今ではすっかりお馴染みとなった、電動スタンディングデスク「FLEXISPOT」。
私も3年前にメーカーさんから提供頂いて以来、その使い勝手の良さに感動し、メインのデスクとしてずっと使い続けてきました。
そして今回、そのFLEXISPOTの最新作:「E8 Bamboo」も提供頂いたので、レビューしていきます。
この製品は、コントローラーで60cm〜125cmまでの範囲で高さの無段階昇降できるのが特徴で、これ一台で通常のデスクとスタンディングデスクに簡単に切り替えることができます。
その特徴は、以下の通り。
- 電動式なのでスタンディング・シッティングの切り替えがラク
- 静音設計(50dB以下)
- 障害物検知機能を搭載
- 剛性な作りで安定感抜群(耐荷重125kg)
- 専用の竹集成材の天板がある
その詳細についてレビューしていきます!
もくじ
FLEXISPOT E8 Bamboo セットアップ
FLEXISPOT E8 Bambooを早速組み立ていきます。
最初にお伝えしますと、支柱がかなり重いのと天板の取り付けなどもあるため、できれば2人以上の作業を推奨します。
同梱品のチェック

この段ボールは、かなり重たいです。しかも段ボールで滑り取手もないので、移動するには滑り止め付きの軍手は必須です。

天板の取り付けだけは、プラスドライバーが必要となるので、そこだけ準備しておきましょう。

支柱の組み立て
最初は、ビーム部分から組み立てていきます。
サポートブレードをネジ(六角レンチ)で取り付けていきます。


以下のような感じです。

次に、昇降支部品をネジDでビーム部分に取り付けます。


最後に、デスクの足を取り付けたら、支柱部分の組み立てについては完成です。


後述しますが、このビーム部分は真ん中のネジ(ネジE)を緩めることで、天板に合わせて横幅を調節することが可能です。
ここで、電源アダプター類はまだ接続せずに、天板の取り付けを行います。
天板の取り付けと配線
続いて、天板の取り付け〜配線をおこなっていきます。
FLEXISPOT E8 Bambooは、その名の通り、竹(Bamboo)天板がラインナップにあり、今回はこれを取り付けていきます。

この竹天板には、あらかじめ木ネジが入れられるように穴が開けられているのが大きなメリットでもあります。

ここで、プラスドライバーを使って取り付けていきます。

最後に、アダプター類を接続して完成です。




これで、デスクは完成。あとはひっくり返すだけです。

FLEXISPOTは、その仕様上配線が増えますが、このようなカバーもあることで、目立たずに見せることが可能です。
どちらかというと、スタンディング状態にした時に、デスク上にモニターやデスクライトの配線が届くようにする必要がありますが、その場合も配線トレーが別途発売されています。
ここに電源タップを設置し、デスク置きしている電化製品の配線を集約すると良いです。

FLEXISPOT E8 Bambooは、支柱が非常に重たいため、ここは軍手などをして慎重にひっくり返しましょう。
そのため、できれば二人以上での作業を推奨します。
実際に利用してみた感想
FLEXISPOT E8 Bambooを実際に利用してみました。

立つ・座るを切り替えられることで、作業の持続力が上がる


長時間座ったままでいると、体がだるくなったり、ソワソワしたりしませんか?
何と言うか、エコノミークラス症候群のようになり、頭が働かなくなったりするんですよね。
そうすると僕の場合、次第に頭がぼーっとしてきて、机から離れてソファに寝っ転がったり、YouTubeで動画を見出したりとなってきて作業が中断しちゃいます。。
しかし、FlexiSpotであれば、ワンタッチで立つ・座るを切り替えることができるので、ちょっとしたストレッチのような気分で姿勢を変えることができます。

このコントローラーは、タッチパネル式となっており、1回タッチするだけの軽快な操作が良いところ。(E3の時は、2回ボタンを押す必要があった)
シンプルな操作感が、逆に誤作動などで不安に思われるかもしれませんが、障害物検知機能やロック機能が備わっているのが、E8 Bambooの優れたポイントです。
- ロック機能:誤って触ってしまった場合でも動作しないようにする
- 障害物検知機能:物や手が挟まれたら、動作が止まる
自動でストップされるので、安全性にも配慮されているのが良いポイント。


