【レビュー】Nature Remo mini 2(Remo-2W2)でも十分満足!|新旧・無印との比較

Nature Remo mini 2

Nature Remo mini 2は、Nature Remo miniの第2世代にあたる製品です。

スマートリモコンで人気の「Nature Remoシリーズ」の廉価版に位置づけられる製品ですが、優れたデザイン性、十分な機能性を持ち合わせ、売れ筋のものとなっています。

今回は、このNature Remo mini 2について、以下の観点をポイントとし、見ていきます。

この記事のポイント
  • ハイスペック版の「Nature Remo 3」との違い
  • 旧Nature Remo miniとの違い
  • 使い方・活用術

Kou

Kou

実はmini 2の方がおすすめかも!?

Nature Remo mini 2とは

Nature Remo mini 2は、スマートリモコン・IoTリモコンと呼ばれるジャンルの製品の一種です。

従来の学習リモコンのように、リモコンの赤外線信号を覚え込ませリモコンをひとまとめにすることができたり、インターネットを経由してスマホアプリから外出先からでもリモート操作できたりするのが特徴です。

この、「Nature Remo mini」は「Nature Remo」の廉価版の位置付けです。以下の表にてざっと比較します。

項目Nature Remo 3Nature Remo mini 2(旧)Nature Remo mini
大きさ74mm×74mm×20mm58 x 58 x 16mm58mm×58mm×15.6mm
重さ65g23g29g
通信Wi-Fi 802.1 b/g/n
赤外線
Bluetooth Low Energy
無線LAN 802.11 b/g/n(2.4GHz)
赤外線
Bluetooth Low Energy(セットアップ時のみ)
Wi-Fi 802.1 b/g/n
赤外線
温度センサー
湿度センサー××
照度センサー××
人感センサー××
音声アシスタント対応
(Amazon Alexa、
Google Assistant、Siri)
IFTTT対応
標準価格¥9,980¥6,980¥8,980
Nature Remo 3とRemo mini 2のサイズ比較
▲本体サイズはRemo 3と比較してもややコンパクトです。

スペック上で見たNature Remoとの大きな違いは、以下の3点。

Nature Remo mini 2:Remo 3との違い
  • Bluetooth利用が「セットアップ時のみ」
  • センサーが温度センサーのみ
  • 筐体がコンパクト
  • 価格が安い

Bluetoothの部分が少しわかりにくいので補足しますと、Nature Remo 3はBluetooth対応によって、初期セットアップが簡略化することだけでなく、「Qrio Lock(スマートロック)」や「mornin Plus(カーテン)」といった製品と連携させることができ、声で操作も可能です。

一方で、mini 2の場合は、このBluetoothの恩恵を受けるのは、初期セットアップ時のみなんです。

加えて、センサーについても、湿度/照度/人感の対応がなく、温度のみとなっています。

つまり、「スマートホームの仕組みをガッツリ作り込みたい」場合には、Nature Remo 3を、「手っ取り早く音声操作や遠隔操作をしたい」方は、mini 2を選ぶと良いです。

実際には、Nature Remo mini 2で十分便利に感じることも多く、次の章からは実際の使い勝手についてまとめていきます。

Nature Remo mini 2同梱品
▲同梱品は、本体・説明書・Micro-USBケーブル

Nature Remo mini 2を使ってみた

Nature Remo mini 2を早速使っていきます。

セットアップ

前作Nature Remo miniと比較すると、初期セットアップがかなりしやすくなっています。

Nature Remo mini 2は、接続時に本体内蔵のBluetoothが用いられます。

旧世代のNature Remoは、「一度Nature Remo本体が発するWi-Fi(SSID)に接続してから、Wi-Fi設定をする」といった流れで、スマホの設定とWi-Fi設定をいったり来たりするのでやや煩雑でした。

現在のアプリのバージョンでは、上記のようなことがなく、自動的にWi-Fi設定につながりますが、それでもWi-Fi設定(ローカルネットワーク)を交互に切り替えることによって、セットアップのレスポンスが遅かったり、つながりにくいという問題がありました。

▲従来のNature Remoは、このようなセットアップの失敗が多かった。

しかし、Nature Remo mini 2は、これをBluetoothによる接続とWi-Fi接続を分岐させていることで、よりレスポンスよく・繋がりやすくなっていると感じました。

▲Remo mini 2はこのRemoへの接続〜Wi-Fiの接続が安定している。

このようなスマートホーム製品を使う上での最初のハードルは、このWi-Fiネットワークにつなぐ初期セットアップにあります。

Kou

Kou

普通の家電は電源を入れればすぐに使えるようになるので、ここが面倒なところなんですよね。

その点、Nature Remo mini 2は、この部分を着実に改善してきているのが好感を持てますね。

Wi-Fiにつなぎセットアップが完了したら、あとは家電登録をしていきます。

Remo mini 2に家電を登録
▲このように本体にリモコンのボタンを押し、赤外線の信号を登録します。従来の学習リモコンと同様ですね。

もちろん手動登録も可能となっています。

まとめると、Nature Remo mini 2は以下の点から、セットアップが比較的カンタンな製品なのでおすすめです。

Remo mini 2 セットアップの感想
  • Bluetooth接続で初期設定できることにより、より接続速度や安定性が上がっている
  • プリセットを自動で出力してくれるので、家電登録が簡単

