【比較】ネットワークカメラ(IPカメラ)おすすめ6選|防犯・見守り・スマートホームで使える!

自宅などに設置し、インターネット経由でスマホから映像を確認できる「ネットワークカメラ(IPカメラ)」。

最近、この安価なネットワークカメラが増えてきており、使い勝手も良くなってきています。

例えば、以下のようなことに使えます。

ネットワークカメラでできること
  • ペット・赤ちゃん・高齢者の方向けの見守りカメラ
  • 不審人物の検知(防犯対策)
  • 部屋の様子をリモートで確認
Kou

Kou

遠隔地からもスマホやタブレットで映像を確認できるのが便利です!

今回は、そんな安価に買えるネットワークカメラについて、おすすめ製品を紹介していきます!

\スマートホームのおすすめ/

ネットワークカメラ おすすめ6選

実際に利用してきた中で、おすすめできる製品についてご紹介していきます。

Anker Eufy IndoorCam 2K Pan & Tilt【特におすすめ!】

私の中で最もおすすめなのが、2020年10月に新発売となった、AnkerのEufy IndoorCamです。

まず、基本的な以下の機能は完備。

Eufy IndoorCam 基本仕様
  • 1080p撮影(最大2K撮影まで可能)。暗視撮影可能
  • 画角も水平方向に125度、首振り(パンチルト)対応モデルあり
  • 録画も可能、micro SDカードによる保存も可
  • 動体検知、音声検知あり
  • Amazon Alexa、Googleアシスタントに対応

▲操作画面。設定にも色々な項目があり、きめ細やかに何でもできます。

加えての特徴なのが、更に以下の機能を有している点です。

Eufy IndoorCAMの特徴
  • AIで被写体を認識し、それに応じ検知有無を設定できる
  • Apple HomeKitに対応
  • スマホのGPSと連携し、位置情報によって在宅・帰宅設定が可能(ジオフェンシング)

※ここまでの機能を搭載しているのは、以下に述べる高価格帯のArloのみでした。

▲AI機能によって、被写体に応じて通知を振り分けることができます。誤検知をしなくて良いです。

ネットワークカメラとしてはNo.1と言えるほどの機能性を有しています。

▲実際にペットのハムスターを撮影していますが、小動物でも高画質でくっきり見えます。

その割に、エントリーモデルの「Eufy IndoorCAM」が3,000円台、首振り対応の「Eufy IndoorCam 2K Pan & Tilt」でも4,000円台ととても安価でコスパが非常に良いです。

この値段差であれば、首振りタイプのほうが見える範囲が圧倒的に広くなるため、使い回しもしやすくおすすめ。

新しめの製品ですが、これまでのネットワークカメラの良いとこ取り。

発売する企業も充電器などで有名なAnkerなので、比較的信頼もでき、大変おすすめ。

このような理由から、AnkerのEufy IndoorCAMを特におすすめの製品として掲載させて頂きます。

ATOM CAM【特におすすめ!】

ATOM CAMは、格安ながら本格的なネットワークカメラです。

その価格、何と2,500円!ちょっと信じられない価格設定です。

その割に、以下のような基本的な性能・機能は完備。

ATOM CAM 基本仕様
  • 1080p撮影。暗視撮影可能
  • 画角は130度
  • 録画も可能、micro SDカードによる保存も可
  • 動体検知、音声検知あり
  • Amazon Alexa、Googleアシスタントに対応

▲安い割に壁取付キットやUSBアダプターまで完備。素晴らしいです。

さらに、特徴的なのが以下の機能です。

ATOM CAMの特徴
  • タイムラプス撮影が可能
  • AIで被写体を認識する機能も搭載(Edge AI機能)
  • 別売センサーでスマートホーム化(自動化)が可能となる予定

※別売センサーは現在クラウドファンディング中です。

▲被写体を自動認識。ペットの検出も可能。 

このように、格安な割に他のネットワークカメラと同等の機能を持つだけでなく、上記のような独自機能もあるのが優れている点。

今後、首振り対応モデルが出てくると嬉しいですね。

このATOM CAMは、元々海外で製造されていますが、日本法人もあり、ファームウエア・アプリは「ATOM Cam」専用の開発チームが作り、サーバーもAWSの日本のリージョンを利用しているとのことです。

