ieCame(イエカメ)レビュー|AIでネットワークカメラはここまで進化したのか!

iecame

ホームセキュリティや見守りなど、色々な場所で使えるネットワークカメラ。

スマホで外出先から確認できるだけでなく、最近では「画像認識」や「音声アシスタント対応」など、AI周りの機能が発展してきています。

その中でも、AI機能に特に優れたラトックシステムの「ieCame(イエカメ)」をメーカーさんよりご提供いただきましたので、レビューします。

この製品、提供頂いてとりあえず使ってみたものの、そのAI周りの機能がとても発達していて驚きました!

その特徴を簡単にまとめると、以下のとおりです。

ieCameの特徴
  • 画質:1080p、暗視対応
  • AIで人を見分ける顔認識機能を搭載
  • 写真付き通知可能(Apple Watchからでも見られる)
  • Amazon Alexa、Googleアシスタント、Siriに対応
  • micro SDカード、クラウド保存可能
  • コンパクト/パン・チルト/屋外利用(防水)の3つのラインナップがある

防犯だけでなく、家族の見守りやペットカメラとしても利用できます!

いい感じです^ ^

そこで今回は、ネットワークカメラ:イエカメのその利用感や使い勝手はどうなのか?総合的なレビューをお届けします!

ieCame レビュー
総合評価:4.5
イエカメ 同梱品

ieCame(イエカメ)は、防犯や見守りに活用できるネットワークカメラ。顔認識やAlexa/Googleアシスタント/Siri対応とAI周りの機能に優れ、IPカメラの利用でストレスのある「通知」周りの問題を解消している。スマートホーム界隈で有名なラトックシステムが提供しており、日本企業のサポートがあるのも安心。IPカメラ入門〜マニアックな使い方まで万人におすすめ!

メリット

  • 高画質でハッキリ見える
  • ファミリー管理もできる
  • どのデバイスからでも操作できる
  • 日本企業のサポートを受けられる

デメリット

  • パン・チルトの反応が少しモッサリしている
  • 映像に少し遅延がある
 管理人:Kou

管理人:Kou

この製品は、AI機能の活用で「実生活での配慮」が行き届いたネットワークカメラと感じました。さすがスマートホームの老舗のラトックさん。

メーカー様より提供いただき、製品レビューを行っています。

プライバシーの観点で、映像の一部にモザイクをつけている場所があります。モザイクになっている箇所は、実際にはしっかり映りますのでご安心ください。

取り付けと初期設定

早速製品を入手しましたので、取り付けをしていきます。

ieCameには、3つのタイプ(後述)がありますが、今回のレビューにおいては、首振りタイプの「RS-WFCAM2」と防水仕様で屋外タイプの「RS-WFCAM3」の2つを利用しています。

ieCameをハムスター小屋に設置
▲RS-WFCAM2は、据え置きしてハムスター観察用のペットカメラに用いています。

一方、RS-WFCAM3は、屋外タイプ。これは、玄関に設置しています。

イエカメは、すべてのモデルで壁取り付け可能なマウントキットが同梱されていますが、RS-WFCAM3は、壁取り付け専用のタイプとなっており、その形状は防犯カメラそのものです。

基本的には、壁に穴を開けて取り付ける形となりますが、私の設置したい場所は、簡単に穴を開けられるような場所ではなかったため、少し工夫しました。

まず、イエカメにはオプション品としてクリップで取り付けられるキットや、マグネットで取り付けられるキットがあり、これを活用。

▲こういうクリップを使って取り付けるオプション品がある。(スマホやカメラのクリッピングスタンドでも代用可能)

これに加えて、さらに突っ張り棒を壁に取り付けて設置。

▲RS-WFCAM3は突っ張り棒とオプションのクリップで取り付けています。穴あけをする必要なく、お手軽です。

注意点としては、RS-WFCAM3は有線でACアダプターから電源を取るため、電源の引き込みが必要です。

これは私の場合、玄関のドアの郵便受けから電源を引き込んだり、家庭用の蓄電池から給電するようにしています。

▲家庭用の蓄電池で電源を取ることもできます。(これもAmazonで買っていた安いやつです。48000mAh/178Whでイエカメが1週間持ちました)

