スマホやタブレットなどで、斬新なデザインのものを出しているMOFTより、新しいタイプのものが発売されたので、レビューを通じてご紹介します!
それが、MOFT Snap フロートフォリオ。折り紙で支えるタブレットスタンドです。
この製品の特徴は、以下の通り。
- 折り紙にインスピレーションを受けた直感的な折りたたみ式カバー&スタンド
- フローティングモード(高さ9.1cm・5.8cm)、ランドスケープモード(角度70°・20°)の4パターンに変形可能
- 目線の位置まで浮く高さに変形可能
- iPadにマグネットでピタッと貼り付けるだけで装着可能
折り紙にインスピレーションを受けたという製品設計が面白い。
高さや角度を変えられるのですが、倒れたりしないかどうかが気になるところ。
ということで、今回は「MOFT Snap フロートフォリオ」について、レビューしていきます!
もくじ
MOFT Snap フロートフォリオの外観
MOFT Snap フロートフォリオを開封してチェックしていきます。
![パッケージ](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7029.jpeg)
開封した、MOFT Snap フロートフォリオの外観をチェックしていきます。
![MOFT Snap フロートフォリオをiPad Pro 12.9インチに装着した様子](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3832.jpeg)
ケース自体の重さは、実測で「454g」でした。
![重さは454g](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3839.jpeg)
iPad Pro(2022年 M2モデル)を装着すると、1,153gとなります。
![ipad pro装着時は1153g](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3833.jpeg)
裏面はマグネットになっていて、ピタッと簡単に装着できました。
![マグネットで装着](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3838.jpeg)
![マグネットでiPadを装着](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3837.jpeg)
重さは増えますが、本体自体は薄く、わずか2mmほどです。
そのため、意外とケースの存在を気にせずに利用することができます。
![厚さは2mm](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3836.jpeg)
![極薄設計のケース](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3830.jpeg)
![極薄設計のケース](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3829.jpeg)
![MOFT Snap フロートフォリオを持ってみた様子](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3826.jpeg)
このMOFT Snap フロートフォリオの最大の特徴は、スタンド自体を折りたたんで、タブレットスタンドとして利用できることです。
これは、従来MOFT製品の特徴でしたが、MOFT Snap フロートフォリオの場合、以下の画像の通り、高さを出すことができるのが特徴です。
![フローティングモード1(高さ9.1cm)](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7036.jpeg)
![](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7044.jpeg)
![](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7035.jpeg)
![](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7058.jpeg)
ケース一体型スタンドで、ここまで角度をつけたり高さを出せるのは本当にすごい!
私が今回レビューしているのは「ミスティグレー」のカラーですが、他に以下のカラバリがあり、計3種類あります。
カラバリも豊富で良いですね。好みのものを選んでみてください。
![MOFT Snap フロートフォリオ ブラック](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/2fdc69e98ffd658e48d421844ebfee41.jpg)
![MOFT Snap フロートフォリオ ブラウン](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/3b06f90d82a08ff100d71b96887b7b6b.jpg)
以下、仕様です。
製品名 | 12.9インチ | 11インチ | mini |
---|---|---|---|
対応機種 | iPad Pro 12.9インチ 第5/6世代 | iPad Air 第4/5世代 iPad Pro 11インチ 第1/2/3/4世代 | iPad mini 6 |
アングル | フローティングモード1(高さ約9.1cm) フローティングモード2(高さ約5.8cm) ランドスケープモード70° ランドスケープモード20° | フローティングモード1(高さ約7.8cm) フローティングモード2(高さ約4.0cm) ランドスケープモード70° ランドスケープモード20° | フローティングモード1(高さ約6.0cm) フローティングモード2(高さ約3.8cm) ランドスケープモード70° |
寸法 | 282*216*10mm | 249*180*9mm | 197*136*9mm |
重量 | 447.5g | 366g | 196g |
素材 | PC、背面ヴィーガンレザー、メタルシート、マグネット、ファイバーグラス | 同左 | 同左 |
以下の章で、実際に、様々なシーンで利用してみました。
MOFT Snap フロートフォリオを使ってみた
MOFT Snap フロートフォリオを早速使ってみました。
私は、主にデスクワーク時で利用しています。
高さ9.1cm出せるフローティングモードが最高!
