最近ジワジワと増えてきている、スマート家電。
別名IoT家電とも呼ばれるもので、その特徴はズバリ「インターネット(Wi-Fi)に対応している」ことです。
それによってどのようなことができるかというと、これまでの家電と比較し、以下のような特徴があります。
- 家電の音声操作、遠隔操作ができる
- 稼働状況、室内環境のモニタリングができる
- 自動操作が可能で手間いらず
- 動画配信などオンラインサービスを利用できる
そんなスマート家電にハマっている私は、累計200万円くらい色々なものを買ってきました。笑

管理人:Kou
このブログに示すとおり、筋金入りのスマートマニアです笑
今回は、その中で、特におすすめのスマート家電を10個ご紹介します!
もくじ
スマート家電(IoT家電)おすすめ10選
私が買った中で特に良かったと思えたスマート家電を選抜してご紹介します!
Nature Remo

Nature Remoは、スマートリモコンと呼ばれる製品で、ざっくりいうと、「Wi-Fiに対応した学習リモコン」です。
家に一台設置するだけで、自宅にある「赤外線リモコンで操作する家電」を遠隔操作することが可能です。
インターネットに対応していることで、スマホにリモコンをひとまとめにして宅内・外出先を問わず遠隔操作したり、スマートスピーカーと連携して音声操作も可能です。
これがすごく便利で、帰宅前にエアコンを付けて家を暖めておいたり、家事をしている最中に家電のハンズフリー(音声)操作できるのが便利。

そのデファクトスタンダードとも言える存在がこの「Nature Remo」で、発売初期の頃から約3年、ずっと使い続けているスマートリモコンです。
特徴は、以下の通り。
- 本体・アプリともにデザインが最高(インテリアとしても良いかも)
- 音声アシスタントへの対応が豊富
- 自宅の電力と連携させて操作ができる(Nature Remo Eシリーズ)
特にNature Remo Eという製品を使うと、「電力を監視してそれに合わせて操作できる」というのがすごい所。

popIn Aladdin 2

これも相当におすすめなのが、プロジェクター・シーリングライト・スピーカーが一体型となった、「popIn Aladdin(ポップインアラジン)」です。
一体型かつ天井設置のため、スペースを全く取らずに、その部屋をエンタメ空間にすることができます。
しかも、「Xit AirBox」という専用チューナー(またはNasne等DTCP-IPレコーダー)を追加購入することで、地上波のテレビも見ることができます。

私は寝室にテレビを置いていたのですが、このpopIn Aladdinを利用してからというもの、それが必要となくなり、部屋がかなりスッキリしました。
もちろんAmazonプライムビデオやYouTubeといった一般的な動画配信サービスを見ることができるだけでなく、ポップインアラジンの世界観を楽しめる、オリジナルコンテンツも充実。
天井から降り注ぐ音楽や映像音声も楽しめます。

家庭用ゲーム機を投影できないのが欠点ですが、これを設置するだけでも生活が一気に豊かになるので、おすすめです!
SHARP AQUOS 4K

テレビを最近買い替えたのですが、最近のスマートテレビはすごいですね。
私は自宅をSHARP家電でほぼ統一しており、テレビはAQUOSを購入。
そのテレビが素晴らしい出来だったので、こちらで紹介。
有機ELではないモデルなのですが、それでも以下のような性能・機能を搭載。
- N-Blackパネルの色彩表現が豊か(液晶とは思えません)
- 各種動画配信サービスに対応
- スマートスピーカーと連携し、音声アシスタント操作に対応
- COCORO HOMEと連携したアプリからの遠隔操作が可能
- 独自サービス:COCORO VISIONの視聴ランキング等が使いやすい

動画配信サービス対応・アプリで遠隔操作が可能なだけでなく、SHARP家電のセット操作など、IoTを大いに活用した独自要素があるのが嬉しいポイント。

最近のテレビはここまで進化してる!ということで、こちらもおすすめとして掲載します。
Qrio Lock

自宅の鍵に取り付けて、スマホやスマートウォッチから鍵の開閉ができる、スマートロックという製品をご存知ですか?
これがめちゃくちゃ便利で、疑似キーレスを実現することができます。
帰宅時に鍵をバッグの中から取り出す手間を省けたり、急いでいる時にスマートウォッチから鍵を締めたり等、地味ながら外出〜帰宅の手間がけっこう省けます。
家の鍵に使う(ほぼ毎日使う)ものなので、ここはこだわりたいところ。
その中で、このQrio Lockは、スマートロックの老舗的な存在で、以下のような特徴があります。
- デザインに高級感があり、動作がなめらか
- 肝となる「手ぶらで解錠」機能の動作が比較的安定している
- 連携可能な製品が多い(Nature Remo 3やスマートウォッチ:wena 3にまで対応)
- 音声アシスタントでの操作まで可能
- 純日本製でサポートに安心感がある
スマートロックは他に「セサミ(SESAME)」という安くて機能てんこもりな製品があり、こちらを選ぶのもおすすめです。
Dyson Pure Hot & Cool