すぐに利用できるような工夫がされています。このシンプルさがNature Remoシリーズの良い点です。

反応速度・レスポンス

Remo mini 2は、シリーズの中でも廉価版に位置づけられるものです。

そのため、スペックダウンしていたら、家電操作に影響が出ないかは不安に思う部分ではないでしょうか。

ここは、公式のスペックでは見えない部分なので、実際に以下のような形で各機種を並べ、検証してみました。

Nature Remoシリーズ比較
▲左からNature Remo 3、mini 2、miniを並べて操作

応答速度

項目Remo mini 2Remo 3旧Remo mini
スマホからの操作0.3秒0.3秒0.3秒
アレクサからの操作2.7秒2.7秒2.7秒
Googleアシスタント
からの操作
3.0秒3.0秒3.0秒
※Remo側を操作してから家電が実際に操作されるまでの時間
※参考値。ご自宅の回線速度にもよります。

上記の通り、性能面では上位版の「Remo 3」とほぼ同等です。

同様に、旧Remo miniでもほぼ同等となっています。

つまり、廉価版とはいえ、家電操作に支障が出るといったことはありません。安心して使えます。

家電操作の範囲

上記の応答速度に加えて、実際の利用で気になる部分は、家電操作の距離です。

これも検証してみましたが、結論から言うと照射距離は変わりませんでした。

家電操作の範囲

項目Remo mini 2Remo 3旧Remo mini
正面方向約10m約10m約10m
側面方向約10m約10m約10m
※正面:赤外線を発信する本体の向き(ロゴを正方向とした場合)
※参考値。ご自宅の間取りなどにもよります。

我が家では、Remo mini 2を以下の間取りで設置していますが、上記の範囲であれば問題なく操作できます。

▲壁の回り込みや距離が遠い(青点線)のものは、赤外線が届かないので、もう一台のRemo mini 2が必要です。

自宅の構造にもよりますが、最大照射距離は実測10m前後と見られます。購入前の参考になれば幸いです。

デザインが良い

Nature Remoシリーズは、初期の頃からデザインが良いスマートリモコンとして、人気を得ていました。

今作もそれは継承されています。

光沢感のあるデザイン
▲今作はやや光沢感のあるデザインです。

Nature Remoシリーズの筐体は白で統一されており、壁に設置しても違和感のないところが良い感じ。

Kou

Kou

この「白い」というのは、赤外線を通す装置として設計が難しい部分があったそうです。Nature Remoがヒットした以降、他社スマートリモコンもこれを真似するように白い筐体にしていましたね。

本体裏面
▲本体裏面はこんな感じ。micro-USB給電です。画鋲で壁にかけられます。
操作ランプ
▲ランプは本体前面から、下部に変更となっています。

さらに、Nature Remoを使ってて最も満足な部分は、アプリのデザインも良くて触り心地が良いこと。

普段、手に触れる部分なので、このアプリのデザイン・操作性が良いのは重要です。

Remo mini 2でも、これまでのNature Remoシリーズで良かった点をしっかり押さえているのが好印象です。

価格が安いとはいえ、こういった点で手を抜いていないのが良いですね。

Nature Remo mini 2の活用術

私はこれまでNature Remoを過去4年弱使ってきたので、その活用術も掲載します。

正直に言うと、Nature Remo mini 2でも十分便利だと感じることが多く、その使い方は以下のとおりです。

リモコンをスマホにひとまとめ!

まず一番便利だと感じるのは、家電のリモコンを自分がいつも使っているスマホにひとまとめすることができると言う点。

これだけでもだいぶQoL(生活の質)が上がりますよ!

我が家のリモコン群
▲全部Nature Remo mini 2に集約できるのが良いですね。

わざわざリモコンを探さなくても良くなるし、整頓できるのが良いんですよね。

Nature Remoは、アプリによって、それぞれの家電に合ったリモコンインターフェースが提供されるため、普通の学習リモコンよりも操作性は良いです。

ただ、このようなスマートリモコンは、インターネットを経由して利用するものなので、それが落ちたときや運営元のサーバーが落ちたら使えなくなるのがリスクです。

そのため、リモコンはどこか一箇所にまとめてしまっておきましょう。

スマートスピーカーで家電のハンズフリー操作

これがNature Remo mini 2を購入する醍醐味の一つです。

Amazon EchoやGoogle Nestのようなスマートスピーカーと連携することによって、家電の音声操作をすることができます。

▲このように、インターネットを経由して、家電にあった赤外線が送信されるという仕組みです。

これによって、ハンズフリーで操作できるのが良い点。その部屋の空間全体がリモコン化するような感覚です。

▲こういう操作ができます。(動画では旧Nature Remoを使ってますが同じような操作が可能です)