RS-WFCAM3は、その形状的にこのようなキットを利用することで、設置場所の自由度がかなり上がるので、そのご紹介でした。

ieCameを物干し竿に取り付ける
▲物干し竿に取り付けて、ベランダの監視にも試しています。

こうして取り付け終わったら、後はスマホのアプリから初期設定をします。

イエカメは、4台のカメラの映像を1画面に表示することができるので、これで各場所の映像をスマホ一つで見ることができるようになります。

スマホアプリの機能としては、主に以下の通り。

映像画面の主な機能
  • 画質調整(3段階で調節可能)
  • 静止画保存、即時録画
  • 音量(スピーカー調節)
  • 全画面表示・パンチルト(パンチルトはRS-WFCAM2のみ)
  • 警報・声掛け

映像を見るだけでなく、本体からブザーを鳴らせる警報機能や、声掛けができるのも良いですね。

このような形でイエカメは、ネットワークカメラとして必要十分な機能を有しています。

ieCame レビュー

さて、早速設定を済ませたところで、ieCameのレビューをしていきます。

他にもラインナップ(後述)がありますが、こちらの製品を元に詳細を見ていきましょう。

見られる映像はどう?

セットアップが完了し、早速製品を利用してみます。

まずはRS-WFCAM2をペットカメラ用途で利用してみます。

▲実際の映像です。

ハムスターのような小動物でも、細かい動きまでハッキリ見えています。

画質は1920×1080(1080p)と優秀で、フレームレートは15fpsではあるものの、ネットワークカメラ用途では及第点です。

イエカメは、暗視撮影にも対応しています。暗くなったら、自動でそのモードに切り替わります。

ハムスターは夜行性の動物なので、これをとても重宝しています。

▲暗視状態の実際の映像です。
Kou

Kou

夜に回し車で遊んでいる様子とかもハッキリ見えますよ!(人が覗くと運動を止めてしまうので、これでハムスターも安心?笑)

パン・チルトのタイプは見渡せる範囲が圧倒的に増え、部屋中を見渡すことができるようになるのが良い点。

これは一般的に防犯に役立つものですが、私の場合はこの部屋中を見渡せることを利用し、スマートホームで遠隔操作した家電を外からチェックするなんてことにも使ってます。

ネットワークカメラで家電の稼働を確認する
▲外からでもエアコンや照明がつけっぱか否かをチェック可能
iecame 玄関の監視のついでにスマートロックの操作確認も
▲RS-WFCAM3は玄関に取り付けて、人の出入りの記録に合わせて、スマートロックの施錠・解錠がしっかり行えているかにも使えてます。

この手の製品買う人って、少なからず家をスマートホーム化していたり、それに興味のある方多いと思うんですけど、遠隔操作が本当に実行できてるか不安になりません?そのチェックにまで使えて便利です。

ただ、このパン・チルトは、アプリのコントローラで操作しても実際にカメラが動くまでに遅延があるのがデメリット。(コントローラーで操作してから3秒後に本体の首振り)

同様にこれはIPカメラである以上、仕方のない部分ではありますが、映像に1.5秒程度の遅延があります。

この点は、今後のアップデートで改善されると嬉しいですね。

続いて、RS-WFCAM3の映像。

RS-WFCAM3の画像
▲モザイクして申し訳ないのですが、映像はかなり広角で16畳くらいの家なら、難なく映像に収まるかと思います。

この部屋は約14畳ですが、部屋の端から端までハッキリと見えていて、すごいなと感じた部分。

RS-WFCAM3の画角は129度とネットワークカメラの中でもかなり広角な部類で、性能の高さが伺えます。

一部マニアックな使い方はありますが、ネットワークカメラは活用範囲がとても広く、こういったトリッキーな用途にも使えるのが嬉しいです。

AI機能で人の顔まで見分けられるのがすごすぎる!