この製品で一番すごいポイントで、かつ実用上重宝したのが、このフローティングモード(9.1cm)のパターンです。
![フローティングモード1(高さ9.1cm)の前面](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7039.jpeg)
![フローティングモード1(高さ9.1cm)のスタンド部分](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7041.jpeg)
ちなみに、9.1cmというのは「スタンドからiPad本体の下部」までの高さで、iPad Pro 12.9インチの本体を含めると、その高さは29.5cmあります。
![全体の高さは29.5cm](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3863.jpg)
モニターに近い高さを出すことができるので、iPadをサブモニターとして利用しやすいです。
![フローティングモード1(高さ9.1cm)をモニターの隣に設置](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3819-2.jpeg)
僕は、デスクワーク時にiPadのユニバーサルコントロールや、Sidecarといった機能を重宝しているので、別途スタンドを用意することなく、スタンド代わりにできるMOFT Snap フロートフォリオは本当に使い勝手が良い。
このブログを投稿する際に、写真のビューワーとしてよく利用しています。
![フローティングモード1(高さ9.1cm)をタップ操作](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3821.jpeg)
ただ、このフローティングモードの場合、結構ぐらつくので、タップ操作して編集したり、ソフトウエアキーボードを叩いたりといった用途で利用するには難しいと思います。
ただ、これは構造上仕方ない部分と思います。この高さでiPad Pro 12.9インチを支えられていること自体がすごいです。
フローティングモードには、高さ5.8cmにできるタイプもあり、この場合もう少し安定します。
私はビューワーとしてモニターとの高さをできる限り合わせたいことや、Apple Pencilが下側になるのが少し気になり、このモードはあまり使っていないのですが、動画を視聴する場合などに役立つと思います。
![フローティングモード2(高さ5.8cm)でデスクに設置](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3825.jpeg)
この場合、奥行きは約8.5cmとなり、iPadを含めた最長の高さは、約26cmとなります。
![フローティングモード2(高さ5.8cm)の奥行き](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7051.jpeg)
![フローティングモード2(高さ5.8cm)のiPad含めた高さ](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7049.jpeg)
ランドスケープモードはノートPC・ペンタブ的利用に使いやすい
もちろんランドスケープモードにもできます。こちらの方が一般的によく使われると思います。
ランドスケープモードは、70度と20度にすることができます。
ノートPCライクに利用する場合は、やや角度がきつめですが、70度の角度で利用するのが良いです。
![ランドスケープモード(角度70度)で動画視聴](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7187.jpg)
ランドスケープモード:20度の場合は、ペンタブのように利用できますね。
Apple Pencilで文字を書いてみましたが、安定して書くことができました。
ランドスケープモード:70度の場合は、iPadをモニター部としてみた場合、奥行きが約9.5cmとなります。
![ランドスケープモード(角度70度)奥行き](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7054.jpeg)
![](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_7057.jpeg)
![ランドスケープモード(角度20度)で文字を書いた](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3816.jpeg)
私は筆圧が強めなのですが、それでもしっかりと書けました。
折りたたみ方
何気に癖があるのが折りたたみ方です。
折りたたみ方の簡易的な図が同梱されていますが、特に、フローティングモード:高さ5.8cmとランドスケープモード:20度が少し分かりにくかったので、以下で解説します。
フローティングモード1:高さ9.1cmの折りたたみ方
これは同梱の図を見ながらやれば、そこまで難しくはありません。
![カメラ穴を右上で置きます。表面が仰向けになるように起きます。](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3854.jpeg)
![1.手前方向に折る](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3855.jpeg)
![2.中の折り目を立てる](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3856.jpeg)
![フローティングモード1(高さ9.1cm)完成](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3857.jpeg)
フローティングモード2:70度の折りたたみ方
公式サイトや同梱の図を見ても、これが直感的に分かりにくかったので、少し画像多めで解説します。
![表面を仰向けに、カメラ穴が右上に来る向きにします。](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3842.jpeg)
![1.奥側に折る](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3843.jpeg)
![2.溝にはめる](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3846.jpeg)
![3.手前側に折る](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3847.jpeg)
![4.完成](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3848.jpeg)
![最後にカメラ穴の向きに合わせてiPadを立てかけます。](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3849.jpeg)
(iPad本体が逆転することに注意です)
ランドスケープモード:70度の折りたたみ方
続いて、ランドスケープモード:70度の折りたたみ方です。これは比較的わかりやすかったです。
![カメラ穴を左側に。裏面を仰向けにします。](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3858.jpeg)
![1.カメラ穴付近の折り目を折る](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3859.jpeg)
![2.iPadを装着して溝にはめる](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3860.jpeg)
![これで完成!](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3861.jpeg)
フローティングモード:20度の折りたたみ方
最後に、フローティングモード:20度の折りたたみ方です。
これが少し分かりにくい。iPadを装着した状態で折りたたみましょう。
![iPadを装着した状態でこのように置きます。](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3850.jpeg)
![iPad本体を建てながら、右側の中央の折り目を立てるように折ります。](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3851.jpeg)
![iPad本体の中に入れ込みます。](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3852.jpeg)
![これで完成!](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_3853.jpeg)
レビューまとめ
MOFT Snap フロートフォリオは、一体型のケースにも関わらず、高さを9.1cmも出せるのがすごいと思ったところ。
iPadをデスクワークのサブモニター代わりに利用している私としては、とても重宝しました。
少し折りたたみ方に慣れが必要な部分もありますが、4パターンも変形できるのが嬉しい。
ちなみに、このMOFT Snap フロートフォリオは、iPadの背面のみカバーとなっていますが、別売のSnapケースで全方位で守ることもできますので、それとセットで買うのもおすすめです!
![](https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2023/02/ipad_folio_6_540x_d1a33538-281e-4ca4-b740-aaabb86d21b5_1080x.webp)
MOFT Snap フロートフォリオ レビュー
MOFT Snap フロートフォリオは、4パターンに変形してスタンド利用も可能なタブレットケース。特に、高さ9.1cmものフローティングモードにできるのが超お気に入り。iPad Pro 12.9インチで利用しても安定感があり、デスクワークのサブモニターとして利用できた。軽くて薄いので、持ち運びするにも邪魔にならない。ケース一体型でここまで高さを出せるのがすごい。MOFTの技術力が結集された一品!
メリット
デメリット