Narwal Freo X Ultra レビュー|清掃が超丁寧!頑固な油汚れも落ちた性能・機能最高のロボット掃除機

掃除はロボット掃除機におまかせしているKouです。

水拭きロボット掃除機で有名なNarwalから、新たに「Freo X Ultra」が発売されました。

水拭きロボット掃除機は、今や多くの製品が出ていますが、その中でもこのFreo X Ultraの特徴は以下の通り。

Narwal Freo X Ultra 特徴
  • 絡まりゼロのフローティングブラシ
  • 自己完結型のゴミ圧縮技術
  • 進化したFreoガイド(AI清掃)
  • 進化したトライレーザーセンサー
  • 最大8,200Pa超強力吸引

もちろん、従来のNarwal Freoに搭載の「強力水拭き」「洗剤の自動投入」「自動モップリフトアップ」などは完備です!

もともと水拭き性能で大変好評だったNarwalですが、一つの欠点でもあったゴミの自動収集機能の搭載や、吸引力の大幅アップなど、性能だけでみると完璧な一品となっています。

その特徴についてレビューを通じてお届けします!

https://www.benrilife.com/wp-content/uploads/2019/05/Kou1600.jpg

Narwal Freo X Ultra レビュー

Narwal Freo X Ultraで実際に掃除してみたところ、普通のロボット掃除機よりも時間をかけて丁寧に磨き上げてくれる印象で、自動投入洗剤や加圧式モップにより、床にこびりついた油汚れなどもしっかり清掃された。壁や家具の回避能力も高く、自動ゴミ収集も含めた静音性も高い。ゴミ圧縮技術やフローティングブラシによって本体のメンテナンス面でのストレスがなく、ロボット掃除機の中でも完璧と言える一品!

メリット

  • 走行性能が高く他社ロボット掃除機に比べ丁寧な清掃
  • 回転モップ+自動投入洗剤により水拭き性能が非常に高い
  • 新採用のフローティングブラシやゴミ圧縮技術で本体周りのメンテもしやすい
  • ベースステーションで清掃モードの切り替えができる(アプリ不要)

デメリット

  • 清掃終了がやや遅い(その分丁寧)
期間限定早割キャンペーン開催

Narwal Freo X Ultraが、早割キャンペーンで5/17(金)~5/31(金)参考価格より30,000円OFFとなっているようです!

¥159,800 →¥129,800

なお、合わせてミドルスペックの「Narwal Freo X Plus」についても5/24(金)~5/31(金)で参考価格より30,000円OFFとなっています!

¥79,800 →¥49,800

この製品は、Narwal Japanより製品を提供いただき、記事執筆をおこなっております。

Narwal Freo X Ultraについて

Narwal Freo X Ultraは、ロボット掃除機「Narwal Freo」の最上位スペックの製品です。

以下の表で、通常版と比較します。

特徴Narwal Freo X UltraNarwal Freo
吸引力8,200Pa3,000Pa
ブラシフローティングブラシゴム・毛ブラシ
ゴミの自動収集・保管1L使い捨てバッグ
ゴミ圧縮
7週間以上ゴミ捨て不要
480mlダストボックス
ダストボックス/バッグ乾燥
除菌機能
ありなし
DirtSense™技術DirtSense 2.0
汚れの自動検知
汚れているエリアの判別
DirtSense 1.0
汚れの自動検知
自動モップリフトアップ12mm12mm
モップ圧力最大12N最大12N
自動モップ洗浄&乾燥洗浄液自動投入洗浄液自動投入
センサートリプルレーザーセンサー
(障害物検知)
ナビゲーションセンサー
カーペットセンサー
赤外線センサー(障害物検知)
ナビゲーションセンサー
カーペットセンサー
音声制御Amazon Alexa,
Googleアシスタント,Siri
Amazon Alexa,Googleアシスタント,Siri

Narwal Freoは私も以前に利用していましたが、水拭き周りの性能は当時からかなり高性能であったものの、自動ゴミ収集がついていなかったり、ゴミの吸引性能はそこそこといった印象でした。

