Kindleキッズモデル(Amazon Kids+)とは?メリットデメリット・通常版との違い、設定方法なども解説!

Kindleキッズモデルとは、1,000冊以上の子ども向け本を1年間無料で読める便利なサービスです。

子どもに適切に読書してもらえるような工夫がこらされており、読書習慣をつけさせたい人におすすめできます。

また、Kindleキッズモデルでは、Amazon Kids+に収録されている本が読み放題となります。

本記事では、Kindleキッズモデルについて、その特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。

また、設定方法についても説明するので、ぜひ最後まで参考にしてください。

Kindleキッズモデルとは

Kindleキッズモデルは、1年間無料で1,000冊以上もの子ども向け本が読み放題になるサービスです。

サービスの対象年齢は6歳以上となっています。

Kindlieキッズモデルには、端末の種類として通常版とペーパーホワイトの2つがあります。

それぞれのスペックは次の通りです。

Kindleキッズモデル通常版ペーパーホワイト
価格14,980円~18,980円~
カバーのカラー・スペースホエール
・ユニコーンバレー
・サブマリン
・エメラルドフォレスト
・ロボットドリーム
・ブラック
・エメラルドフォレスト
・ロボットドリーム
端末保証2年間2年間
容量16GB8GB/16GB
広告なし
(Amazon Kids+が終了するとロック画面に表示)
なし
ディスプレイサイズ6インチ6.8インチ
解像度300ppi300ppi
フロントライトLED 4個LED 17個
バッテリー最大6週間最大10週間
防水機能×
色調調節ライト×
表:Kindleキッズモデル

通常版のKindleキッズモデルの方が、端末のカバーの色は5色と豊富です。

一方、ペーパーホワイト版のキッズモデルは、バッテリーが最大10週間と長持ちであったり、防水機能や色調調節ライトもついていたりと、読書のしやすさが魅力となっています。

カバーの色で子どもの好みがなければ、少し価格は高くても読みやすさがあるペーパーホワイト版の端末がよいでしょう。

また、Kindleキッズモデルでは、Amazon Kids+に収録されている本が読み放題となります。

Amazon Kids+とは、日本や世界の名作や児童文庫、学習マンガなどをいつでもどこでも楽しめるサービスです。

Kindleキッズモデルを購入すると、Amazon Kids+で楽しめるコンテンツのうち、1,000冊以上の本が読めるようになるのです。

例えば、三国志やモモなどの児童文学の名作や偉人の歴史本、ことわざのような知育本や鬼滅の刃のようなマンガなどがあります。

楽しめる本から勉強になる本まで、幅広く取りそろえているのです。

Kindleキッズモデルの主なメリット

Kindleキッズモデルの主なメリットは、以下の通りです。

メリット
  • 追加料金なしで1,000冊以上の子ども向けの本を1年間読み放題
  • ゲームや広告などがなくて読書に集中して習慣化しやすい
  • 子どもの読書の進捗を確認できる
  • 子どもの読書時間を制限できる
  • フル充電で最大10週間も利用できる
  • 端末保証が2年間ついている