この製品の最大の特徴は、AIで「人」を認識することができることだと感じました。

というのも、普通のネットワークカメラを自宅内で利用しているとわかるのですが、ちょっとした動き(家電の作動や採光)で通知がどんどん来てうざったく感じてしまいます。

それが嫌で通知を切ると、ネットワークカメラの良さがなくなってしまう。。。

しかしこのイエカメは、人物検知のみの通知に絞ることができるのがすごいところ。

これで何が動いていても、「人」が写ったときだけ通知されるので、防犯や見守りにかなり使いやすいです。

さらにこれがieCameの肝といえる機能が、家族の顔を識別して、名前付きでリッチ通知したり、イベンド毎に顔のアイコン付きで表示できるというものです。

この機能はRS-WFCAM1とRS-WFCAM3のみに搭載されている有償の機能です。

実際にこの機能を利用してみましたが、きちんと顔認識がされ、家族が映るようになっていました。

通知も正確で、ある人物が部屋の中に入ってきたら、各メンバーをしっかり認識して、上記の通知を受け取ることができます。

また、部屋に入ってきたときからの映像が確認できるので、実際には人物が映像に映っていなかったということがないのも良い点。

いろいろ試した所、この機能はある程度部屋に滞在した状態で通知がされるようになっているようです。

玄関など、一瞬滞在する場所で利用した場合、反応はそこまでよくありませんが、そこでは「人物検知」の機能を利用すれば十分なため、この点はうまく住み分けで使えます。

顔の正面に対して±15度・カメラの視角±30度、顔を捉える距離はカメラから1〜3メートルになると顔認識がしやすくなるとされています。設置の際のご参考まで。

そのためこの機能を活用したい場合は、リビングなど家族が一定時間滞在する場所に設置するのが良いかと思います。

このようにすることで、お子さんが帰宅した際の通知を受け取れるようになるのが便利です。

しかもこの情報は、映像付きのタイムラインとしても見れるため、映像や音声つきの活動履歴としても使えるのが良い点。

▲このデータは結構正確で同性でも各人をしっかり見分けることができていました。

一人暮らしでも、映像付きの日記のような形で使えるので中々良いです。

この機能は、他社のカメラにはないイエカメ独自のもの。そのため、イエカメは見守りに特に優れたネットワークカメラと言えそうです。

通知が「写真つき」でめちゃくちゃ便利

これまで利用してきたどのネットワークカメラも、通知は文字で「検知しました」と出るだけで、どのようなものを検知したのか、アプリを開いて見ないとわかりませんでした。

そのため、実際には重要な情報でも、結局多くの通知に埋もれてしまい、見逃すものも多くあったのです。

しかし、このieCameには「写真つき」で通知してくれるので、重要なものとそうでないものをひと目で判断し、確認することが出来ます。

リッチ通知機能
▲このような形で通知がでます。本当に自分の顔がハッキリ写っちゃってるのでモザw
動物もリッチ通知
▲たまに人扱いでペットが誤検知することもあり。やはり動物も判定できるようになってもらいたい所。(ペットカメラとして使う人も多いので)

この点も、実際に利用していて課題に感じる部分をしっかり埋めてくれているなと感じています。

さらにスマホだけではなく、「Apple Watch」にも写真つきで見せてくれるのがすごいところです。

Apple Watchからの操作
▲何度もテストしてみましたが、自分の顔までちゃんと写っています。

スマホの通知って、ポケットから出してロック画面を見ないと見れませんからね。

実際にApple Watchつけて利用してみましたが、やはりすぐに確認できるのがかなり便利です。

何度も試しましたが、通知は5〜10秒後に届き、かつ人が写った瞬間を静止画通知として捉えてくれるので、意味のある通知として情報を届けてくれます。

カメラを声で即オフできるのが良い「ヘイSiri、見ないで」

ieCameは、アレクサやGoogleアシスタントといった「音声アシスタント」にも対応しています。

この点からも、AI関連をかなり意識して作られているなと思う部分。

これらの音声アシスタントは、Echo ShowやGoogle Nest Hubといったディスプレイ付きスマートスピーカーから、カメラの映像を見ることができます。

Echo Showから確認
▲画面付きスマートスピーカーで映像を確認することができます。

また、非常に珍しくSiriにも対応しているのが大きいです。これによって、iPhoneや先述のApple WatchのSiriに話しかけて操作をすることができます。

これは音声アシスタントの裏技的な使い道ですが、このSiri対応で個人的に一番重宝しているのは、「カメラをすぐにオフにできる」という点です。

ネットワークカメラは基本宅内に設置するものですが、監視状態にあると常に部屋の中のことを覗かれている状態になります。

時には、着替えをしたりだとかとっさにカメラに見られたくないときでも、オフにしない限りは映像が見られてしまうわけです。

このオンオフの切り替えはある程度本体アプリのスケジュール機能によって自動化することが可能ですが、上記のようなことは、タイミングによってマチマチです。

その際に、iPhoneやApple Watch、HomePodから話しかけてカメラをオフにできるのが良いです。

AlexaやGoogleアシスタントでは、話しかけてカメラをオフにすることができません。※オンにはできます

上記画像ではSiriのショートカットを直接編集していますが、基本的にはieCameアプリのSiriから設定するのを推奨します。あくまで私の環境ではこのように設定しました。