その点が、Narwal Freo X Ultraで大幅に強化されている印象です。

セットアップ

早速、本体外観をチェックし、初期設定をおこなっていきます。

Narwal Freo X Ultraの本体です。

ミニマルかつホワイト基調の柔らかなデザインで、どの住宅にも合うと思います。

蓋を開けてみると、清水タンクと汚水タンクが入っています。

ここに水を入れておき、水拭きの自動注水と本体の汚水の除去を実現しています。

タンク

背面は電源のみ。

Narwal Freo X Ultra 背面

本体は、一般的なロボット掃除機と同様。

本体

ダストバッグは、一般的なロボット掃除機と比べても小さなものとなっています。

ところが、新機能のゴミ圧縮機能によって、この容量でも問題なく、吸い込んだゴミを圧縮し、ダストバッグの限界容量までゴミを溜め込むことが可能です。(後述します)

背面には、回転モップが搭載されています。

前面には前作から性能アップしたトライレーザーセンサーを搭載。障害物検知に役立ちます。

トライレーザーセンサー

最初に、マップ作成のため自宅内を走行させます。

マップを作成したところで、早速使ってみましたので、レビューをしていきます。

Narwal Freo レビュー

ということで、Narwal Freoで実際に掃除してみましたので、レビューしていきます。

床を磨き上げるかのような丁寧な清掃

この製品を実際に使ってみて一番驚いたのが、「時間をかけてじっくり清掃してくれる」ことです。

その丁寧さは、他社の高性能ロボット掃除機と比較しても、倍以上丁寧といえるほど。

アプリ内の白いラインが、Narwal Freo X Ultraが走行した部分です。

汚れの多い箇所(ここではリビング)は入念に清掃してくれます。次の画像のきめ細やかさを見てみてください。

この家だと、通常のロボット掃除機では1時間強で清掃が完了しますが、Narwal Freo X Ultraは2時間20分かかっています。

特に注目すべきポイントが、汚れた箇所を自動判定し、その部分を入念に清掃してくれること。画像の通り、人が滞在することの多いリビング・キッチン部分を4回も清掃してくれました。

センサーによって廃水の色と塵を監視し、モップ掛けが必要か判断。モップを洗うたびに汚れを分析し、床がキレイになるまで清掃するようです。

清掃の時間がかかるのがネックではあるものの、その分入念に清掃してくれるのが嬉しいポイントでもあります。

なお、障害物回避についても、新機能のトライレーザーセンサーのおかげか非常に優秀で、家具や壁の入り組む場所でも、ぶつかることもありませんでした。

清掃したあとのブラシの状態を確認しましたが、新開発の「フローティングブラシ」であることから、ブラシに毛の絡まりもありません。

このフローティングブラシは、以下の仕組みによって髪の毛などのゴミがブラシに絡まらないようになっており、清掃のエラーの回避やメンテナンス性を上げることにつながっています。

フローティングブラシの仕組み
  • 片側のみを固定する
  • 片端に空間を作る
  • 独自のブラシ形状

このような配慮もあって、丁寧な清掃で利用していてストレスのないロボット掃除機です。

水拭き性能が非常に高い

Narwal Freoは、もともと水拭き性能が非常に高いことで人気を得ていた製品ですが、今作もその性能は折り紙付き。

回転式モップで床をしっかり磨き上げてくれることに加え、洗剤も自動投入されるため、頑固な汚れもしっかりおちます。

タンクに水をいれ、水拭きも自動でできます。

今回テストした中で一番驚いたのが、キッチンから跳ねて床にこびりついた油汚れもしっかり清掃してくれたこと。

他の高性能なロボット掃除機でもこの汚れが落ちたことはなかったのですが、Narwal Freo X Ultraではその汚れをほとんど落とし、キレイにしてくれました。

この動画はNarwal Freo X Ultraの水拭き性能がよくわかるので、ぜひ見てみてください!

