」で、暗い部屋でも暗視カメラが活躍。

この機能は基本防犯目的で利用するものと思いますが、個人的にはハムスターは夜行性の動物なので、その観察にとても重宝しています。

▲こんな感じで見られます。

なお、micro SDカードを装着して、そこに映像を保存することもできます。

▲micro SDカードは本体のここから刺します。

アレクサやGoogleアシスタント、HomeKitにまで対応

最近では、音声アシスタント対応のネットワークカメラが増えてきましたが、本製品もそれらに対応しています。

その特徴としては、Echo ShowやGoogle Nest Hubなど、ディスプレイ付きのスマートスピーカーに投影させることが可能です。

例としてアレクサの場合。

▲Eufy Securityのスキルを入れ、最初にスマホで登録したアカウントを登録することで接続できます。
▲話しかけてすぐに起動することが可能です。
▲ここの名前設定を変更すると、任意の呼び名で映像を見ることが出来ます。(この場合、「アレクサ、ハムスターを見せて」で切り替わる)

これが、例えば書斎でPCを叩いているときに、別の部屋の様子を確認することができます。

ベビーモニター用途で活用しそうですね。

Echo Showの場合、映像は約10分連続再生できます。

さらに特徴的になのは、AppleのHomeKitにも対応している点。

▲HomeKitの仕組みに組み込めるので、これでスマートホーム化が可能です。(AI検知や音声検知が無効になることに注意)

本製品と同様の性質を持つネットワークカメラだと、これに対応しているのは他に「Arlo」くらい。

ただ、「Arlo」は高額な製品なので、これが4,000円程度のeufyで対応しているのがすごい点です。

Kou

Kou

HomeKitは技術制約が厳しく、日本では中々対応製品がありませんが、まさかこれがHomeKitに対応しているとはビックリでしたw

自動化設定もすごい!特にジオフェンシング

Eufy IndoorCamは、自動で設定を切り替える機能も有しています。

分かりやすい例だと、スケジュール機能。

▲スケジュール表のようになっており、そこで在宅/外出などのモード切替が出来ます。

それ以外に特筆すべきは、「ジオフェンシング機能」です。

この機能は、スマホのGPS(位置情報)を利用し、「外出している時」と「不在にしている時」を自動判定して、撮影モードを切り替える機能を備えています。

▲地図上で位置を指定し、そこで在宅時の設定と外出時の設定、警戒モード解除を設定できます。
▲在宅・外出時の録画・検知設定をしておくと、カメラがそのモードに切り替わります。

実際にこれまでいくつかのネットワクカメラを利用していましたが、撮影モードのオンオフ設定を切り替えるのが面倒な部分。

自宅に帰って撮影されているのって嫌じゃないですか。このような点が、このジオフェンシング機能によって解消されます。

これにより、設定の手間なく防犯対策とプライバシーを兼ねられるのが嬉しい点です。

この機能も、私の知る限り高価格:Arloにしかなかった機能で、eufyの高機能っぷりがわかります。

資料

おわりに

冒頭の通り、Anker製品は充電器のイメージが強く、家電・スマートホームは正直そこまで期待はしていなかったのですが、実際に手にとって見てその高機能ぶりに驚きました。

コスパが非常に高く、ネットワークカメラの決定版としておすすめできるほどです。

メイン利用している自宅のペットカメラも、こちらに切り替えてしばらく利用してみようと思います。

今回ポイント部分を掲載しましたが、それ以外の機能も盛りだくさんだったため、徐々に試していきもう少し追記していきます!

Kou

Kou

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