カメラをオフにするとレンズが隠れる
▲パン・チルト対応のRS-WFCAM2は、オフにするとレンズが隠れますので、そもそも見られる状態でなくなります。

ネットワークカメラって設置しているだけでも結構物騒な製品なので、この仕掛けは室内で実際に利用するには良いですね。

逆に以下のような一括操作も可能です。

アレクサで一括操作
▲他の動作に組み込み、操作することができます。(例として「アレクサ、いってきます」で照明を消して、イエカメとルンバを稼働)

単に便利なだけでなく安心して利用することができる、この点がAIにしっかり対応しているieCameのメリットです。

製品詳細について

ここからは、製品そのものに関する事項をまとめています。

イエカメのラインナップ

イエカメには、3つのラインナップがあるので、以下に整理しておきます。

型番RS-WFCAM1
設置場所を選ばないコンパクトタイプ RS-WFCAM1
RS-WFCAM2
パンチルト、遠隔操作対応の首振りタイプ RS-WFCAM2
RS-WFCAM3
防水仕様で防犯にも最適な屋外モデル WFCAM3
人(外観)
動体
音声
顔識別※有償×
リッチ通知
人(外観)
リッチ通知
顔※有償
×
警報(音声)
警報(ライト)××
パンチルト対応××
防水防塵対応××○(IP65)
画角対角131°対角109°対角129°
解像度1920×1080 FHD
640×360 SD
1920×1080 FHD
640×360 SD
1920×1080 FHD
640×360 SD
ナイトビジョン(暗視)IR LED(850nm)IR LED(850nm)High-Power IR LED(850nm)※高性能
給電方法USBケーブル+ACアダプターUSBケーブル+ACアダプターUSBケーブル+ACアダプター
外形寸法約69×69×107mm、約95g約83×83×110mm、約215g約92×57×99mm、約230g
microSDカード録画
(128GBまで対応)

(128GBまで対応)

(128GBまで対応)
参考:製品比較表

このうち、RS-WFCAM1は通常のネットワークカメラ、RS-WFCAM2はパン・チルトに対応したカメラ、RS-WFCAM3は屋外でも利用できる防水タイプのモデルです。

ポイントとしては、上記で紹介した顔認識機能に対応しているのは、「RS-WFCAM1」と「RS-WFCAM3」です。

特にお子さんの見守りに利用される場合は、上記どちらかを選択されるのが良いかと思います。

クラウド保存サービスについて

ieCameは、micro SD以外にもクラウド保存機能があるのがメリット。

これは、無償プランと有償プランの2つに別れています。

無償プランと有償プランのおもな違いは、以下の表のとおりです。

  無償プラン有償プラン
顔認識×
人物検知
動体検知
音声検知
クラウド録画検知録画連続録画
ライブ連続視聴連続視聴5分まで連続視聴 8時間まで
お気に入り×
その他有償プラン無償1ヶ月無償1ヶ月
参考:クラウドプラン

先述した顔認識管理できる機能(ファミリーメンバー管理機能)を見守りや防犯に利用したい場合は、有償プランを検討しましょう。

他の安価帯ネットワークカメラと比較して、無償でクラウド保存ができるのは中々ないので、それだけでも嬉しいですね。

ラトックシステム社について

この製品を提供するのは、制御機器・周辺機器で有名なラトックシステムです。

昔から「スマート家電リモコン(RS-WFIREXシリーズ)」といった人気製品など、スマートホーム界隈では老舗的な企業で、このようなネットワーク機器についても、品質の良い製品を多く発売されています。

Kou

Kou

ラトックシステムさんの製品は日本の環境に合った品質の高いものをたくさん出されており、私も「RS-WFIREX4」「RS-WFIREX3」を購入しており、重宝していました!

このような安価帯のネットワークカメラは、海外メーカーのものが非常に多いですが、この製品は日本のメーカーから提供されており、そのサポートが受けられるという点でもかなり安心して利用できますね。

また、映像ももちろん暗号化されており、クラウドはAWSを利用しているなど、セキュリティにも配慮されているとのことです。

レビューまとめ

今回はラトックシステムの「ieCame(イエカメ)」をレビューしましたが、とにかくAI系の機能が発達していて次世代のネットワークカメラと言えます。

やはりAIがあるかないかで、通知やカメラ稼働のオンオフなど、実際の利用感は大きく変わるなといった印象で、特に見守り用途に活用できますね。

この製品は、スマホやスマートウォッチから難なく操作できますし、サポート面でも比較的安心して使える製品でもあるので、ネットワークカメラ入門向けとしてもおすすめです!

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