同じ姿勢をキープしない以上、血行が良くなるような感覚になり、頭がスッキリするのが良い所。
これによって、結果的にデスクへの滞在時間が増えることになり、作業の持続力が高まると感じるのが、この製品の何より良い所。
私はPCデスクに利用していますが、学習机としても良いかと思います。
通常のデスクとは別にスタンディングデスクを用意しなくて良いのが何よりのメリット。
竹天板の質感が良い:100%竹素材!
FLEXISPOTの天板には竹素材が採用されています。これは中々珍しい。
しかもこの天板、100%竹素材でできているんです!
IKEAなどに見られるペーパーパッキング構造でないため、叩いても響きが少ないです。
そのため、軽量ながら剛性感もあります。

そのため高級感があるだけでなく、天然竹の特性として抗菌・脱臭効果もあるので、衛生面でも良いですね。
集成材となっており、表面の仕上げもサラサラしていて、書き物をするにも凸凹がないのが良いです。


この竹天板は、「長方形」と「カーブ型」の2種類あり、どちらか選ぶことができます。
電動スタンディングがメインですが、この竹天板もレアで作りもしっかりしているので、おすすめです!
高さを微調節できるため、収納にも役立つ
デスクの高さ調節ができるというのは、収納面でも結構役に立ちます。
引き出しで好みのものがあっても、デスクの高さが合わなかったりすると、デスクの中に入れられません。
FLEXISPOT E8 Bambooは、1mm単位での微調節も可能なので、すっぽりと収めることが可能です。

(ただし、配線カバー分の突起を考慮する必要があるためご注意ください)

椅子自体の高さを変えれば良い話なのですが、一回座って調節しなければならないので、机側を予め調節して置けるのは良い点です。
デスクの中に収納することができるので、こんなトリッキーな用途でも一応利用できます。

自在に高さ調節できることで、こういった収納面で微調節ができるのも、実はメリットだったりします。
想像以上に静音製が高い
昇降時の動作音は、思ってたより静音性が高く気にならないレベルです。
公式には、50dB以下とされており、エアコンのモーター音の3分の1とされていますが、まさにその通りの静音製だと感じました。
元々、私はFLEXISPOTのE3シリーズを利用していましたが、それと比べてもさらに静かな動作となっています。
ここまで大型の製品ではありますが、この静音性は素晴らしいです。
私は平日の会社帰りや夜更かしして作業をすることが多いため、騒音も無くとても助かります。
高さだけでなく、幅も選択可能
この製品は高さ調節だけでなく、幅も調節可能です。これは何気に嬉しい部分。

FLEXISPOT E8 Bambooは、110cm-190cm(天板サイズとしては120cm-200cm)までの調節が可能です。
普通の利用用途であれば、160cmを超えるデスクは相当な大きさである印象なので、これだけ調整できれば十分かと思います。
同様の電動スタンディングデスクとして、IKEAの「BEKANT」もありますが、これは幅調節まではできないので。
木ネジで取り付けるだけなので、他社の天板が使えるのも良いですね。
電動であることによって支柱が太く、自宅に置くにはゴツい感じもありますが、支柱はホワイトの明るいカラーで組み合わせ、インテリアにうまく溶け込ませることができました。
レビューまとめ
FLEXISPOTは、長くお世話になっていますが、その最新作であるE8 Bambooもかなり使い勝手が良かったです。
過去モデルと比較しても、特にコントローラーの機能性が上がっていると感じ、実用性が更に高くなりました。
最後に、この製品のメリットとデメリットをまとめます。
- 電動のため支柱が太くかなりの重量
- 立つ・座るを切り替えられるため、頭がスッキリする
- 安全性に配慮された機能も備わっている(障害物検知・ロック)
- 電動のため、切り替えが楽
- 竹天板の質感が良い
- 1mm単位で調節できるので収納面で役立つことも
- 大型の電動の割に、静音性が高い
以上です!私はFLEXISPOTの導入によって、結果的にデスク作業が持続するようになったので、とてもおすすめです!
FLEXISPOTには、今回ご紹介したデスクのみならず、「オフィスチェア」など様々なラインナップがあります。
お友達の「ゴーゴーシンゴさんのブログ」でチェアがご紹介されているので、ぜひチェックしてみてください!