続いて空調家電でベストバイだったのが、「Dyson Pure Hot & Cool」。羽のない空調家電として、家電量販店で一度は見たことがあるモノではないでしょうか。
この製品、空調家電として非常に優秀な上に、スマート系の機能が驚くほど充実しているんです!
その特徴は以下の通り。
- 扇風機+ファンヒーターで年中置いておける(空気清浄機能付き)
- スマホアプリで遠隔操作だけでなく、部屋の空気質を細かくモニタリングできる
- 音声アシスタントの操作がかなり細かい機能まで対応(アレクサの定型アクションなど)

設置場所が柔軟すぎて、廊下と書斎どちらに置くか迷っていますw なんというか、全部入りって感じですね。
暖房の電気代がかなりかかる(ウチではブレーカー落ちるレベル)のがデメリットですが、タイマーや先述のNature Remo E Liteのトリガーを有効活用し、セルフピークシフトしたりとうまく使えています。
首振りもできて、年中快適な空調に整えてくれる、Dyson Pure Hot&Coolもおすすめです!
SHARP AIoT対応 エアコン+加湿空気清浄機

続いて空調家電。こちらはリビングに設置しているもの。
これも先のテレビや後述のホットクックと同様に、SHARPのAIoT家電に統一しています。
これの一番の良さは、双方AIoT対応モデルであることによって、エアコンと加湿空気清浄機が連動して操作できる点です。
エアコンは、「エコ自動運転」+加湿空気清浄機は「おまかせ」モードにすることで最適な空調に常に整えてくれます。

これらは、IoTのセンシング技術がうまく活用されており、寝るときに(部屋が暗くなると)自動でおやすみモードになり、加湿空気清浄機が静音になるなど細かいメリットがあります。
しかも最近のエアコンの省エネ効果はすごくて、私のは14畳タイプですが、買った当初は暖房運転でも常時500〜600W程度の消費電力に収まることにびっくりしてました笑(これは私が時代に乗り遅れてるだけかもですが笑)
この組み合わせで、リビンクの空調は完全自動運転を実現できていて、家電のメーカーを統一するのはおすすめです。
ホットクック

こちらもSHARP家電。調理家電の王様、ホットクックです。
ホットクックは、自分にとって憧れの家電(笑)でようやく購入できたのが、2020年の8月。2020年最新モデルの発売に合わせて買いました。
実際に使ってみて、やっぱり「材料入れてボタンを押すだけで出来上がる」というのが最高ですね。
火加減の調節や混ぜなど、常にキッチンに滞在し、小技を効かせなければならない部分をやってくれるので、ガサツな自分にはぴったりですw
他に予約調理ができたりと、他の家事をする際や在宅勤務で時間差調理ができて、結果効率化するのに繋がりますね。

ホットクックを購入してから、この辛い自粛期間に自炊をしっかり行えるようになり、そういう意味でも買ってよかったです。
ホットクックはSHARPのAIoT対応家電群の一つであり、スマホと連携してレシピをダウンロードするだけでなく、先述のAQUOSのテレビ画面から調理残り時間を見れたり、アレクサに献立提案をしてもらったりと面白い使い方もできます。
そんなホットクックもおすすめです。
プラススタイル コーヒーメーカー

ちょっとトリッキーな切り口ですが、こちらの全自動コーヒーメーカーもおすすめ。
このコーヒーメーカーは、スマート家電で多くの製品を出している「+Style」という会社の製品です。
なんとこのコーヒーメーカー、スマホでの操作やアレクサやGoogleアシスタントに対応してるんです。
で、話しかけてコーヒーを沸かす、なんてことはほとんどしません。
これに対応してて何が良いかというと、アレクサの定型アクション機能を活用し、「Amazon Echoのアラームを止めたら、コーヒーを沸かす」という自動操作が可能なこと。
つまり、朝起きた瞬間にコーヒーの良い香りで目を覚ましつつ、挽きたてのコーヒーが飲めることです。(これをタイマーでやるのは難しいです。)

