GrowSpica Pro レビュー|広範囲に可動するフィット感抜群のワークチェア!多機能性の割に操作もしやすく値段も安い

ブロガー&リモートワーカーの私にとって、心地の良い座り心地のワークチェアは必須。

常に色々試していますが、今回ご提供いただいた「GrowSpica(グロウスピカ)」のワークチェアは、可動域がかなり多く、快適に過ごせる椅子だったので、レビューを通じてご紹介します。

この製品の特徴は、以下の通り。

特徴
  • 腰背セパレート構造、動的可動式ランバーサポートを搭載
  • 猫背を支える5段階サポート
  • ヘッドレスト・フットレスト・ハンガー付き
  • レバー1本に3つの機能を搭載
  • ツール不要で簡単に完成
  • 黒で統一したモダンデザイン

これだけ多機能にも関わらず、値段も7万円を切るというワークチェアと考えると信じられない安さです。

実際の利用感はどうか、そのコスパ面について、レビューを通じてチェックしていきたいと思います。

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GrowSpica Pro レビュー

GrowSpicaは、長時間の作業に最適。座面は固めで弾力のあるメッシュ素材が採用されており、通気性がよく、姿勢をキープしやすい。特にランバーサポートがお気に入りで、前傾姿勢でも腰をサポートしてくれた。稼働する範囲が豊富で、リクライニングだけでなく、背もたれの高さや座面の前後まで調節でき、身体にフィットさせやすい。オールブラックの外観はスタイリッシュで馴染みやすく、機能的でコスパ良し。長時間作業する方にかなりおすすめ。

メリット

  • 多機能ワークチェアにしては組み立てがかなり簡単
  • メッシュ×ナイロン素材で通気性よくインテリアに馴染みやすい
  • ランバーサポートが前傾姿勢でも支えてくれる
  • 調整できる箇所が多く、ユーザーの好みに合わせて調節できる
  • 操作レバーがまとまっており、直感的に操作ができる
  • フットレストやヘッドレストが付いており、休憩時に寄りかかって足を伸ばせる

デメリット

  • フットレストの出し入れがしづらく、滑りが重いため、出し入れに力が必要
  • 座面が固く、人によってはクッションが必要かも

この記事は、メーカーであるRasical Japan様より製品を提供いただき、記事執筆を行なっております。

組み立て

まず、ワークチェアの組み立てをしていきます。

脚にキャスターを取り付け、ベースを取り付けることで、椅子として完成します。

梱包サイズは、83cm×64cm×53cm、重さは27.9kgもあります。運搬に注意してください。

軍手や六角レンチまで含め、組み立てに関するキットは一通り揃っており、別途道具を用意する必要はありません。

同梱品です。

説明書を見るのも良いですが、段ボールの裏側に組み立て方法が掲載されており、これをみながら作業をすることが可能です。

段ボールの裏側に組み立て説明書が書かれていて、これを立て掛けて組み立てられるので楽です。

早速、組み立てていきたいと思います。まずは、脚にキャスターの取り付け。4つはめ込むだけです。

キャスターを装着。

続いて、脚にシリンダーを装着。

シリンダーを装着。

椅子のベース部分に、上記で組み立てた脚(シリンダー)をはめ込んでいきます。

なんと、たったこれだけのはめ込む作業で、椅子としては完成してしまいます!

実はこの3手順だけで椅子そのものとしては完成します。これだけで一応座ることが可能です。

これまで利用してきたどのワークチェアも、椅子として利用できるまでの工程が多く、ネジを取り付けたりと煩雑な作業が多かったです。

それに対し、GrowSpicaは、たった3手順でパーツをはめ込むだけで、取り急ぎ椅子として完成してしまうことに驚きました!

この点が、多機能ワークチェアの割に組み立てが簡単な、GrowSpicaの隠れた良さです。

一応全てのパーツを使いたいので、「ヘッドレスト」「フットレスト」も取り付けていきます。

ヘッドレストを組み立てる際に、ハンガーも取り付けられるのですが、これが少し入れにくい。

ハンガーを膝で押さえて、挿入口をしっかり立てて入れるようにしましょう。

最後に、座面の下にある2つの穴にフットレストを挿入していきます。

フットレストを挿入
ヘッドレストのストッパーとして、先端をネジ止めします。

これで完成です!

