KOVOL 65W レビュー|4-in-1タイプのコンパクトなUSB-C PD充電器

最近の充電器は、コンパクトながら高出力ができてすごいですよね。

今回ご紹介するKOVOL 65Wも、4ポート充電が可能で、コンパクトなUSB充電器となっています。

その特徴は以下の通り。

特徴
  • USB-A・USB-Cを各2ポート搭載した4-IN-1のUSB充電器
  • PD3.0/QC3.0/PPSに対応
  • 最大65W出力が可能で、iPhoneだけでなくMacBook Proまで充電可能
  • 過電流保護・過充電保護・過熱保護など安全に配慮された設計

次世代窒化ガリウム(GaN III)を採用しており、コンパクトながらパワフルな充電器です。

▲計65Wを各ポートで分配し、複数端末の充電を可能とします。

私は、iPhone/iPad Air/MacBook Proを多数所持しており、これらを難なく同時充電できれば便利ですね。

ということで、早速レビューをしていきたいと思います!

https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2019/05/Kou1600.jpg

KOVOL 65W 4-in 1充電器 レビュー

KOVOL 65W 4-in-1充電器を掌に持ってみた

KOVOL 65W 4-in 1充電器は、USB-C×2ポート、USB-A×2ポートを搭載しているコンパクトな充電器。全てのポートで急速充電が可能。給電に別途電源ケーブルを持ち運ぶ必要があるのがネックだが、発熱にも配慮されており、比較的安心して利用できる充電器。普段から端末を多く利用している方へおすすめ。

メリット

  • このサイズで4ポート搭載
  • USB-Cは最大65W充電でMacBook ProのようなノートPCまでカバーする
  • 発熱が比較的少ない(表面温度50℃を超えなかった)

デメリット

  • 電源ケーブルも持ち運ぶ必要がある
販売店情報

本製品は、メーカー様より製品を提供いただき、記事執筆をおこなっています。

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今回は、65Wタイプをレビューしましたが、120Wのタイプもありますので、合わせてご紹介します。

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公式

KOVOL公式サイト

本体の外観

本体の外観についてチェックしていきます。

KOVOL 65W 4-in-1充電器の同梱品
▲同梱品は本体・電源ケーブル・説明書
KOVOL 65W 4-in-1充電器の外観
▲こちらが本体です。

手のひらで持てるサイズ感になっています。4ポートにしてはかなりコンパクト。

KOVOL 65W 4-in-1充電器を掌に持ってみた
▲掌サイズ!

本体の幅や重さをチェックしてみます。

KOVOL 65W 4-in-1充電器の重さ
▲本体だけで164g

KOVOL 4-in1は、最近の充電器には珍しく専用の充電ケーブルを用います。

最近はプラグが本体に搭載されたものが多く、ちょっと持ち運びづらいかも。。

KOVOL 65W 4-in-1充電器の電源ケーブルと本体
▲専用ケーブルで充電します。

ポートは、USB-PD 3.0のUSB-Cポートが2個、Quick Charge3.0のUSB-Aポートも2個搭載されています。

KOVOL 65W 4-in-1充電器のポート部分
▲こういう外観です。

外観をざっとチェックしたところで、充電性能をチェックしてみたいと思います。

充電性能をチェックしてみた

さて、実際に端末を充電して、充電性能をチェックしてみたいと思います。

充電仕様について

まず仕様が少し複雑なので解説します。

単ポート使用時の場合はUSB-C:65W、USB-A:18Wとなっています。

そこから、何ポート利用するかによって、給電量が分配されます。以下の図の通りです。

▲4ポート使用する場合でもUSB-C:30W・20W、USB-A:15Wとなり、
iPhone、MacBook Air、その他2つの給電までカバーします。

1ポート充電の場合はかなりパワフルで、MacBook Air/ProあたりのノートPCまでカバーします。

KOVOL 65W 4-in-1充電器をUSB電流テスターでチェック
▲13.3インチMacBook Air M1モデルを充電(最大の45W出力)

iPhone 13 Proでも、ほぼ最大値の26Wまで計測できました。

▲iPhone 13 Proを充電(多少減衰があり、最大27Wのうち、25Wまで出力)

続けて、iPhone 13 ProとMacBook Airを同時充電してみました。

この場合でも、45W+20Wの充電となり、MacBook Airの充電までカバーします。

KOVOL 65W 4-in-1充電器をUSB電流テスターでチェック
▲MacBook AirとiPhone 13 Proを充電。わずかに減衰が見られるものの、大方問題ない。

USB-Aポートでも確認しましたが、上記図の通りのW数が計測できました。

実際に利用しても、ほぼ仕様通りで問題なく使えています。

端末の充電速度(実測)

続けて、最新のMacBook Pro 14インチ(M1 Pro)をMagSafeで充電した時の実測をします。

▲端末を0%にして充電

結果として、以下の通りです。

時間充電量
0分0%
8分10%
15分20%
23分30%
35分45%
39分50%
45分60%
55分70%
65分80%
85分90%
115分(※)100%
(※)90%以降はどの充電器もバッテリーセーブがかかるので参考値

ほぼ40分で50%、65分で80%に達し、一般的な65W充電器と同程度の速度がでました。

これ以外にもiPhone 13 Proでテストしたりと試してみましたが、問題なく充電が可能です。

発熱はどう?

最後に、発熱についてチェックしていきます。

KOVOL 4-in-1は、過電流・過充電保護機能だけでなく、加熱保護やPSEマーク取得済みなど、かなり安全に配慮されていることがPRされています。

ただ気になるのは実際の充電。

ここでは、USB-Cポートを2つ(計65W)利用して充電した場合の、充電器の表面温度を計測してみました。

KOVOL 65W 4-in-1充電器を温度測定器で発熱チェック
▲ポート部分の計測
KOVOL 65W 4-in-1充電器を温度測定器で発熱チェック
▲今回の最大温度は、46℃でした。

結果として、以下の通りです。

項目温度
平均値43.7℃
最大値46.0℃
※任意のタイミングで10回程度測定した平均値

65W充電器にしては、温度が抑えられているように感じました。(普通の充電器だとだいたい50℃強になります)

これは、電源供給部が充電ケーブルで分かれているのと、4ポートな分本体が少し大型になっていることが大きいのではないかなと感じました。

とはいえ、やはりしっかりと発熱にも配慮された設計となっているようで、比較的安心して利用できる充電器と思います。

おわりに

KOVOL 65W 4-in-1充電器は、コンパクトで4ポート分

1ポートであればMacBook Proもしっかりと充電できますし、iPhoneとiPad、それ以外のUSB-A充電器といった組み合わせでも、問題なく充電が可能です。

ケーブルが分かれることが一つのネックではありますが、価格もそこまで高くないですし、端末を日頃から複数台利用している方におすすめです。

Kou

Kou

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