ネットワークカメラは、海外製のものがほとんどですが、そのような点からも比較的信頼のできる(トラブルが合った際に追及しやすい)製品であると言えます。

TP-Link Tapo C200

Wi-Fiルーターで有名な、TP-Linkからもネットワークカメラが発売されています。

TP-Link Tapo 基本仕様
  • 1080p撮影、暗視撮影可能
  • 画角も水平方向に125度、首振り(パンチルト)対応モデルあり
  • 録画も可能、micro SDカードによる保存も可
  • 動体検知、音声検知あり
  • Amazon Alexa、Googleアシスタントに対応

▲操作画面です。パンチルトのタイプは、首振り操作も可能。

基本的な機能はしっかり完備。首振りモデルもあります。

さらに特徴的なのは、TP-Linkはこの手のスマートホーム製品をいくつか発売しており、これらと連携できる点です。

Tapoシリーズでは、現時点ではスマートプラグが発売されており、今後多くの製品が日本で発売する可能性もあります。

製品の作りもよく、こちらの製品もおすすめです。

+Style スマートホームカメラ

スマート家電を多数発売している、「+Style」のネットワークカメラもおすすめです。

その最大の特徴は、フレキシブルなアームで、置く場所を選ばないことや、カメラの向きを自在に変えられる点です。

▲アーム部分を自在に曲げることができます。
▲このように丸めて立たせることや、逆向きに取り付けたりもできます。
+Styleカメラ 基本仕様
  • 1080p撮影。暗視撮影可能
  • 画角:110度
  • 録画も可能
  • 動体検知、音声検知あり
  • Amazon Alexa、Googleアシスタントに対応

これの最大のメリットは、他の豊富なプラススタイル家電と組み合わせた仕組みづくりや統合的なスマートホーム化を実現できる点です。

温湿度アダプターも付属しており、「動き検知」「音検知」「温度」「湿度」の反応により、家電を操作することが可能です。

組み合わせ次第では、他のどのネットワークカメラでもできないことを実現できるため、こちらもおすすめの製品です。

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MANOMA AIコミュニケーションカメラ

これは、他のネットワークカメラとはちょっと異質な存在なのですが、ソネットが提供している「MANOMA」というスマートホームのサービスにある、「AIコミュニケーションカメラ」もおすすめです。

これの他にはないメリットは、在宅・帰宅を検知して、自動でカメラのレンズフィルターを開閉できる機能です。

MANOMAコミュニケーションカメラ
▲不在時にはレンズフィルターが自動で開き監視、在宅時は閉じて自動で監視が終わります。

これは個人的な体験談なのですが、実際に生活の中で利用していると、ネットワークカメラはレンズがむき出しのものが多く、電源を切っていたとしても常に監視されているような気がして、物騒に感じる製品でもあります。

この製品は、唯一物理的なフィルターを自動で開閉することが可能であり、生活にとても馴染みが良いネットワークカメラとしておすすめです。

加えて、この製品は家族間のコミュニケーション機能を売りにしており、単に見守りや防犯として利用するだけでなく、MANOMAのサービスを用いて統合的なスマートホームを作れる点もポイント。

▲その根幹となるAIホームゲートウェイはAmazon Alexaも内蔵しておりスマートスピーカーとして利用できます。

ただし、欠点として、売り切りの製品ではなく、サービスとして月額費用がかかる点なので、この製品に興味のある方は、以下の記事をご確認ください。

Arlo Pro

最後に、ネットワークカメラの中では老舗的な存在である、Arlo(アーロ)についてもおすすめ製品として紹介します。

Arloには様々なラインナップがありますが、ワイヤレス・かつ防水に対応している「Arlo Pro」というモデルがおすすめで、屋外利用でも活躍します。

▲コードレスで設置できるので、設置の自由度が最も高いです。
▲ベースステーション(ハブ)を設置することにより、各Arloをインターネットに接続します。

もちろん基本的な機能は完備。

Arlo Pro 基本仕様
  • 1080p撮影。暗視撮影可能
  • 画角:110度〜160度
  • 録画も可能、クラウド保存が可能
  • 動体検知、音声検知あり
  • Amazon Alexa、Googleアシスタントに対応