これで完成です!黒で統一されていてスタイリッシュなデザインですね。

ここまで見ていただいて、面倒なネジ締めは3箇所のみで良くて、各パーツをはめ込むだけで完成してしまいます。

組み立ては、これまで試してきたどの多機能ワークチェアよりも簡単でした。

実際こういう部分で使うのが億劫になったりもするので、そこまで工夫された椅子と感じました。

Growspica Pro レビュー

GrowSpica Proを早速利用してみましたので、レビューで詳細解説します。

可動式のランバーサポートで腰が疲れにくい

GrowSpica Proを利用して最も良かったと思えたのは、こちらのランバーサポート。

ランバーサポートは厚めにとられており、柔軟に調節が可能です。

この部分で腰がしっかりとサポートされるため、背筋を伸ばしてしっかりと座ることができます。

ランバーサポートは、前傾姿勢を取ると意味がなくなってしまいますが、GrowSpica Proはそれを前に押し出すことができるので、前傾姿勢状態であっても腰をサポートしてくれるのが良いと感じました。

前傾姿勢をとっても、腰をしっかりとサポートしてくれる

さらに、腰背部分がセパレート分離構造となっており、かつカーブを描いているため、腰にうまくフィットしてくれます。

しかも弾力性があり座る際に可動するため、フィット感が高い

これまで様々なワークチェアを使ってきましたが、この点から最も腰が疲れにくいと感じました。

リクライニングにより寝る体勢になった時も、背筋が少し伸びるような感じで、良いストレッチとなります。

インテリアに馴染みやすいデザイン|ヘッドレストの取り外しも可能

以前は、ゲーミングチェアをデスクワークでも利用していた僕ですが、全面レザーだったので夏場は蒸れる感じもありました。

このGrowSpica Proは、全体にメッシュが採用されており、通気性がとても良いです。

加えて、珍しくフレームにポリマーナイロンが使用されており、オールブラックな外観です。

このようなワークチェアは、フレーム部分に金属(アルミ合金)が採用されていることが多いので、これは珍しい。

高級感となるとそれらに劣りますが、上記のメッシュ・オールブラックな外観から、インテリア的に溶け込みやすい、スタイリッシュなデザインとなっています。

背面。スタイリッシュな外観です。

このようなヘッドレスト付きのチェアは、高さがあるためインテリア的な馴染みやすさというのは重要な要素です。

しかも、ヘッドレストは取り外し可能であるため、椅子自体が高くて、空間に広さを出したい場合に取り外すことができます。

家具は、高さが低い方が空間が広く見えるため、そういった場合に使うと良いです。

後ろにハンガーをつけることができ、ここに服をかけることもできます。

収納にも役立つ!

これ、カラーにホワイトがあるとかなり嬉しいかも。書斎は白系の小物や家具で統一しているので。

黒系の小物や家具で揃えている方には、本製品はかなりマッチすると思います。

座り心地は固め

GrowSpica Proは、座面全体にメッシュが採用されていますが、このメッシュが他のワークチェアと比較して、固めです。

そのため、姿勢が崩れにくく、背筋をすっと伸ばして座りやすいです。

かといって固すぎるわけではなく、メッシュにはハリと弾力もあり、良いクッション感があります。

座面は固めにとられている

柔らかすぎると体勢を維持するのに余分な負荷がかかるので、個人的には、固めの椅子の方が好きです。

ただ、人によっては、クッションなどが必要となる固さかも。メッシュも少し刺さりがあります。

同じようなチェアとして「COFO Chair Premium」も利用していますが、それよりもさらに固めです。

そのため、GrowSpica Proは、特に固めの椅子が好きな方におすすめのワークチェアです。

調節できる範囲が広く身体にフィットする

GrowSpica Proは、調整できる範囲が広く、背もたれの高さ、リクライニングの角度(135度まで)、チルトの調整(最大48回転)、座面の高さ、座面の深さの調整ができます。

