いきなりですが、これはスマートホーム化するならマジでおすすめ…!最強の無線LANルーターを我が家に導入しました!
それは、「Google Nest Wi-Fi」。Googleが販売するWi-Fiルーターであり、「Google Wi-Fi」の後継製品です。
この製品の特徴は以下の通り。
- 広範囲につながりやすいメッシュWi-Fiシステムを採用したルーター
- アクセスポイントにGoogleアシスタントが内蔵(スマートスピーカーとして利用可能)
- ローカルホーム接続機能でスマートホーム製品の一部通信をサポート(今後対応予定)
さて、Google Nest Wi-Fiといえば、他のメッシュWi-Fiルーターと比べて若干高額なイメージもあり、そこまで目立っていません。
しかしこれは、多少高くともとても使いやすく、間違いなくおすすめのWi-Fiルーターの一つです。
そんな「Google Nest Wi-Fi」について、その魅力をレビューしていきましょう。

Kou
スマートホーム化するなら、最強のルーターです!

Google Nest Wi-Fiは、「メッシュWi-Fiネットワーク」を採用した無線LANルーター。
アクセスポイントにGoogleアシスタントが搭載されており、スマートスピーカーのようにも扱える。
Wi-Fiの電波が広範囲に届き、設定の手間が少なく導入・管理も簡単。
メッシュWi-Fiの中では、性能・機能に対して高額なのがネックだが、スマートホーム化するならおすすめ!
メリット
- 設定が簡単
- とにかくつながりやすい
- スマートホーム化するならベスト
- つないだデバイスの管理がしやすい
デメリット
- 単価が相場より高額
- 細かい設定をする時に若干クセ有り

管理人:Kou
スマートホーム化するならこれがベスト!
もくじ
Google Nest Wi-Fiのメリット
自宅に実際に導入して1ヶ月ほど経ちました。Nest Wi-Fiを導入してよかった点について述べていきます。
設定が簡単!導入楽チン
Google Nest Wi-Fiの第一のメリットは、とにかく設定が簡単で導入がラクなことです。
Wi-Fiルーターって色々セットアップがめんどくさいもの多いじゃないですか。
いちいち、本体に貼ってあるシール確認して、そのパスワードを入力する等そういったことは必要ないです。
一度設置したら、スマホアプリの案内に従えば、設定ができます。






個別のアプリではなく、Google Homeアプリに集約されるのが嬉しいですね。
自宅にあるIoTデバイスとセットで管理をすることが可能です。
アクセスポイントをスマートスピーカーのように使える。音質も良い!
Nest Wi-Fi最大の特徴は、アクセスポイントにGoogleアシスタントが搭載されていること。
つまり、Google Home(Nest)と同様の使い方ができるんですよね。
初めて利用してびっくりしたのが、意外にもアクセスポイントの音質が良かったこと。
Wi-Fiルーターのおまけ程度のものかなと思いきや、低音がしっかりしていて迫力のある音楽が楽しめます。

Kou
試しにNest Wi-Fiに話しかけて、無料で利用できる「YouTube Music」か「Spotify Free」再生してみてください。かなり良いですよ。
個人的には、初代Google Homeよりも、より中高音域と低音域のバランスが最適化されており、Nest miniより断然低音域が優れるといった印象です。
また、Google Nest miniやGoogle Homeを個別に設置する必要もないので、上記の通り部屋への収まりが良いです。
ただし、親機にはGoogleアシスタントが内蔵されていないので、ご注意ください。うーん、ここにも搭載してほしかったかな。。。
インテリア面でも問題なしの柔らかなデザイン
ルーターって、メカメカした機器なので、正直家の目立つ位置にドーンと置くのって気が進まないじゃないですか。。。
多くの人にとっては、インターネットにつながりさえすれば、あとはどうでも良い装置って感じですよね。
その割にWi-Fiルーターは、隠しておくと電波が通りづらくなるので、目立つ位置に置く必要がある。。。
その点Nest Wi-Fiはスマートスピーカーとセットですし、上記の通りGoogleアシスタントとの対話が可能です。インターネット接続以外の存在意義があります。
加えて外観が丸くて白でかわいいので、目立つ位置に置いても馴染みやすいです。女性の部屋にもいいかも?