加えて、高価格製品ならでは、以下のような特徴があります。

Arlo Proの特徴
  • ワイヤレス・防水対応
  • クラウド自動録画(細かくカスタマイズ可能)
  • HomeKit、IFTTT対応
  • ラインナップやキットが豊富(4K撮影モデル:Ultraもあり)

※他のタイプと同様のものとして、「Arlo Q」というモデルもありますが、現在では同等機能で安価なモデルが多く発売されているので、単体として購入するにはあまりおすすめできません。

他のネットワークカメラと比べると非常に高額ですが、ネットワークカメラの老舗的な存在で、信頼性も抜群。

本格的なネットワークカメラを導入したい方にはおすすめです。

上記IPカメラがおすすめな理由|選び方の解説!

おすすめ製品として、上記を挙げましたが、なぜこれらがおすすめなのか?

その選び方について、これまで利用してきた経験を元に、まとめていきます!

画質・画角の良さ(広さ)

これはカメラとして当然なのですが、画質の良さ、画角の広さが最も重要です。

これにより、見える範囲も変わってきますし、ペットから不審者まで鮮明に見えるようになります。

基本的には、スマホから見ることを想定すると、フルHD以上(1080p撮影可能)のものが鮮明に見えるため、これを選定しています。

また、画角については難なく確認できる「120度前後」のものを選択していますが、ここで重要なのが、首振り機能の有無です。

首振り機能があると、基本的に360度見渡せるようになり、ペットや人物など移動するものへの追尾もすることができるようになります。

これが利用していく中で大変便利で、ラインナップの中で首振り機能があるものを特に優先しておすすめしました。

自動検知機能の有無

続いて、自動検知機能の有無です。

この検知機能により、被写体に何らかの動きがあった場合に、スマホで通知が受け取れるようになります。

ここでの自動検知機能は、以下のものとなります。

主な自動検知機能
  • 動体検知(動きを検知したら、録画・スマホ等に通知)
  • 音声検知(音を検知したら、録画・スマホ等に通知)
  • 暗視検知(暗くなったら、自動的に暗視モードで撮影)

これら機能により、録画を常時確認したりや撮影モードを切り替える必要なく済みます。

基本的には、上記3点を搭載している製品を選択しています。

また、この自動検知関連で重要なのが、上記検知モードを自動で切り替える機能があるか否かです。

例えば、人・ペット・赤ちゃんなどを、AIで被写体を認識し、被写体によって通知するか否かを選択できる機能。

それ以外にも、スマホの位置情報(GPS)等と連携し、帰宅・外出を自動認識し、帰宅時には通知を出さないといった設定ができるものもあります。

▲ジオフェンス機能は、任意の位置を設定でき、検出モードの切替が可能。

通知が出るタイミングを任意に設定できないと、自分が検知したくないものでも通知がどんどん来てしまうため、うざったく感じます。

実際に利用していく中で、これが結構重要だなと感じましたので、このような痒いところに手が届く機能があるものを優先的におすすめしています。

音声アシスタント対応の有無

AmazonアレクサやGoogleアシスタントといった、音声アシスタント対応がネットワークカメラのトレンドとなっています。

これらは、「Echo Show」や「Google Nest Hub」といった画面付きスマートスピーカーに話しかけ、そこから即座に他の部屋の映像を確認するといったことに使えます。

▲画面付きスマートスピーカーで映像確認!

今の所そこまでメリットがないように見えますが、注目なのは、音声アシスタント側が日進月歩に成長しているといった点です。

音声アシスタントに対応していれば、その仕組みを借りて、色んな製品を束ね連携させることで、例えばスマートホームを実現できるようになります。

それ以外にも、新しい音声アシスタント対応ディスプレイが出てきたら、そこからカメラ映像を呼び出すことができるようになるかも?

こういった点で、音声アシスタントは今後の成長が見込めるので、予めそれに対応している製品を選ぶと、より便利な活用ができる可能性が高いため、おすすめしています。

おわりに

今回はネットワークカメラ(IPカメラ)のおすすめ製品について掲載してきました。

一台あると、ベビーモニター・高齢者やペットの見守り、防犯や家族間でのコミュニケーションなど、様々なことに活用できる製品ですので、ぜひ検討されてみてください!

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