PITAKAは、Apple製品のケースなど周辺機器で少し前から伸びているブランド。
デザインがカッコよくて、Twitterでもよく話題になっていて、私も前から気になっていました。
そんな中、PITAKAの代理店さんからお声がかかり、発表会を見に行ってきました。




会場の雰囲気もよく惹かれる製品ばかりでした。
(PITAKA タッチ&トライ@有楽町電気ビル)
実機を触れて良いなと思いご提供や自分で購入したりしたので、随時ご紹介していきます。
今回はAirTag向けケースの「PitaTag for Multi-tool」をレビューします。
この製品の特徴は以下の通り。
- AirTag保護&紛失防止のケース
- ケースの中にマルチツールが内蔵(ドライバー、六角レンチ、ナイフ)
- ステンレス製で高級感あり
- リュックやバッグにAitTagを装着できる
なんというか、AirTagのケース+十徳ナイフのような製品です。
この製品、最初はどう使うんだろう?という感じでしたが、個人的にハマったポイントもあり便利に使えています。
そんな、PitaTag for Multi-toolについて、実際の使用感をレビューしていきます。
もくじ
PitaTag for Multi-toolの外観と仕様
まずは、本体のデザインを見ていきます。


PITAKAの製品はどれも雰囲気があって良いですね。
続いて、本体を見ていきます。


まずはサクッと組み立てです。リング状のカラビナを付属のネジとレンチで取り付けていきます。


次に、AirTagを取り付けます。


これだけで完成。組み立ては簡単です。
本体は、マットメタリックな高級感とともにステンレス素材(サージカルステンレス)による剛性感もあります。
これなら、小さなAirTagを破損させることなくしっかりと守ることができ、ものに取り付ければAirTag自体が対象物から落ちてしまう心配もないですね。


裏側は光沢感のある素材で、黒であることから指紋が結構目立ちますね。デザインが良いだけに、ここはちょっと残念ポイント。

そして、この製品の最大の特徴は、マルチツールが使えること。
AirTagのホルダーにこのギミックがあるのは、なかなか面白い。男心をくすぐる製品です。

マルチツールは、「プラス・マイナスドライバー」「六角レンチ」「ポケットナイフ」で構成されています。
工具としては必要十分。ただ、結構コンパクトなもので、本格的な用途のものではありません。いざという時にあると便利というレベルのものです。




キーホルダーにつけてみました。


このような感じで、本体は剛性感のある作りで雰囲気があります。PITAKAはこういうデザインが良いですね。
本体は結構かさばるので利用シーンを選ぶ
この製品は、先述の通りデザインはかっこよく、AirTag自体をしっかりと保護してくれるのですが、その分嵩張ります。
例えば、財布につけていると、その大きさから結構邪魔になります。


もちろん、大きめの長財布でない限り、財布の中にしまうのは少し難しいです。

実際、このマルチツールをいつ使うかもわからないのに、このサイズ感を財布につけるのは結構億劫になると思います。
この手のものにつけるなら、Apple純正のレザーキーリングの方が良いかと思います。
サイズを実測で測ってみると、AirTag装着時の重さは「69g」、幅は「47.0mm」厚さは「11.9mm」となっていました。



このような小物というよりは、バッグやリュック、セカンドバッグ、PCケースなどにつけるとしっくりくる製品です。
いざというときのマルチツールとして便利ですし、電車の中で荷物棚に置き忘れたりしたときに、AirTagも活躍すると思います。
倉庫の鍵につけて利用するのが便利だった
僕の中でこれを使うのに最適なスポットを見つけたので、あくまで自分だけの限定的な使い道ですが、ご紹介します。
私は、このガジェットブログにて大量の家電レビューをしているのですが、それらを家に保管するのも難しく、実はレンタル倉庫を借りています。
そこで、提供いただいた製品などを保管しているのですが、そのレンタル倉庫の鍵につけて、利用するのに最適でした。

倉庫内では、よく段ボールの開梱作業や、ちょっとした家電やガジェットの組み立て・分解作業なども行います。
その時に、ツールを置いておいたりすぐ手に取れる場所になくとも、このPitaTag for Multi-toolについてるマルチツールで、それなりに作業ができてしまいます。

レンタル倉庫の鍵は、肌身離さず持ち運ぶものでもないので、無くしたり忘れがち。その際は、もちろんAirTagを鳴らして探せばOKです。
こんなレアな使い道、ほとんどないんじゃないか?と思いつつも、倉庫内のような屋内で軽作業をする時やアウトドアで利用する際などに向け、幅広く使えて地味に便利な製品だと思っています。


ということで、いざという時にあると便利!という十徳ナイフのような製品ですが、具体的にどういったところで便利なのか?という観点で自分が使っているスポットを書いてみました。
こういうツールって、使い道を探すのが楽しいですよね。本体もかっこいいし、男心をくすぐる製品ですw
レビューまとめ
PitaTag for Multi-toolは、マルチツールのギミックが面白い製品でした。
いざというときに確かに便利でしたし、ステンレスなデザインでPITAKAならではの剛性感や高級感もあります。
小物につけるというよりは、バッグにつける使い方がおすすめ。
個人的には、倉庫の鍵につけるという、ピンポイントなところにハマって、かなり使い勝手が良いと感じています。
最後に、おすすめできる人とできない人をまとめます。
- 小物にAirTagをつけたい人(財布など)
- AirTagをしっかり保護したい方
- バッグにAirTagをつけたい方
- デザインのかっこいいAirTagホルダーが欲しい方
以上です!PITAKAならではの製品で、使っていて楽しい製品でした。
PitaTag for Multi-tool レビュー
PitaTag for Multi-toolは、AirTag向けのケース。中にプラス・マイナスドライバーと六角レンチ、ポケットナイフが内蔵されている。デザインもカッコよく、個人的には、借りている倉庫の鍵につけて鍵の紛失防止+倉庫内軽作業に利用するのにハマった。嵩張るので用途を選ぶ製品だが、持ち歩くものに工具を追加でき、地味に便利。
メリット
デメリット