Sony LinkBuds(WF-L900) レビュー|ずっと付けてても疲れにくい!テレワークに最適なワイヤレスイヤホン

ソニーが耳を塞がない、画期的なワイヤレスイヤホンを発売しましたので、興味があって買ってみました。

それが、「LinkBuds」。イヤーパッド部分がリング状となっていて、耳を塞がない設計となっています。

ワイヤレスイヤホンといえば、カナル式(耳栓タイプ)が多く発売されていますが、長時間つけていると、耳を圧迫し疲れてきます。

開放型のイヤホンは限られてきますが、その中でもこのLinkBudsは、ソニーが作ったイヤホンで、超開放型とも言える作りが特徴的。

▲なんと、穴が空いています!

この製品の特徴は以下の通りです。

特徴
  • 耳を塞がないリング型のドライバーユニットを搭載
  • WF-1000XM4と同様の統合プロセッサV1を搭載
  • 360 Reality Audio(立体音響)対応
  • AIボイスピックアップテクノロジー、DSEEによるアップスケーリング等に対応
  • GoogleアシスタントとAmazon Alexaに対応

開放型のイヤホンということもあり、特に気になったのはWF-1000X4の技術を引き継いだとされるその音質や機能、そしてAppleの同開放型であるAirPods 3と比べてどうか、という点。

ということで早速、利用しつつその性能や機能についてご紹介していきます。

LinkBudsの外観と装着感

LinkBudsは、独特な形状をしたワイヤレスイヤホンです。

その外観について、しっかりとチェックしていきます。

外観

まずは、イヤホン本体について見ていきます。

▲イヤホン本体は独特なひょうたんっぽい形をしています。

LinkBudsは、かなり小型のワイヤレスイヤホンです。

サイズと重量を測ってみました。

さらに特筆すべきは、重量がかなり軽いこと。

耳を塞がないというだけでなく、この点が軽快な装着感をもたらしてくれます。

▲重量は、4g。ワイヤレスイヤホンいくつも持ってますが、その中でもかなり軽い方です。

ケースは、AirPodsと比べると少し高さがありますが、WF-1000XM4よりはコンパクトなケースです。

▲手に持った感じ。

このケースはUSB-Cで充電できますが、ワイヤレス充電器には対応していないのが欠点です。

ケースは、本体のボタンを押すことで開けることができます。

▲本体表面のボタンを押して蓋をあけます。

装着感は軽快だがフィッティングサポーターとの相性によって変わる

開放型で軽いということもあり、ずっとつけていても疲れにくくなっています。

ハウジング部分も小型なので、サクッと耳に取り付けられます。

そのストレスのなさという意味では、同開放型のAirPods 3よりも良い感じです。

AirPods 3の場合、ステム(うどん)があることによって、重心が少し下方向に行き、耳に乗っかるような重さを感じます。

対して、LinkBudsの場合、ノズルに当たる部分とフィッティングサポーターによって上下に突っ張り棒のような形で固定されるため、重心が耳の穴の真ん中に来ます。

このため、耳にかかる重さがLinkBudsの方が少ないことで、ずっとつけていても疲れにくくなっています。

▲フィッティングサポーター(イヤーウイング)は5種類あります。

ただ、一つ注意したいのは、フィッティングサポーターとの相性です。

私は、最初からついていた「M」サイズのものを使用していたのですが、耳にフィッティングサポーターの山の部分が引っかかって入れ込みにくく、かつ違和感がありました。

▲うまく入らないと、ウイング部分が少し引っかかって違和感がある。
Kou

Kou

合わないサポーターだと、耳からすぐに落っこちてしまうので注意です。。。

全部試した結果、「L」サイズがジャストフィットだったので、私は耳に合いましたが、独特な形状をしており、通常のイヤーピースと違って代替も効きにくい分、合わない人もいるのではないかと思います。

▲しっかりと装着した感じ。

加えて、本体がとても小さくサラサラとした手触りなので、耳に入れ込みにくいこともあります。(AirPods 3は、耳に引っ掛けるだけな感じで全面がツルツルとしているので、耳に入れ込みやすい)