また、アプリやFreoガイド(おそうじAI)機能で、掃除/水拭きを選択できることや、水拭き自動モップリフトアップ機能もあるので、カーペットやラグなど水拭きしたくない場所でも安心です。

自動モップリフトアップ

ということもあり、特に水拭きに関して文句なしともいえるほど素晴らしい清掃能力でした。

ゴミ圧縮技術で都度の本体メンテが不要

今作Narwal Freo X Ultraの最大のポイントは、「ゴミ圧縮技術」を搭載していることにより、7週間以上(本体に溜まった)ゴミ捨て不要であることです。

一般的なロボット掃除機は、掃除が終了するたびに本体に溜まったゴミを書き出したり、モップを雑巾のように洗ったりする必要があるのですが、この製品はその手間が不要です。

掃除の都度、これを掻き出すのがめんどくさい!

この機構は、他社品の場合だと、ベースステーションのダストボックスにゴミを吸引するタイプがほとんどですが、Narwal Freo X Ultraの場合は、ロボット掃除機本体でこの処理を行うものとなっています。

一般的なロボット掃除機の自動ゴミ収集機能は、ゴミをダストボックスから取り出す際に、「ギュイーン」という騒音(85dB〜91dB)が出るのですが、Narwal Freo X Ultraは、比較的静かで、70dB程度に収まっています。

本章の上部の動画や他記事のロボット掃除機動画でチェックしてみてください!

その連続利用目安は7週間とされており、ダストバッグ交換の頻度も少なくて済みます。

かつそれに合わせ、ボックス内の乾燥&除菌機能も搭載されており、吸引ゴミの湿気を飛ばすことで除菌&消臭もでき、本体ボックス内で長期間のゴミ保管も可能ときめ細やかに配慮されています。

ボックス内の乾燥&除菌機能

加えて、従来通りベースステーションには、モップ洗浄&乾燥機能もついているので、そのメンテすら必要なく、衛生面にも良いです。

水拭きが終了すると、汚水タンクに汚れた水が溜まります。

たっぷり!(汚いものをお見せしすみません。。)

その後、中のスクレイパーがゴトゴトと左右に動くことで、モップが洗浄されます。

最後、熱風乾燥によって、濡れたモップが乾燥します。

Kou

Kou

モップが濡れたまま放置されないので、清潔ですね。カビなくてすむ!

ダストバックにゴミが溜まっているため、それがいっぱいになったら、紙パックの掃除機と同様に取り外して捨てるだけです。

このベースステーションがあると、ロボット、掃除機本体のメンテを掃除のためにする必要がなく、掃除の工程を全てお任せすることができるのが良いです。

かつ、上記で紹介した通りその性能も高く、欠点が見当たりません。

アプリの機能やモード切替も充実

Narwal Freo X Ultraは、アプリの機能も充実しています。

ここで、清掃モードやマッピングなどの管理できるのは、他のロボット掃除機と同様。

清掃ルートや時間、完了通知・履歴などが確認できます。

モード設定も細かく可能です。

更に、今作のNarwal Freo X Ultraは、新機能として「Freoガイド」が搭載されており、本体から清掃のモード設定や、「おそうじAI」とよばれるスマート清掃機能がついています。

ベースステーション上部でモードのコントロールができるようになっています。
AIのスマート清掃
  • お掃除回数(水拭き/吸引共に)
  • 吸引の強さ
  • 隅っこの清掃度合い
  • 水拭きの水分量

これらの項目がAIで自動設定され、清掃できるのが良い点です!

アプリで設定できるロボット掃除機はよくあるのですが、このようにアプリいらずでベース本体から設定ができたり、AI機能が搭載されているものはなかなかなく、Narwal Freo X Ultraはそういう意味でも画期的かつ実用的なロボット掃除機であります。

レビューまとめ

Narwal Freo X Ultraは、実際に使ってみて、他社と比較してもとても丁寧に清掃してくれるのが好印象なロボット掃除機でした。

特にキッチンの床にこびりついた油汚れをも落としてくれたのはびっくり。

また、前作の欠点でもあった自動ゴミ収集機能が搭載されたのは嬉しい限り。お世辞抜きに水拭きも含めて完璧な一品といえるほどの性能・機能性です。

特にペットやお子さんのいる家庭に重宝しそうな製品。値段は少し張りますが、ロボット掃除機の中でもかなりおすすめです。

Kou

Kou

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