充電器で有名なAnkerですが、実はスマートホームブランド:eufyシリーズも人気で、特にロボット掃除機は売れ筋の製品です。
そのeufyシリーズから、新たに自動ゴミ収集ステーションを搭載した、「Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+」が発売されましたので、レビューをしていきます。
この製品の特徴は、以下の通り。
- 自動ゴミ収集ステーション搭載でお手入れ簡単
- 水拭きにも対応
- AIマッピング・掃除経路確認が可能
- 落下・衝突防止機能つき
- スマホアプリ・アレクサにも対応
eufyシリーズは、元々値段の安い「15C」から、デュアルダービンを搭載した吸引力最強の「X8 Hybrid」など、価格の割に品質に優れたものが多くありましたが、意外にも自動ゴミ収集ステーションが同梱されたモデルはありませんでした。
そのため、それが付属する「L35 Hybrid+」が発売されたのはとても嬉しいところ。
そんなわけで、今回はAnker Eufy RoboVac L35 Hybrid +についてレビューをしていきます。
もくじ
Anker L35 Hybrid+の外観
早速、L35 Hybrid+を開封していきます。

まずは、本体を見ていきます。
表面は、電源ボタンと充電ステーションに戻るボタン以外に、レーザーセンサーの突起があります。
このレーザーセンサーによって、走行時に室内のマップがスキャンされます。

続いて背面。回転ブラシも見えます。モッピングクロスを装着することも可能。

ブラシはもちろん取り外しが可能で、サイドブラシも取り付け可能です。


ダストボックスは、水タンクとのセット。取り外しも難なく可能。


この辺は、一般的なロボット掃除機と特に構造の違いはありませんね。
本作では、自動収集ベースが付属されており、ここにダストパックも入っています。


最後に、スペックを記載します。
項目 | スペック |
---|---|
サイズ | 本体:約35 x 35 x 10cm 自動ゴミ収集ステーション(実測): 幅22 x 奥行22 x高さ39.3cm |
重さ | 本体:約3.3kg |
充電時間 | 約180分〜240分 |
吸引力 | 最大3200Pa |
掃除時間 | 最大145分 |
ダストバック容量 | 330ml |
水タンク | 200ml |
本体外観だけ見ると、一般的なロボット掃除機と特筆すべき違いはありませんでした。逆に言うと、それだけスタンダードなモデルであるとも。
次の章で、実際の走行テストについて説明します。
Eufy RoboVac L35 Hybrid+で掃除してみた
Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+で早速掃除をしてみました。
製品の特徴をもとに、その感想について述べていきます。
効率的な清掃が可能で吸引力が高い
L35Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+は、走行性能が中々高く、室内を満遍なく清掃してくれます。
若干衝突もありますが、衝突防止機能も備わっており、そこまでの衝撃ではないので、家具の傷などの心配もなし。
水拭きにも対応しているので、フローリングをピカピカにしてくれます。


また、段差乗り越え能力も高く、2cm程度の高さであれば、乗り越えが可能です。
それ以外にも、Ankerのロボット掃除機は、価格帯の割に吸引力が高いのが特徴的。
以前レビューしたX8 Hybridはデュアルダービンを搭載してくるなど、この点にAnkerのこだわりが見られます。
今回のL35についても、3200Paの吸引力(真空度)となっていて、ゴミを浮き上がらせる力が高く、ゴミをしっかりと収集してくれます。


自動ゴミ収集ステーションの使い勝手は最高!
何より使い勝手が良いのは、自動ゴミ収集ステーション。
値段は高いですが、多少奮発してでも自動ゴミ収集ステーションの「Hybrid+」を購入するのがおすすめです。

通常、ごみ収集ベースのないロボット掃除機だと、掃除し終わったあとのゴミを掻き出して取る必要があります。
せっかくお任せで掃除してくれるのに、掃除のたびにこの清掃をしなければならないのは億劫です。

Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+は、清掃の都度この自動収集ベースにゴミを吸い上げてくれるので、楽ちんです。

掃除されたことを実感!
マッピング機能で部屋割り指定の掃除が便利
Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+は、マッピング機能に対応しています。
室内を一度掃除すれば、レーザーセンサーで精度高く自動的に、自宅の間取りをスキャンしてくれます。


スキャンされた時点である程度部屋割りができていますが、それらを統合・分割して部屋の区分けをカスタマイズすることもできます。


3フロア分のマップを保存でき、階数を分けた清掃も可能です。
このマッピング機能が何より便利なのは、部屋やエリアを指定して掃除ができることです。


例えば自分がリビングにいる際に、書斎や寝室だけを掃除するといったことも可能です。
また、コンセントが多い箇所など、ロボット掃除機としてデットゾーンになっている部分を進入禁止にしたり、禁止エリアに指定することもできます。


eufyシリーズは、普通に使う分にも賢いロボット掃除機ですが、このように掃除する箇所をスマホアプリから自由にカスタマイズできるのも便利です。
アプリの設定も充実
eufyシリーズは、スマート家電としても優秀で、スマホアプリの機能も充実しています。
先に述べたマッピング機能以外にも、さまざまな設定が可能。
特に便利なのは、スケジュール機能。仕事で日中自宅にいない場合に重宝します。


それ以外にも、以下のような設定が可能です。
- マップの管理・編集
- 掃除予約・掃除履歴
- マニュアルモード設定・自動ゴミ収集の設定
- BoostIQ(カーペット部分のみ掃除を強める)
- チャイルドロック
- おやすみモード・ピンポイントリターン
- 音声設定
- エリア単位の設定
- 本体を探す


チャイルドロックでお子さん向けにも安全です。
アレクサなどの音声アシスタントと連携して、声での操作も可能です。
単純に便利というだけでなく、チャイルドロックや本体を探す機能など、管理面の設定もしっかりしているロボット掃除機です。
レビューまとめ
Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+は、6万円台で自動収集ベースもついた、優秀なロボット掃除機でした。
他社の同価格帯ロボット掃除機と比べると、特に吸引力に優れていると言えます。
自動収集ベースのモデルは初ですが、動作も品質も問題なかったですし、しっかりと仕上げてくるところがさすがはAnker。
最後に、この製品をおすすめできる人とできない人をまとめます。
- 吸引力を最重視する方(X8 Hybridがおすすめ)
- 自動収集ベースつきのロボット掃除機をお探しの方
- マッピング機能付きのロボット掃除機をお探しの方
- ロボット掃除機最初の1台をお求めの方
以上です!価格と機能のバランスに優れた、おすすめのロボット掃除機の一つです。
Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+ レビュー
Anker Eufy RoboVac L35 Hybrid+は、ロボット掃除機で吸引したゴミ捨てを簡単にできる製品。ロボット掃除機を利用する上でも1番面倒な部分なので、これが自動でできるのはとても有難いポイント。もちろん、Eufyシリーズなので、マッピング機能や走行性能にも優れ、動作モードの切り替えやスケジュールも簡単にできる。性能・価格ともに優秀なロボット掃除機。
メリット
デメリット