そのため、耳に合えば軽快で開放感がありで最高なのですが、若干の取り付けにくさもあったことで、装着感が良いと断言できるものではない、といった感想です。

ワイドエリアタップがめちゃくちゃ良い

LinkBudsは、通常のワイヤレスイヤホンと同様に、本体をタップ操作して、モード切り替えや再生コントロールが可能です。

操作方法としては、「ダブルタップ」と「トリプルタップ」の2パターンで選択できます。

カスタマイズできる機能
  • 再生コントロール
  • 音量コントロール
  • 曲選択
  • 音声アシスト機能
  • Amazon Alexa・Googleアシスタント
  • Quick Access

これらを割り当てられます。

正直、他のワイヤレスイヤホンと比べると、操作できるパターンが少ないのが欠点ですが、この製品にしかない良い機能があります。

それが、ワイドエリアタップというもの。

これを有効にすると、イヤホン本体だけで無く、頬と耳の付近をタップすることで操作することが可能となります。

これがかなりストレスフリーで、購入したらぜひ一度試してみてほしい機能です。

▲僕はもみあげをタップしていますw 頬をタップしてもコントロールできます

コントロール関連機能はカスタマイズの範囲が選択肢が少ないものの、このワイドエリアタップがあるのが大満足です。

LinkBudsの音質

続いて、LinkBudsの音質面をチェックしていきます。

音質評価

開封型にしては相当に良いです。

静かな場所で聴くと、開放型とは思えないほど臨場感のある音を楽しめます。

▲WF-1000XM4に採用された統合プロセッサV1を搭載(画像:SONY

特に良いと思ったのが、中〜高音域と解像度の高さ。

ボーカルの伸びが素晴らしく、高音域のEDMサウンドもやや刺さる感じでクリアに聴こえます。

反面、低音域は強くなく、バスドラムの音やクラブ系の4つ打ちの音とかは薄め。ズンズンとした低音が好きな方には向いていないかと思います。

あと、当然ですが開放型なので音楽への没入感も低いですね。音量も少し小さく聞こえます。

同じ開放型のAirPods 3と比較すると、LinkBudsの方が全体的に解像感が高い印象で、特に中音域〜高音域が強調されます。ボーカルの息遣いもLinkBudsの方が聴き取りやすかったです。

その反面、低音域はAirPods 3の圧勝で、AirPods 3は開放型にしては重低音がパワフルでズンズンと響きます。(スピーカーで言うところのウーファーの有る無しくらい違う)

と、様々述べましたが、音質はWF-1000XM4のチップセットを引き継いでいることもあり、かなりクリアで上品な音。

音質の総合評価は以下の通りです。

音質評価
高音:クリアで少し刺さる音
9
中音:ボーカルが伸びてしっかり聴こえる
8
低音:弱め。スカスカな感じ
5
解像感:高い。固めなサウンド
9
総評:中高音重視のクリアな音質
8

ちなみに、音質をアップするには、音質重視という設定もありますが、「DSEE」を有効にすると良いです。これで結構変わります。

360 Reality Audio(立体音響)

実は、LinkBudsはソニーの「360 Reality Audio」に対応しています。

これは、映画館でおなじみ「ドルビーアトモス」と似たようなもので、ソニー独自の立体音響技術となっており、より没入感のある楽曲視聴を楽しめます。

実際に聞いてみると、音像が左右により動き、かつ奥行き(遠近)を感じ取れるような感覚となります。

定位感があり、コンサートホールにいるかのような感覚を味わえるのが特徴的です。

特に、LinkBudsは解像感も高く中高音域の伸びが良いので、女性ボーカルの楽曲で明らかに音質の向上を感じ取れました。(少しエコーがかかるような感じになります)

カナル式イヤホンや、ヘッドフォン、映画館のドルビーアトモスと比べると、そこまでのインパクトは感じませんが、開放型のイヤホンでここまで違いを聞き取れるのは十分に良いです。

ちなみに、この立体音響としては、以下のアプリで楽しむことができます。

360 Reality Audioアプリ
  • deezer
  • nugs.net
  • Amazon Music

特に、最近Amazon Musicアプリが360 Reality Audioに対応したのが大きいです。

Amazon Musicは楽曲数も豊富で、今なら360 Reality Audio体験ということで4ヶ月無料キャンペーンもやっているので、LinkBudsとセットでこちらへの加入をおすすめします。

