+Styleスイッチ レビュー|自宅の設備もスマート操作!SwitchBotと比較してどう?

スマートホームは、様々な家電を遠隔操作できますが、難しくなってくるのは自宅の設備。

壁に備え付けのスイッチや、スマートリモコン等が使えない家電となると、スマート化するのに一工夫が必要なんですよね。

そんな中、+Styleから新たに、自宅の設備に後付けで取り付けて遠隔操作できるスイッチが登場!

その名も+Styleスイッチ、この製品の特徴は以下の通りです。

特徴
  • 様々なスイッチをスマート化
  • 使用環境に合わせた細かい設定
  • 便利なタッチレス付き
  • スマートスピーカー対応
  • 遠隔操作・+Style機器との連携
  • スイッチ状態の同期
こんな感じで、本体をボタン上に取り付けて操作できます!

スマートホーム界隈で、この手の製品として有名なのはSwitchBot製品ですが、 プラススタイルからも、発売されたことにより、その選択肢も増えることになりましたね。

+Styleの豊富なデバイスと連携することができ、スマートホームの手段が増えるのは嬉しいポイント!

このスイッチがあれば、浴室リモコンや照明スイッチ、マンションのオートロックといった自宅の設備に関しても操作することができるので、とても便利なんです!

ということで、今回は+Styleスイッチについてレビューを通じて、その詳細をまとめていきます。

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+Styleスイッチ レビュー

+Styleスイッチは、設備や家電の物理的なスイッチをスマート化できる製品。スマホやスマートスピーカーを経由して、遠隔で人の指の代わりにスイッチを押してくれる。アタッチメントが5種類も用意されており、様々なスイッチに対応できるのが大きな特徴。実際に利用してみても、操作アプリ含めきめ細やかに作られており、既存のスマートスイッチをよく研究して作られた製品と感じた。

メリット

  • スマート化が難しい設備の遠隔操作も可能になる
  • アタッチメントの種類が豊富で、様々なスイッチに対応できる(片切スイッチにも対応)
  • アプリが使いやすくアーム稼働範囲まで調節できる
  • タッチレススイッチ付きで、アプリを使わなくても操作できる
  • スマートスピーカーや他の+Style製品と連携が可能

デメリット

  • 本体の高さがある

この記事は、メーカーである+Style様より製品を貸与いただき、記事執筆を行なっております。

+Styleスイッチを取り付けてみた

実際に、+Styleスイッチを利用してみましたので、レビューしていきます。

様々なスイッチに使える!|アナログ的だが地味に実用性高い

プラススタイルスイッチの良い点は、一般的にスマートホーム化がしにくい、自宅の設備なども遠隔操作できる点です。

例えば、スマートリモコンでエアコンやテレビ、照明を操作することができますが、操作できるのは赤外線リモコンが搭載された家電のみであり、自宅の備え付けの設備を操作することは難しいです。

同様に、赤外線リモコンが搭載されていない家電や、スマート機能が搭載されていない家電は操作することができません。

+Styleスイッチは、ボタン操作をすることができ、人の指を代替することができます。

アナログ的な仕組みで、単にボタンを押すだけなので、ボタンのついている家電であれば、遠隔操作することが可能です。

同梱品はこんな感じ

以下のような形状をしており、アーム部分で家電や設備のボタンを押す仕組みです。

+Styleスイッチの本体

本製品の最大の特徴は、アタッチメントは5種類用意されていることです。

競合製品のSwitchBotの場合、これが用意されておらず押せないスイッチもあったのですが、+Styleの場合は、これが同梱されていることによって、より多くのスイッチを押下することが可能です。

これを、自宅のスイッチに取り付けて、動作させます。例として、マンションのオートロックの解錠ボタンに取り付けて利用しました。

モニターホンの「解錠」に+Styleスイッチを装着!

これをつけておくと何が便利かというと、マンションのオートロック(エントランスロック)を外から解錠する際に、鍵を取り出さずに、スマホで解錠ができるんです!