その柔らかいデザイン、インテリア面でも問題ないです。

Kou
メッシュWi-Fiは色んなラインナップがありますが、実は、これがNest Wi-Fiの一番のお気に入りポイントです^^
マジで繋がりやすい!スマートホーム化に最適
このNest Wi-Fiは、メッシュWi-Fiが採用されていることから、以下の観点でスマートホーム化に最適です。
- 家にWi-Fiデバイス・家電が点在していてもつながりやすい
- デバイスの最大接続台数が多い(Nest Wi-Fiは1基につき100台以上の同時接続台数)
自宅では、以下のような間取りになっているのですが、通常のWi-Fiだと以下のような欠点があります。

これがNest Wi-Fiだと、Wi-Fi電波を家中に張り巡らせることにより、安定化します。

中継機と違い、メッシュWi-Fiはアクセスポイントをリンクするための専用の帯域が設けられていることから、電波強度が強いんです。
速度も特段問題なく、満足です。


スマートホーム化といわずとも、最近はWi-Fi標準装備のスマート家電が増えてきているので、将来を見越して先にメッシュWi-Fiを導入しておくというのも手ですね。(後に再設定しなくてすむので)
加えて良いのが、「Google Homeアプリ」にWi-Fiルーターを含めてスマートホーム製品を一元管理できるところですね。
スマートホーム×メッシュWi-Fiの詳細
つないだデバイスの管理がしやすい
Nest Wi-Fiは、デバイス管理もとてもしやすいです。
つないだ先のデバイスがアプリで一覧できます。

最近スマート家電やらIoT関連のWi-Fiデバイスが家に点在することが多くなったので、これがあるのはありがたいところ。
また、以下のような機能もあります。
- ファミリーWi-Fi
- ゲストWi-Fi
- Digital Wellbeing(フィルタ・使用しない時間等が設定可能)
このようなアクセス制限もかけられますので、お子さんのいるご家庭でも安心。

Google Nest Wi-Fiのデメリット
メッシュWi-Fiの相場としてはコスパがやや悪い
これがNest Wi-Fiがいまいち目立ってない最大の理由かなと思います。
Google Wi-FiはメッシュWi-Fiの効果を十分に発揮する、「アクセスポイント付き」のセットで約3万円します。
私がこれまで利用していたTP-Link Decoだと、2ユニットで最安1万円強(m4)で買えちゃいます。
だいたい2つのアクセスポイントで比較すると、Nest Wi-Fiと同デュアルバンドの製品は、2万円強が相場といったところです。
Nest Wi-Fiは、デュアルバンドルーターにも関わらず、相場ではトライバンドルーターと匹敵する価格です。つまり結構割高。
その分、Googleアシスタントが搭載されているスマートスピーカーとしても利用できるので、Google Nest mini(Google Home)を個別に購入・設置しなくても良いのがメリット。
集約されている分日常に溶け込みやすいのですが、どこまでこれに価値を感じられるかといったところです。
単純にWi-Fiルーターとして欲しいという要望であれば、Nest Wi-Fiはコスパが良くないかなと思います。
Wi-Fiルーターとして設定がいじれない箇所がある
メッシュWi-Fiは、ある程度ルーター側で自動的に最適化してくれます。
これは、裏を返せば手動でアレコレ調整したい方には、あまり向いていません。
- IPoEに非対応(特にIPv6設定ができない場合あり)
- ブリッジモードは利用しているWi-Fiデバイスが一台のみ
スマートホーム観点でいうと、接続デバイスの固定IP化(DHCP-IP予約・静的IP)などはできます。
細かい調整はGoogle Homeアプリでなく、以下のGoogle Wi-Fiアプリから設定できます。
また、メッシュWi-Fiルーター全般の欠点なのですが、周波数帯(2.4GHzと5Ghz)を任意に選択することができません。
なので、アクセスポイントとデバイスの位置関係が遠いなどの理由で、意図せず速度の遅い2.4GHzに接続される、ということはあると思います。
ただし、2.4GHzにしか接続できない機器(IoTデバイスなど)の場合、Google Nest Wi-Fi側で自動的に2.4GHzに接続されるような仕組みになっています。
なので、自分がわざわざ設定することなく、自動的に通信を最適化してくれるモノと思えば、管理がラクなのでむしろメリットでもあるとも言えます。
おさらい:2.4Ghzと5Ghzの違い
おわりに(まとめ)
Google Nest Wi-Fiは、とても繋がりやすく、スマートホーム化するなら最適なWi-Fiルーターです。
コスパがやや悪い点も目立ちますが、スマートスピーカーライクな利用もできる珍しいWi-Fiルーターで、インテリア的にも部屋への収まりが良い製品なので、おすすめの製品の一つです。