通話品質

LinkBudsは、ずっとつけていても疲れないので、テレワークに特におすすめ。

オンライン会議が連続する際にも、イヤホンをつけたり外したり、再接続する必要なく楽しめます。

私は、今は在宅勤務メインとなっているため、TEAMS会議でチェックしてみました。

通話品質に問題はありませんが、やはりカナル式と比べると、少し音量が小さく聴こえますね。

一方で、マイク性能はよく、他のイヤホンと比べても、支障なく会話ができました。

これは、AI技術によって、周囲の環境ノイズを低減することで、自分の声をクリアに抽出できるそうで、これがうまく聴いているように思います。

▲AI技術を活用した高精度ボイスピックアップテクノロジーを搭載

LinkBudsはヒヤラブルとしても優秀

LinkBudsの機能を実際に使ってみました。

音声アシスタントはハンズフリー起動に対応

LinkBudsは、Amazon AlexaとGoogleアシスタントに対応しています。

これによって、声で楽曲の再生コントロールができたり、Kindleの読み上げ、果ては話しかけて家電操作(スマートホーム)をすることも可能です。

例として、Amazon Musicの場合の再生方法です。

Amazon Music × Amazon Alexa

できることフレーズ
適当に音楽再生音楽をかけて
指定の楽曲を再生アレクサ、 (楽曲/アルバム/プレイリスト)を再生して
気分に合わせて再生アレクサ、「(気分)系の楽曲を再生して」
年代で再生アレクサ、「〇〇年の音楽をかけて」
ステーション名で再生アレクサ、「(ステーション名)を再生して」
プレイリストを指定して再生アレクサ、「(プレイリスト名)を再生して」
歌手を確認アレクサ、このバンドのリードボーカルは誰?」
プレイリストに追加アレクサ、「 (楽曲/アルバム/アーティスト)
を(プレイリスト名)に追加して」
プレイリストの作成アレクサ、「プレイリストを作成して」
表:アレクサで音楽を再生する方法
できることフレーズ
停止アレクサ、「止めて」
再生アレクサ、「再開」
シャッフルアレクサ、「シャッフルして」
リピートアレクサ、「リピートして」
音量上げ下げアレクサ、「音量を上げて/下げて」
スキップアレクサ、「スキップ」
スリープタイマーアレクサ、「30分で音楽を止めて」
表:アレクサの音楽再生コントロール

LinkBudsの大きな特徴は、本体のボタンを押すことなく、その場でアレクサといえば、音声アシスタントが起動できること。

同時期に発売された、Echo Budsのようなことが、LinkBudsにもできるのですね。

加えて、先述のワイドエリアタップでも起動できるのも便利。

このため、音声アシスタントを使う分にも優秀なワイヤレスイヤホンで、ヒヤラブル的なイヤホンとしてもおすすめの製品です。

▲ちなみに、LinkBudsからエアコンをつけたり温度変更なんてことも可能です。これも在宅勤務に結構便利。

スピーク・トゥ・チャット

これをヒヤラブルとして紹介して良いか微妙ですが、便利な機能なのでご紹介します。

このスピーク・トゥ・チャットは、自分の話し声を認識して音楽を自動停止する機能です。

音楽が流れている状態だと、自分の声を認識できずに話しにくくなるので、それをこの機能で回避することができます。

スピーク・トゥ・チャットを有効にすると、話し始めてから約1秒後くらいに音楽が自動停止し、話終わってから15秒後に音楽が再開します。

これも仕事をしている際に、音楽を流しつつ在宅の場合は家族と、オフィスの場合は同僚と話せることができ、とても優秀な機能です。

おわりに:在宅勤務におすすめのワイヤレスイヤホン!

総じてLinkBudsは、オンライン会議やビデオ通話全盛のこの時代にあった、テレワークでの利用時におすすめしたいワイヤレスイヤホンです。

一方で、特に装着感には相性があり、楽曲への没入感という意味で開放型が合わない方もいると思いますので、人を選ぶイヤホンかなとも感じました。

イヤホンを長くつけていても疲れにくいですし、スピーク・トゥ・チャットといったならではの機能もあります。

ちょっと残念なのは、マルチペアリングには対応しているものの、マルチポイントに非対応なことですかね。これがあれば、個人的には完璧だったのですが、これに対応しているものはまだそこまで多くないので、致し方なし。

最後に、この製品をおすすめできる方とできない方をまとめます。

デメリット
  • 低音が薄い
  • 装着感はフィッティングサポーターとの相性による
  • マルチポイントに非対応
メリット
  • 開放型だがクリアな音質(特に中高音)
  • 装着疲れしにくい、軽快
  • ワイドエリアタップの使い勝手が良い
  • ヒヤラブル系機能が使いやすい

以上です!

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Kou

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