スマホやタブレットなどで、斬新なデザインのものを出しているMOFTより、新しいタイプのものが発売されたので、レビューを通じてご紹介します!
それが、MOFT Snap フロートフォリオ。折り紙で支えるタブレットスタンドです。
この製品の特徴は、以下の通り。
- 折り紙にインスピレーションを受けた直感的な折りたたみ式カバー&スタンド
- フローティングモード(高さ9.1cm・5.8cm)、ランドスケープモード(角度70°・20°)の4パターンに変形可能
- 目線の位置まで浮く高さに変形可能
- iPadにマグネットでピタッと貼り付けるだけで装着可能
折り紙にインスピレーションを受けたという製品設計が面白い。
高さや角度を変えられるのですが、倒れたりしないかどうかが気になるところ。
ということで、今回は「MOFT Snap フロートフォリオ」について、レビューしていきます!
もくじ
MOFT Snap フロートフォリオの外観
MOFT Snap フロートフォリオを開封してチェックしていきます。

開封した、MOFT Snap フロートフォリオの外観をチェックしていきます。

ケース自体の重さは、実測で「454g」でした。

iPad Pro(2022年 M2モデル)を装着すると、1,153gとなります。

裏面はマグネットになっていて、ピタッと簡単に装着できました。


重さは増えますが、本体自体は薄く、わずか2mmほどです。
そのため、意外とケースの存在を気にせずに利用することができます。




このMOFT Snap フロートフォリオの最大の特徴は、スタンド自体を折りたたんで、タブレットスタンドとして利用できることです。
これは、従来MOFT製品の特徴でしたが、MOFT Snap フロートフォリオの場合、以下の画像の通り、高さを出すことができるのが特徴です。




ケース一体型スタンドで、ここまで角度をつけたり高さを出せるのは本当にすごい!
私が今回レビューしているのは「ミスティグレー」のカラーですが、他に以下のカラバリがあり、計3種類あります。
カラバリも豊富で良いですね。好みのものを選んでみてください。


以下、仕様です。
製品名 | 12.9インチ | 11インチ | mini |
---|---|---|---|
対応機種 | iPad Pro 12.9インチ 第5/6世代 | iPad Air 第4/5世代 iPad Pro 11インチ 第1/2/3/4世代 | iPad mini 6 |
アングル | フローティングモード1(高さ約9.1cm) フローティングモード2(高さ約5.8cm) ランドスケープモード70° ランドスケープモード20° | フローティングモード1(高さ約7.8cm) フローティングモード2(高さ約4.0cm) ランドスケープモード70° ランドスケープモード20° | フローティングモード1(高さ約6.0cm) フローティングモード2(高さ約3.8cm) ランドスケープモード70° |
寸法 | 282*216*10mm | 249*180*9mm | 197*136*9mm |
重量 | 447.5g | 366g | 196g |
素材 | PC、背面ヴィーガンレザー、メタルシート、マグネット、ファイバーグラス | 同左 | 同左 |
以下の章で、実際に、様々なシーンで利用してみました。
MOFT Snap フロートフォリオを使ってみた
MOFT Snap フロートフォリオを早速使ってみました。
私は、主にデスクワーク時で利用しています。
高さ9.1cm出せるフローティングモードが最高!
この製品で一番すごいポイントで、かつ実用上重宝したのが、このフローティングモード(9.1cm)のパターンです。


ちなみに、9.1cmというのは「スタンドからiPad本体の下部」までの高さで、iPad Pro 12.9インチの本体を含めると、その高さは29.5cmあります。

モニターに近い高さを出すことができるので、iPadをサブモニターとして利用しやすいです。

僕は、デスクワーク時にiPadのユニバーサルコントロールや、Sidecarといった機能を重宝しているので、別途スタンドを用意することなく、スタンド代わりにできるMOFT Snap フロートフォリオは本当に使い勝手が良い。
このブログを投稿する際に、写真のビューワーとしてよく利用しています。

ただ、このフローティングモードの場合、結構ぐらつくので、タップ操作して編集したり、ソフトウエアキーボードを叩いたりといった用途で利用するには難しいと思います。
ただ、これは構造上仕方ない部分と思います。この高さでiPad Pro 12.9インチを支えられていること自体がすごいです。
フローティングモードには、高さ5.8cmにできるタイプもあり、この場合もう少し安定します。
私はビューワーとしてモニターとの高さをできる限り合わせたいことや、Apple Pencilが下側になるのが少し気になり、このモードはあまり使っていないのですが、動画を視聴する場合などに役立つと思います。

この場合、奥行きは約8.5cmとなり、iPadを含めた最長の高さは、約26cmとなります。


ランドスケープモードはノートPC・ペンタブ的利用に使いやすい
もちろんランドスケープモードにもできます。こちらの方が一般的によく使われると思います。
ランドスケープモードは、70度と20度にすることができます。
ノートPCライクに利用する場合は、やや角度がきつめですが、70度の角度で利用するのが良いです。

ランドスケープモード:20度の場合は、ペンタブのように利用できますね。
Apple Pencilで文字を書いてみましたが、安定して書くことができました。
ランドスケープモード:70度の場合は、iPadをモニター部としてみた場合、奥行きが約9.5cmとなります。



私は筆圧が強めなのですが、それでもしっかりと書けました。
折りたたみ方
何気に癖があるのが折りたたみ方です。
折りたたみ方の簡易的な図が同梱されていますが、特に、フローティングモード:高さ5.8cmとランドスケープモード:20度が少し分かりにくかったので、以下で解説します。
フローティングモード1:高さ9.1cmの折りたたみ方
これは同梱の図を見ながらやれば、そこまで難しくはありません。




フローティングモード2:70度の折りたたみ方
公式サイトや同梱の図を見ても、これが直感的に分かりにくかったので、少し画像多めで解説します。






(iPad本体が逆転することに注意です)
ランドスケープモード:70度の折りたたみ方
続いて、ランドスケープモード:70度の折りたたみ方です。これは比較的わかりやすかったです。




フローティングモード:20度の折りたたみ方
最後に、フローティングモード:20度の折りたたみ方です。
これが少し分かりにくい。iPadを装着した状態で折りたたみましょう。




レビューまとめ
MOFT Snap フロートフォリオは、一体型のケースにも関わらず、高さを9.1cmも出せるのがすごいと思ったところ。
iPadをデスクワークのサブモニター代わりに利用している私としては、とても重宝しました。
少し折りたたみ方に慣れが必要な部分もありますが、4パターンも変形できるのが嬉しい。
ちなみに、このMOFT Snap フロートフォリオは、iPadの背面のみカバーとなっていますが、別売のSnapケースで全方位で守ることもできますので、それとセットで買うのもおすすめです!

MOFT Snap フロートフォリオ レビュー
MOFT Snap フロートフォリオは、4パターンに変形してスタンド利用も可能なタブレットケース。特に、高さ9.1cmものフローティングモードにできるのが超お気に入り。iPad Pro 12.9インチで利用しても安定感があり、デスクワークのサブモニターとして利用できた。軽くて薄いので、持ち運びするにも邪魔にならない。ケース一体型でここまで高さを出せるのがすごい。MOFTの技術力が結集された一品!
メリット
デメリット