私は、一日にコーヒーを5〜6杯ほど飲むコーヒー中毒なのですが、全自動なので豆を挽いたり蒸らしたりする手間も無いのが良い点。
ほぼ毎日これを使っており、「音声アシスタントは話しかけて操作できることだけがメリットではない」という用例に最適でしたので、掲載してみました。
ちなみに、プラススタイルは、他にもスマートリモコンやスマート電球等多くのスマート家電を発売しているので、ここで全部買いあさり、スマートホーム化をするというのもおすすめです。
ルンバi7+

ロボット掃除機の王様、ルンバ。我が家ではルンバi7+を利用しています。
何より、クリーンベース(自動ゴミ収集機)がついているのが大きいですね。いちいち本体のダストボックスのゴミを捨てるのが面倒だったので、それをしなくてもよくなったのはとても大きいです。
また、清掃能力・走行能力といった基本性能も抜群に良く、やっぱりロボット掃除機のデファクトスタンダードだと思い知らされる製品です。
ルンバはマッピング能力に優れており、スマホアプリも最近のアップデートでかなり進化しています。
その良さは、部屋を指定して掃除ができることですね。


スマートスピーカー連携も優秀で、他の多くのロボット掃除機ではできない「話しかけて部屋を指定し掃除を命令」できるのが便利です。
このように、IoT機能も際立っているため、ルンバをおすすめしています。
なお、こちらの家電だけ厳密には購入ではなく、サブスク契約をしています。
ルンバには「ロボットスマートプラン」という月額支払で利用できるものがあり、ここで契約して使ってます。
SwitchBot

最後におすすめしたいのが、スイッチボットという製品。
これはトリッキーなデバイスなのですが、カンタンに言うと「指の代わりにボタンを押してくれる」製品です。
何ができるのかというと、自分が実践してきた中では以下の通り。
- 照明スイッチを操作する
- 浴室リモコンのボタンを押す(遠隔で風呂を入れてくれる)
- マンションオートロックの解錠ボタンを押す(スマートロックと合わせてキーレスに)
- PCやサーバーのスイッチを遠隔で押す
あとは自分はやったことないですが、床暖房やペットの餌やり機に使ったりもできるようです。
上記はSwitchBot本体でできることなのですが、実はこの製品の良さはそれだけではありません。
別売製品を組み合わせることにより、カンタン安価にスマートホーム化ができちゃうんです。
商品名 | 概要 | 私のレビュー |
---|---|---|
SwitchBot Hub Mini | スマートリモコン+SwitchBotのネットワークハブ | レビュー |
SwitchBot | ボタンを押す装置(先述の通り) | レビュー |
SwitchBot 温湿度計 | 温湿度計。スマホから確認可能 | レビュー |
SwitchBotカーテン | カーテンレールに取り付けて、開閉できる | レビュー |
SwitchBotボタン | ボタンを押して、SwitchBotの任意の製品を作動させることができる | レビュー |
SwitchBot スマートプラグ | コンセントとの間に刺して、主電源を遠隔操作 | レビュー |
SwitchBot スマート加湿器 | SwitchBotアプリの中で管理できる超音波加湿器 | ー |
特に自分が便利だなと思っているのは、浴室リモコンやマンションのオートロック(宅内の解錠ボタン)を押すことができるのと、スマートスピーカーからカーテンを開閉することができる点ですね。


それ以外にも、ハブとなるSwitchBot Hub miniは、スマートリモコンとしても利用可能です。
そんな感じでまとめて操作できる、SwitchBotもおすすめです!
【補足】スマートスピーカーがあると便利!
上記ご紹介した通り、おすすめな製品はほとんどアレクサやGoogleアシスタントといった音声アシスタント対応家電が多いです。
これは、ここ最近の流行となっていて、スマート家電のほとんどがそれらに対応しています。
中核的な存在なので、あえて上記家電類からは外したのですが、このスマートスピーカーがあると、それら家電の音声(ハンズフリー)操作ができるようになるので、おすすめです。
加えて、音声アシスタント内の機能を使って、家電の自動操作もカンタンにできるようになるのがメリット。
自宅では、Amazon Echoシリーズをメインで設置しており、Google NestやHomePod miniを少々、これでどこからでも家電操作や音楽再生、通話を楽しんでいます。

スマートスピーカーは、個人的にはAmazon Echoが最もおすすめですが、Google Nest(Google Home)や次点でHomePodでも音声操作や自動操作が可能なので、好みのものを選んでください。
おわりに
今回は自宅で使っているおすすめのスマート家電をご紹介しました。
個人的には、あと洗濯機と冷蔵庫を買い換えたら、完全にフル装備(笑)になるのですが、このへんはスマートというには決め手が薄いものが多く、今後の課題として残しておきますw
今後も良さそうな家電が出てきたら、チェックしてどんどん購入していきたいと思います!