Kou

Kou

エントランスの呼び鈴を鳴らして、自分でスマホから操作して解錠する感じです!笑

我が家はスマートロックも利用しているので、鍵を取り出さずにスマホですべて解錠して家に入れます。

これ、変なことやっているように見えて、キーレスな生活が送れて、めっちゃ便利なんです。もし購入されたら試してみてください!

アタッチメントが付いているので、いろんなボタンを押せる

プラススタイルスイッチには、5種類のアタッチメントが同梱されており、様々なタイプのボタンを押すことができます。

鉄板の使い方が照明です。

これは、照明スイッチ用のアームが2種類用意されているので、合う方を選びます。

細かいメリットとして、アーム部分が画像の通り稼働するので、スイッチの表面に合わせやすい

片切スイッチの場合でも、「押す」だけでなく、「引き上げる」動作を利用して、スイッチのオンオフができるようになります。

スイッチの部分を両面テープで接着するため、アームの戻りでスイッチを引き上げる、という動作が可能となっています。

実際の動作はこんな感じ!

+Styleスイッチは、高さ調節用の木片が用意されており、照明スイッチのような設置面と押す箇所に段差があるところでも、この木片で土台を作ることで、操作を安定させることができます。

矢印が高さ調節用の木片。これでスイッチカバーの高さに合わせることで、押す際に本体がズレることなく、安定して操作ができるんです。

アプリの設定もきめ細やかで、アームの可動範囲や押下時間、片切スイッチの設定もできるので、様々なスイッチで利用可能です。

アプリの設定画面。アプリの設定でスイッチモード(主に片切スイッチの照明向け)とクリックモード(ボタンを押す)を設定することができます。

これで、スマート電球やスマートリモコンを使えない、蛍光灯や照明機材でもスマート化することができるようになります。

Kou

Kou

この製品は、大元の照明スイッチをオンオフできるので、スマート電球をたくさん買わなくても、これ1個買えばスマート化できるというメリットもあります!(シャンデリアやダウンライトなどで有効)

なお、アタッチメントは5種類あり、着脱も簡単でした。

アームの隙間に挿入。簡単に抜き差しできます。

このため、自宅の様々な家電や住設に利用することができました。

他にもコーヒーメーカーや浴室リモコンにも取り付けできますね。(+Style公式
リング上のアタッチメントは、レバースイッチのタイプのものに利用します。(画像:+Style公式

このような感じで、アタッチメントやキットがたくさん同梱されているおかげで、様々なスイッチに対応できるのが、+Styleスイッチの良さです。

タッチレススイッチでスマホを取り出さなくても良い

この手の製品を使う際に、一つネックになってくるのが、普通に指でスイッチをオンオフしたい場合に、本体が邪魔になることです。

その点、+Styleスイッチは、本体の上部にタッチセンサーが搭載しており、自分の手でスイッチを操作することが可能です。

しかもこれ、タッチレスセンサーになっているので、触れずにスイッチ操作できるのが良いポイント。

本体に触れずに手をかざすだけで操作が可能(動画)

特に先述の通り私が取り付けているマンションのオートロックは、モニターが鳴ったらすぐに出なくてはならないので、その際にスマホを取り出してアプリを開いたりなんてしてる暇はありません。

指で押せないこともないですが、本体が邪魔になります。

その点、+Styleスイッチであれば、本体上部に手をかざすだけで押せるため、使い勝手が良いです。

実用上地味に困るポイントを、しっかりとカバーしていて良い製品です。

+Styleからも発売されたのが大きい|製品連携で便利な仕組みづくり!

プラススタイルは、スマートホーム製品として、他に多くのデバイスを販売しており、プラススタイルアプリを使ってそれらを連携することができます。

プラススタイルスイッチは、さすがスマートホームで有名な+Styleの製品だけあって、Amazon AlexaやGoogleアシスタントから、音声操作することができます。

この操作をするためには、付属のWi-Fi接続ユニットと一緒に使うことで実現できます。

これによって、照明スイッチなどを簡単に押すことができ、例えば寝室で寝に入っている状態で、照明をオンオフをすることができるので、わざわざその場所に行かなくて済むといったことがメリットです。

