健康管理といえば体組成計。最近ではスマホ連携ができるものが増えてきて、スマホでデータを詳細に確認できるものも増えてきています。
そんな中、Ankerからも新たにスマート体重計として「Eufy Smart Scale P3」が発売されたのでご紹介します。
この製品の特徴は、以下の通りです。
- 様々な測定データをその場で確認
- 16の指標で体全体を測定
- Wi-Fi対応で健康管理アプリもあり
- 各種アプリへのデータ連携
- 見た目の変化を視覚的に確認できる3Dモデル機能搭載
前回の「Eufy Smart Scale P2 Pro」をレビューした際には、単体で確認できるデータは体重と体脂肪率のみであることを欠点として上げていましたが、今作は本体に3.5インチのカラーディスプレイが搭載されており、アプリを開かなくとも、様々な項目の計測値をデバイス上で確認できるのが最大の特徴です。
そんな、「Eufy Smart Scale P3」についてレビューをしていきます!
項目 | Smart Scale P3 | P2 Pro |
---|---|---|
電源 | 単4形アルカリ乾電池×4本 | 単4形アルカリ乾電池×4本 |
LEDディスプレイ | 3.5インチカラーディスプレイ | 約 6.4× 3.5 cm |
計量範囲 | 3~150kg | 0.1〜150kg ※0.1〜3kgの間の重量を測るには、 一度3kg以上のものを乗せて本体を 起動させる必要があります |
最小表示 | 3~5kgまで : 50g単位 5~75kgまで : 100g単位 75~150kgまで : 200g単位 | 0.1〜5kgまで:50g単位 5〜75kgまで:100g単位 75〜150kgまで:200g単位 |
計量精度 | 3~5kgまで : ±50g 5~75kgまで : ±100g 75~150kgまで : ±300g | 0.1〜5kgまで:±50g 5〜75kgまで:±200g 75〜150kgまで:±400g |
通信方式 | Bluetooth 5.1 | Bluetooth 5.0 |
Wi-Fi周波数帯 | 2.4G | 2.4G |
サイズ | 約32.5 x 32.5 x 2.6cm | 約 28× 28× 2.6 cm |
重さ | 約1.9kg | 約 1.2 kg |
もくじ
本体外観とセットアップ
まずは、本体外観とスペックをチェックしていきます。


こちらが、Eufy Smart Scale P3本体です。

本体サイズは、約32.5×32.5×2.6cm。重量は約1.9kgと若干大きめ。
P2 Proと比べると、以下の通り一回り大きいですが、その分3.5インチディスプレイが付いていたりとハイスペックになっています。

本体は光沢感のある仕上げで、デザインもかっこいいですね。
IPX5相当の防水仕様となっており、バスルームに置いておいても映える製品だと思います。
ただし、光沢仕様な分、足紋や水垢もつきやすく、定期的に拭き掃除をしたほうが良いです。

本体背面は一般的な体重計と同様、丸い突起が計測器です。

本体背面に、単4乾電池を4本入れて電源投入します。(同梱されています)

これで、ひとまず計測可能な状態となります。
初期設定
これだけでも、体重計として機能するのですが、Eufy Smart Scale P3の良さは、スマホ連携でさまざまなデータを確認できること。
ということで、スマホで初期設定も合わせてしていきます。


本製品は、Wi-Fi接続に対応しており、データはクラウドからEufyLifeに同期される仕組みです。
そのため、宅内のWi-Fiも設定していきます。


Wi-Fiに接続すると、設定完了です。


注意すべき点は、Wi-Fi接続を「2.4GHz帯」のみの接続することくらいで、簡単にセットアップできます。
Eufy Smart Scale P3 レビュー
早速、Eufy Smart Scale P3を使って、データを計測してみましたので、レビューしていきます。
本体のディスプレイで測定値を確認できる
この製品の何より良いポイントは、本体の3.5インチカラーディスプレイで、詳細データを確認できることです。
一般的に、このようなスマート体重計は、スマホ連携が前提である分、本体に表示できるデータは、体重と体脂肪率くらいです。
スマホアプリ非対応の体重計と比較すると、その他データを見られないことが欠点でしたが、この製品はすぐにそれが見られるようになっています。