リクライニングの圧力調整までできるので、女性や小柄な方でも柔軟に操作できます。

このレバーを回すと、リクライニングの圧力を調節することができる
背もたれの高さまで調節することが可能です

アームレストは前後・左右に角度調節できるのが嬉しい。腕をしっかりと乗せることができるので、この点でもフィット感があり、疲れにくいです。

肘から先がしっかり乗るため疲れにくい

特に、デスクでキーボードを叩く際には、肘と手がハの字になるため、左右に回すことで、腕をしっかりと支えてくれて疲れにくくなります。

この際も肘から先がしっかり乗るのでタイピング時に疲れにくい

GrowSpica Proは、他のワークチェアと比べて、特にこの可動する範囲が豊富です。背もたれごと可動できるのはすごいですね!

このことが、様々な体型の方に合いそうで、いろんな姿勢を取りやすく、快適に過ごすことができます。

休憩時も身体を伸ばすことができ長時間椅子に滞在できる

GrowSpica Proは、身体に合わせた様々なパーツ・可動領域を有し、休憩時にも使い勝手が良いです。

特に、ヘッドレストとフットレストの存在は大きい。椅子に座ったまま休憩することもできます。

PC作業を止めて、ちょっと休憩!

フットレストがあるので、休憩時に足を伸ばすことができます。

また、足を伸ばしたまま作業もできるため、椅子上でいろんな姿勢をとることができます。

そのまま伸ばすとフットレストが出てくる

ただ、このフットレストは滑りが重いため、出し入れに少し力が必要です。

一方、ヘッドレストは、前傾姿勢が主の私は、作業時にはあまり使わないものの、休憩時や寝る姿勢をとるときに首をささえてくれるため、重宝します。

このヘッドレストも前後に可動させることができるため、休憩時に自分に合ったポジションに位置調整をすることができたり、少し前のめりの姿勢になった時にも、うまくフィットします。

こういう感じで稼働できます。

休憩時でも過ごしやすい椅子で、なんというか長時間椅子の上に滞在することができます。

デスク付近の狭い場所で、様々な姿勢を自由に取ることができ、机の前への滞在時間が増えることで、デスクワークへの集中力が上がります。

操作レバーが一箇所にまとまっている

GrowSpica Proの良い点は、操作レバーが一箇所にまとまっていることです。

これは、高価格帯のエルゴヒューマンプロで採用されている方式ですが、本製品の同価格帯である、COFO Chair Premiumでは、機能ごとにレバーが分離されていました。

そのため、COFO Chair Premiumの場合だと、操作するレバーが多くて直感的ではなかったのがデメリットですが、GrowSpica Proはこの操作レバーによって、座面の高さ調節などの基本的な操作が格段にしやすいです。

このレバーには、以下の3つの機能があります。

右側についている操作レバー

以下の画像の矢印の方向へレバーを倒すと、それぞれ調節できます。

座面の奥行き・座面の高さ・リクライニングの3つの調節が可能

高さ調節やリクライニングといった、よく使う基本的な操作が、このレバー1箇所に集約されていることがありがたく、この製品を購入する大きなポイントの一つです。

レビューまとめ

GrowSpica Proは、座り心地が良く、調整できる範囲が広いこと、フットレストやヘッドレストがついていることが挙げられます。

フットレストの出し入れがしづらいことや、人によってはクッションが必要となる座面の固さかも、と細かい点で思う部分はありましたが、可動する範囲が豊富なのはありがたく、全体的な使い勝手は抜群に良いです。

最後に、この製品をおすすめできる人とできない人をまとめます。

おすすめできない人
  • 柔らかめの椅子が好みの方
おすすめできる人
  • コスパの良い多機能ワークチェアが欲しい方
  • 腰回りの快適性・腰痛になりやすい方
  • インテリアにこだわりたい方
  • ヘッドレスト・フットレスト付きのチェアが欲しい方
  • 通気性の良い椅子が欲しい方

以上です!可動できる範囲が豊富で、1箇所にまとまったレバーも操作しやすく、使い勝手が良く研究されたワークチェアだなと思いました。

Kou

Kou

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