【レビュー】mornin’ Plusでカーテンをスマート化|Nature Remo 3との組み合わせでアレクサ等から音声操作も!

モーニンプラスの実機画像

めざましカーテンmornin’ Plusは、タイマーでカーテンを開け示したり、スマホからカーテンを開けたりできることで人気のデバイスです。

電動カーテンを含め、カーテンを操作する系の装置って、高額なモノが多いんですよね。

それに比べたら、morninは1つ7,000円前後、両開きでも15,000円程度で購入できるので、コスパがよくとても重宝します。

さらに2020年7月には「Nature Remo 3」との連携に対応し、外出先からの遠隔操作や音声アシスタントにも対応!

そんなmornin Plusは、私も2年ほど使い続けて来たので、改めてレビューをしていきたいと思います。

プラスがついていない安いものもありますが、手動開閉ができなくなるので、あまりオススメできません。

モーニンプラス セットアップ

モーニンプラスは、カーテンレールに取り付けるデバイスです。

モーターの力でカーテンを引っ張ることにより、カーテンをスライドさせて操作します。

▲こちらのプロモーションビデオでまずはイメージをご確認ください。

チュートリアルがあるので、アプリの設定を進めながらやるのが効率的です。

▲この案内の通りにやっていきます。
▲本体は単3乾電池駆動となっています。絶縁テープを剥がして起動
▲これで接続されます。モーニンを取り付ける位置を選択したら、本体を取り付けます。
▲親指でボタンを押し、カーテンレールにひっかけます。

カーテンフックを一個前のところに設置しましょう。

▲モーニンプラスを引っ掛けたら、フックを装着。
▲パット見では完全に隠れるようになるのが良い感じです。
▲あとは動作チェックして完了です。

両開きにする場合は、2個必要となり上記の設定で左右どちらかを選択するのみです。

カーテンのスマート化となると、大掛かりなものに見られるかと思いますが、この簡単さがモーニンプラスの大きなメリットです!

カーテンの操作について

この製品は、スマホをリモコン代わりにして、カーテンの開け閉めができます。

しかもカーテンを開きにいくことなく、日の光を入れられるので、これで目を覚ますにはバッチリです!

▲開ける・閉める・停止を操作できます。

モーニンプラスの動作はかなりゆっくりなので、早めに開けたいときは「Hi-SPEED MODE」を使います。(電池の減りや音がうるさくなるので注意)

タイマー設定による自動化も可能です。

▲タイマー設定できるので、これで日の出・日の入りに合わせた自動操作が可能です。
▲動作パワーも10段階で細かく設定が可能です。

このように、スマホ・タイマー操作でカーテンの開け閉めを自動化できます。

Nature Remo 3と組み合わせて音声操作!

さて、いかにもスマートホーム系の製品なこのモーニンプラスですが、この製品、実はWi-Fi対応していません。(Bluetoothによる操作のみ)

つまり、「外出先からリモコンで操作」したり、「スマートスピーカーと連携して音声操作」といったことがこれまでできませんでした。

厳密にはTasker系のアプリを駆使してできましたが、動作の安定性が微妙で設定がちょっと面倒…

しかし、2020年7月に新発売となる、スマートリモコン「Nature Remo 3」と組み合わせれば、それを実現できるようになったのです!

▲画像:Nature Remoがネットワークハブ(Wi-Fi→Bluetoothの変換器)の役割を果たす
Nature Remo 3のカーテン操作アプリ画面
▲アプリの画面(Nature Remo 3)も、同じように操作できる

Nature Remo 3は、「テレビ・エアコン・照明」をスマホやスマートスピーカーから操作できるので、これで自宅にある大半の家電・設備が操作できるようになります。

▲こんな感じで一括操作できます。すごく便利!!
▲アレクサ側の対応も、専用のものが使われており、自然なセリフで操作できます。(カーテンを開けてでOK)

この操作のメリットは、Nature Remo 3のセンサーの仕組みを借りて操作することができるので、タイマー以外の自動操作も可能とします。

nature remo 3のセンサートリガー一覧
▲これだけ多くの「トリガー(動作のきっかけ)」を元に、自動操作することができます。
センサーによる自動操作の仕組み例
  • 外出したら、カーテンを閉める(スマホGPS連動)
  • 部屋が暗くなったらカーテンを閉める(照度センサー)
  • タイマーでカーテンを開ける(他の家電と合わせて操作)

カーテンをIoT対応させるのは、かなり難易度が高く、できたとしても高額だったので、これがモーニン+Nature Remo 3の価格(2〜3万円)でできるようになったのは嬉しいポイント!

デメリット

実際に使ってみて、モーニンプラスのデメリットも紹介しておきます。

稼働音がうるさい

モーニンプラスはモーターでカーテンを操作するので、稼働音がけっこううるさいです。

「目覚ましカーテン」が売りですが、日の光ではなく、むしろこの音で起きるというのもあるかもしれません(笑)

この音は、動作パワーによって変わってくるので、それをカーテンが操作できるギリギリくらいにとどめておくのがよいでしょう。

完璧に開け閉めするのは難しい

モーニンプラスは、基本的にはカーテンレールをモーターの力で左右スライドするだけの製品なので、人間の手のように柔軟ではありません。

手動でやるのと比較すると、主に以下の2つの欠点があります。

手動で開け閉めのようにはいかない点
  1. (両開きの場合、)中央に隙間ができることがある
  2. タッセルで巻くわけではないので、完全に開くことはできない

まず、1.の問題なのですが、これは以下のような「カーテンマグネット」で解決する場合があります。

ただし、マグネットの吸着(モーニンのパワーではくっついて取れない)が本体の動作に影響するので、カーテンの動作はアプリで「やや強め」に設定しておきましょう。

このカーテンマグネットは(モーニンの動力でマグネットが外れるように)「強すぎず・弱すぎず」という絶妙なものをチョイスしなければならないので、注意が必要です。

ウチで使っているやつを以下に紹介します。これをカーテンの折り目をテープやゼムクリップなどで止め、マグネットをうまくくっつくようにすれば、安定化します。

この「強すぎず・弱すぎず」という点での注意点は、マグネットランナーです。

▲昔このタイプのカーテンを利用していたのですが、モーニンの動力ではマグネットが外れないことが多かったです。

そのため、マグネット部分をテープを重ね貼りするなどして、「ギリギリくっつく」くらいに調節する必要があります。

次に2.のタッセルで巻けない問題なのですが、これはさすがにどうにもなりません。

ただ、モーニンで開く用途は、「日の光を入れる」ことがメインであるため、これについては実用上特に問題になりません。

モーニンに朝カーテンを開けてもらって、目を覚ました後、手動でタッセルを巻くという感じです。

おわりに:ついにスマスピから操作できるように!

モーニンプラスは比較的前からある人気の製品なのですが、「スマスピ対応」していなかったために、スマートホームの流れに近くも遠い存在となっていました。

それが、スマートホーム界でもメジャーな製品である:Nature Remo 3と組み合わせることで、ついに正式に音声操作・遠隔操作ができるため、改めてレビューしてみました。

カーテンを外付けで開け閉めできる製品は数少ないので、ぜひチェックしてみてください!

Kou

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