デスクワークをしているときに、常に飲み物をそばに置いているのですが、夏場になるとドリンクが緩くなったり、水滴がデスクについたり、色々と困ることも多いです。
また、飲み物を倒してこぼさないように、ドリンクホルダーが欲しくなってきます。
この際に、便利なドリンクホルダーがあるので、ご紹介!
それが、「PORT」。IoT対応のドリンクホルダーとなっており、スマホアプリから飲料の温度調節が可能な製品です。
その特徴は、以下の通り。
- 7段階の温度設定
- 静音とハイパワーを両立
- 軽量で省電力
- ペットボトルも缶もコンビニのカップコーヒーも入る開口部
- カラー2色展開で様々なシーンに馴染むデザイン
ちょっと珍しい本製品。実際に使ってみると、デスクワークでなかなか使い勝手良いなと思ったので、レビューを通じてその魅力をご紹介します!
もくじ
PORTの外観
まずは、本体外観についてみていきます。

本体は、ファンが内蔵されているためサイズはとられるものの、全体的にミニマルなデザインです。


背面には、排気口と電源ポートがあります。
USB-C(to USB-A)ケーブルで電源投入できます。

モニターのUSBポートから給電もできたので、取り回しが良いです。
本体は、ホワイトとブラックの2色展開。
インテリアにも合わせやすく、携帯するにも好みのカラーをチョイスできます。

PORTの温度調節をするためには、スマホアプリが必要です。
設定は簡単で、アプリ「PORT」をダウンロードしたら、自動的にBluetoothによる検出がされ、接続して完了です。


これで初期セットアップは完了。かなり簡単で、難なくセットアップできると思います。
項目 | 仕様 |
---|---|
外径寸法 | 幅150mm 高さ 130 ㎜ 奥行 95 ㎜ |
容器部寸法直径 | 75 ㎜ 深さ約 108 ㎜ |
質量 | 約550g |
定格入力 | DC5V(USB給電) |
消費電力 | 最大12.5W 通常時約 10W 程度 |
操作温度 | 7段階変更可能 |
騒音値 | 500㎜ の距離で 35dB 以下 |
専用アプリ | Bluetoothによる温度操作及び 電源 on/off 操作が可能 ※Bluetoothで接続する必要があります |
充電コード | USBC to USB A のコード 0.9 m 付属 |
対応デバイス | iOS13.0以上、Andoroid9以上対応。 |
PORT レビュー
PORTを実際に利用してみました。
保冷・保温効果をチェック
PORTのメリットは、スマホアプリからドリンクの温度調節ができることです。
5℃以下・10・20・30・40・50・60℃以上の7段階の温度調整を簡単に設定できます。




利用していてちょっと気になったのは、アプリだけでなく本体にも調節ボタンがあると嬉しかったです。
PORTの性質上、常に水を付近に置いておくので、遠隔操作が必要となりそうなシーンがあまり思い浮かびません。
そのため、スマホを使わず、本体だけで手元操作できるボタンがあるといいなと思いました。
ともあれ、実際にペットボトルに入った水(キンキンに冷えたもの)を2本用意して、比較検証してみました。

この日は、室温が29度もあり、暑い日だったのでキンキンのお水を飲みたいところ。
この2つを飲み比べてみました。

コースターだと水滴が机に落ちてつきやすいですが、PORTはペットボトル本体の半分以上をカバーしてくれるので、濡れにくいです。
加えて、倒してこぼす心配もないのが良いですね。
クッキング温度計で、温度をチェックしてみました。
PORTに入れた場合

「COOL MAX」の設定で大体2時間くらい置いておきましたが、11℃あたりをキープしていて、冷たい水が飲めます。
一方で、PORTに入れていない水をチェック!
PORTに入れていない場合

実際飲んでみても、やっぱ普通に置いている状態だと、ぬるいです。。。笑
PORTに入れておいた水は、測定器で測ってみても、口にしてみても冷たくておいしかったです。
このように、確かに保冷効果を実感できました。
色々なドリンクをPORTに入れてみた
PORTはペットボトル以外にも、缶やコンビニで売っているカップコーヒーにも対応しています。
ということで、色々ドリンクを入れてみました。
まずは缶ビール。


実際飲んでみても、缶のままでもそこそこキンキンの状態をキープできるので、
ただ、高さ的に缶の上部をつまみ上げるように取り出す必要があり、滑ってこぼさないよう少し注意して取り出す必要があります。


続いて、セブンのカップコーヒーを入れてみました。
「ホットコーヒーL」のサイズを入れてみます。

これもプレモルとほぼ同様のサイズですが、紙コップは柔らかい分、こぼさないようにさらに注意して取り出す必要がありました。
ちなみに、「ホットコーヒーR」のサイズだと、取り出すのは難しいです。

PORTに入れるには、幅以外にもこの高さが重要で、缶でいうと350mlサイズでギリギリですね。
コンビニのコーヒーだと「L」サイズのものを入れる使い道となりそうです。
静音性が高くデスク利用時にも気にならない
PORTは、静音性が高いです。
ファンを内蔵しており、背面に排気口を搭載している見た目のため、騒音が結構心配だったのですが、MacBookのファンの音とそこまで変わらず、静音性が高いと言えるレベルです。


なので、デスクの上において利用していても、あまり気になりませんでした。
おわりに
PORTは、スマホで温度調節できる面白いドリンクホルダーで、確かに保冷・保温効果を実感できました。
加えて、ドリンクホルダーでもあるので、飲み物を倒してこぼしたりする心配もありません。
ドリンクのサイズ次第な部分もありますが、簡易的な設置・設定で上記のことができるのがなかなか嬉しい製品。
デスクワークの際におすすめなので、ぜひ検討されてみてください!
PORT レビュー
PORTは、スマホアプリの温度調節で保冷・保温ができるドリンクホルダー。実際に使ってみて確かに保冷・保温ができて夏場や冬場に最適。USBバスパワー給電できるので、デスク周りやアウトドアで利用できる。温度調節にスマホが必要になること、カップによっては取り出しにくいネックはあるが、飲料がこぼれにくく、あると便利な製品。
メリット
デメリット