それぞれ説明します。

追加料金なしで1,000冊以上の子ども向けの本を1年間読み放題

Kindleキッズモデルを利用すると、子ども向けの本を1,000冊以上も読み放題になります。

本のジャンルは知育本や絵本、マンガなど、非常に豊富です。

子ども自身が興味ある本を読めるのはもちろん、今まで知らなかったジャンルの本に触れる可能性がある点もメリットといえます。

新しい知識や経験に触れて、より視野の広い子になってくれるかもしれません。

ゲームや広告などがなくて読書に集中して習慣化しやすい

Kindleキッズモデルでは、読書中にゲームや広告などが一切表示されません。

いつでも集中して、本を読んでもらえる状態を作れます。

子どもの読書の進捗を確認できる

Kindleキッズモデルでは、子どもがどのくらい読書したか進捗を確認できます。

子どもがしっかり本を読んでくれてるのかチェックできて便利です。

また、本を遅くまで読みすぎていないかも知ることができます。

読書の進捗を確認するには、ペアレントダッシュボードへの登録が必要です。

子どもの読書時間を制限できる

KIndleキッズモデルでは、指定の時間になったら利用を終了させるようにできます。

ペアレンタルコントロールで設定すると、利用可能です。

例えば、10時以降は利用できないようにして、読書をやめさせて寝かすようにできます。

子どもが本を読みすぎて、健康に悪影響が出ないよう調整できます。

フル充電で最大10週間も利用できる

Kindleキッズモデルのペーパーホワイト版の場合、1度フル充電すれば最大10週間も連続で利用できます。

通常版でも最大6週間も連続で利用可能です。

頻繁に充電する手間が省けるので、とても楽でしょう。

ちなみに充電タイプはUSB-Cなので、差しやすくスマホなどのケーブルを流用しやすい

端末保証が2年間ついている

Kindleキッズモデルには、端末保証が2年間ついていて、故障時でも安心できます。

特に子どもの場合、勢い余って端末を落としたり、投げたりしてしまうことがあるでしょう。

Kindleキッズモデルなら、期限付きとはいえ、端末保証がついてるので嬉しいです。

Kindleキッズモデルのデメリット・注意点

Kindleキッズモデルの主なデメリット•注意点は、下記の通りです。

デメリット・注意点
  • カラーが白黒のみ
  • 購入できる台数は1人につき1台まで
  • 1年後からAmazon Kids+の料金がかかる

それぞれ説明します。

カラーが白黒のみ

Kindleキッズモデルは、白黒でしか本を読めません。

マンガや雑誌などがカラーで読めないので、少し質素に感じるかもしれないです。

ただ、これは通常のKindleも同様なので、カラーで読みたい場合はFire HDキッズモデルを選択しましょう。

購入できる台数は1人につき1台まで

Kindleキッズモデルは、1人につき1台までしか購入できません。

子どもが2人以上いたとしても、1台までが限度です。

1年後からAmazon Kids+の料金がかかる

Kindleキッズモデルを1年以上使うと、自動的にAmazon Kids+の月額料金の課金が開始されてしまいます。

Amazon Kids+の料金は、Amazonプライム会員だと月額480円、そうでないと月額980円です。

課金を停止させるよう設定を変更しない限り、請求され続けてしまうので注意してください。

もしAmazon Kids+を使わないなら、カスタマーサービスへ連絡するか、マイページのお客様のメンバーシップおよび購読またはペアレント ダッシュボードから自動更新の設定を解除しましょう。

通常のKindleとの違い

Kindelキッズモデルと通常のKindleの違いは、下記の通りです。

仕様Kindleキッズモデル通常のKindle
保証期間2年間1年間
キッズカバーの有無
広告の有無
付帯サービスAmazon Kids+が1年間無料で利用可能なし
表:Kindleキッズモデルと通常版の違い

Kindleキッズモデルの方が、保証期間が長く、広告も表示されないため、安心安全に集中して本を読める環境となっています。

また、Kindleキッズモデルには、Amazon Kids+を1年間無料で使えるという魅力もあります。

Kindleキッズモデルがおすすめな人

Kindleキッズモデルは、子どもに読書習慣を身につけさせたい人におすすめします。

1,000冊以上の本がいつでも読み放題になるので、ふと子どもが興味を持った時に、いつでも手元に本があって、読んでもらいやすいからです。

また、ゲームや広告など読書を妨げる要素が排除しているため、集中してもらいやすい環境を作れます。

画像:Amazon Newsroom

文部科学省の調査によると、読書量の多い子どもほどコミュニケーション力や礼儀•マナースキルが高くなるようです。

小さい頃から読書習慣があれば、それらの能力が高い子に育てられる可能性が高くなるでしょう。

自然に子どもに本を読んでもらいたい方は、Kindleキッズモデルを活用してみてください。

各種設定・解約方法

Kindleキッズモデルの利用に際し、各種設定について解説します。

Kindleキッズモデルを利用開始するための設定方法

Kindleキッズモデルを利用開始するための設定方法は、下記の手順です。

初期設定手順
  1. 端末の電源を入れる
  2. 使用する言語を選択し、「開始」をタップ
  3. 画面のローディングが完了した後、「Wi-Fiに接続」をタップして自宅のWi-Fiに接続
  4. すでにAmazonアカウントを持っている場合は、「既存のAmazonアカウントを使用」をタップし、自分のAmazonアカウントをKindleに登録。Amazonアカウントを持っていない場合は、「新規アカウントを作成」をタップし、Amazonアカウントを新規作成
  5. 子どもの「名前」「性別」「生年月日」を入力し、子ども用プロフィールの追加
  6. 機能制限の「PIN」(パスワード)を設定し、次の画面で本のコレクションから子どもと共有するタイトルを選択
  7. 「自分だけのホーム画面」を読み終えたら、画面右下の「完了」をタップ
  8. 画面下の「さあ、はじめましょう」をタップ

特に難しい手順はありません。

Kindleキッズモデルのペアレンタルコントロールを設定する方法

お子さんの読書時間や進捗を管理できるペアレンタルコントロールの設定方法は、下記の通りです。

ペアレンタルコントロールの設定方法
  1. Amazon Kidsアプリの子ども用プロフィール画面を開く
  2. 「1日の目標とタイムリミットを設定」を選択し、設定する

上記の手順が終われば、読書時間の設定やコンテンツの追加などもできるようになります。

Kindleキッズモデルを大人用アカウントに切り替える方法

Kindleキッズモデルの端末で、大人用アカウントに切り替えて使う方法は次の通りです。

大人用アカウントに切り替える方法
  1. 画面上部から下に向けてスワイプ
  2. メニューから「プロフィールを切り替え」をタップ
  3. ロック画面になるので、PINコードを入力する
  4. 切り替えたいプロフィールアイコンをタップ
大人用の本も追加できる

わざわざ大人の自分用に、Kindleを個別で買う必要はありません。

Amazon キッズ+の解約方法

Kindleキッズモデルで登録する「Amazonキッズプラス」の解約は、下記のいずれかの手順で行ってください。

「定期購入をキャンセルする」から簡単に解約可能

Web上で簡単に解約できます。

おわりに

Kindleキッズモデルは、子どもに小さいうちから読書習慣を身につけさせたい方におすすめです。

知育本やアニメ、図鑑や絵本など1,000冊以上の子ども向け本を、1年間無料で読み放題になります。

広告やゲームなどが表示されないため、Kindleを開けば、読書に集中できる環境ができるのです。

また、ペアレントダッシュボードから読書時間の制限や読書の進捗確認もできるので、安心できます。

子どもに少しでも本を読む習慣をつけてほしい方は、Kindleキッズモデルを有効活用しましょう。

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