家事をしながらでも、布団に入りながらでも、その場で独り言を言えば家電のオンオフなどができたりするのがとても便利です。

Nature Remoシリーズは、「Amazon Alexa・Googleアシスタント・Siri」と主要な音声アシスタントに全対応しているのが良い点です。

エアコンを自動で管理する

Nature Remo mini 2では、「オートメーション」と呼ばれる機能によって、家電を自動操作できます。

これで個人的に一番恩恵が得られると感じるのは「エアコン」です。

例えば、以下のスマホのGPSと連携して、「もし家の300m以内に近づいたら、冷房をつける」といった仕組みづくりができます。

これによって、家に帰る前に自動で部屋を冷やしてもらうことができ、暑い夏でも常に涼しい部屋に帰宅することができます。これめちゃくちゃ便利で快適!

また、それ以外にも温度センサーを活用して、部屋の温度に応じてエアコンを自動操作できるので、部屋の暖めすぎ・冷やしすぎを防ぐことも可能です。

さらに、最近ではNature社が提供する「Natureスマート電気(市場連動型の電力小売サービス)」と連動することによって、Nature Remo mini 2と連動し、電力の市場価格に応じてエアコンの温度を自動制御する新しい機能も搭載されています。

この自動化という点に関して、今後ますますの発展に期待が持てますね。

家電のタイマー管理をする

通常、家電は各機器ごとにリモコンのタイマーを設定することができます。

しかし、それぞれのリモコンでタイマー設定するのが面倒だったり、そもそもタイマー機能がない家電もあったりします。

Nature Remo mini 2での家電操作は、その点一括でタイマーをかけられる(タイマー機能を集約できる)のが便利な点です。

タイマー設定の変更
▲ここを変更するだけでタイマーを切り替えられます。

例えば起床時間や就寝時間が代わる際には、それぞれのリモコンで再設定することなく、上記アプリのタイマーを1回だけ変更すればOKなのが地味に便利です。

このように、家電の機能をNature Remo mini 2に集約することができるのが、導入してよかったと感じる点です。

miniに足りない機能は外部サービス活用で何とか連携できる

Nature Remo mini 2は、一見センサーの有無やBluetoothによる製品連携ができないことで、「仕組みづくり」の面では劣っているように見えます。

しかし、IoT製品ならではの活用法でこの欠点を多少埋めることが可能です。

例えば、Amazon Alexaなどの音声アシスタントには、「定型アクション」という自動操作(マクロ)機能があり、アレクサに対応する家電の大半を連携させることが可能です。

定型アクションで他社製品と連携
▲画像のように、例としてアレクサ対応家電同士でつないで連携できます。

Googleアシスタントであれば、「ルーティン機能」、Siriであれば「ショートカットアプリ」によって、同じようなことが可能です。

他にも例として言うと、Philips Hueの人感センサーはAmazon Alexaの定型アクションにも対応しているので、これで上位版のNature Remo 3にある人感センサーを使った仕組みづくりができるようになったりします。

加えて、IFTTTというプログラミングなしで簡単に自動化できるサービスもあり、Nature Remo mini 2ではこれも対応しています。

外部サービスを利用することによって、別途製品を購入したり、複数のアプリを使う手間はありますが、もし購入されたあと、スマートホーム的な仕組みづくりをしたいとなった場合でも、このような方法でなんとかなるのが良い点です。

Nature Remoシリーズはこのような外部サービスへの対応が他社に比べ優れているので、そういう意味でもおすすめです。

おわりに

上記のように、Nature Remo mini 2でも十分すぎるほど生活が便利になります。

最後にこの製品を導入する上でのメリットとデメリットをまとめます。

メリット
  • (アプリ含め)デザインが良い
  • 家電のリモコン・機能を集約できる
  • 機能はminiでも十分
デメリット
  • 性質上、ネット関連の障害がおきたら使えなくなる

廉価版とはいえ、Nature Remoの良い部分をきちんと継承した、優れたスマートリモコンといえます。

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Kou

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2 件のコメント

  1. 一軒家三階建てWi-Fiは1台で使用していますがNature Remoを各階に1台づつ計3台をつけてスマートフォン等でリモート操作できますか。またリビング、ダイニング、和室はオープンにできそれぞにエアコンが付いています。エアコンをそれぞれ制御できますか。

    • 記事を閲覧頂きありがとうございます!
      はい、各階に1台づつつけてリモート操作できます。Wi-Fiが各階届いていれば大丈夫と思います。
      (=複数台のNature Remoを1つのアプリで操作可能)
      ※参考:公式サイト
      https://nature.global/jp/blog/2020/7/8/remo3-mini-sensor

      1つのRemoでエアコンをそれぞれ制御することも可能です。(個別に登録できます)
      あとはそれぞれの部屋にあるRemo設置箇所とエアコンの距離次第ですね。
      公称値がなく、部屋の構造にもよりけりでご参考までですが、私がテストした限りでは実測10m前後が届く範囲です。

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