この記事では、Amazonの電子書籍リーダー:「Kindle」についてどれがおすすめか、その選び方について解説しています。
ちなみに私は、Kindle端末を全て購入して利用しており、実際にどれが良かったのか感想を交え述べていきます!

スペック早見表
項目 | Kindle Oasis | 【新型】Kindle PaperWhite | 【旧型】Kindle PaperWhite | Kindle(無印) |
---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 7インチ | 6.8インチ | 6インチ | 6インチ |
サイズ | 159 mm x 141 mm x 3.4-8.4 mm | 174 mm x 125 mm x 8.1 mm | 167 mm x 116 mm x 8.18 mm | 160 mm x 113 mm x 8.7 mm |
重さ | 188g | 205g | 182g | 174g |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 167ppi |
容量 | 8GB/32GB | 8GB/32GB | 8GB/32GB | 8GB |
フロントライト | LED 25個 | LED 17個 | LED 5個 | LED 4個 |
ページ送り | ボタン+タップ | タップ | タップ | タップ |
色調調節 | ◯ | ◯ | ー | ー |
通信 | wifiまたはwifi + 無料4G | wifiまたはwifi + 無料4G | wifi またはwifi + 無料4G(ブラックのみ) | wifi |
カラー | ブラック | ブラック、トワイライトブルー、プラム、セージ | ブラック、トワイライトブルー、プラム、セージ | ブラック、ホワイト |
標準価格 | ¥29,980 | ¥14,980 | ¥13,980 | ¥8,980 |
もくじ
Kindle端末の選び方|ポイントとなる点をチェック
Kindle端末の選び方について解説します。
実際の利用感を交え細かくレビューしていきます!
フロントライトは全てに搭載された(暗い場所でも読める)
かつて無印Kindleにはフロントライトが搭載されておらず、電気を消して布団の中とかでほぼ読めなくなるといった問題がありました。
しかし、2019年発売の第10世代からフロントライトが搭載されましたので、全てのモデルで暗いところでも読めるようになりました。

明るさは、スペックのLEDの通り「Oasis>PaperWhite>無印」の順に明るいですが、無印でも問題ないです。
これは中々嬉しいポイントで、一番お安いKindleでも、暗いところで読めるようになっています。
解像度は高いに越したことはない(読みやすさに直結)
次に、本の読みやすさに直結する部分、解像度の違いです。
端末 | 解像度 |
---|---|
Kindle(無印) | 167ppi |
Kindle PaperWhite | 300ppi |
Kindle Oasis | 300ppi |
このように、PaperWhiteとOasisは、約1.8倍の解像度を有しています。


慣れれば問題ない点ですが、一度PaperWhiteを使うと、かなり違いがわかります。
ここは本の読みやすさに直結するポイントなので、できればPaperWhiteまたはOasisをおすすめします。
お風呂での利用有無(防水機能)
次に分かれ目なのは、防水機能。


これは、生活スタイルに応じて変わる部分なので、もしお風呂で本を読んだり、カフェで読む場合は防水対応のものが良いでしょう。
昔はPaperWhiteも防水には非対応だったのですが、2018年モデルからそれに対応しています。
この価格で防水対応はかなりうれしいポイントですね!
端末の使い勝手の違い
Kindle端末は、基本スマホやタブレット同様にタップ&スワイプで操作します。
しかし、唯一Kindle Oasisだけは、「ページ送りボタン」がついています。
この「ページ送りボタン」の操作性はダントツで良いです。


つまり、指の可動域がOasisは少ない(というかない)ので、疲れにくいんですよね。
数ページめくるだけなら何ともないのですが、数百ページにも渡ると、チリツモで疲れ方が違います。
また、ハイライト・メモ機能は、Kindle端末は電子ペーパーのためレスポンスが悪いのですが、Oasisだけはサクサクで難なく使えるというレベルに達しています。
それ以外にも、他のKindle端末と違って、「人間工学デザイン」により持ちやすく、軽く感じます。



このような点から、ハイライト周りの使い勝手も含めれば、使い勝手はOasisが頭一つ抜けて優れています。
端末デザイン等の違い
Kindleは、モデルごとにカラーが異なります。


最新ラインナップでホワイトがあるのは、Kindle無印だけ。

PaperWhiteは、4色展開でカラフルです。

Kindle Oasisは、1色展開のみです。
カバーをつけるか否かにもよりますが、好みの色によっても選ぶ製品が変わると思います。
また、Kindle Oasisは1色のみですが、背面は金属製でベゼルが狭く、斬新なそのデザインは他の電子書籍リーダーにはない高級感・所有欲を満たしてくれます。

ガジェットにこだわりを持つ方は、Oasisを。別に本が読めれば十分という方は、KindleまたはPaperWhiteといった形になるかと思います。
また、Kindle(無印)の場合は、「容量が8GB・通信:Wi-Fiのみ」ですが、Kindle PaperWhite・Oasisは「容量が8GB/32GB、通信:Wi-Fi or Wi-Fi+4G回線」といった形で、選択肢が豊富です。
選び方まとめ
実際に全てを利用した上での結論は以下の通り。
- 万人へのおすすめはKindle Paperwhite。価格もOasisの半額なわりに、本の読みやすさに直結する「解像度」や風呂などでも利用できる「防水」は大きかったため。
- 本を頻繁に読む方、操作性やデザインにこだわりのある方はKindle Oasis。満足度は非常に高かったため。ただし、価格が高すぎるので、予算が合えば。
- とりあえず本が読めればOK、安さ重視であれば、Kindle無印。バックライトもついたので、利用に不自由があるわけではない。
基本的には、Kindle Paperwhiteがおすすめで、あとはお好みや予算に応じて、ご購入されてください。

管理人:Kou
今回は利用してみて特にポイントだなと感じた点をまとめさせて頂きました。Kindle選びの参考になれば幸いです!