グラフで推移が見られるのが良いですね。また、次のようなメッセージもこのディスプレイから確認できるようになっています。


このディスプレイ上に表示したいデータは、アプリの以下の設定で、3つまで選択することができます。


これがEufy Smart Scale P3の最大の特徴。表示もカラーで見やすく、グラフ表示もできるのがわかりやすいです。
スマホアプリで細かく計測可能、グラフで推移チェックも
詳細データは、スマホアプリで細かく計測可能です。

体重計に乗るだけで、以下の16項目を確認することができ、十分すぎるほど。
- 体重計
- BMI
- 体脂肪率
- 心拍数
- 筋肉量
- 基礎代謝量
- 水分量
- 体脂肪量
- 除脂肪体重
- 骨量
- 内臓脂肪
- タンパク質
- 骨格筋量
- 皮下脂肪
- 体内年齢
- ボディタイプ
これだけのデータを確認できるのであれば、健康管理には十分です!
ここで、私の測定した身体データを完全に晒します。

僕は、骨量が低いみたいですね。。。
このデータは詳細を確認することができます。


ちょっと調べてみると、骨を強くするには「適度な運動」「カルシウム」「ビタミンD」の摂取が必要とのこと。

Kou
今後これらを重視して実施&摂取してみたいと思います!
と、このような感じで健康管理に使えます。
なお、以下のようにグラフの表示も可能。


普通の体重計だと、単発ごとのデータしか表示できませんが、スマホ連携だとこの履歴や推移を見れるのが良いですね。


3Dモデル機能(U-Body)が面白い
これも、スマホアプリの目玉機能の一つ。
3Dアバターで、自分の体型の変化をチェックすることが可能です。


実際、数字データだけだと分かりづらくもあるので、パット一眼でどのように変わったのかを確認できるのは嬉しいですし、健康管理が楽しくなります。

複数人で身体データの管理
複数人のユーザプロフィールを利用することもできるので、家族で利用することもできます。
このプロフィールを作っておけば、体重計に乗った時点で、自動的にそのプロフィールにデータを蓄積することができます。

体重計にのると、自動で振り分けてくれるのが良い点です。

これは、別々のスマホに異なるアカウントを登録して、それらを1台のeufy Smart Scale P3で管理できました。

アプリを起動した状態で測定しなければならない欠点はありますが、家族お互いの測定値が見えないようにする場合、アカウントは別々に作成しましょう。
Appleヘルスケア・Google Fitなどとの連携が可能
この製品のさらに良い点は、AppleヘルスケアとGoogle Fit・fitbitとの連携が可能であることです。
特に、ヘルスケアガジェットとして、Apple WatchやGoogle系のスマートウォッチ、Fitbitを合わせて使っている方は多いと思いますので、それらを一元管理できるのが良い点です。


レビューまとめ
Eufy Smart Scale P3は、本体のディスプレイで詳細データを確認できるのが特に便利。
この点が逆に必要ない方は、より安価でコンパクトなP2 Proも選択肢に入ってくるかと思います。
スマホアプリで、さらなる詳細データや推移を確認できるのも便利。特に3Dモデル機能(U-Body)が面白い体組成計だなと感じました。
複数データを自動で振り分けて管理できるので、家族でも利用ができます。
スマートウォッチなどのデータとも統合できるので、ヘルスケアガジェットとして、使い勝手の良い製品でした。
Eufy Smart Scale P3 レビュー
AnkerのEufy Smart Scale P3は、体重・体脂肪・BMIなど全16項目の計測が可能なスマートスケール。アプリを開かなくても、様々な項目の計測値をデバイス上で確認できるようになり、使い勝手が良い。スマホアプリが使いやすく、グラフや見た目の3Dデータで可視化もできる。「Apple Health」や「Google Fit」「Fitbit」と同期できるのも大きく、健康データをまとめて管理可能。家族で利用する際も人ごとにデータを分けて管理することもでき、スマホ連携で使い勝手の良い体組成計!
メリット
デメリット