Google Nest mini(第2世代Google Home mini)を利用して半年ほど経ちましたので、レビューします。
私は自宅では主にAmazon Echoを利用しているのですが、Googleの便利なサービス連携や優れたAIを持つ、Nestシリーズはやっぱり欠かせない存在で、ほぼ毎日利用しています。
Google Home miniの後継にあたる、Google Nest miniはどのくらい便利なのか、その特徴と便利な使い道を交え、レビューしていきます!

Nest miniはGoogleが発売する、エントリーモデルのスマートスピーカー。
GoogleはAI関連に強く、アレクサやクローバと比較しても、音声認識精度が高い。
もちろんGoogleサービスとの親和性も高い(特にGoogle Mapsが便利)
Nest miniになってから、壁掛けもできるようになり音質もかなり向上。
コスパ良し、ストレスなく使えるおすすめのスマートスピーカー!
メリット
- 前作と比較して音質向上
- 省スペース
- 言語の認識精度が高い
- Googleサービスと連携できる
デメリット
- ウエイクワードが変更できない
- DC電源に変更
- 画面がついていない分使えない機能も

管理人:Kou
コンパクトながら賢いスマートスピーカー!
もくじ
Nest miniのメリット
まずは、Nest miniを利用していて、ここがメリットだなという点を述べていきます。
前代Google Home miniとも比較しての良さも合わせて紹介します!
音質・マイク性能が向上した
これは、前作Google Home miniとの比較なのですが、それと比較して音質が格段によくなりました。

公式ページにも記載がありますが、特に低中音域が強化されているといった印象をハッキリと受けました。
そのため、コンパクトな筐体ながら、迫力のある音楽が再生できています。
スマートスピーカーのメイン用途は、何だかんだ音楽再生。この変更は嬉しいものです。
さらに、マイクが3つ(前作は2つ)搭載されていることで、やや高感度に声が拾えるようになっています。

前作Google Home miniは、Amazon Echoシリーズと比較して、ウエイクワードの認識がやや悪いと感じる点がありました。
そのため、今回より集音力が上がったのは、嬉しい点です。
省スペース・壁掛けも可能
Nest miniは、何よりコンパクトに設置できる部分が大きいですね。
他のGoogle Nestシリーズは、Google Nest Wi-Fiや、Google Nest Hubといった、ある程度据え置き前提で利用するデバイスのため、狭い場所にも設置できるのがメリットです。

さらに前作Google Nest miniと比較して、本体裏に画鋲用の穴があり、壁掛け利用も難なくできるようになりました。


Google Nest miniでは、本体の頭をタップすると、音楽再生を停止できるのがいいですね。
止めるだけでいちいち話しかけるというのは、意外と面倒なので、地味に嬉しい機能です。

Googleアシスタントは一番認識率が高い
スマートスピーカーとして、Google Nestシリーズを導入する一番のメリットって、日本語認識率が高いことなんじゃないかなと思います。
Amazon EchoやApple HomePod、Line Clovaとかと比較しても、その精度は圧倒的に高いです。
正確に検証しているわけではないですが、日常的に利用していく上で、他の音声アシスタントと違って、「トリッキーなワード」とか「文脈」をしっかり捉えてくれるんですよね。

今やスマホに始まり、家電などにもどんどん搭載されていっていますが、Nest miniはこのGoogleアシスタントがその頭脳となっています。
そのため、コンパクトな筐体ながらとても賢く、ストレスなく操作することができます。
音声操作は、話しかけて命令するので、この認識精度の高さはストレスフリーに利用する上で、何より重要です。
Googleサービスとの連携ができる
Google Nest miniの何より便利な点は、Googleが作っている製品である以上、Googleの便利なサービスとの親和性が高い部分です。
例えば、以下の点。
- YouTube Musicを利用できる
- Google Mapsと連携して経路検索
- Google翻訳が使える(精度が高い)
- Googleカレンダーが使える
- ChromeCastとの連携(Androidスマホのキャスト含む)
個人的に重宝しているのは、経路検索機能です。
これは、他のスマートスピーカーでは利用できない貴重な機能です。
以下のような操作が可能です。

オーケーグーグル!ここから新宿駅までの行き方は?
現在地から新宿駅まで公共交通機関を使う場合、08:00発の〇〇線に乗るのが最適ルートです。乗り継ぎが3回で、所要時間は1時間10分です。

電車or車or徒歩でどれくらいかかる?とそれぞれ指定できるのが便利です。
また、「スマートフォンに送信して」といえば、スマホ側に通知が送信され、Googleマップをダイレクトに見たりすることもできます。

私は、仕事で自宅から各顧客先へ直行したり、ゴルフに行くことが多いので、この経路検索機能はかなり重宝しています。
Nest miniのデメリット
スマートスピーカーとして、Nest miniの微妙な点、デメリットに当たる部分は以下のとおりです。
ウエイクワードが変更できない(いまだに)
Nest mini(Googleアシスタント)は、呼びかけの際に利用する「オーケーグーグル」や「ねぇグーグル」を利用することができません。
アレクサだと、それ以外にも「アマゾン」「エコー」「コンピューター」と設定変更でき、かつ1語なのでシンプルに呼びかけできるんですけどね。。。
「グーグー」でも反応するのですが、OKやねぇをつけて言うのが言いづらい。
どの操作にも共通する最初の一言なので、これが言いにくいのが微妙です。

Kou
これ、発売してから3年弱経つんですけど、どうにかならないですかね…笑(未だに慣れない)
DC電源に変更となった

前作Google Home miniはMicro USBで電源を取れたので、スマホの充電器とかを流用できたのですが、Nest miniは、専用のDC電源に変更となっていたので、それができません。
そのため、少し取り回しが悪くなってしまったのが欠点。
ただ、その分スピーカー出力も上がって音質も良くなってますし、元々据え置きで利用するものであるため、これはそこまで気にならないですかね。
画面がついていないがゆえの物足りなさはある
買う前にわかる内容ですが、画面付きのNest Hubと比較すると、やっぱり物足りなさはありますね。
個人的に最も感じるのは、「Googleフォト」を利用することができない点。
フォトフレームみたいに使えて、音楽も合わせて流したりすると、結構楽しめるので。

他にも、YouTube動画が見れたりするので、ここがどうしても物足りなさを感じる部分。
この点は、元々そのように作られている製品ではないですし、料金差もありますし、しかたのない部分です。
Nest miniの評判
上記は私のレビューで、他の方の評判・口コミについても見てみました。
全般的に、その使いやすさは高く評価されていました。
一方、細かい機能や起動の反応でアレクサに勝りもすれば、劣るという意見も多かったです。
アレクサも中々優秀ですからね、個人的にはシンプルにAmazonプライムとGoogleのサービス、どちらのサービスをよく利用しているかを第一に検討すると良いと思います。
レビューまとめ
Google Nest miniは、日本語認識能力が高いことから、ストレスなく利用できるのが何より良い点です。
また、Googleサービスとの親和性も高く、高機能で色々なことができます。
多少のデメリットはありますが、何より価格が安いため、スマートスピーカーはじめの一歩としておすすめです。