というのは、今やどのスマート製品でも対応しているのですが、+Styleスイッチの良さは、他の+Styleシリーズ機器との連携で、各人の生活にあった仕組み作りができる点です。

例えば、温湿度計やスマートリモコンを使って、 湿度が60%を超えると、自動でStyleスイッチで除湿機をオンにできます。

+StyleのCO2・温湿度センサー。このデータを元に、+Styleスイッチのオンオフが可能です。

他にも、位置情報を条件に、「ある場所を離れたら/入ったら」+Styleスイッチやその他家電・デバイスをまとめて操作という仕組み作りまで可能です。

その他、+Style製品の組み合わせ次第では、様々な例があります。

公式サイトで紹介されていた仕組みづくり

+Style家電は、多くのスマートホームデバイス・スマート家電を発売しているので、その組み合わせ次第では可能性は無限大です。

アプリ上のルール設定もきめこまやかなので、スマートホーム化におすすめのメーカーです。

他のプラススタイル製品(例)

これらを組み合わせて、家電の一括操作をしたり、自動操作できちゃうんです。

SwitchBotとの比較

皆さんが気にされる部分は、やはりSwitchBotとの違いだと思いますので、簡単に整理します。

項目+StyleスイッチSwitchBotボット
外形寸法スイッチ:約35×48×40mm
Wi-Fi接続ユニット:約16×61×61mm
43×37×24mm
重量スイッチ:約34g(電池含まず)
Wi-Fi接続ユニット:約34g
42g
電源CR2電源×1本(交換可能)CR2電源×1本(交換可能)
稼働時間最大300日(1日1回使用の場合)約600日
動作環境温度:0℃~45℃ 、
湿度:10%~90%(ただし結露しないこと)
温度:0℃~55℃ 、湿度:20%~85% RH
無線方式Bluetooth 5.0 Low Energy
(最大通信距離:10m)
Wi-Fi IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz帯のみ)
※Wi-Fi接続ユニットの仕様。
スイッチ単体ではWi-Fiに負荷
BLE4.2
最大アーム稼働量約11mm
最大アーム押下力約10N8N
タッチレススイッチ反応距離本体上面より 約0~7mm
(静電気が強い環境や近くに金属等がある環境では距離は短くなります。)
アタッチメント5種類
※「ー」は情報なし

プラススタイルスイッチは、アタッチメントが付いているため、様々なタイプのスイッチを押せることが強みです。

実測で確認した限りでは、最大アームの稼働はほぼ変わらないものの、スイッチを押す断面が+Styleスイッチの方がより広いため、しっかり押せる仕様となっている印象でした。

双方、ボタンが押された状態。長さ自体はほぼ変わらない。

SwitchBotボットでは、柔らかいボタンなどを押せない欠点がありますが、+Styleスイッチであれば、5種類のアタッチメントが付属しているため、様々なタイプのボタンを押すことができます。

加えて、先述の通り、アームを押す長さや押下時間まで設定することが可能です。

一方で、プラススタイルスイッチの欠点は、本体の高さがあることです。

そのため、高さが十分に保てない場所では、スイッチボットよりも設置が難しくなると思います。

ただ、このようなボット型の製品は、高さよりもスイッチが横並びにあることに対して弊害が出ることが多いため、総合的に見ると+Styleスイッチに優位性があるかなと感じます。

このように、+Styleスイッチは、SwitchBotボットをよく研究してリリースされているものとみられ、実際に利用してみても、それと比較してメリットに感じる部分は多いです。

レビューまとめ

+Styleスイッチは、先述の通り既存の製品や使われ方をよく研究されて作られているように感じました。

さすが、スマート家電をたくさん発売している+Styleの製品だなといった印象。

豊富なアタッチメントが同梱されているのが特によく、様々なスイッチで活用できると思います。

最後に、この製品をおすすめできる人とできない人をまとめます。

おすすめできない人
おすすめできる人
  • 自宅の照明スイッチをスマート化したい方
  • スマートホーム化をしていてその範囲を拡張したい方
  • SwitchBotで押せなかった経験がある方

以上です!+Styleは様々なスマートホーム製品を発売しているため、他の製品もぜひチェックしてみてください。

Kou

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